【コース分析】小倉芝1200m_北九州記念

2025年7月6日 / コース分析, 展望

ペース傾向

クラス ペース差
平均(※1)
逃げ切り
ペース差
平均(※2)
未勝利 0.25 0.31
500万下 0.26 0.26
1000万下 0.04 0.15
1600万下 -0.24 0.20
OP・重賞 -0.37 -0.63

(※1)ペース差平均:逃げ馬が残り3Fを通過した平均です。1000万下平均を±0秒とし、マイナスならそれより速く、プラスなら遅いということになります。
(※2)逃げ切りペース差平均:逃げた馬がそのまま勝ったときのペース差の平均です。
※経年による誤差を1000万下平均を±0として修正済み

未勝利と500万下を比較するとほぼ平均ペースが同じで、
500万下で逃げ切った馬の平均が0.26秒と未勝利と同じことから
未勝利が速くなりすぎる傾向にあるといえるかと思います。

1600万下とOP。・重賞はほぼ差がありませんが、
なぜか1600万下で逃げ切った馬の平均ペースは遅く、ほぼ1000万下並。
ハイペースでぼろぼろと負けています。
この辺は次のブロックで検証します。

 

脚質傾向

※以下、データはすべて2013年以降が対象

クラス別

3歳未勝利
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 46-32-18-133/229 20.10% 34.10% 41.90%
平地・先行 105-111-89-546/851 12.30% 25.40% 35.80%
平地・中団 69-80-112-1509/1770 3.90% 8.40% 14.70%
平地・後方 8-5-10-1196/1219 0.70% 1.10% 1.90%
平地・マクリ 1-1-0-0/2 50.00% 100.00% 100.00%
3上・4上500万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 44-28-22-164/258 17.10% 27.90% 36.40%
平地・先行 115-102-106-670/993 11.60% 21.90% 32.50%
平地・中団 81-109-100-1537/1827 4.40% 10.40% 15.90%
平地・後方 18-22-28-1149/1217 1.50% 3.30% 5.60%
平地・マクリ 0-0-1-1/2 0.00% 0.00% 50.00%
3上・4上1000万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 15-11-4-55/85 17.60% 30.60% 35.30%
平地・先行 35-41-25-221/322 10.90% 23.60% 31.40%
平地・中団 28-22-41-463/554 5.10% 9.00% 16.40%
平地・後方 7-11-15-331/364 1.90% 4.90% 9.10%
平地・マクリ 0-0-0-1/1 0.00% 0.00% 0.00%
3上・4上1600万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 5-0-3-28/36 13.90% 13.90% 22.20%
平地・先行 13-16-12-97/138 9.40% 21.00% 29.70%
平地・中団 11-15-11-180/217 5.10% 12.00% 17.10%
平地・後方 7-5-10-114/136 5.10% 8.80% 16.20%
平地・マクリ 0-0-0-0/0
3上・4上OP・重賞
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 4-2-1-13/20 20.00% 30.00% 35.00%
平地・先行 8-7-4-65/84 9.50% 17.90% 22.60%
平地・中団 5-8-12-114/139 3.60% 9.40% 18.00%
平地・後方 3-3-2-88/96 3.10% 6.30% 8.30%
平地・マクリ 0-0-1-0/1 0.00% 0.00% 100.00%

 

まず、全国の芝1200mで逃げの成功率でいうと
小倉は9場中6位と、平坦で直線が短いコースとはいえ、
印象より逃げづらいコースです。

クラス別でみていくと、1600万下の逃げ成功率が
ほかの条件と比べると厳しいです。
これは、詳しく見てみると2021年からがくりと逃げ馬の成績が落ちています。
(2020年も勝ち馬がいませんが、2Rしか施行されていません)

すると、2021年以降は1人気が1頭逃げ切っており、2人気が4着
あとは全馬4人気以下で、単純に強い逃げ馬が出走していない可能性があります。
逆に2013年~2019年はむしろ逃げ馬が活躍しており、
特に1600万下だけペースが上がる傾向もなく、
記事冒頭でまとめたようにクラスによるペース上昇もゆるやかですので
単純に出走メンバーのアヤかなという気がします。

 

 

馬場別

良馬場
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 156-87-51-364/658 23.70% 36.90% 44.70%
平地・先行 305-320-268-1542/2435 12.50% 25.70% 36.70%
平地・中団 166-205-273-3435/4079 4.10% 9.10% 15.80%
平地・後方 32-46-62-2811/2951 1.10% 2.60% 4.70%
平地・マクリ 0-2-2-1/5 0.00% 40.00% 80.00%
良馬場以外
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 52-39-17-149/257 20.20% 35.40% 42.00%
平地・先行 121-111-109-643/984 12.30% 23.60% 34.70%
平地・中団 65-92-108-1499/1764 3.70% 8.90% 15.00%
平地・後方 19-15-22-1159/1215 1.60% 2.80% 4.60%
平地・マクリ 1-0-1-1/3 33.30% 33.30% 66.70%

 

良馬場のほうがやや逃げ馬の成績がいいっですが、
連対率や複勝率をみると、大差はないかなという気がします。

 

コース区分別

Aコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 141-81-39-309/570 24.70% 38.90% 45.80%
平地・先行 258-267-240-1337/2102 12.30% 25.00% 36.40%
平地・中団 140-176-233-2878/3427 4.10% 9.20% 16.00%
平地・後方 33-42-58-2380/2513 1.30% 3.00% 5.30%
平地・マクリ 0-2-2-1/5 0.00% 40.00% 80.00%
Bコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 67-45-29-204/345 19.40% 32.50% 40.90%
平地・先行 168-164-137-848/1317 12.80% 25.20% 35.60%
平地・中団 91-121-148-2056/2416 3.80% 8.80% 14.90%
平地・後方 18-19-26-1590/1653 1.10% 2.20% 3.80%
平地・マクリ 1-0-1-1/3 33.30% 33.30% 66.70%

Aコース:北九州記念、小倉2歳S(2023年)、CBC賞(2021~2022年)
Bコース:小倉2歳S(2023年以外、2024年は中京開催)、北九州記念(2022年)

 

Aコースのほうがやや逃げ馬が優勢です。
ただ、全体的に大きな違いがあるおうには思えませんでした。

 

枠別成績

全条件
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 77-89-111-1242/1519 5.10% 10.90% 18.20%
2枠 103-89-75-1300/1567 6.60% 12.30% 17.00%
3枠 92-98-113-1308/1611 5.70% 11.80% 18.80%
4枠 99-111-110-1332/1652 6.00% 12.70% 19.40%
5枠 114-107-114-1360/1695 6.70% 13.00% 19.80%
6枠 104-118-113-1398/1733 6.00% 12.80% 19.30%
7枠 176-169-135-1772/2252 7.80% 15.30% 21.30%
8枠 152-136-142-1900/2330 6.50% 12.40% 18.50%
良馬場
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 54-62-85-864/1065 5.10% 10.90% 18.90%
2枠 72-73-51-903/1099 6.60% 13.20% 17.80%
3枠 61-73-78-924/1136 5.40% 11.80% 18.70%
4枠 80-75-81-928/1164 6.90% 13.30% 20.30%
5枠 80-72-84-964/1200 6.70% 12.70% 19.70%
6枠 77-82-73-1004/1236 6.20% 12.90% 18.80%
7枠 132-114-97-1245/1588 8.30% 15.50% 21.60%
8枠 103-109-107-1326/1645 6.30% 12.90% 19.40%
良馬場以外
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 23-27-26-378/454 5.10% 11.00% 16.70%
2枠 31-16-24-397/468 6.60% 10.00% 15.20%
3枠 31-25-35-384/475 6.50% 11.80% 19.20%
4枠 19-36-29-404/488 3.90% 11.30% 17.20%
5枠 34-35-30-396/495 6.90% 13.90% 20.00%
6枠 27-36-40-394/497 5.40% 12.70% 20.70%
7枠 44-55-38-527/664 6.60% 14.90% 20.60%
8枠 49-27-35-574/685 7.20% 11.10% 16.20%

 

1枠の成績がやや悪いように思えます。

 

騎手別成績(2022年以降)

※昨年順位は2024年の勝鞍数

騎手 着別度数 勝率 連率 複率 単回値 複回値 昨年順位
武豊 30-23-16-92/161 18.60% 32.90% 42.90% 86 81 9
川田将雅 31-25-14-97/167 18.60% 33.50% 41.90% 81 78 2
松山弘平 58-40-39-338/475 12.20% 20.60% 28.80% 70 76 5
西村淳也 31-13-22-204/270 11.50% 16.30% 24.40% 130 102 10
浜中俊 31-31-27-182/271 11.40% 22.90% 32.80% 68 69 28
藤岡佑介 24-17-20-152/213 11.30% 19.20% 28.60% 67 84 18
藤岡康太 40-35-25-289/389 10.30% 19.30% 25.70% 83 66 39
幸英明 49-40-43-372/504 9.70% 17.70% 26.20% 88 73 21
松若風馬 33-16-21-301/371 8.90% 13.20% 18.90% 182 77 58
北村友一 30-37-37-256/360 8.30% 18.60% 28.90% 77 96 15
和田竜二 29-41-27-254/351 8.30% 19.90% 27.60% 43 75 27
吉田隼人 19-19-15-202/255 7.50% 14.90% 20.80% 68 63 61
小牧太 12-11-13-126/162 7.40% 14.20% 22.20% 61 64 137
鮫島克駿 26-31-26-281/364 7.10% 15.70% 22.80% 99 80 7
丸山元気 12-15-15-132/174 6.90% 15.50% 24.10% 123 96 47
菱田裕二 17-14-18-208/257 6.60% 12.10% 19.10% 68 88 36
秋山真一 13-11-25-153/202 6.40% 11.90% 24.30% 78 105 114
川須栄彦 18-14-13-244/289 6.20% 11.10% 15.60% 190 85 103
田中健 9-7-7-122/145 6.20% 11.00% 15.90% 139 68 111
丹内祐次 19-25-32-240/316 6.00% 13.90% 24.10% 69 85 12
富田暁 13-15-13-178/219 5.90% 12.80% 18.70% 72 72 73
国分優作 13-9-10-191/223 5.80% 9.90% 14.30% 106 58 80
国分恭介 10-3-27-163/203 4.90% 6.40% 19.70% 59 114 77
酒井学 14-14-20-259/307 4.60% 9.10% 15.60% 62 80 41
太宰啓介 12-15-13-224/264 4.50% 10.20% 15.20% 105 74 96
荻野極 9-14-9-185/217 4.10% 10.60% 14.70% 55 74 32
勝浦正樹 7-17-15-130/169 4.10% 14.20% 23.10% 55 88 100
亀田温心 6-5-9-126/146 4.10% 7.50% 13.70% 31 73 59
高倉稜 10-7-11-224/252 4.00% 6.70% 11.10% 51 73 117
鮫島良太 5-5-12-149/171 2.90% 5.80% 12.90% 21 59 116
藤懸貴志 6-13-13-207/239 2.50% 7.90% 13.40% 59 64 64
中井裕二 4-5-10-160/179 2.20% 5.00% 10.60% 88 98 88
和田翼 4-8-13-162/187 2.10% 6.40% 13.40% 23 71 151
斎藤新 3-12-14-147/176 1.70% 8.50% 16.50% 48 75 37
黛弘人 2-7-4-191/204 1.00% 4.40% 6.40% 21 48 76

 

ほぼ成績通りで、特にこのコースを得意としている騎手、
苦手としている騎手が見当たりませんでした。
松若騎手が全体の成績の割に乗れているかなという気がします。

 

激アツ条件

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ   9-3-2-5/ 19 47.40% 63.20% 73.70%
平地・先行   9-15-8-33/ 65 13.80% 36.90% 49.20%
平地・中団   0-1-8-73/ 82 0.00% 1.20% 11.00%
平地・後方   1-0-1-69/ 71 1.40% 1.40% 2.80%
平地・マクリ   0-0-0-0/  0

世代:2歳
クラス:OP
馬場:良
コース区分:全

 

2歳OPは逃げ馬が超好成績です。
ただ、2歳戦なのでどの馬が逃げるのか、
それを当てる必要があります。
わかれば高い確率で馬券がとれそうです。

 

OP・重賞検討

北九州記念(2025年)

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 3角 4角 GS
240630 0.0 1 12 ピューロマジック 11 -1.1 0.0 1 1 101
2 16 ヨシノイースター 5 0.4 3 2 101
3 7 モズメイメイ 3 0.9 9 5 99
230820 -0.5 1 15 ジャスパークローネ 12 -0.3 0.0 1 1 104
2 9 ママコチャ 5 0.6 6 5 104
3 1 ストーンリッジ 5 0.6 6 5 104
220821 -1.0 1 1 ボンボヤージ 2 -0.1 0.6 7 5 104
2 3 タイセイビジョン 1 1.0 13 13 103
3 16 ナムラクレア 4 0.7 10 8 103
220703 -1.5 1 5 テイエムスパーダ 3 -0.9 0.0 1 1 107
2 8 タイセイビジョン 1 1.1 14 12 104
3 2 アネゴハダ 7 0.3 3 3 101
210822 0.4 1 17 ヨカヨカ 8 -0.4 0.6 3 3 105
2 6 ファストフォース 12 0.5 3 3 102
3 12 モズスーパーフレア 17 0.0 1 1 101
210704 -1.8 1 3 ファストフォース 8 -0.2 0.0 1 1 104
2 11 ピクシーナイト 2 0.5 7 6 104
3 10 アウィルアウェイ 1 0.7 8 8 103
200823 -0.1 1 4 レッドアンシェル 2 -1.0 1.2 8 8 104
2 10 モズスーパーフレア 15 0.0 1 1 98
3 11 アウィルアウェイ 2 1.5 13 14 101
190818 -0.2 1 16 ダイメイプリンセス 3 -0.6 1.0 11 8 99
2 5 ディアンドル 8 0.5 5 4 96
3 11 アンヴァル 1 1.3 15 14 98
180819 -0.7 1 5 アレスバローズ 1 -0.7 0.7 8 6 109
2 11 ダイメイプリンセス 5 0.5 7 6 107
3 9 ラブカンプー 11 0.0 2 2 105
170820 -0.4 1 9 ダイアナヘイロー 10 -0.4 0.1 2 2 102
2 12 ナリタスターワン 4 0.4 6 3 102
3 18 ラインスピリット 11 0.2 3 3 101
160821 0.4 1 9 バクシンテイオー 1 0.0 0.7 11 10 103
2 5 ベルカント 5 0.1 3 2 99
3 8 オウノミチ 3 0.5 9 4 98
150823 -0.1 1 3 ベルカント 5 -0.7 0.9 5 4 109
2 5 ビッグアーサー 3 1.4 10 8 108
3 13 ベルルミエール 7 1.1 7 8 106
140824 -0.1 1 1 リトルゲルダ 4 -0.3 0.3 3 3 106
2 8 メイショウイザヨイ 6 0.1 2 2 106
3 7 カイシュウコロンボ 1 0.8 13 7 106
130818 -0.7 1 7 ツルマルレオン 3 -0.9 1.1 10 10 109
2 13 ニンジャ 2 1.4 13 14 108
3 14 バーバラ 7 0.8 7 8 106

 

まずレースレベルとしてはかなり低いです。
OP特別レベルだと思ってよさそうです。

脚質的には逃げ馬の活躍が目立ち、
追い込み馬が馬券になるにはペース差で-1.0秒くらい
前が流れる展開になってほしいところです。

今年のメンバーを見ると、フルゲートと頭数が多く
単距離戦の割には逃げ馬が少ない印象を受けました。
だからこそ、普段番手の馬が
積極的にポジションをとっていくことも考えられますが
とはいえ後方の馬が有利になる要素はないかなと思っています。

今回はハンデ戦で、3歳勢が参戦ということで
斤量と年齢の傾向をひもといていきます。
まず、全体的な斤量と成績です。

●斤量別成績(2013年以降)

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率
    ~49kg 1-0-1-4/6 16.70% 16.70% 33.30%
49.5~51kg 2-0-1-21/24 8.30% 8.30% 12.50%
51.5~53kg 4-4-3-48/59 6.80% 13.60% 18.60%
53.5~55kg 4-4-5-78/91 4.40% 8.80% 14.30%
55.5~57kg 3-6-4-35/48 6.30% 18.80% 27.10%
57.5~59kg 0-0-0-8/8 0.00% 0.00% 0.00%

軽ハンデは要注意だと思います。
一方で、55.5kg以上背負っている馬=その実績が認められている馬たちは
少なくとも連対率、複勝率という馬では優秀で、
2着、3着は警戒する必要があります。

次に年齢別成績です。

●年齢別成績(2013年以降)

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3歳 3-2-3-22/30 10.00% 16.70% 26.70%
4歳 3-3-5-28/39 7.70% 15.40% 28.20%
5歳 4-8-2-60/74 5.40% 16.20% 18.90%
6歳 3-1-4-49/57 5.30% 7.00% 14.00%
7歳 1-0-0-26/27 3.70% 3.70% 3.70%
8歳 0-0-0-7/7 0.00% 0.00% 0.00%

 

北九州記念と畳は新しいほどいいという結論になりました。
夏のローカルハンデ重賞は3歳馬に注意というのは定説ですが
このレースも十分警戒すべきでしょう。
さらに斤量もまじえてまとめてみます。

●3歳馬斤量別成績1(2013年以降)

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率
    ~49kg 1-0-1-1/3 33.30% 33.30% 66.70%
49.5~51kg 1-0-1-9/11 9.10% 9.10% 18.20%
51.5~53kg 1-2-1-7/11 9.10% 27.30% 36.40%
53.5~55kg 0-0-0-5/5 0.00% 0.00% 0.00%

53kgを超えると、がくんと好走率が下がり、
5頭すべてが馬券になっていません。
今年の3歳馬は以下の3頭です。

クラスペディア(54kg)

エイシンワンド(54kg)

アブキールベイ(53kg)

さらに牡馬、牝馬別にみてみます。

●3歳馬斤量別成績2(2013年以降)

馬名 性別 斤量 着順
ロンドンプラン 55 8
ペアポルックス 54 17
モズメイメイ 54 10
ファンタジスト 54 14
マイネルエテルネル 54 7
ピューロマジック 53 1
ナムラクレア 53 3
ピクシーナイト 53 2
マイネルグリット 53 12
ディープダイバー 53 13
アサクサゲンキ 53 6
ナナオ 52 6
シゲルピンクルビー 52 4
アスコルターレ 52 8
ディアンドル 52 2
ベルカント 52 6
テイエムスパーダ 51 7
ヨカヨカ 51 1
ヨカヨカ 51 5
カリオストロ 51 18
ラブカンプー 51 3
ゴールドクイーン 51 16
アンヴァル 50 10
オーミアリス 50 14
レオパルディナ 50 15
リアルヴィーナス 50 13
ローガンサファイア 50 4
アネゴハダ 49 4
アネゴハダ 49 3
テイエムスパーダ 48 1

 

あくまで過去傾向としては、斤量だけの話なら
アブキールベイに可能性がありそうです。
アブキールは牝馬ですが、牝馬の53kgについても。
厳しい斤量ではないように見えます。

前走の葵Sはクラスペディアとワンツーでした。
こちらにまとめてあります。
ざっと概要をまとめると、レースレベルは低くハイペースでした。
アブキールベイにとっては展開が向き、
クラスペディアにとっては展開が向きませんでした。

まずアブキールの取捨としては、展開が向いたことだけが
マイナスポイントなら、再び向く可能性もあり
個人的には最低限2着、3着は警戒すべきだと思います。

一方のクラスペディアは、脚質的には向いているし
前走は敗因もはっきりしています。
クロッカスSをみるとスローでギアチェンできるタイプで
消耗戦に持ち込まなくても勝機はありそう。
オッズも手ごろで手を出したくなりますが、
やはり54kgが気になります。
それだけハンデキャッパーに見込まれたともいえますが、
斤量傾向というのは数字なのである程度信頼度があると思っていて
傾向をひっくり返すだけの時計的な裏付けもありません。

エイシンワンドは実績を考えると54kgは厳しいかなと思いました。

古馬はどうでしょうか。GSトップはスリーアイランド。最低人気です。
続くのはミルトクレイモー。2頭とも1000mでやや信頼度は低いです。
個人的には2頭とも切り。

ヤマニンアンフィルは連闘になりますが、
前走やや余裕がありつつややスローを上がり最速差し切り。
今回2kg減でさらなる前進必至です。

レッドヒルシューズは近走さえませんが、
このコースで3勝しており今回53kg。
前々走この舞台でOP特別を7着ですが、不利がありました。
注意したいです。

人気どころを見てみると、メイショウソラフネは
57kgをはねのけるほどの買い要素があるかというと疑問です。

ロードエアフォースは脚質的にも会っているし、
ここまで大崩れなし。ヒモには党銭れるべきでしょう。
前走、前々走だけ走れば勝ち負けです。

ヤマニンアルリフラは前走展開に恵まれ、時計も出ていません。
斤量は55kg恵まれたので、さらに時計をつめてくればチャンスはあります。
ただ軸で買うにはどうか。

キタノエクスプレスは平坦に良績があり、時計も出ています。
まあまあオッズがつきますが、そこはファンもよくわかっていて
鞍上込みの判断だと思っています。
鞍上をどこまで信頼するかという問題かと思います。

ヨシノイースターは実績でいえばトップだと思いますし、
明らかにこのコースを得意としています。
ただ、斤量58kgは割り引きせざるをえず、2着、3着かなと思います。
2013年以降、57.5kgを超える馬は5頭とも馬券にからんでいません。

結論を出すのは難しいですが、素直にどの馬が一番可能性があるかときかれた
ロードエアフォースと答えますが、馬券はまた別の話。
ヤマニンアンフィル、レッドヒルシューズのオッズがおいしいと思いました。
3歳勢からはアブキールベイとクラスペディア。
この5頭の馬連、3連複BOXで遊ぼうかと思います。
自信はありません。

 

 

 

 

 

 

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