阪神3R:クルミナーレ(2着)
2歳未勝利としては前が流れる展開でした。クルミナーレは早めに先頭で一度は突き放すかに見えましたが、勝ち馬が強すぎました。坂で失速したようにも見えますが、2角から3角にかけてポジションを押し上げた分もありそうで、GS97と十分な時計が出ています。通常、これだけ走れば未勝利は勝ちあがっておかしくない時計で、坂が敗因だとしても、舞台は東京や京都にうつりますので、そろそろ順番がまわってきてもおかしくありません。次走も人気だと思いますが、逆らう手はないかと思います。
※GS見直しで次走注意馬取り下げ
阪神6R:ロビンバローズ(6着)
ペース差+2.3秒のドスローで、ひとまず勝ち馬と3着馬は展開に助けられたといえます。ロビンバローズは、直線で前が壁になったうえに、4着馬に寄られて急ブレーキをかけてしまいました。しかし、立て直して進路があいてからはどんどん伸びており、着順自体はもう少しあがりそうです。次走、1人気ということはないと思うので、着順だけ馬券圏内でも内容の伴っていない馬と同じレースに走るなら思いがけない配当にありつける可能性も。
阪神8R:ウインミニヨン(5着)
この馬がどうのというよりも、まずこのレース自体1000万下のメンバーではありませんでした。勝ったマラキナイアの実績はいうまでもなく、2着アンリーロードにしてもこれだけの末脚の持ち主が、なぜ1000万下を3回も走っているのかわかりません。3着タイセイフェリークも連勝でいどみましたが、上記2頭と差のない競馬なら次走有望です。レベルの高さは時計にも表れていて、11着までが展開やメンバー次第では馬券圏内に入ってもおかしくないレベルです。上から下まで次走注意すべきといいたいところですが、たとえばアンリーロードなんて次は2倍を切るかもしれませんし、わざわざ名前をあげることもないかなという気がします。1頭ピックアップするならウインミニヨンをあげたいと思います。直線に向いて前が壁になり、さあどう攻めるかという迷いがあったように見えました。このメンバーでスキを見せることは即敗戦につながりますし、次走メンバー次第ではあっさり勝ち切っておかしくないと思います。このレースに出走した馬はのきなみ着順以上の走りをしているので、マークしておいたほうがよさそうです。
阪神12R ジングルベル賞:アサカラキング(1着)
もともとは2000mを中心に使われてきましたが、500万下を勝ちあがったレースで距離短縮のマイル初挑戦。今回さらに短縮して1400mでも圧勝しました。ペースとしては若干速い程度でしたが、逃げて直線に向いてからは余裕の手応えでハナを守り、ステッキが入ると一気に坂を駆け上がりました。時計は昇級しても勝ち負けできる内容です。次走も1400m前後を使ってくるなら昇級初戦から注目すべきかと思います。
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