【コース分析】京都芝1200m_葵S

2025年5月31日 / コース分析, 展望

ペース傾向

クラス ペース差
平均(※1)
逃げ切り
ペース差
平均(※2)
未勝利 0.21 0.18
500万下 -0.01 -0.25
1000万下 0.07 0.37
1600万下 -0.20 -0.26
OP・重賞 -0.35 -0.10

(※1)ペース差平均:逃げ馬が残り3Fを通過した平均です。1000万下平均を±0秒とし、マイナスならそれより速く、プラスなら遅いということになります。
(※2)逃げ切りペース差平均:逃げた馬がそのまま勝ったときのペース差の平均です。
※経年による誤差を1000万下平均を±0として修正済み

よくある現象なのですが、500万下が1000万下並のペースになります。
1000万下より上のクラスのペースアップはゆるやかに見えますが
単距離ということもあり極端なペースアップにはなりづらいです。
どのクラスもほぼ平均ペースで逃げ切れます。
ただ、1000万下を逃げ切った馬たちのペースが異様に遅いです。

 

脚質傾向

※以下、データはすべて2013年以降が対象

クラス別

3歳未勝利
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 4-3-0-14/21 19.00% 33.30% 33.30%
平地・先行 9-9-13-48/79 11.40% 22.80% 39.20%
平地・中団 7-8-8-119/142 4.90% 10.60% 16.20%
平地・後方 1-1-0-117/119 0.80% 1.70% 1.70%
平地・マクリ 0-0-0-0/0
3上・4上500万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 2-4-1-11/18 11.10% 33.30% 38.90%
平地・先行 8-7-2-44/61 13.10% 24.60% 27.90%
平地・中団 5-6-11-94/116 4.30% 9.50% 19.00%
平地・後方 3-1-4-82/90 3.30% 4.40% 8.90%
平地・マクリ 0-0-0-0/0
3上・4上1000万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 14-8-4-34/60 23.30% 36.70% 43.30%
平地・先行 23-22-20-146/211 10.90% 21.30% 30.80%
平地・中団 20-22-23-279/344 5.80% 12.20% 18.90%
平地・後方 3-8-14-237/262 1.10% 4.20% 9.50%
平地・マクリ 0-0-0-0/0
3上・4上1600万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 5-4-4-18/31 16.10% 29.00% 41.90%
平地・先行 12-10-7-77/106 11.30% 20.80% 27.40%
平地・中団 12-10-15-159/196 6.10% 11.20% 18.90%
平地・後方 2-7-5-125/139 1.40% 6.50% 10.10%
平地・マクリ 0-0-0-0/0
3上・4上OP・重賞
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 8-9-3-32/52 15.40% 32.70% 38.50%
平地・先行 21-12-14-145/192 10.90% 17.20% 24.50%
平地・中団 18-24-24-269/335 5.40% 12.50% 19.70%
平地・後方 5-7-13-231/256 2.00% 4.70% 9.80%
平地・マクリ 0-0-0-0/0

ペースでふれたように、500万下の平均ペースが速いため、
それにともなって逃げ馬の成績がやや不振です。
とはいえ、それでも2着、3着の馬の逃げ馬成績はかわらず
このコースにおいては逃げ馬には十分注意すべきだと思います。
追い込みは500万下以外ではほぼ不可能で、
狙うならハイペース想定の500万下でしょう。

 

馬場別

良馬場
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 42-38-21-125/226 18.60% 35.40% 44.70%
平地・先行 99-83-77-528/787 12.60% 23.10% 32.90%
平地・中団 70-81-90-1091/1332 5.30% 11.30% 18.10%
平地・後方 15-25-39-916/995 1.50% 4.00% 7.90%
平地・マクリ 0-0-0-0/0
良馬場以外
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 16-11-2-22/51 31.40% 52.90% 56.90%
平地・先行 19-22-17-130/188 10.10% 21.80% 30.90%
平地・中団 12-12-25-209/258 4.70% 9.30% 19.00%
平地・後方 4-6-8-206/224 1.80% 4.50% 8.00%
平地・マクリ 0-0-0-0/0

馬場が悪くなると逃げ馬の成績が極端にあがります。
これは絶対に覚えておいたほうがいい条件といえます。

 

コース区分別

Aコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 27-18-8-43/96 28.10% 46.90% 55.20%
平地・先行 39-46-33-218/336 11.60% 25.30% 35.10%
平地・中団 24-27-37-428/516 4.70% 9.90% 17.10%
平地・後方 6-5-19-376/406 1.50% 2.70% 7.40%
平地・マクリ 0-0-0-0/0
Bコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 9-8-3-38/58 15.50% 29.30% 34.50%
平地・先行 27-21-18-131/197 13.70% 24.40% 33.50%
平地・中団 20-23-23-259/325 6.20% 13.20% 20.30%
平地・後方 2-6-14-220/242 0.80% 3.30% 9.10%
平地・マクリ 0-0-0-0/0
Cコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 12-11-10-41/74 16.20% 31.10% 44.60%
平地・先行 30-24-26-192/272 11.00% 19.90% 29.40%
平地・中団 24-27-31-377/459 5.20% 11.10% 17.90%
平地・後方 8-12-8-307/335 2.40% 6.00% 8.40%
平地・マクリ 0-0-0-0/0
Dコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 10-12-2-25/49 20.40% 44.90% 49.00%
平地・先行 22-14-17-117/170 12.90% 21.20% 31.20%
平地・中団 14-16-24-236/290 4.80% 10.30% 18.60%
平地・後方 3-8-6-219/236 1.30% 4.70% 7.20%
平地・マクリ 0-0-0-0/0

Aコース:シルクロードS(2025年)
Bコース:葵S(2024年)、シルクロードS(2013年~2024年)
Cコース:葵S(2023年)、京阪杯(2013年~2024年)
Dコース:葵S(2018年~2020年)

Aコースの逃げ馬には注意を払うべきですが、
Aコースでは重賞がほとんどの施行されないという事情もあります。
この傾向はDコースでも同じで、
強い馬がいると逃げづらくなるという話かと思います。

 

枠別成績

※昨年順位は2024年の勝鞍数

全条件
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 38-38-31-310/417 9.10% 18.20% 25.70%
2枠 38-31-37-336/442 8.60% 15.60% 24.00%
3枠 35-33-42-355/465 7.50% 14.60% 23.70%
4枠 28-34-35-389/486 5.80% 12.80% 20.00%
5枠 27-35-33-417/512 5.30% 12.10% 18.60%
6枠 34-32-31-430/527 6.50% 12.50% 18.40%
7枠 48-51-31-470/600 8.00% 16.50% 21.70%
8枠 29-24-39-527/619 4.70% 8.60% 14.90%
良馬場
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 27-27-24-265/343 7.90% 15.70% 22.70%
2枠 32-31-29-274/366 8.70% 17.20% 25.10%
3枠 30-27-33-293/383 7.80% 14.90% 23.50%
4枠 20-28-29-319/396 5.10% 12.10% 19.40%
5枠 25-23-29-344/421 5.90% 11.40% 18.30%
6枠 28-30-26-348/432 6.50% 13.40% 19.40%
7枠 39-41-27-387/494 7.90% 16.20% 21.70%
8枠 25-20-30-436/511 4.90% 8.80% 14.70%
良馬場以外
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 11-11-7-45/74 14.90% 29.70% 39.20%
2枠 6-0-8-62/76 7.90% 7.90% 18.40%
3枠 5-6-9-62/82 6.10% 13.40% 24.40%
4枠 8-6-6-70/90 8.90% 15.60% 22.20%
5枠 2-12-4-73/91 2.20% 15.40% 19.80%
6枠 6-2-5-82/95 6.30% 8.40% 13.70%
7枠 9-10-4-83/106 8.50% 17.90% 21.70%
8枠 4-4-9-91/108 3.70% 7.40% 15.70%

馬場に限らず8枠の成績が不振です。
また、全体的に内枠…特に1枠が優勢で、
馬場が悪くなると内の馬場が伸びづらくなるからか、
いままで内枠にかたよっていた良績が、真ん中から外に
ばらけていくイメージです。

騎手別成績(2022年以降)

騎手 着別度数 勝率 連率 複率 単回値 複回値 昨年順位
坂井瑠星 7-3-3-11/24 29.20% 41.70% 54.20% 130 106 4
M.デム 3-1-2-8/14 21.40% 28.60% 42.90% 229 216 23
北村友一 3-0-0-12/15 20.00% 20.00% 20.00% 88 37 15
武豊 3-1-2-14/20 15.00% 20.00% 30.00% 64 45 9
団野大成 4-2-1-24/31 12.90% 19.40% 22.60% 55 76 13
国分優作 1-2-0-6/9 11.10% 33.30% 33.30% 22 136 80
高杉吏麒 1-0-1-7/9 11.10% 11.10% 22.20% 38 86 19
横山和生 1-0-0-8/9 11.10% 11.10% 11.10% 267 80 16
鮫島克駿 3-3-3-19/28 10.70% 21.40% 32.10% 47 83 7
岩田望来 3-3-5-21/32 9.40% 18.80% 34.40% 32 72 8
河原田菜 1-0-0-10/11 9.10% 9.10% 9.10% 51 20 89
藤岡康太 1-1-2-10/14 7.10% 14.30% 28.60% 42 101 39
松山弘平 2-0-0-27/29 6.90% 6.90% 6.90% 54 15 5
角田大河 1-1-2-12/16 6.30% 12.50% 25.00% 30 116 57
田口貫太 2-2-1-28/33 6.10% 12.10% 15.20% 47 46 26
酒井学 1-1-2-13/17 5.90% 11.80% 23.50% 34 199 41
浜中俊 1-4-0-13/18 5.60% 27.80% 27.80% 12 84 28
松若風馬 1-2-0-16/19 5.30% 15.80% 15.80% 33 48 58
幸英明 2-1-6-30/39 5.10% 7.70% 23.10% 33 75 21
和田竜二 1-1-5-14/21 4.80% 9.50% 33.30% 24 124 27
西村淳也 1-2-6-13/22 4.50% 13.60% 40.90% 15 140 10
池添謙一 1-0-0-22/23 4.30% 4.30% 4.30% 32 13 29
岩田康誠 0-2-2-9/13 0.00% 15.40% 30.80% 0 93 25
吉村誠之 0-2-1-16/19 0.00% 10.50% 15.80% 0 56 31
古川吉洋 0-2-0-16/18 0.00% 11.10% 11.10% 0 33 71
川須栄彦 0-1-1-13/15 0.00% 6.70% 13.30% 0 158 103
太宰啓介 0-1-1-6/8 0.00% 12.50% 25.00% 0 106 96
藤岡佑介 0-1-0-13/14 0.00% 7.10% 7.10% 0 16 18
菱田裕二 0-1-0-10/11 0.00% 9.10% 9.10% 0 51 36
角田大和 0-0-1-9/10 0.00% 0.00% 10.00% 0 50 56
国分恭介 0-0-0-11/11 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 77
富田暁 0-0-0-8/8 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 73
西塚洸二 0-0-0-8/8 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 20
小沢大仁 0-0-0-14/14 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 48
永島まな 0-0-0-11/11 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 33

まずまず成績通りかなという感じで
松山弘平騎手の不振が目立ちます。

激アツ条件

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 3-2-0-3/8 37.50% 62.50% 62.50%
平地・先行 2-2-1-26/31 6.50% 12.90% 16.10%
平地・中団 3-2-5-30/40 7.50% 12.50% 25.00%
平地・後方 0-2-2-32/36 0.00% 5.60% 11.10%
平地・マクリ 0-0-0-0/0

世代:全
クラス:1000万下
馬場:良以外
コース区分:全

 

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 8-5-1-10/24 33.30% 54.20% 58.30%
平地・先行 8-10-8-62/88 9.10% 20.50% 29.50%
平地・中団 5-7-9-95/116 4.30% 10.30% 18.10%
平地・後方 3-2-6-91/102 2.90% 4.90% 10.80%
平地・マクリ 0-0-0-0/0

世代:全
クラス:全
馬場:良以外
コース区分:Aコース

OP・重賞検討

葵ステークス(2025)

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 3角 4角 GS
240525 -1.3 1 17 ピューロマジック 10 -0.6 0.0 1 1 101
2 13 ペアポルックス 10 0.2 2 2 100
3 14 ナナオ 9 0.3 3 3 101
230527 -1.3 1 15 モズメイメイ 12 0.1 0.0 1 1 104
2 1 ルガル 4 0.6 6 5 106
3 2 ビッグシーザー 6 0.3 4 4 105
200530 -0.6 1 12 ビアンフェ 10 -0.6 0.0 1 1 98
2 3 レジェーロ 2 0.7 5 5 101
3 5 ワンスカイ 7 0.7 5 5 99
190525 -1.0 1 6 ディアンドル 5 0.1 0.3 4 4 100
2 13 アスターペガサス 1 0.6 9 6 101
3 7 アウィルアウェイ 5 0.5 6 6 99
180526 -0.6 1 3 ゴールドクイーン 8 -0.2 0.0 1 1 101
2 1 ラブカンプー 8 0.2 2 2 100
2 14 トゥラヴェスーラ 2 1.1 12 12 104

5レース中、逃げ馬が4勝。
比較的ペースの速かった2024年、2020年も
逃げ馬の優勢が揺らぐことはなく、当然狙いたくなります。
また、2020年は1人気が勝ちましたが、ほかの3レースは
8人気、4人気、9人気と人気馬が勝ったわけでもありません。

今年出していきそうなのはベイビーキッス、レイピア、
もしかしてクラスペディアあたりですが、
距離経験からレイピアがハナを奪うのではないかと思います。
この3頭のうち、レイピアは前走このレースで勝ち切るだけの
最低限のGS指数は出してきています。
ただ、今回斤量+3kgで、割引が必要です。
そしてその多くが惜敗とはいえ、500万下のおいてですら
ここまで築き上げた凡走の山もまた
この馬そのものであり、重賞で本命とするにはあまりにもな成績です。

ベイビーキッスは前走NZTだったので着順自体はしょうがないとしても
時計はまったく出ておりません。
未勝利、500万下の連勝も同様で、
そもそも時計のかかる馬場に良績が集中しています。

クラスペディアは小倉2歳S以来の1200mとなり要注意です。
去年の小倉2歳Sは中京芝で行われており特殊です。
過去レースと比較できませんが、GS指数自体は十分出ており
適性距離で一発あっておかしくないと思います。
逃げそうな馬の中ではこの馬に最も可能性を感じました。
ただし、不利な8枠というのは割り引き材料でしょう。

GSトップはカンシン。前走、いい時計で勝利しました。
ただ、脚質的な意味でも、京都替わりという意味でも今回どうでしょうか。
2着惜敗のシーンは覚悟しておいたほうがよさそうで
オッズは魅力的なものの頭で勝負となるとどうでしょうか。

前走同じ舞台でマーガレットSを勝ち切ったポッドベイダーは
展開利があり低レベルでした。
今回も同じことができるるかどうかは相手次第だと思います。

ウイントワイライトは芝替わりの前走危なげない勝ち方で
スロー前残りを許さず芝適性を見せつけました。
時計も上々で、あとは距離適性がどうか。

ニタモノドウシは近走は仕方ないとしても、
1200mで似たような位置取りをするならきついと思います。
ただ、クローバー賞は2013年以降、2番目にいい時計でした。
オッズを考えるとお買い得度は低いかなと思います。

GS上位に話を戻すと、カワキタマナレアの前走は
スローに巻き込まれたこともあり参考外とできます。
ただ、同じコースですし、この脚質だと頭では買いづらいです。
とはいえ、展開がハマったときの爆発力はあり、
逃げ馬が強いというデータに従えば消しなのですが
データクラッシャーになる可能性は十分あります。

ダンツエランは近走冴えないですが
ハイレベルなメンバーだったので参考外。
ファンタジーSでは2歳にしてすでにGS100を出しており
今回、メンバーが楽になって要注意だと思います。

サウスバンクは前走案外でしたが、
黒松賞の内容がよく、脚質も魅力です。
マーガレットSでは1人気になったほどで、
前走、距離適性がなかったのだとすれば巻き返しはありそう。

ムイは脚質的に今回は厳しい競馬になりそうな気がします。

結論としては、
どの馬も一長一短で軸にしたいという決め手がありませんでした。
自信度23%くらいの中、しいて3頭あげるなら
クラスペディア、カンシン、サウスバンクでしょうか。

 

 

 

 

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