【展望】20211017_秋華賞(後編)

2021年10月11日 / 展望

今回、阪神競馬場で行われる秋華賞、ということで

過去傾向がまったくアテになりません。

そこで舞台となる阪神芝2000mとは、どのようなコースなのか

あらためておさらいしてみましょう。

 

阪神芝2000mの脚質傾向

●阪神芝2000m(2013年以降G3)

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ   3-
3-  0- 17/ 23
13.00% 26.10% 26.10%
平地・先行   8-
4-  4- 52/ 68
11.80% 17.60% 23.50%
平地・中団   7- 10- 11- 77/105 6.70% 16.20% 26.70%
平地・後方   3-
4-  6- 69/ 82
3.70% 8.50% 15.90%
平地・マクリ   0-
0-  0-  1/  1
0.00% 0.00% 0.00%

 

 

●阪神芝2000m(2013年以降全条件)

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ   69-
44-  32- 195/ 340
20.30% 33.20% 42.60%
平地・先行  135- 133- 132- 716/1116 12.10% 24.00% 35.80%
平地・中団   91- 110- 108- 973/1282 7.10% 15.70% 24.10%
平地・後方   29-
33-  48-1015/1125
2.60% 5.50% 9.80%
平地・マクリ    6-
7-   8-  35/
56
10.70% 23.20% 37.50%

 

上の表が古馬G3(鳴尾記念、マーメイドS、チャレンジカップ)で、

下の表はこの距離の全レースです。

大きな違いは、G3になると逃げ馬が馬券になる確率が

がくりと落ちるという点です。

その分は、先行~追い込みまでにまんべんなくまわる形で、

「阪神芝2000mの脚質傾向」といっても、

条件で区切るとだいぶ違う点に留意すべきでしょう。

 

よく言われるのが、阪神芝2000mはスタート直後に上り坂で

テンのスピードがつきづらく、いく馬有利という点です。

これは数字からも明らかで、

全条件でいえば、京都芝2000mよりもやや逃げ馬は残しやすく、

中山芝2000mにいたっては逃げ馬の勝率が10%ちょいです。

開幕直後ということも加味すれば、

天気がもてば先行馬は要注意でしょう。

 

しかしながら、天気予報としては、週末は雨です。

日曜日の最後のほうのレースですし、

内が伸びない馬場になる可能性は十分あります。

馬場によっては、先行馬にとって厳しい闘いになるでしょう。

 

ところで、古馬G3と秋華賞にはどのくらいのレベルの差があるのでしょうか。

 

古馬G3との比較、および脚質傾向

レース 秋華賞 阪神芝2000m
(古馬G3)
平均GS 116.6 117.9
平均ペース差 -2.5 -1.46

 

まず平均GSですが、秋華賞のほうが若干レベルが低く

古馬G3で勝ち負けくらいの能力は要求されます。

この時期、G1でも馬券になる3歳馬がいるくらいですから

G1ということを考えれば、牝馬限定戦ということもあり

そこまでハイレベルではありません(斤量も軽いですし)。

ただ、逆にいうと古馬G3でも勝ち負けできる馬なら

簡単に飛び越えてくるハードルといえるでしょう。

 

ペースに関しては競馬場が違うので単純な比較はできませんが、

先ほども見たように阪神芝2000mの特性を考えると、

秋華賞は比較的ペースが上がりやすく、

2013年以降逃げ馬は(0,1,0,7)と不振。

ペースが落ち着きそうな今回は、この傾向は当てはまりません。

 

ともあれ、今回は阪神芝2000mでの秋華賞の

脚質傾向を探るのは不可能なので、

だいたい似たようなレースレベルの古馬G3で探っていきましょう。

 

●阪神芝2000m(2013年以降G3)

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
201205 -1.1 1 7 レイパパレ 3 0.0 0.0 2 2 2 1 109
2 11 ブラヴァス 1 0.5 4 5 6 6 107
3 1 ヒンドゥタイムズ 3 0.3 4 4 5 3 106
200606 -1.4 1 1 パフォーマプロミス 3 -1.5 0.6 8 9 7 5 104
2 7 ラヴズオンリーユー 3 0.6 5 6 5 5 104
3 8 レッドジェニアル 1 1.2 15 14 13 13 103
191130 -2.1 1 4 ロードマイウェイ 1 -0.1 0.6 10 9 9 7 107
2 7 トリオンフ 7 0.0 1 1 1 1 107
3 1 ブレステイキング 5 0.5 6 6 7 7 106
190601 -0.4 1 7 メールドグラース 1 -1.7 0.7 7 7 7 7 119
2 9 ブラックスピネル 6 0.0 1 1 1 1 117
3 6 ステイフーリッシュ 4 0.3 4 4 4 2 117
181201 -1.8 1 9 エアウィンザー 1 -1.9 1.5 4 4 4 3 118
2 2 マウントゴールド 6 1.2 3 3 3 3 113
3 10 ステイフーリッシュ 4 1.7 7 6 6 6 111
180602 -1.7 1 8 ストロングタイタン 1 -3.2 0.5 5 5 5 4 130
2 2 トリオンフ 1 0.6 5 5 5 4 129
3 5 トリコロールブルー 3 0.8 7 7 8 7 125
171202 -1.4 1 3 サトノクロニクル 4 -1.9 0.3 3 4 3 4 119
2 8 デニムアンドルビー 2 0.6 11 10 8 6 119
3 6 ブレスジャーニー 2 0.7 7 7 8 9 118
170603 -1.6 1 9 ステイインシアトル 5 0.1 0.0 1 1 1 1 109
2 8 スマートレイアー 1 0.5 5 5 5 5 109
3 3 マイネルフロスト 7 0.2 3 3 3 3 106
160604 -1.7 1 3 サトノノブレス 4 -2.6 0.3 4 4 3 2 126
2 12 ステファノス 2 0.5 8 8 6 6 126
3 2 プランスペスカ 4 0.4 4 6 6 6 125
150606 -0.8 1 10 ラブリーデイ 2 -2.3 0.6 5 5 5 5 123
2 6 マジェスティハーツ 1 1.0 9 9 10 11 120
3 4 アズマシャトル 3 0.8 8 8 7 6 119
140607 -1.3 1 11 エアソミュール 1 -1.3 0.7 9 9 8 7 115
2 10 アドマイヤタイシ 5 0.3 3 3 3 3 115
3 2 フラガラッハ 1 0.7 9 9 10 10 115
130601 -1.4 1 10 トウケイヘイロー 8 -1.1 0.0 2 2 1 1 116
2 9 エクスペディション 3 0.6 9 9 10 9 114
3 7 ダノンバラード 5 0.4 5 5 9 5 114

 

逃げ・ 先行馬がよく残しており、

全体的に残り3F地点で逃げ馬から0.6秒以内の位置にはいたいところです

極端な後方待機は通じづらく、早めにマクる必要があり、

コーナーワークも重要になるでしょう。

 

現状の注目馬は?

先行勢はソダシがいる以上、同型の馬は軽視したいと思います。

ユーバーレーベンは、コーナーワークで器用な競馬ができ、

天気が味方すれば、外からマクってのVが容易に想像できます。

この2頭が切れないと、馬券的には厳しく、

人気どころを切りつつ、残り3F地点である程度の位置にいそうな馬…。

個人的には、紫苑S2着、3着馬が不気味に思えるのですが。

 

 

 

 

 

 

“【展望】20211017_秋華賞(後編)” への4件のフィードバック

  1. 匿名 より:

    泰蔵さんのこういった理論的な分析が大好きです。

  2. takadataizo より:

    ありがとうございます
    そうおっしゃっていただけると、本当にうれしいです

  3. バズ より:

    ファインルージュかなと思ってますが、同じくミスフィガロが気になってます。
    前走もそうですが、2走前もそこそこのレベルだと思ってます。

  4. takadataizo より:

    ミスフィガロの2走前は、
    時計の出る馬場ではありましたが、
    500万下としては優秀ですね
    ファインルージュ切れないかあ…
    当日まで悩みます

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