【展望】20240310_フィリーズレビュー_ペース読みが重要

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 3角 4角 GS
230312 -0.9 1 12 シングザットソング 8 -0.9 0.4 6 4 99
2 15 ムーンプローブ 3 1.0 9 9 98
3 9 ジューンオレンジ 1 1.4 14 13 98
220313 -0.8 1 4 サブライムアンセム 1 -0.9 0.8 11 11 108
2 2 ナムラクレア 2 0.6 9 9 108
3 6 アネゴハダ 5 0.3 3 3 105
210314 -1.0 1 5 シゲルピンクルビー 4 -0.5 0.4 6 7 98
2 8 ヨカヨカ 5 0.3 5 4 97
3 13 ミニーアイル 2 1.1 15 15 96
200315 -0.1 1 5 エーポス 1 -1.2 0.9 10 10 104
2 7 ヤマカツマーメイド 3 0.3 5 3 102
3 6 ナイントゥファイブ 9 0.1 2 2 101
190310 -0.1 1 1 ノーワン 1 0.6 0.7 10 10 94
1 6 プールヴィル 2 0.5 7 6 94
3 15 ジュランビル 5 0.2 3 3 93
180311 -0.7 1 10 リバティハイツ 4 -0.5 0.8 6 7 93
2 9 アンコールプリュ 1 1.5 16 12 92
3 2 デルニエオール 7 0.7 6 5 92
170312 -0.4 1 16 カラクレナイ 1 -0.5 1.1 17 14 101
2 15 レーヌミノル 3 0.6 9 6 100
3 13 ゴールドケープ 1 1.4 18 18 98
160313 -0.4 1 2 ソルヴェイグ 4 1.2 0.3 3 3 90
2 9 アットザシーサイド 1 0.7 10 10 88
3 7 キャンディバローズ 10 0.0 1 1 88
150315 0.5 1 17 クイーンズリング 1 0.1 0.9 14 13 95
2 13 ペルフィカ 2 0.9 12 13 94
3 10 ムーンエクスプレス 9 0.2 2 2 93
140316 0.2 1 1 ベルカント 4 0.3 0.3 4 4 94
2 12 ニホンピロアンバー 12 0.0 1 1 92
3 14 エスメラルディーナ 10 0.3 4 4 92
130310 0.4 1 4 メイショウマンボ 1 0.2 0.6 11 11 98
2 1 ナンシーシャイン 6 0.3 5 4 96
3 16 ティズトレメンダス 10 0.0 1 1 95

 

「P差」の列に注目していただきたいのですが、

背景が赤いとき、つまりペースが遅いときは前の馬、

背景が緑色のとき、つまりペースが速いと後方の馬が差してきています。

ペース読みがはまれば、ある程度脚質で狙いを絞ることができそうです。

今年の登録馬のこれまでの位置取りを見てみましょう。

 

馬名 脚質 近3走
平均位置
シカゴスティング 3.3
オアシスドール 3.5
ジューンブレア 3.5
カルチャーデイ 4.0
マーシーラン 4.0
エトヴプレ 4.3
ポエットリー 4.3
オメガウインク 5.0
コラソンビート 5.0
レディマリオン 5.0
キャンシーエンゼル 5.3
バウンシーステップ 5.3
ロゼフレア 5.3
セシリエプラージュ 8.7
ドナベティ 10.3

 

登録段階で、いきそうなのがビーグラッドだったのですが、回避してしまいました。

逃げ馬不在となるとハナを切るのはどの馬か、混沌としてきます。

一度でもハナを切ったことがある馬は以下の通りです。

 

シカゴスティング:-1.4秒

ポエットリー:+0.8秒

コラソンビート:-0.5秒

エトブプレ:+1.4秒

オメガウインク:5.7秒

 

このうち、前走阪神JFを速いペースで逃げたシカゴスティングは、

陣営が今回は控える形をにおわせています。

コラソンビートも未勝利を勝ってからは控える競馬に徹しており、

ほかの3頭はスローで逃げたことが一度ある、という程度です。

今年のメンバーではハイペースはのぞめない気がします。

よって前残りには十分注意したいです。

 

OP・重賞実績のある馬が集結

レース名 レースレベル ペース 馬名
ダリア賞 2位/11R 4位/11R 1 コラソンビート
フェニックス賞 10位/10R 10位/10R 1 シカゴスティング
ひまわり賞 3位/11R 1位/11R 5 ドナベティ
小倉2歳S 5位/10R 3位/10R 3 キャンシーエンゼル
すずらん賞 5位/10R 1位/10R 1 ドナベティ
京王杯2歳S 1位/11R 1位/11R 1 コラソンビート
ファンタジーS 2位/8R 1位/8R 1 カルチャーデイ
2 ドナベティ
3 シカゴスティング
16 レディーエンジェル
デイリー杯2歳S 1位/8R 2位/8R 7 ジューンブレア
福島2歳S 5位/10R 3位/10R 1 エトヴプレ
阪神JF 1位/11R 6位/11R 3 コラソンビート
5 シカゴスティング
8 ドナベティ
16 カルチャーデイ
中京2歳S 3位/4R 2位/4R 4 エトヴプレ
紅梅S 8位/9R 7位/9R 4 ロゼフレア
エルフィンS 5位/9R 5位/9R 6 マーシーラン

 

1200m~1400mのOP・重賞覇者が集結しており、

いいメンバーがそろった印象があります。

特に、2013年以降2番目にレベルの高かったファンタジーSの

上位3頭が再び相まみえるのは注目です。

レベルもさることながら、ペースが2013年以降もっとも速いのが目を引きます。

勝ったカルチャーデイは、残り3F地点で

逃げ馬から1秒離されての4角3番手なので

これを前で残したというには位置取りが後ろすぎます。

ただ、それでも時計は優秀ですし、上位勢ではもっとも展開は向きませんでした。

父母ともに単距離馬だったことを考えると阪神JFは距離の壁があったのかもしれません。

再び1400mに戻ってくれば巻き返しがあって不思議ではないでしょう。

このとき2着のドナベティ、3着のシカゴスティングも

内容としては優秀で続く阪神JF自体が2013年以降もっともハイレベルでした。

それぞれ8着、5着でしたが、今年の牝馬はハイレベルなので

着順だけで判断すると評価を見誤ります。

この3頭は(本番はともかく)ここではまとめ買いかなと思います。

ただ、3頭ともすでに権利をとっており、頭固定の軸となると他をあたりたくなります。

 

実績十分のコラソンビートは特にけなす要素はないと思います。

阪神JF3着も立派ですが、京王杯も2013年以降もっとも優秀でした。

出るレース出るレースハイレベルで結果を残しており、1人気は妥当です。

 

条件組の評価は

まずレディマリオンですが、勝ちあがった未勝利は

ドスローを好位からで、しまいに余裕がありました。

ただ、実績的にはほとんど意味をなさない時計です。

このとき負かしたメンバーのその後をみると、

相手関係としてはだいぶ楽だったように思えます。

 

一方、人気になりそうなバウンシーステップは、

一発屋でしたがフローラSを制したバウンシーチューンの娘。

前走つわぶき賞は、スローの前残りを許さず

余裕を残したままの差し切りで、時計もGS79なら及第点以上の評価です。

ただ、今回もスローになりそうで、前が残りそうな中、

このメンバーで同じことができるかというと疑問です。

ヒモまでの評価としたいです。

 

オアシスドールは前走ダートでよくわかりません。

オメガウインクは、前走ペースの緩い高速馬場で番手ですから

かなり展開と馬場恩恵を受けたといえます。

それでGS94なので、ここではもうワンパンチ必要です。

 

マーシーランが気になります。

新馬戦では、ややスローで好位から伸びましたが

スローの2歳戦でGS94はなかなか出せません。

2着、3着馬がその後500万下を勝ちあがっており、

メンバーレベルが低かったとは思えません。

斤量51kgは確かに大きく勝利へ寄与したものと思えますが、

少なくとも現状500万下勝ちくらいの評価は必要です。

目下好調な和田騎手への乗り替わりもプラス材料。

エルフィンSは、4角外を回った距離損を考えると

勝ち馬に0.4差なら鞍上を考えればまずまず。

強い勝ち方をみせた新馬の舞台に戻って挽回がありえます。

オッズがつくならこの馬かなと思っています。

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました