【コース分析】東京芝2000m_プリンシパルS、フローラS

ペース傾向

クラス ペース差
平均(※1)
逃げ切り
ペース差
平均(※2)
未勝利 0.81 1.40
500万下 -0.21 -0.41
1000万下 0.00 0.56
1600万下 -0.99 0.25
OP・重賞 -1.97 -2.23

(※1)ペース差平均:逃げ馬が残り3Fを通過した平均です。1000万下平均を±0秒とし、マイナスならそれより速く、プラスなら遅いということになります。
(※2)逃げ切りペース差平均:逃げた馬がそのまま勝ったときのペース差の平均です。
※経年による誤差を1000万下平均を±0として修正済み

500万下がやや速くなる傾向にあり、
1000万下からはだいたい1秒ずつペースが速くなります。
OP・重賞の平均ペースが約-2秒というのは
かなり速いペースのように思えます。
1600万下では、スローにならないとなかなか逃げきれません。

 

脚質傾向

※以下、データはすべて2013年以降が対象

クラス別

3歳未勝利
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 14-6-3-48/71 19.70% 28.20% 32.40%
平地・先行 20-30-22-157/229 8.70% 21.80% 31.40%
平地・中団 26-27-26-297/376 6.90% 14.10% 21.00%
平地・後方 7-4-14-263/288 2.40% 3.80% 8.70%
平地・マクリ 0-1-1-5/7 0.00% 14.30% 28.60%
3上・4上500万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 7-9-5-45/66 10.60% 24.20% 31.80%
平地・先行 26-22-24-162/234 11.10% 20.50% 30.80%
平地・中団 18-23-22-169/232 7.80% 17.70% 27.20%
平地・後方 12-9-12-170/203 5.90% 10.30% 16.30%
平地・マクリ 1-1-1-3/6 16.70% 33.30% 50.00%
3上・4上1000万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 14-15-12-48/89 15.70% 32.60% 46.10%
平地・先行 41-32-35-167/275 14.90% 26.50% 39.30%
平地・中団 16-22-26-206/270 5.90% 14.10% 23.70%
平地・後方 14-15-12-184/225 6.20% 12.90% 18.20%
平地・マクリ 1-0-0-7/8 12.50% 12.50% 12.50%
3上・4上1600万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 7-2-3-42/54 13.00% 16.70% 22.20%
平地・先行 17-16-18-123/174 9.80% 19.00% 29.30%
平地・中団 22-22-18-165/227 9.70% 19.40% 27.30%
平地・後方 5-11-11-152/179 2.80% 8.90% 15.10%
平地・マクリ 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00%
3上・4上OP・重賞
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 8-5-5-20/38 21.10% 34.20% 47.40%
平地・先行 11-10-10-97/128 8.60% 16.40% 24.20%
平地・中団 15-15-15-144/189 7.90% 15.90% 23.80%
平地・後方 3-7-7-126/143 2.10% 7.00% 11.90%
平地・マクリ 0-0-0-2/2 0.00% 0.00% 0.00%

 

ペース傾向のところでみたように、相対的に500万下のペースが速く
平均が1000万下より速くなります。
脚質傾向にもそれが現れていて、500万下で逃げ馬の成績はあまりよろしくありません。
全体的にクラスによって逃げの成功率がばらばらで、
馬券を買う前にこのページを一応チェックしたほうがよいかもしれません。

 

馬場別

良馬場
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 28-24-20-136/208 13.50% 25.00% 34.60%
平地・先行 78-70-68-461/677 11.50% 21.90% 31.90%
平地・中団 59-72-68-576/775 7.60% 16.90% 25.70%
平地・後方 32-31-40-522/625 5.10% 10.10% 16.50%
平地・マクリ 2-0-2-10/14 14.30% 14.30% 28.60%
良馬場以外
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 8-7-5-19/39 20.50% 38.50% 51.30%
平地・先行 17-10-19-88/134 12.70% 20.10% 34.30%
平地・中団 12-10-13-108/143 8.40% 15.40% 24.50%
平地・後方 2-11-2-110/125 1.60% 10.40% 12.00%
平地・マクリ 0-1-0-3/4 0.00% 25.00% 25.00%

 

馬場が渋ると逃げ馬が残せる傾向にあります。
一方で追い込みはかなり厳しくなります。
馬場が悪いとしまいの脚色に差が出ず、
長い直線でギアをあげても限界があるのではないかと推測します。
良馬場以外での逃げ馬の複勝率は50%をこえるので
3連系の馬券では逃げ馬をヒモで入れておくべきでしょう。

 

コース区分別

Aコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 27-15-16-114/172 15.70% 24.40% 33.70%
平地・先行 55-71-52-380/558 9.90% 22.60% 31.90%
平地・中団 56-50-62-550/718 7.80% 14.80% 23.40%
平地・後方 24-26-29-470/549 4.40% 9.10% 14.40%
平地・マクリ 1-1-4-14/20 5.00% 10.00% 30.00%
Bコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 21-17-16-103/157 13.40% 24.20% 34.40%
平地・先行 63-60-52-359/534 11.80% 23.00% 32.80%
平地・中団 48-52-54-442/596 8.10% 16.80% 25.80%
平地・後方 20-23-30-430/503 4.00% 8.50% 14.50%
平地・マクリ 1-1-1-5/8 12.50% 25.00% 37.50%
Cコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 16-14-8-65/103 15.50% 29.10% 36.90%
平地・先行 44-32-39-222/337 13.10% 22.60% 34.10%
平地・中団 29-38-29-336/432 6.70% 15.50% 22.20%
平地・後方 11-14-22-327/374 2.90% 6.70% 12.60%
平地・マクリ 0-1-0-6/7 0.00% 14.30% 14.30%
Dコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 17-12-2-56/87 19.50% 33.30% 35.60%
平地・先行 29-31-26-178/264 11.00% 22.70% 32.60%
平地・中団 25-27-36-217/305 8.20% 17.00% 28.90%
平地・後方 7-9-13-222/251 2.80% 6.40% 11.60%
平地・マクリ 2-1-3-5/11 18.20% 27.30% 54.50%

 

Dコースで逃げ馬の成績があがります。
A~Cコースではそれほど差はありません。

 

枠別成績

全条件
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 67-52-50-408/577 11.60% 20.60% 29.30%
2枠 46-39-51-473/609 7.60% 14.00% 22.30%
3枠 52-58-61-488/659 7.90% 16.70% 25.90%
4枠 65-61-51-523/700 9.30% 18.00% 25.30%
5枠 63-77-59-555/754 8.40% 18.60% 26.40%
6枠 72-61-72-615/820 8.80% 16.20% 25.00%
7枠 62-72-67-709/910 6.80% 14.70% 22.10%
8枠 69-75-83-731/958 7.20% 15.00% 23.70%
良馬場
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 52-39-43-357/491 10.60% 18.50% 27.30%
2枠 38-37-39-406/520 7.30% 14.40% 21.90%
3枠 46-50-47-425/568 8.10% 16.90% 25.20%
4枠 55-56-44-444/599 9.20% 18.50% 25.90%
5枠 56-62-52-473/643 8.70% 18.40% 26.40%
6枠 59-49-65-526/699 8.40% 15.50% 24.70%
7枠 55-63-57-600/775 7.10% 15.20% 22.60%
8枠 60-64-72-621/817 7.30% 15.20% 24.00%
良馬場以外
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 15-13-7-51/86 17.40% 32.60% 40.70%
2枠 8-2-12-67/89 9.00% 11.20% 24.70%
3枠 6-8-14-63/91 6.60% 15.40% 30.80%
4枠 10-5-7-79/101 9.90% 14.90% 21.80%
5枠 7-15-7-82/111 6.30% 19.80% 26.10%
6枠 13-12-7-89/121 10.70% 20.70% 26.40%
7枠 7-9-10-109/135 5.20% 11.90% 19.30%
8枠 9-11-11-110/141 6.40% 14.20% 22.00%

 

内の枠ほど有利に見えます。
また、良馬場以外で1枠の馬の勝率が異様に高いです。
先ほど馬場が渋ると逃げ馬の勝率が高くなりましたが、
雨の1枠の逃げ馬は激アツ条件といえるでしょう。

 

騎手別成績(2022年以降)

騎手 着別度数 勝率 連率 複率 単回値 複回値 昨年順位
ルメール 31-13-10-22/76 40.80% 57.90% 71.10% 96 85 1
川田将雅 5-8-4-9/26 19.20% 50.00% 65.40% 43 99 2
戸崎圭太 15-8-12-44/79 19.00% 29.10% 44.30% 75 84 3
横山武史 12-8-7-43/70 17.10% 28.60% 38.60% 141 86 6
マーカン 3-1-1-13/18 16.70% 22.20% 27.80% 136 86 69
北村宏司 7-3-7-29/46 15.20% 21.70% 37.00% 66 121 66
モレイラ 2-3-0-12/17 11.80% 29.40% 29.40% 25 35 34
坂井瑠星 2-4-0-13/19 10.50% 31.60% 31.60% 68 50 4
菅原明良 6-4-1-51/62 9.70% 16.10% 17.70% 111 38 14
田辺裕信 5-7-7-43/62 8.10% 19.40% 30.60% 62 84 24
M.デム 3-5-6-25/39 7.70% 20.50% 35.90% 62 84 23
横山和生 3-2-5-29/39 7.70% 12.80% 25.60% 88 73 16
津村明秀 3-5-4-31/43 7.00% 18.60% 27.90% 45 70 22
岩田望来 1-2-4-8/15 6.70% 20.00% 46.70% 24 147 8
柴田大知 3-0-2-43/48 6.30% 6.30% 10.40% 40 82 86
レーン 1-5-5-5/16 6.30% 37.50% 68.80% 28 104 119
佐々木大 1-0-0-17/18 5.60% 5.60% 5.60% 20 8 11
石川裕紀 3-3-5-44/55 5.50% 10.90% 20.00% 185 73 30
松山弘平 1-2-0-18/21 4.80% 14.30% 14.30% 15 73 5
石橋脩 1-0-1-19/21 4.80% 4.80% 9.50% 11 10 49
三浦皇成 2-4-6-31/43 4.70% 14.00% 27.90% 20 88 17
木幡巧也 2-0-3-45/50 4.00% 4.00% 10.00% 22 29 46
吉田豊 1-7-4-19/31 3.20% 25.80% 38.70% 14 98 45
大野拓弥 1-3-1-37/42 2.40% 9.50% 11.90% 40 36 40
松岡正海 0-5-3-27/35 0.00% 14.30% 22.90% 0 52 50
内田博幸 0-4-2-31/37 0.00% 10.80% 16.20% 0 39 62
永野猛蔵 0-1-3-39/43 0.00% 2.30% 9.30% 0 113 38
原優介 0-1-1-15/17 0.00% 5.90% 11.80% 0 24 42
丸田恭介 0-1-0-23/24 0.00% 4.20% 4.20% 0 5 67
野中悠太 0-0-2-23/25 0.00% 0.00% 8.00% 0 30 81

※昨年順位は2024年の勝鞍数

 

ルメール騎手の成績は異常ともいえます。
川田騎手は、連率、複率こそ高いですが、
勝ち切れておらず単勝回収値が低いです。
それでも勝率20%弱は高いほうなのですが、
高いレベルでの話とはいえ、少々気になるデータです。
北村宏司騎手の成績が高い点にも注意でしょう。

松山騎手、三浦騎手はこのコースを苦手としています。

 

OP・重賞検討

プリンシパルステークス

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 2角 3角 4角 GS
240504 -2.2 1 13 ダノンエアズロック 3 -0.1 0.8 4 4 5 102
2 6 メリオーレム 4 0.8 4 6 5 100
3 5 アスクカムオンモア 6 0.6 2 4 3 98
230506 -1.5 1 3 パクスオトマニカ 2 1.6 0.0 1 1 1 98
2 5 アヴニールドブリエ 2 0.1 4 4 2 98
3 6 フォトンブルー 1 0.5 5 5 7 99
220507 -1.8 1 8 セイウンハーデス 5 -1.6 0.3 4 5 3 99
2 4 キングズパレス 1 1.1 15 15 15 103
3 9 マイネルクリソーラ 3 0.6 6 7 7 100
210508 -2.1 1 2 バジオウ 4 -0.3 0.1 2 2 2 100
2 6 ディオスバリエンテ 2 0.4 4 4 4 100
3 14 タイソウ 7 0.2 3 3 2 96
200509 -2.2 1 1 ビターエンダー 2 0.5 0.3 3 3 3 100
2 2 ポタジェ 1 0.5 5 5 5 102
3 3 ディアセオリー 4 0.2 3 3 3 96
190512 -2.2 1 4 ザダル 4 -1.4 0.5 5 6 6 105
2 2 エングレーバー 7 0.3 2 3 4 103
3 1 ヒシゲッコウ 1 1.0 12 12 11 105
180505 -1.7 1 6 コズミックフォース 4 -2.7 0.9 5 6 4 105
2 13 ブレステイキング 1 1.5 11 12 12 109
3 9 イェッツト 3 1.1 7 6 6 106
170506 -1.3 1 8 ダイワキャグニー 2 -3.9 0.8 4 4 4 100
2 1 レッドローゼス 5 1.0 6 6 6 97
3 7 ロードアルバータ 3 1.2 6 8 8 97
160507 -1.3 1 1 アジュールローズ 7 -2.3 0.5 3 3 3 99
2 5 マイネルラフレシア 7 0.7 5 5 4 98
3 12 ゼーヴィント 1 1.5 13 10 12 102
150509 -0.8 1 16 アンビシャス 1 -1.3 0.9 14 12 11 103
2 9 ケツァルテナンゴ 7 0.4 8 7 5 98
3 1 マイネルシュバリエ 10 0.0 3 2 1 94
140510 -0.9 1 9 ベルキャニオン 1 0.4 0.6 8 8 8 103
2 11 キネオペガサス 2 0.3 3 3 3 100
3 5 メイクアップ 4 0.5 6 5 5 97
130504 -1.3 1 6 サムソンズプライド 4 1.2 0.0 1 1 1 96
2 9 ミエノワンダー 2 0.3 3 3 3 98
3 8 マジェスティハーツ 1 1.0 7 8 9 100

 

平均ペース差が-0.8秒ちょいでまあまあ流れます。
このペースより速くなると後ろの馬が届き、
遅くなると前残りする傾向にあります。
ペース読みが非常に重要になります。

今年いきそうなのはジョイエッロという
Hを楽しみそうな名前の馬と、インパクトシーのみ。
どちらも溜めて逃げるタイプでスローはほぼ確定に思えます。

GS指数上位順に見ていきましょう。
トップのジェゼロは前走好時計で実質500万下は勝っているようなもの。
新馬はドスローヨーイドンを制しており、
ポジションはとれそうですし、ここも有望に思えます。
上位人気におされると思いますがさからえません。

インパクトシーはハナを切る可能性がありますが、
前走は早め先頭から上がり最速。
今回のレースのイメージにぴったりです。

レディネスは中穴。
ハイペースを先行して垂れた前走の着順はそれほど気にする必要はなく、
重賞ではどうかという気がしますが、ここなら馬券圏内はありそう。
ただ、軸にするほどの時計的根拠は薄く、あくまでヒモまででしょうか。

クラウディアイは控える競馬で惨敗しています。
ホープフル5着がありますが、勝ち馬から0.9秒離されており
時計的な部分でも評価できません。

プレシャスデイは、すでに6走しており、
最高でも500万下勝ち負け程度の時計しか出せていません。
ここで急に時計を詰める根拠に乏しいと思います。
脚質的にも割り引きが必要な気がします。消し。

GS指数としては下位の人気馬の筆頭がレイニング。
半年以上ぶりで、超ドスローの新馬を後方から差し切った新馬戦以来。
2歳11月時点でGS指数93は優秀で、
2013年以降、同じ残り3F地点からこれだけの上がりを出せた馬はいません。
また、直線の手応えもほれぼれするもので、ノーステッキの余裕こきまろ。
さんざんスロー前残りといっておきながら追い込み馬を推すのかよ
って話なのですが、モノが違うように見えました。
順調なら圧勝もありえると思います。

素直に勝つだろうと思うのはレイニングで、その次がジェゼロです。
1-2人気を買ってもしょうがないので個人的にはケンしたいです。

 

フローラステークス

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 2角 3角 4角 GS
240421 -2.1 1 8 アドマイヤベル 2 -1.6 0.8 5 6 6 100
2 3 ラヴァンダ 7 0.5 3 4 4 97
3 13 カニキュル 1 1.3 12 13 11 100
230423 -1.8 1 7 ゴールデンハインド 7 -1.0 0.0 1 1 1 102
2 2 ソーダズリング 5 0.3 3 4 4 102
3 1 ブライトジュエリー 4 0.6 6 7 7 102
220424 -1.2 1 2 エリカヴィータ 3 -0.6 0.8 4 4 4 101
2 3 パーソナルハイ 13 0.0 1 1 1 95
3 14 シンシアウィッシュ 11 0.4 2 2 2 97
210425 -2.7 1 15 クールキャット 3 0.5 0.4 4 4 4 100
2 12 スライリー 8 0.2 3 2 2 96
3 3 ユーバーレーベン 1 0.8 9 8 10 100
200426 -1.8 1 3 ウインマリリン 2 -2.8 0.4 4 4 5 95
2 7 ホウオウピースフル 2 0.4 5 4 5 95
3 16 フアナ 1 0.6 10 9 8 96
190421 -2.0 1 4 ウィクトーリア 1 -0.3 1.0 12 12 11 104
2 2 シャドウディーヴァ 2 0.7 7 8 7 103
3 9 ジョディー 12 0.0 1 1 1 97
180422 -1.6 1 4 サトノワルキューレ 1 -0.9 1.1 16 15 14 105
2 15 パイオニアバイオ 7 0.1 6 3 3 99
3 16 ノームコア 9 0.0 2 2 2 98
170423 -0.9 1 1 モズカッチャン 1 0.2 0.8 7 7 8 100
2 7 ヤマカツグレース 9 0.3 2 2 2 96
3 14 フローレスマジック 6 0.4 3 3 3 97
160424 -1.1 1 18 チェッキーノ 1 -2.7 1.5 8 8 8 100
2 11 パールコード 5 1.3 5 7 7 94
3 6 アウェイク 5 1.4 8 8 8 93
150426 -0.8 1 5 シングウィズジョイ 13 0.9 0.1 2 2 2 96
2 6 ディアマイダーリン 12 0.3 3 3 3 97
3 1 マキシマムドパリ 6 0.6 5 6 7 98
140427 -1.0 1 2 サングレアル 1 -1.8 1.2 13 13 13 101
2 5 ブランネージュ 6 0.2 3 3 3 95
3 17 マイネオーラム 4 0.9 9 11 10 97
130421 0.8 1 12 デニムアンドルビー 2 2.1 0.4 18 16 5 100
2 10 エバーブロッサム 5 0.4 11 8 5 99
3 6 ブリュネット 2 0.6 10 8 10 99

 

全体的にペースと脚質が連動しています。
古馬のOP・重賞の平均ペースが-2.0秒ですので、
ここでは最低でも-1.5秒より速ければハイペースと考えます。
比較的、スローになりがちなレースと考えてよさそうです。
ほとんどの馬がこのあと2400mを目指す3歳馬たちのレースですから
ある程度、脚をためる競馬を覚えさせる意味でも
道中、控える傾向になるであろうことは想像に易いです。

馬場が渋ると前の馬が残せるコースですが、
2014年以降は、時計の出る馬場となっており
それでもこれだけ前の馬が残しているとなると
やはりペースに起因しているとみるべきでしょう。
ペース読みが重要となるレースです。

今年いきそうなのは

ロートホルン(ハイペース逃げ)
ルクスジニア(どちらかというとおさえ気味)

番手あたりの候補はエンジェルブリーズ、タイセイプランセスの2頭が
条件戦でポジションをとるけいばをしています。
ティラトーレはハイペースでもついていく傾向にあり、
隊列としてはロートホルンが出していき、
ティラトーレとルクスジニアが追走、
という形になるかと思います。
このメンバー構成だと、極端に馬群全体が速くなるとは考えられず
ロートホルンは前走逃げて7着と結果が出ておらず
未勝利を勝ったときのように少しおさえ気味になるのではないかと推測します。
今年も、前残りは注意する必要がありそうです。

 

1人気になりそうなのはヴァルキリーバース。
前走、同じ舞台のフリージオ賞を快勝して駒を進めてきました。

●3歳東京芝2000m勝ち馬比較(2013年以降)

年月日 馬名 GS 3F N
200222 1 サトノフウジン 86 85.3 36.5
150516 1 キャンベルジュニア 101 86.0 34.8
230218 1 ホウオウビスケッツ 99 86.3 34.8 17 6
210220 1 レインフロムヘヴン 92 86.3 35.6
180512 1 レイエンダ 105 86.5 34.2
130511 1 ラシーマ 98 86.6 34.9
150222 1 キタサンブラック 100 86.6 34.7 3 14 1
160220 1 マイネルハニー 92 86.7 35.4 16
160514 1 マサノヒロイン 101 86.8 34.6
130216 1 ヘルデンテノール 100 86.8 34.6
190216 1 アトミックフォース 109 87.3 33.5
140517 1 ネオリアリズム 102 87.4 34.1
250222 1 ヴァルキリーバース 98 87.4 34.5
240217 1 マーシャルポイント 96 87.5 34.7
200517 1 グレイトオーサー 99 87.9 34.3
190511 1 ヴァンランディ 106 87.9 33.6
220219 1 ジャスティンスカイ 99 88.1 34.2
180217 1 ギベオン 103 88.1 33.8 2
210515 1 エクランドール 96 88.2 34.5
170513 1 ウインガナドル 96 88.2 34.5 16
170218 1 トリコロールブルー 99 88.3 34.1 15
140223 1 ヴォルシェーブ 107 88.4 33.4 11

 

正直、時計としては平凡と言わざるをえません。
確かにしまい若干流しているようにも見えますが、
それで詰まった時計を考えてもそこまでのパフォーマンスとは思えませんでした。
やや危険な人気馬に思えます。

人気上位になりそうなブラックルビーも時計的な裏付けがありません。

ゴーソーファーもここまでの時計は厳しいですが、
前走フラワーカップは直線で不利を受けての3着で、
勝ち馬とはだいぶ差をつけられましたが、
巻き返しは十分考えられると思います。
極端なスローにならなければ、しまい伸びてくると思います。
人気上位3頭ではこの馬が一番買いたいなと思わせました。

エストゥペンダはフェアリーS、クイーンSを続けて3着で時計も優秀です。
ただ、ハイペースで展開が向いたことも事実です。
さらに不安なのは鞍上があまりこのコースを得意としていない点でしょうか。

ルクスジニアは前残り候補になりそうなので、
軸にはしませんがヒモにはいれます。

エンジェルブリーズもまた前残り候補でしょう。
当ブログの次走注意馬でもあります。詳しくはリンク先にて。
オッズもそこそこつきそうです。
私が最も信頼する横山典弘騎手がまたがるのも心強いです。

結論。エンジェルブリーズ、ルクスジニア、ゴーソーファーを
評価の上位3頭とします。

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました