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【展望】20230528_日本ダービー

2023年5月26日 / 展望

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
220529 -2.6 1 13 ドウデュース 2 -2.7 1.5 13 14 14 14 129
2 18 イクイノックス 1 1.6 16 16 16 14 129
3 3 アスクビクターモア 8 0.2 2 2 2 2 126
210530 -3.1 1 10 シャフリヤール 1 -1.4 0.5 7 7 11 9 118
2 1 エフフォーリア 1 0.5 3 4 9 9 118
3 11 ステラヴェローチェ 1 0.7 13 14 13 12 116
200531 -2.5 1 5 コントレイル 1 -0.6 0.3 3 3 5 4 108
2 12 サリオス 2 0.7 10 10 10 11 103
3 6 ヴェルトライゼンデ 8 0.4 5 5 7 7 100
190526 -2.8 1 1 ロジャーバローズ 11 -3.5 0.8 2 2 2 2 120
2 7 ダノンキングリー 7 1.4 5 5 5 3 120
3 13 ヴェロックス 3 2.0 7 7 7 8 116
180527 -2.3 1 17 ワグネリアン 6 -1.6 0.3 4 5 6 4 115
2 12 エポカドーロ 11 0.0 1 1 1 1 114
3 7 コズミックフォース 11 0.1 4 3 2 2 113
170528 -1.7 1 12 レイデオロ 8 2.1 0.0 13 14 2 2 88
2 4 スワーヴリチャード 3 0.4 7 7 7 5 87
3 18 アドミラブル 1 0.8 15 17 13 12 85
160529 -1.9 1 3 マカヒキ 2 -1.1 0.9 7 8 8 8 115
2 8 サトノダイヤモンド 4 0.8 7 7 6 7 115
3 1 ディーマジェスティ 2 1.0 9 10 8 10 114
150531 -1.6 1 14 ドゥラメンテ 2 -2.5 0.7 8 8 8 7 126
2 1 サトノラーゼン 5 0.7 8 9 9 7 123
3 11 サトノクラウン 1 1.1 14 14 14 13 123
140601 -1.6 1 2 ワンアンドオンリー 2 -0.9 0.4 5 5 6 5 112
2 13 イスラボニータ 6 0.2 3 3 3 2 111
3 3 マイネルフロスト 4 0.5 7 9 7 6 109
130526 -1.8 1 1 キズナ 1 -1.9 1.7 16 15 14 14 113
2 9 エピファネイア 3 1.4 9 9 10 10 112
3 3 アポロソニック 14 0.0 1 1 2 1 110

 

かつてはダービーポジションなんて言葉がありましたが、

傾向としては、差し・追い込みが優勢です。

前目の馬としてはペースの速かった2019年にロジャーバローズが

(この馬は現役を続けていたら相当強かったと思うのですが)

番手から後続をしのいで勝ち切っています。

この馬は例外として、2020年にコントレイルが

先行から抜け出していますが、時計としては平凡でした。

2018年のワグネリアンは、ペースがまずまずゆるかったことと

後方待機の馬がそれほど強くなかったことが勝因でしょう。

前からも後ろからも、脚質に強くとらわれる必要はないと思います。

大事なのは今年のメンバー構成と展開だと思います。

 

ペースはミドルか

例によって、出走馬の脚質を見てみましょう。

 

▼逃げ・番手
ベラジオオペラ
パクスオトマニカ
ドゥラエレーデ

 

▼先行
ホウオウビスケッツ
トップナイフ
ショウナンバシット
フリームファクシ
グリューネグリーン
タスティエーラ
シーズンリッチ
サトノグランツ

 

▼中団以降
スキルヴィング
ソールオリエンス
メタルスピード
シャザーン
ハーツコンチェルト
ファントムシーフ
ノッキングポイント

 

ペースのカギを握るのはパクスオトマニカだと思っていて、

前走スローに落としてどうにか出走にこぎつけました。

ただ、今年は前目につけそうな馬が内枠に固まっており、

8枠からハナを切るのは厳しいんじゃないかと思います。

それはドゥラエレーデも同様で、この2頭は

前にいったとしても3番手以降あたりに落ち着きそうです。

となると、ベラジオオペラ、トップナイフ、ホウオウビスケッツあたりが

押し出されて逃げる展開になると予想します。

このメンバーだと、前はそれほど速くならないのではないかと思います。

となると、中団より前の馬が狙いたくなります。

特に今年の3歳牡馬は低レベルで、展開のアヤをくつがえすほどの

文句なしに強い馬というのは現状見当たらないと思っています。

 

ステップレースの評価

各馬の前走を振り返ってみましょう。

 

▼皐月賞

一言でいうと低レベルで、勝ったソールオリエンスのパフォーマンスは

2017年のサートゥルナーリアと比較すると

ソール:84.8-35.4

サートゥル:84.8-34.5

で上がりだけで1秒近く遅い内容でした。

皐月賞からダービーまでの間の、皐月賞馬の最強感は

ときとして能力をこえることがあり、

もちろん似たようなメンバーで勝ち切っているのですから

馬券的にぶった斬るにはいたりませんが、盤石の1人気とは思えません。

 

低レベルではありながら、ペースはそこそこ速く

2013年以降3番目のハイペースとなりました。

2着タスティエーラは上位馬の中では、

位置取り的に厳しい競馬を強いられており、

個人的にはこちらのほうがおもしろいと思っています。

 

▼青葉賞

青葉賞比較で、レベルとしては中くらいでした。

上位馬は、これだけ楽をしてこの上がりだと

少し厳しいかなという気がしています。

ダービーと同じ舞台ですが、本番ではさらにさらに

パフォーマンスをあげてくる必要があります

 

▼京都新聞杯

ドスロの低レベルレースでした。

勝ったサトノグランツは、3連勝の内容がすべてスローで

展開も味方した部分があったように思えます。

 

▼プリンシパルS

ドスロー前残りでした。

 

▼毎日杯

ペースが速く、シーズンリッチにとっては

楽なレースとは言い切れませんでした。

勝負所で動きづらい場面もあり、実際の能力はもう少し上でしょう。

ただ、積極的に買いたいかというと微妙です。

 

まとめ

皐月賞非出走組のステップレースがのきなみ低レベルで

皐月賞組から入っていいのではないかと思います。

自分が検討した内容と、自分の心に素直に従うなら

タスティエーラを軸にするのが自然かなと思っています。

 

あえて狙っていくなら、スローの皐月賞で展開のむかなかったベラジオオペラを

見直す手もあるかと思います。スプリングSは内容が優秀でした。

今回、枠もよくペースがあがらなければチャンスはありそう。

 

もう1頭、いや2頭あきらめきれない馬がいて

1頭は皐月賞惨敗のホウオウビスケッツです。

前走は控える形になってしまい、本領を発揮できませんでした。

今回は絶好枠を引き、スプリングSでみせた先行力がいかせるかもしれません。

あともう1頭は、パクスオトマニカ。

この馬はオッズもつくでしょうし、ほかの馬券と関係なく単勝を小額仕込みます。

 

ソールオリエンス、ファントムシーフ、メタルスピードは

ヒモとしておさえますが今回本命にすえる予定はありません。

青葉賞など、トライアル組は大胆に全切りします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【展望】20230506_プリンシパルステークス

2023年5月6日 / 展望

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 2角 3角 4角 GS
220507 -1.8 1 8 セイウンハーデス 5 -1.6 0.3 4 5 3 109
2 4 キングズパレス 1 1.1 15 15 15 108
3 9 マイネルクリソーラ 3 0.6 6 7 7 108
210508 -2.1 1 2 バジオウ 4 -0.3 0.1 2 2 2 103
2 6 ディオスバリエンテ 2 0.4 4 4 4 101
3 14 タイソウ 7 0.2 3 3 2 98
200509 -2.2 1 1 ビターエンダー 2 0.5 0.3 3 3 3 97
2 2 ポタジェ 1 0.5 5 5 5 97
3 3 ディアセオリー 4 0.2 3 3 3 93
190512 -2.2 1 4 ザダル 4 -1.4 0.5 5 6 6 112
2 2 エングレーバー 7 0.3 2 3 4 112
3 1 ヒシゲッコウ 1 1.0 12 12 11 109
180505 -1.7 1 6 コズミックフォース 4 -2.7 0.9 5 6 4 118
2 13 ブレステイキング 1 1.5 11 12 12 118
3 9 イェッツト 3 1.1 7 6 6 118
170506 -1.3 1 8 ダイワキャグニー 2 -3.9 0.8 4 4 4 121
2 1 レッドローゼス 5 1.0 6 6 6 117
3 7 ロードアルバータ 3 1.2 6 8 8 116
160507 -1.3 1 1 アジュールローズ 7 -2.3 0.5 3 3 3 112
2 5 マイネルラフレシア 7 0.7 5 5 4 110
3 12 ゼーヴィント 1 1.5 13 10 12 109
150509 -0.8 1 16 アンビシャス 1 -1.3 0.9 14 12 11 107
2 9 ケツァルテナンゴ 7 0.4 8 7 5 105
3 1 マイネルシュバリエ 10 0.0 3 2 1 104
140510 -0.9 1 9 ベルキャニオン 1 0.4 0.6 8 8 8 98
2 11 キネオペガサス 2 0.3 3 3 3 97
3 5 メイクアップ 4 0.5 6 5 5 93
130504 -1.3 1 6 サムソンズプライド 4 1.2 0.0 1 1 1 90
2 9 ミエノワンダー 2 0.3 3 3 3 90
3 8 マジェスティハーツ 1 1.0 7 8 9 88

 

前目の馬が若干有利に見えますが、

ハイペースにでもならない限り、

前にいてもギアチェンして速い上がりを使う必要があります。

(これはどのコースでも同じだと思いますが)

 

SSが日本に入ってくる前、昭和の競馬なら

スローなら前、ハイなら後ろ、という法則も成り立ったかもしれませんが

今はスローに落とすと、さほど位置取りに差のない場所から

一気にエンジンをふかし上げて上がりだけで押し切る馬が珍しくありません。

 

それをふまえて、今回とりあげたいのはパクスオトマニカ。

この馬はクラシックを1つとると思っていたのですが、

前走スプリングステークスはまさかの控える競馬で5着。

 

今回、少頭数でいく馬がおらず、この馬がハナを切るのはそう難しくありません。

あとは陣営の考え方なのですが、鞍上の田辺騎手は前走の敗因が

位置取りの問題だと思っておらず、控えること自体は作戦通り、

というようなことをいっていました。

今回も、陣営的には控える競馬をしそうで、

おそらくハナにはこだわらないのではないかと思います。

 

この馬の持ち味は、ほかの馬に関係なくスピードで押し切るところだと思っていて

控える競馬、あるいはスローで逃げる競馬だと味が出ないと思います。

今回、また同じような展開になりそうで、しかもオッズは全然おいしくありません。

 

2着以下:ほらみたことか

1着:ダービーの楽しみが増える

 

ということで、馬券を買って楽しむレースではないと思います。

ケンします。

 

 

【展望】20230506_京都新聞杯

2023年5月4日 / 展望

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
200509 -1.9 1 6 ディープボンド 2 -2.8 0.8 5 5 6 6 113
2 11 マンオブスピリット 1 1.1 9 10 9 8 113
3 10 ファルコニア 4 0.5 8 7 4 4 110
190504 -1.8 1 12 レッドジェニアル 1 -1.9 0.6 8 8 9 9 112
2 3 ロジャーバローズ 3 0.0 1 1 1 1 112
3 6 サトノソロモン 3 0.4 4 3 7 7 108
180505 -1.4 1 13 ステイフーリッシュ 7 -2.4 0.0 2 2 2 2 125
2 8 アドマイヤアルバ 5 0.6 11 11 10 5 122
3 15 シャルドネゴールド 1 1.0 13 13 13 12 122
170506 -1.4 1 11 プラチナムバレット 1 1.7 1.1 7 7 7 9 83
2 3 サトノクロニクル 5 0.7 4 4 4 3 83
3 2 ダノンディスタンス 8 0.5 2 2 2 2 83
160507 -1.3 1 2 スマートオーディン 1 -0.8 0.7 13 13 12 9 110
2 11 アグネスフォルテ 4 0.1 2 2 2 2 109
3 9 ロイカバード 3 0.5 9 9 8 7 107
150509 -1.9 1 4 サトノラーゼン 4 -2.0 0.4 5 4 5 5 117
2 2 ポルトドートウィユ 3 0.7 9 9 8 7 116
3 15 アルバートドック 2 0.9 10 10 10 10 116
140510 -2.2 1 3 ハギノハイブリッド 2 -3.4 1.5 10 11 10 9 117
2 11 サウンズオブアース 6 1.1 10 9 9 7 115
3 5 ガリバルディ 1 1.9 16 15 17 14 115
130504 -1.3 1 5 キズナ 1 -2.5 1.4 16 16 15 13 113
2 8 ペプチドアマゾン 5 0.7 3 3 3 3 111
3 12 ジャイアントリープ 3 1.0 10 10 10 5 109

 

例年、馬場がよいのですが、脚質的には逃げ馬が苦戦しています。

2013年以降、逃げて連対したのは2019年に次走ダービーを勝つロジャーバローズのみ。

ペースによらず、差し、追い込み、マクリなど

少なくとも2コーナー通過までは我慢した馬が多く馬券にからんでいます。

それでも、先行馬も1頭はからんでくるので、

脚質でばっさり切るわけにはいきませんが、

基本的には中団以降の馬が軸でよいのではないかと思います。

 

今年の隊列は

今年の登録馬の脚質を見てみましょう。

 

▼逃げ・番手
リビアングラス

 

▼先行
サトノグランツ
シェイクユアハート
ディープマインド
ドットクルー
マキシ
マコトヴェリーキー
ローレルキャニオン

 

▼中団以降
アスクドゥポルテ
オメガリッチマン
ダノントルネード
トーホウレーゲン
ファームツエンティ
マイネルラウレア

 

おそらくリビアングラスが出していって、

マコトヴェリーキーが追走、という形になると思うのですが、

どちらもデビューから中距離志向で、

ハイペースでとばしていく感じはしません。

その他にも、極端に距離延長してくる馬はいませんし、

そこまで前が速くならないのではないかと思います。

 

となると、マクってくる馬が非常に気になります。

ただ、後方から先頭までまくるには、向こう正面途中からの上り坂で

スピードアップをすることになり、現実的ではありません。

実際、過去にそのような競馬で馬券になった馬はおらず

道中ポジションをおしあげるにしても、5頭かわすのが限界でしょう。

ローカルのように一気に向こう正面でマクりあげてくるイメージではなく、

3角手前の下り坂を利して、残り4Fでスパートをかけるようなイメージです。

今年の登録馬の中に、マクったことがあるだけなら何頭もいますが

それが最低限500万下で成功した馬は皆無です。

素直に先行集団にいい馬がいれば、抜け出せるんじゃないかと思います。

 

1人気になりそうですが、サトノグランツは

前走と同じだけ走れば好位から伸びてきそうです。

十分頭で考えられるだけに、

ちょっとこのレースは手を出したくないかなという印象です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【展望】20230507_NHKマイルカップ

2023年5月4日 / 展望

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 3角 4角 GS
220508 -1.4 1 18 ダノンスコーピオン 4 -2.0 0.6 7 6 112
2 1 マテンロウオリオン 1 1.4 17 16 112
3 10 カワキタレブリー 2 1.2 15 14 111
210509 -1.7 1 15 シュネルマイスター 2 -2.3 0.7 9 9 116
2 10 ソングライン 3 0.4 6 7 116
3 8 グレナディアガーズ 10 0.1 3 2 111
200510 -1.7 1 11 ラウダシオン 4 -1.2 0.1 2 2 107
2 3 レシステンシア 9 0.0 1 1 105
3 6 ギルデッドミラー 3 0.6 6 5 104
190505 -1.4 1 17 アドマイヤマーズ 4 -1.6 0.7 6 7 111
2 18 ケイデンスコール 1 1.1 12 14 110
3 10 カテドラル 2 1.0 12 11 110
180506 -1.4 1 11 ケイアイノーテック 1 -1.4 1.1 17 15 107
2 9 ギベオン 5 0.3 5 4 107
3 17 レッドヴェイロン 3 0.7 11 12 107
170507 -1.0 1 16 アエロリット 3 -1.7 0.1 2 2 116
2 14 リエノテソーロ 1 0.6 9 9 114
3 6 ボンセルヴィーソ 12 0.0 1 1 110
160508 -1.0 1 4 メジャーエンブレム 11 -1.9 0.0 1 1 111
2 5 ロードクエスト 1 1.4 16 16 110
3 18 レインボーライン 6 0.8 9 9 110
150510 -0.6 1 7 クラリティスカイ 3 -0.6 0.3 5 5 108
2 9 アルビアーノ 10 0.0 2 2 106
3 12 ミュゼスルタン 1 0.6 11 9 106
140511 -0.7 1 10 ミッキーアイル 13 -1.4 0.0 1 1 110
2 2 タガノブルグ 3 0.9 13 7 110
3 1 キングズオブザサン 2 1.1 13 11 110
130505 -1.0 1 8 マイネルホウオウ 2 -1.8 1.2 16 14 112
2 17 インパルスヒーロー 3 1.0 12 10 112
3 12 フラムドグロワール 8 0.4 3 4 111

 

ペースはほぼ一定で、古馬1000万下と比較して

残り3F地点をだいたい平均して-1.6秒で通過しています。

平均より速くなった2021年でも

4角2番手のグレナディアガーズが3着に残しており、

一方で平均より遅くなった2018年には3角でほぼ最後方の

ケイアイノーテックが直線でゴボウ抜きしています。

脚質から絞るより、馬の能力を見極めたほうがよさそうです。

また、枠についても内から外までまんべんなくきており、

そういう意味のまぎれは期待しないほうがよさそうです。

 

前走クラシック出走馬の取捨

NHKマイルカップというと、かつてはマル外ダービーともいわれましたが

どうしてもクラシックでワンパンチ足りない馬たちが出てくるレース、

という印象が強くなってしまいました。

 

以下は、2013年以降、皐月賞、桜花賞からNHKマイルカップに歩を進めた馬の成績です。

 

桜花賞(2,2,0,12)

皐月賞(2,1,1,10)

 

馬券になった馬たちは、そのほとんどが桜花賞や皐月賞で掲示板に入っていました。

今年は桜花賞と皐月賞からそれぞれ1頭ずつ登録しています。

 

まず桜花賞7着のシングザットソング。

今年の桜花賞はハイレベルでペースも前にいる馬には厳しい内容でした。

そこそこ前にいたこの馬にとっては展開が向いたとはいえず、

ハイレベルだったことも考慮すると例年なら掲示板圏内でも

おかしくない内容だったといえます。要注意の1頭でしょう。

 

皐月賞からはダノンタッチダウンが登録しています。

ひとまず皐月賞の内容は論外でした。

2歳時は、デイリー杯2歳2着、朝日杯FS2着の実績が光ります。

ただ、デイリー杯はハイペースで逃げるオールパルフェをとらえきれず、

朝日杯FSは展開が向いてようやく2着ですし、レースレベルに疑問があります。

何より、前走の大敗の理由を陣営は「道悪」でまとめていますが、

道悪だったのはどの馬も同じです。

そして、道悪というほど時計が出ない馬場でもありませんでした。

どちらかというと、シングザットのほうがおもしろいかなと思いました。

 

ステップレースの評価は

主要なステップレースについてみていきましょう。

まず、主要なステップレースのレベルとペースです。

 

レース名 レベル ペース
アーリントン 2位/11R 1位/11R
NZT 4位/11R 1位/11R
ファルコン 5位/10R 6位/10R

 

今年はアーリントンカップがハイレベルで、

アーリントン、NZTともに2013年以降最もハイペースでした。

ファルコンに関しては、レベル、ペースともに平凡です。

 

▼アーリントンC

今年のアーリントンカップは非常にハイレベルで、

上位馬がそろってこちらにまわってくるので注目です。

ここから勝ち馬が出てもなんら不思議ではありません。

 

●アーリントンカップ経由の馬のNHKマイルカップ位置取り

日付 馬名 着順 3角 4角 前着 前3角 前4角
220508 ダノンスコーピオン 1 7 6 1 10 10
140511 ミッキーアイル 1 1 1 1 1 1
220508 カワキタレブリー 3 15 14 11 3 3
200510 ギルデッドミラー 3 6 5 2 6 4
190505 カテドラル 3 12 11 2 17 16
180506 レッドヴェイロン 3 11 12 3 11 12
210509 リッケンバッカー 4 15 16 2 6 7
200510 タイセイビジョン 4 3 3 1 11 9
170507 レッドアンシェル 4 10 10 2 11 10
220508 キングエルメス 6 3 3 3 3 4
190505 ヴァルディゼール 6 9 11 8 6 7
180506 パクスアメリカーナ 6 9 9 2 8 7
180506 ダノンスマッシュ 7 2 2 5 2 3
190505 トオヤリトセイト 8 6 5 3 16 11
210509 ホウオウアマゾン 9 2 2 1 2 2
200510 ボンオムトゥック 9 6 5 4 7 7
220508 タイセイディバイン 10 5 4 2 6 4
210509 ピクシーナイト 12 1 1 4 1 1
180506 タワーオブロンドン 12 11 12 1 9 9
170507 キョウヘイ 14 16 16 7 12 10
210509 レイモンドバローズ 15 17 17 3 4 4
200510 プリンスリターン 15 3 5 3 2 1
190505 イベリス 16 1 1 1 1 1
210509 グレイイングリーン 17 3 2 17 8 7
190505 ロードグラディオ 18 15 14 7 4 3

 

逃げ馬も差し馬も脚質的にはまんべんなく馬券になっており、

今年は勝ち馬が差し、2-4着が先行馬でしたが気にすることはないと思います。

こちらの記事にも書いた通り、今年はペースが速く、

確かに1頭大逃げを打って番手は1秒前後離れていたのですが

それを差し引いても2013年以降、2番目に速いペースです。

しかも馬場の内が悪く、いく馬にとってはかなり厳しいレースだったといえます。

オオバンブルマイは、直線で外のいいところを通れた恩恵はありますが、

そこをきっちり差し切ったのですから一応の評価は必要です。

ただ、NHKマイルで買うとなると別の馬に目がいきます。

2着~4着は直線で外を通った順番で

頭、クビ、3/4差ですから差のない競馬でした。

その中でも、2着セッションが非常に気になります。

アーリントンの内容もすごくよかったのですが、

弥生賞7着という成績がこの中では光ります。

正直いって低レベルな弥生賞で展開も向いたのですが、

勝ち馬との差は0.5秒差で、大きく負けたわけではありません。

敗北から、現実路線(マイル路線)に変更して、

距離短縮からいきなりのハイペースで

むしろパフォーマンスをあげてきていますし、

そもそもがマイラー寄りだったのではないかと思います。

アツい1頭かと思います。

そして、この馬を軸にするとしても、

オオバンブルマイとショーモン、トーホウガレオンも

ヒモでまとめ買いすべきかと思います。

▼NZT

2013年以降、最も速いペースで

いく馬にとっては厳しい展開となりました。

勝ったエエヤンは評価すべきでしょう。

ただ、前目の馬にとってはよろしくない傾向があります。

 

●NZT経由でNHKマイルカップ3着以内の馬の位置取り

日付 馬名 人気 着順 3角 4角 前着 前2角 前3角 前4角
130505 マイネルホウオウ 10 1 16 14 7 11 8 4
180506 ケイアイノーテック 6 1 17 15 2 8 8 5
220508 マテンロウオリオン 3 2 17 16 2 5 5 7
170507 ボンセルヴィーソ 6 3 1 1 3 2 2 2
160508 レインボーライン 12 3 9 9 5 14 13 12

 

2017年のボンセルヴィーソを除く5頭中、4頭が

NZTでは中団、あるいは後方からマクるような形で

差してきた馬ばかりです。

中山マイルと府中マイルで求められる能力の違い、

といってしまうとそれまでですが、以下のように

NZTで前にいった馬はかなり苦戦しています。

 

●NZTで3角、4角ともに3番手以内だった馬のNHKマイル成績

日付 馬名 人気 着順 3角 4角 前着 前2角 前3角 前4角
190505 ワイドファラオ 9 9 4 3 1 1 1 1
180506 カシアス 17 10 5 4 7 1 1 1
220508 ジャングロ 6 7 18 18 1 1 1 1
210509 バスラットレオン 3 1 1 1 1
170507 ボンセルヴィーソ 6 3 1 1 3 2 2 2
200510 ハーモニーマゼラン 14 17 12 10 6 2 2 2
130505 ストーミングスター 7 12 9 12 3 2 2 2
210509 シティレインボー 17 14 16 14 3 3 2 2
130505 エーシントップ 1 7 3 3 1 2 3 3
140511 ベルルミエール 11 12 4 4 3 2 3 3

 

では、2着のウンブライルはどうかというと、

逆にこのペースで前が垂れてもおかしくないところを

差し切れなかったという点が非常にマイナスです。

すでに東京マイルはクイーンカップで経験しており、

このときのペースがちょうどNHKマイルで若干遅いくらいのペースで

中段から6着。GSも103とそれほど出ていません。

ワンパンチ足りない印象を受けます。

 

▼ファルコンS

レースレベルが低く、個人的には厳しい印象を受けています。

 

●ファルコンS経由の馬のNHKマイルの着順

日付 馬名 着順 3角 4角 前着 前3角 前4角
200510 ラウダシオン 1 2 2 2 4 4
130505 インパルスヒーロー 2 12 10 1 10 9
210509 グレナディアガーズ 3 3 2 2 2 2
180506 ミスターメロディ 4 2 2 1 4 4
210509 ロードマックス 5 12 11 9 8 7
160508 トウショウドラフタ 5 14 13 1 12 12
200510 シャインガーネット 6 8 5 1 7 5
190505 ハッピーアワー 7 17 17 1 13 12
220508 トウシンマカオ 8 1 1 5 5 5
160508 ブレイブスマッシュ 8 13 13 2 15 13
140511 サトノルパン 9 6 7 2 13 10
210509 ルークズネスト 10 6 5 1 1 1
190505 グルーヴィット 10 9 9 2 8 9
160508 シュウジ 12 3 3 12 2 3
210509 ショックアクション 13 11 11 10 10 10
180506 フロンティア 13 5 4 3 7 7
220508 プルパレイ 15 12 11 1 9 7
220508 オタルエバー 16 2 2 3 11 11
150510 タガノアザガル 18 5 8 1 4 3

 

詳しくはこちらの記事の表にまとめてありますが、

今年のファルコンS勝ち馬のタマモブラックタイのパフォーマンスが

馬場差補正を入れると46.3-34.9

2020年のシャインガーネットが46.4-34.5で

さらに上のパフォーマンスでしたが本番は6着。

ペースに恵まれての前残りだったように思えます。

また、2頭とも短距離路線(カルロは前々走から)で走ってきていながら

いまだにハイペースを経験しておらず、その点も不安です。

 

別路線組としては、ジュニアカップ勝ち馬の

クロゼイロドスルが登録しています。

ジュニアカップ自体は中山マイルなので、NZTと同じだとすれば

ここでの好成績がNHKマイルと直結するコースではありませんが、

内容自体は悪くありませんでした。未知の魅力はあります。

ただ、同じような位置取りだった2000年のサクセッションは

クロゼイロドスルより高いパフォーアmン巣でNHKマイルは14着です。

 

もう1頭、忘れてはならないのがオールパルフェで、

人定的には前走は馬場、前々走は風を敗因にあげていますが、

2歳時、デイリー杯でショーモンを負かしており、

その後の朝日杯FS、スプリングSで負けはしたものの

展開が向いたとはいえず、NHKマイル基準で考えれば実績としては誇れます。

一応、ヒモに入れておこうかなとは思います。

 

アーリントン組を軸に、クラシック脱落組からは

シングザットとオールパルフェをおさえつつ、

といった馬券の組み立てになりそうです。

あとは前走まったく言い訳のたたないG1ホースドルチェモアをどう扱うか…。

買い目次第ではヒモにいれます。

 

 

 

 

 

 

 

【展望】20230430_端午S

2023年4月26日 / 展望

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 3角 4角 GS
200503 0.0 1 6 サトノラファール 2 -0.6 1.6 14 13 100
2 15 メイショウテンスイ 6 0.4 3 2 99
3 10 スリーグランド 3 1.5 15 13 98
190428 -0.3 1 1 ヴァニラアイス 3 0.4 0.3 3 3 101
2 6 ケイアイターコイズ 6 0.1 2 2 101
3 9 モンペルデュ 7 0.0 1 1 100
180429 0.2 1 11 バイラ 1 -0.8 1.2 10 11 96
2 1 タイセイアベニール 3 1.1 10 9 94
3 3 アスターソード 4 1.0 9 8 94
170430 0.0 1 15 マイネルバールマン 4 1.4 0.6 7 7 89
2 7 ブルベアバブーン 3 1.0 13 14 87
3 1 シゲルベンガルトラ 1 1.2 15 12 87
160501 0.0 1 6 ディーズプラネット 2 0.2 0.9 11 12 100
2 15 コウエイエンブレム 3 0.6 4 4 100
3 1 ヴェゼール 1 1.4 16 15 99
150503 0.2 1 6 ホワイトフーガ 3 -1.5 0.8 7 6 B4
2 3 カフジテイク 6 1.0 11 8 B0
3 5 ブルドッグボス 7 0.1 2 2 108
140504 0.4 1 15 メイショウパワーズ 3 -1.0 0.7 7 5 108
2 14 コーリンベリー 5 0.2 2 2 108
3 10 ダイリュウキセキ 4 0.9 9 9 103
130428 -0.1 1 14 サウンドリアーナ 1 -1.3 1.5 11 11 109
2 3 エーシンレンジャー 7 0.6 4 3 102
3 16 クロムレック 5 1.0 6 6 102

 

ペースによらず、差し・追い込み馬が活躍しています。

ただ、出走してきた逃げ馬の能力の問題にも思えます。

 

●端午Sの逃げ馬の人気と着順

日付 馬名 人気 着順
200503 オーロラテソーロ 10 8
190428 モンペルデュ 8 3
180429 メイショウタイシ 10 12
170430 ネコワールド 8 7
160501 ヨンカー 6 9
150503 タイセイラビッシュ 16 12
140504 フクノドリーム 4 10
130428 セイウンチカラ 9 10

 

スローだった2019年には3着に残していますし、

逃げ馬だからダメ、というわけではなさそうです。

 

今年の隊列は

今年の登録馬の脚質を見てみましょう。

 

▼逃げ・番手
エコロアイ
エコロアレス
オメガシンフォニー
キョウエイゲイル
タカネノハナコサン
マホロバ
ミラクルティアラ
モカラエース
ルガル

 

▼先行
スマートフォルス
ゼットリアン
パラシュラーマ
フェルヴェンテ
ミルトハンター

 

▼中団以降

※なし

 

ハイペース必至、というメンバー構成です。

これだけ逃げる候補がいると、どの馬がハナを切るのかを

予想するのはあまり意味がないように思えます。

素直にGSで攻めたいと思います。

 

GSトップは2頭。

まずオメガシンフォニーですが、前走マーガレットSでも結果を出し

ダートに戻ってきました。

前々走の500万下では、番手から4角で先頭にたち

そこからそのまま押し切る圧巻の内容でした。

内容も優秀でしっかり上がりが出ており、

距離延長が問題になるとは思えません。

 

もう1頭のタカネノハナコサンも前走ハナを切って楽勝しました。

直線での騎手の挙動から、まだまだ時計は詰まりそうです。

こちらも楽しみな1頭です。

 

3頭目はキョウエイゲイルで、前走はスローに巻き込まれて

脚を余した格好ですが、今回は前が速くなりそうでチャンスです。

むしろ、GS上位2頭に今回展開利がのぞめないことから

こちらのほうがオッズもつきそうでおもしろい気がします。

 

オッズを見つつ、この3頭から軸を選びたいと思います。

 

人気はミラクルティアラに集まりそうですが、

ここまでずっとスローしか経験しておらず、

それでも取りこぼしてきました。

GSも出ておらず、500万下での2着、2着、1着に

それほど内容がともなっているとは思えません。

 

 

 

 

 

 

 

【展望】20230430_スイートピーS

2023年4月26日 / 展望

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 2角 3角 4角 GS
220501 0.5 1 4 ウインエクレール 2 -2.3 0.3 3 2 3 100
2 9 コントディヴェール 1 1.3 10 9 10 98
3 6 ラリベラ 3 0.7 6 6 5 92
210502 -1.9 1 6 タガノパッション 1 -2.1 1.6 8 8 8 103
2 11 アラビアンナイト 3 1.4 6 6 6 100
3 3 オレンジフィズ 7 1.1 4 3 3 98
200503 -2.1 1 7 デゼル 1 1.3 1.0 14 14 13 92
2 17 スマートリアン 2 0.5 7 5 5 89
3 15 アカノニジュウイチ 2 0.6 9 8 7 88
190428 -1.8 1 6 カレンブーケドール 5 1.9 0.2 7 4 3 89
2 2 シングフォーユー 2 0.5 4 5 5 89
3 7 セリユーズ 3 0.5 4 7 5 88
180429 -1.5 1 11 ランドネ 6 0.8 0.3 2 2 2 92
2 3 ミュージアムヒル 1 1.0 9 8 7 90
3 7 ゴージャスランチ 3 0.9 5 6 7 90
170430 -1.2 1 7 ブラックスビーチ 4 0.4 0.7 9 8 7 98
2 5 カリビアンゴールド 1 1.0 10 10 10 98
3 11 ムーンザムーン 2 0.9 17 12 10 97
160501 -1.3 1 9 ジェラシー 8 1.3 0.0 4 2 2 90
2 1 フロムマイハート 6 0.2 2 4 4 90
3 2 コルコバード 2 0.5 9 8 8 89
150503 -0.9 1 4 ディープジュエリー 2 -0.3 0.8 11 11 11 101
2 7 トーセンナチュラル 6 0.3 5 5 4 101
3 3 ロッカフラベイビー 4 0.6 9 9 8 100
140504 -0.8 1 4 シャイニーガール 7 -0.4 0.4 4 4 4 103
2 5 ベッラレジーナ 2 1.2 7 8 8 101
3 12 ヘイジームーン 5 0.9 4 7 7 100
130428 -1.0 1 11 リラコサージュ 4 -0.5 0.7 4 4 6 103
2 1 フロアクラフト 7 0.5 3 3 3 102
3 5 ダイワストリーム 1 1.8 13 13 13 97

 

2013年以降、逃げ馬の馬券圏内はゼロで、

ペースによらず先行馬が優勢とは思えません。

特に2016年~2020年にかけてペースが落ち着いたわりには

差し馬が好き放題つっこんできており、

あまり脚質にこだわるレースではない気がします。

なお、逃げ馬については、そもそも強い逃げ馬が

出走してこなかったことも苦戦している原因だと思います。

 

●スイートーSに逃げ馬と人気

日付 馬名 人気 着順
220501 グランスラムアスク 5 5
210502 グローリアスカペラ 12 11
200503 ライクアジュエリー 18 12
190428 レッドアネモス 8 4
180429 サヤカチャン 9 6
170430 エンパイアガール 12 15
160501 アオイサンシャイン 11 12
150503 ダイワミランダ 2 8
140504 トシザキミ 8 11
130428 セカイノカナ 14 14

 

この時期、逃げてOPで馬券になる馬は、

すでに賞金を加算していることも関係しているかもしれません。

 

今年の隊列は

例によって今年の登録馬の脚質を整理してみます。

 

▼逃げ・番手
ジャスパーティアラ(ダート)
タガノシャーンス
ツーエムルーイー
ヴァイルマティ

 

▼先行
アグラシアド
アリスヴェリテ
ウヴァロヴァイト
エリダヌス
トリプルループ
ベレザニーニャ
メイショウポペット
リックスター

 

▼中団以降
コウセイマリア
コンクシェル
サイモンコーラル
セリオーソ
ミカッテヨンデイイ
ミシシッピテソーロ
メランポジューム

 

ダート馬のジャスパーティアラはともかく、

ほかの3頭はどちらかというと溜めて逃げるタイプで

それほどペースはあがらないと予想します。

今年はスローできめうちしてしまっていいと思います。

先団を形成する4頭の中では、タガノシャーンスが2連勝中ですが、

前走の内容はそれほど濃くはありません(新馬勝ちはダート)。

ただ、一本調子の先行馬というわけではなく、

それなりにギアチェンもできるタイプなので

時計を詰めてくると前目から馬券圏内に残す可能性はあります。

その他の3頭については厳しいレースになると思います。

 

1人気になりそうなのがアリスヴェリテですが、

キャリアは十分で、それゆえにGS100を一度もこえておらず

能力にふたがある気がしています。

アルテミスS3着が光りますが、このときはスローの前残りで

今回もスローなら前残りしてもおかしくないですが、

勝ち切るとなると相手次第かなという気がしています。

盤石の1人気とはいえません。

 

GSトップはコンクシェル。

桜花賞でマークしたGS指数で、他馬より機会があったと見るべきでしょう。

桜花賞以外のベストパフォーマンスはアネモネSでGS98です。

アネモネSは展開が向かない中、後方からつっこんできており、

実質的な勝ち馬といっていいでしょう。

桜花賞でしあげてきていたでしょうし、状態次第なところもありますが

ヒモには入れておいたほうがよさそうです。

 

おもしろそうなのがアグラシアドです。

前走は不良馬場で前1000mが60.9秒とハイペース。

RPCIも33.5ですから完全な前傾ラップでした。

道中最後方でしたが、向こう正面で進出を開始し、

楽な手応えで3角、4角で大外をまわり、

直線ではいったん差されるも二の脚でしのぎきりました。

スローをマクったわけではなく、道中は厳しいペースでしたし、

2度スパートしているようなもので、

直線でも極端に馬場のいいところを取ったとは思えません。

GSは出ていませんが、要注意の1頭だと思います。

 

ウヴァロヴァイトは前走惨敗していますが、

ハイペースを先行したもので着順自体はしょうがなく、

不利も受けたので参考外としていいでしょう。

巻き返してくる可能性は十分です。

 

全体的に、実績ベースではこれという馬がおらず

勝負するレースではありませんが、

タガノシャーンスの前残りを期待するか、

アグラシアドの未知の魅力にかけるか、

オッズを見てきめようかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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