【コース分析】京都芝2200m_京都新聞杯

ペース傾向

クラス ペース差
平均(※1)
逃げ切り
ペース差
平均(※2)
未勝利 0.29 1.17
500万下 -0.25 0.05
1000万下 -0.10 2.38
1600万下 -1.00 0.70
OP・重賞 -1.24

(※1)ペース差平均:逃げ馬が残り3Fを通過した平均です。1000万下平均を±0秒とし、マイナスならそれより速く、プラスなら遅いということになります。
(※2)逃げ切りペース差平均:逃げた馬がそのまま勝ったときのペース差の平均です。
※経年による誤差を1000万下平均を±0として修正済み

1000万下で逃げ勝った馬の平均が異様に遅いです。
また、500万下の平均ペースは1000万下よりやや速く、
逃げ勝った馬も1000万下より優秀です。
OP・重賞で逃げ切るのは困難で、「-」となっているのは
2016年にサトノクラウンが番手付近から4角早め先頭で押し切りましたが
これを逃げたと考えても馬場が悪く馬場差が出せず参考外としています。

 

脚質傾向

※以下、データはすべて2013年以降が対象

クラス別

3歳未勝利
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 2-6-2-27/37 5.40% 21.60% 27.00%
平地・先行 16-13-15-76/120 13.30% 24.20% 36.70%
平地・中団 12-11-15-135/173 6.90% 13.30% 22.00%
平地・後方 1-3-2-140/146 0.70% 2.70% 4.10%
平地・マクリ 4-2-1-8/15 26.70% 40.00% 46.70%
3上・4上500万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 7-3-2-25/37 18.90% 27.00% 32.40%
平地・先行 13-12-9-69/103 12.60% 24.30% 33.00%
平地・中団 8-15-17-118/158 5.10% 14.60% 25.30%
平地・後方 4-3-5-119/131 3.10% 5.30% 9.20%
平地・マクリ 1-0-0-7/8 12.50% 12.50% 12.50%
3上・4上1000万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 4-4-6-25/39 10.30% 20.50% 35.90%
平地・先行 14-16-13-76/119 11.80% 25.20% 36.10%
平地・中団 16-12-8-67/103 15.50% 27.20% 35.00%
平地・後方 3-4-8-97/112 2.70% 6.30% 13.40%
平地・マクリ 0-1-2-7/10 0.00% 10.00% 30.00%
3上・4上1600万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 2-0-3-7/12 16.70% 16.70% 41.70%
平地・先行 8-5-1-29/43 18.60% 30.20% 32.60%
平地・中団 1-6-6-26/39 2.60% 17.90% 33.30%
平地・後方 1-1-2-34/38 2.60% 5.30% 10.50%
平地・マクリ 0-0-0-1/1 0.00% 0.00% 0.00%
3上・4上OP・重賞
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 1-3-0-16/20 5.00% 20.00% 20.00%
平地・先行 10-8-11-42/71 14.10% 25.40% 40.80%
平地・中団 9-7-9-82/107 8.40% 15.00% 23.40%
平地・後方 0-2-0-78/80 0.00% 2.50% 2.50%
平地・マクリ 0-0-0-3/3 0.00% 0.00% 0.00%

 

未勝利、1000万下、OP・重賞での逃げ馬の成績が不振です。
まず未勝利ですが、スローになるとまくってくる馬がいるようで
逆にまくった馬が高い確率で馬券になっています。
ただ、実績に乏しい馬たちが走る未勝利で
まくる馬を予想するのは困難で、ひとまず逃げ馬は不振、
と覚えておけばよさそうです。

一方、1000万下やOP・重賞ではまくりが決まっている様子はありません。
また、1000万下では極端にスローにならないと逃げ馬は残せていません。
逃げ馬が勝ったレースはいずれも新馬並のドスローとなっており、
そのほとんどのレースが少頭数です。
未勝利同様、1000万下の多頭数で逃げ馬が何頭かいるレースは
逃げ馬を狙うのは無謀といえます。

全体的に、好位から中団くらいにいる馬を狙うのがセオリーに思えます。

 

馬場別

良馬場
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ   14-16-12-90/ 132 10.60% 22.70% 31.80%
平地・先行   49-2-39-276/ 416 11.80% 24.30% 33.70%
平地・中団   48-1-54-399/ 542 8.90% 16.40% 26.40%
平地・後方   10-12-17-429/ 468 2.10% 4.70% 8.30%
平地・マクリ    4-4- 3-19/30 13.30% 26.70% 36.70%
良馬場以外
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ   3-3-2-24/ 32 9.40% 18.80% 25.00%
平地・先行  18-11-17-60/106 17.00% 27.40% 43.40%
平地・中団   7- 14- 10- 85/116 6.00% 18.10% 26.70%
平地・後方   2-3-2-100/107 1.90% 4.70% 6.50%
平地・マクリ   1-0-0-10/ 11 9.10% 9.10% 9.10%

 

逃げ馬はどちらも変わらず、先行馬が押しきれるかどうかに
馬場状態が大きく影響します。
馬場がしぶると差し馬の勢いがやや止まる傾向にあります。

 

コース区分別

Aコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 3-3-5-32/43 7.00% 14.00% 25.60%
平地・先行 18-15-15-90/138 13.00% 23.90% 34.80%
平地・中団 14-16-12-107/149 9.40% 20.10% 28.20%
平地・後方 5-6-9-126/146 3.40% 7.50% 13.70%
平地・マクリ 1-1-0-8/10 10.00% 20.00% 20.00%
Bコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 6-4-1-25/36 16.70% 27.80% 30.60%
平地・先行 13-16-12-68/109 11.90% 26.60% 37.60%
平地・中団 12-11-17-109/149 8.10% 15.40% 26.80%
平地・後方 2-2-1-108/113 1.80% 3.50% 4.40%
平地・マクリ 0-0-2-4/6 0.00% 0.00% 33.30%
Cコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 1-3-4-10/18 5.60% 22.20% 44.40%
平地・先行 10-5-3-38/56 17.90% 26.80% 32.10%
平地・中団 5-8-7-38/58 8.60% 22.40% 34.50%
平地・後方 1-1-3-56/61 1.60% 3.30% 8.20%
平地・マクリ 0-0-0-1/1 0.00% 0.00% 0.00%
Dコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 4-0-1-6/11 36.40% 36.40% 45.50%
平地・先行 4-5-4-20/33 12.10% 27.30% 39.40%
平地・中団 3-5-4-39/51 5.90% 15.70% 23.50%
平地・後方 0-1-2-38/41 0.00% 2.40% 7.30%
平地・マクリ 0-0-0-5/5 0.00% 0.00% 0.00%

Aコース:京都新聞杯(2023~2024)
Bコース:京都記念、エリザベス女王杯
Cコース:京都新聞杯(2013~2020)、京都記念(2024)
Dコース:宝塚記念(2024)

 

Cコースは重賞が行われる影響がありそうです。
Bコースは古馬のGII、GIが行われる割に逃げ馬が逃げ切っていますが
これは下級条件の逃げ馬ががんばった結果です。
重賞が行われないAコースで逃げ馬が不振なのがよくわからないのですが、
Aコースでは他のB、C、Dコースに比べて
直線が5m長いという特徴があるにはあります。
この5mで逃げ馬が最後にふんばり切れず、
明暗を分けたケースが多いのかもしれません。

 

枠別成績

全条件
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 20-18-18-142/198 10.10% 19.20% 28.30%
2枠 20-14-20-155/209 9.60% 16.30% 25.80%
3枠 21-21-16-156/214 9.80% 19.60% 27.10%
4枠 11-18-21-176/226 4.90% 12.80% 22.10%
5枠 21-16-16-195/248 8.50% 14.90% 21.40%
6枠 18-21-18-207/264 6.80% 14.80% 21.60%
7枠 20-19-18-237/294 6.80% 13.30% 19.40%
8枠 25-29-29-224/307 8.10% 17.60% 27.00%
良馬場
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 16-16-17-112/161 9.90% 19.90% 30.40%
2枠 19-11-13-126/169 11.20% 17.80% 25.40%
3枠 20-18-13-124/175 11.40% 21.70% 29.10%
4枠 8-15-15-146/184 4.30% 12.50% 20.70%
5枠 15-13-14-160/202 7.40% 13.90% 20.80%
6枠 14-15-15-171/215 6.50% 13.50% 20.50%
7枠 15-16-15-190/236 6.40% 13.10% 19.50%
8枠 18-21-23-184/246 7.30% 15.90% 25.20%
良馬場以外
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 4-2-1-30/37 10.80% 16.20% 18.90%
2枠 1-3-7-29/40 2.50% 10.00% 27.50%
3枠 1-3-3-32/39 2.60% 10.30% 17.90%
4枠 3-3-6-30/42 7.10% 14.30% 28.60%
5枠 6-3-2-35/46 13.00% 19.60% 23.90%
6枠 4-6-3-36/49 8.20% 20.40% 26.50%
7枠 5-3-3-47/58 8.60% 13.80% 19.00%
8枠 7-8-6-40/61 11.50% 24.60% 34.40%

 

真ん中より内側の枠が有利ですが、
馬場が渋ると2枠、3枠の成績ががくりと落ちます。
一方で良馬場以外で外枠の成績ががくんとよくなります。
雨が降って外枠が有利になるのはインが荒れるなど
理由はいくつか考えられますが、
この傾向は知っておいたほうがよさそうです。

 

騎手別成績(2022年以降)

※昨年順位は2024年の勝鞍数

騎手 着別度数 勝率 連率 複率 単回値 複回値 昨年順位
騎手 着別度数 勝率 連率 複率 単回値 複回値 昨年順位
ルメール 4-1-0-7/12 33.30% 41.70% 41.70% 115 68 1
川田将雅 5-3-5-4/17 29.40% 47.10% 76.50% 95 161 2
岩田望来 4-4-2-11/21 19.00% 38.10% 47.60% 138 117 8
横山和生 1-2-2-1/6 16.70% 50.00% 83.30% 210 148 16
池添謙一 3-1-2-13/19 15.80% 21.10% 31.60% 48 60 29
団野大成 2-1-3-9/15 13.30% 20.00% 40.00% 87 130 13
松山弘平 3-3-2-15/23 13.00% 26.10% 34.80% 41 80 5
藤岡佑介 1-2-0-6/9 11.10% 33.30% 33.30% 196 110 18
坂井瑠星 2-1-3-14/20 10.00% 15.00% 30.00% 39 93 4
古川吉洋 1-1-1-7/10 10.00% 20.00% 30.00% 67 73 71
松若風馬 1-0-2-7/10 10.00% 10.00% 30.00% 76 66 58
武豊 1-0-1-8/10 10.00% 10.00% 20.00% 14 27 9
岩田康誠 1-1-1-8/11 9.10% 18.20% 27.30% 31 37 25
和田竜二 1-0-1-14/16 6.30% 6.30% 12.50% 18 75 27
西村淳也 1-4-1-12/18 5.60% 27.80% 33.30% 25 50 10
鮫島克駿 0-1-1-10/12 0.00% 8.30% 16.70% 0 33 7
富田暁 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 136 73
浜中俊 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 30 28
角田大河 0-1-0-9/10 0.00% 10.00% 10.00% 0 16 57
ルメート 0-1-0-4/5 0.00% 20.00% 20.00% 0 52 63
横山典弘 0-1-0-5/6 0.00% 16.70% 16.70% 0 56 53
酒井学 0-0-2-7/9 0.00% 0.00% 22.20% 0 85 41
藤懸貴志 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 43 64
田口貫太 0-0-1-23/24 0.00% 0.00% 4.20% 0 10 26
吉村誠之 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 88 31
北村友一 0-0-1-4/5 0.00% 0.00% 20.00% 0 150 15
今村聖奈 0-0-1-5/6 0.00% 0.00% 16.70% 0 103 94
戸崎圭太 0-0-0-5/5 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 3
幸英明 0-0-0-17/17 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 21
ムーア 0-0-0-5/5 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 75
M.デム 0-0-0-5/5 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 23
小崎綾也 0-0-0-7/7 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 79
角田大和 0-0-0-5/5 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 56
国分優作 0-0-0-8/8 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 80
川須栄彦 0-0-0-5/5 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 103

 

おおむね成績通りですが、戸崎騎手がこのコースで不振です。
北村友一騎手も得意とはいえないでしょう。
ただ、騎乗数を考えるとここから巻き返す可能性もあり、
そこそこの騎手が乗っていればそれほど気にする必要はないと思います。

 

激アツ条件

その1

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 4-0-1-4/9 44.40% 44.40% 55.60%
平地・先行 3-5-2-15/25 12.00% 32.00% 40.00%
平地・中団 2-4-4-31/41 4.90% 14.60% 24.40%
平地・後方 0-0-2-32/34 0.00% 0.00% 5.90%
平地・マクリ 0-0-0-4/4 0.00% 0.00% 0.00%

世代:3上・4上
クラス:500万下
馬場:全
コース区分:D

 

Dコースの3上・4上500万下は、
圧倒的に逃げ馬が活躍しています。

 

その2

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ   1-4-2-13/ 20 5.00% 25.00% 35.00%
平地・先行   4-7-6-37/ 54 7.40% 20.40% 31.50%
平地・中団  10-5-6-36/ 57 17.50% 26.30% 36.80%
平地・後方   1-1-4-48/ 54 1.90% 3.70% 11.10%
平地・マクリ   0-0-1-3/  4 0.00% 0.00% 25.00%

世代:3上・4上
クラス:1000万下
馬場:良
コース区分:全
枠:5~8枠

もともと1000万下では逃げ馬が不振ですが、良馬場だと
真ん中から外の枠の差し馬が台頭してきます。
これがさらにAコースという条件をつけると
逃げ馬が逃げ切る可能性がさらに低くなります。
1つ上の条件と比較するとやや弱い傾向ですが、
取捨にまよったときの参考にはなります。

 

 

OP・重賞検討

京都新聞杯

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
240504 -2.6 1 1 ジューンテイク 1 -0.5 0.2 3 4 4 5 104
2 5 ウエストナウ 4 0.0 1 1 1 2 101
3 7 ヴェローチェエラ 2 0.4 10 10 11 8 103
230506 -2.1 1 6 サトノグランツ 2 1.9 0.6 5 5 6 5 102
2 7 ダノントルネード 4 0.3 2 2 3 3 99
3 12 リビアングラス 6 0.0 1 1 1 1 97
200509 -1.9 1 6 ディープボンド 2 -2.8 0.8 5 5 6 6 92
2 11 マンオブスピリット 1 1.1 9 10 9 8 94
3 10 ファルコニア 4 0.5 8 7 4 4 87
190504 -1.8 1 12 レッドジェニアル 1 -1.9 0.6 8 8 9 9 98
2 3 ロジャーバローズ 3 0.0 1 1 1 1 93
3 6 サトノソロモン 3 0.4 4 3 7 7 92
180505 -1.4 1 13 ステイフーリッシュ 7 -2.4 0.0 2 2 2 2 102
2 8 アドマイヤアルバ 5 0.6 11 11 10 5 104
3 15 シャルドネゴールド 1 1.0 13 13 13 12 107
170506 -1.4 1 11 プラチナムバレット 1 1.7 1.1 7 7 7 9 100
2 3 サトノクロニクル 5 0.7 4 4 4 3 97
3 2 ダノンディスタンス 8 0.5 2 2 2 2 95
160507 -1.3 1 2 スマートオーディン 1 -0.8 0.7 13 13 12 9 105
2 11 アグネスフォルテ 4 0.1 2 2 2 2 99
3 9 ロイカバード 3 0.5 9 9 8 7 100
150509 -1.9 1 4 サトノラーゼン 4 -2.0 0.4 5 4 5 5 100
2 2 ポルトドートウィユ 3 0.7 9 9 8 7 101
3 15 アルバートドック 2 0.9 10 10 10 10 103
140510 -2.2 1 3 ハギノハイブリッド 2 -3.4 1.5 10 11 10 9 98
2 11 サウンズオブアース 6 1.1 10 9 9 7 93
3 5 ガリバルディ 1 1.9 16 15 17 14 99
130504 -1.3 1 5 キズナ 1 -2.5 1.4 16 16 15 13 100
2 8 ペプチドアマゾン 5 0.7 3 3 3 3 93
3 12 ジャイアントリープ 3 1.0 10 10 10 5 93

 

平均ペース差が-1.76秒と、古馬のOP・重賞平均である-1.24を
はるかに上回るハイペースになります。
ただしあくまで平均で、スローの年はとことんスローです。
2023年、2017年が新馬戦並のスローで、
それぞれ前目の馬が馬券にはなっています。
ただ、勝ったのは差し馬でした。
一方で2018年や2018年のようにペースが速くなっても
逃げ馬、番手馬が連対しており、
ややつかみどころのないレースといえます。
逃げ馬が不振ですが、2019年のロジャーバローズが2人気2着。
(まずそもそもこの馬が強かったか)
2023年のリビアングラスが7人気3着。
ほかの年の逃げ馬は単勝二けた人気の馬がほとんどでした。
逃げ馬の可能性をまるっきり否定するのはないかなと思います。

今年は逃げたことがある、という話なら何頭かいますが
10頭立てで、1頭だけぶっとばしていく展開は考えられません。
スロー~ミドルになるのではないかと推測します。

●京都新聞杯の頭数とペース

頭数 ペース
2025 10 ?
2024 15 -0.5
2023 12 1.9
2020 13 -2.8
2019 14 -1.9
2018 17 -2.4
2017 12 1.7
2016 14 -0.8
2015 16 -2.0
2014 18 -3.4
2013 16 -2.5

 

これを見得tも、頭数が多ければペースが速くなる傾向にあります。
今年は2023年や2017年のようになる可能性があります。
また、2017年は差し馬が台頭しているようですが、
逃げたウインベラシアス(11人気)が残り3F地点を
番手馬より0.5秒速いペースで通過しており、
ベラシアスの戦績を考えるとごめんですが出てきただけの馬。
実際はペース差2.2秒で、番手馬から計算すると
勝ったプラチナムバレットは0.6秒しか離れていなかった計算です。
ほか2頭は先行馬ですし、基本的には前目にいたほうが
有利なレースにはなると思います。

今年はエムズ、デルアヴァー、トッピボーンと
次走注意馬が3頭も出走してくるので非常に悩ましいのですが
順番に見ていきましょう。

まずエムズ。こちらにまとめたように、
前走大寒桜賞の内容が優秀で、番手から上がり最速の完勝。
過去、大寒桜賞からダービートライアルに駒を進めた馬たちとの比較で
アクシデントがなければ、ここで馬券になると考えるのが冷静な見方だと思います。
最低限、◎か○にしたいです。

デルアヴァーは鞍上不安。2013年以降(0,2,0,14)で
2着のうちの1つは51kgでのぞめた条件戦です。
ただ、しまいの脚はするどく、ペースによらず
最後につっこんできますが
今回、スローになって脚をあます可能性は考えておきたいです。
3着はあっておかしくないでしょう。軸にはできない。

トッピボーンは変な名前ですが1人気になりそうです。
前走、ハイペースを差して完勝。時計も優秀でした。
ただ、やはり今回展開利はのぞめません。

人気どころだとキングスコールが2人気でしょうか。
新馬の内容がよかったので、人気するのはわかりますが、
いよいよ相手もそろってきてどうでしょうか。

毎日杯3着のネブラディスクは勝ったファンダムが強すぎましたが、
2着ガルダイアはスローの前残りで実質2着の評価は必要です。

以上5頭のうちポジションをとりそうなのはエムズくらいです。
有力どころの2頭にかわされなければ馬券圏内です。
一本調子の先行馬ではありませんし、
エムズも直線でしっかりギアチェンしてくると思います。
この馬を3着前提で考えて馬券を組みたいと思います。

 

 

 

 

 

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