【展望】20220403_大阪杯

2022年3月28日 / 展望

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
210404 2.3 1 8 レイパパレ 1 -3.1 0.0 1 1 1 1 126
2 1 モズベッロ 1 0.7 10 10 9 5 119
3 7 コントレイル 4 0.3 9 9 6 2 117
200405 -0.8 1 5 ラッキーライラック 2 -1.5 0.3 3 3 3 5 127
2 12 クロノジェネシス 3 0.2 3 3 3 3 127
3 8 ダノンキングリー 5 0.0 1 1 1 1 126
190331 -0.4 1 3 アルアイン 4 -0.5 0.3 4 3 4 4 105
2 6 キセキ 7 0.1 2 2 2 2 105
3 2 ワグネリアン 2 0.5 7 7 8 8 104
180401 -1.3 1 15 スワーヴリチャード 5 -1.3 0.0 15 15 1 1 124
2 5 ペルシアンナイト 1 0.5 11 10 9 9 123
3 8 アルアイン 3 0.3 5 5 5 5 122
170402 -0.3 1 5 キタサンブラック 7 -2.5 1.0 4 3 3 2 127
2 4 ステファノス 5 1.2 5 5 4 4 126
3 13 ヤマカツエース 2 1.7 10 10 9 7 125
160403
(GII)
-1.3 1 9 アンビシャス 2 0.3 0.2 2 2 2 2 113
2 7 キタサンブラック 5 0.0 1 1 1 1 113
3 8 ショウナンパンドラ 1 0.5 5 5 5 3 111
150405
(GII)
不能 1 3 ラキシス 1 不能 1.2 11 11 11 11
2 7 キズナ 2 1.4 12 12 12 12
3 4 エアソミュール 4 0.4 5 5 4 4
140406
(GII)
1.5 1 7 キズナ 1 -3.3 2.4 8 8 8 8 131
2 3 トウカイパラダイス 5 0.1 2 2 2 2 129
3 4 エピファネイア 2 2.2 6 6 6 5 128
130331
(GII)
-1.0 1 5 オルフェーヴル 2 -0.3 0.7 10 11 9 6 119
2 3 ショウナンマイティ 1 0.9 13 13 12 10 118
3 7 エイシンフラッシュ 3 0.3 8 8 3 3 118

 

先行馬が圧倒的に有利

2017年のGI昇格後、残り3F地点で

逃げ馬から0.6秒以上離されていたのは4/15頭で、

このうち2017年はマルターズアポジーが

後続を大きく突き放して逃げており、番手以降だけで考えれば

実質0.6秒以内と考えてよさそうです。

ポジションをとりにいくにしろ、3角4角でマクるにせよ、

勝負所で後方待機のままでは勝負になりません。

残り3F地点の通過が逃げ馬から0.5秒離されると厳しいです。

 

確かにまだGIIだった2016年以降は追い込みや差しも

決まってなくはないのですが、メンバーがそろうようになって

前もそうそう簡単に垂れなくなったのでしょう。

GI昇格後の1つの特徴だと思います。

 

有力馬2頭は堅いか

今回人気になりそうなのは、現役最強馬エフフォーリアと、

前走金鯱賞を楽勝したジャックドール。

それぞれ、戦績を見てみましょう。

まずは、説明不要とも思えますがエフフォーリアの近2走です。

 

●天皇賞・秋(2013年以降)

日付 馬名 GS 3F
131027 1 ジャスタウェイ 133 83.5 34.9
191027 1 アーモンドアイ 135 83.8 34.4
181028 1 レイデオロ 131 84.5 34.1
201101 1 アーモンドアイ 128 85.5 33.4
151101 1 ラブリーデイ 122 85.5 34.0
161030 1 モーリス 123 85.6 33.8
211031 1 エフフォーリア 125 85.6 33.6
141102 1 スピルバーグ 112 86.6 33.9

 

同じ前半1400mを85.5~85.6秒で通過した馬と比較すると

モーリス、ラブリーデイには勝っている計算で

アーモンドアイには届かない、くらいの内容でした。

 

●有馬記念

日付 馬名 GS 3F
131222 1 オルフェーヴル 143 115.8 35.9
211226 1 エフフォーリア 136 116.4 36.0
191222 1 リスグラシュー 145 116.6 34.9
161225 1 サトノダイヤモンド 135 117.0 35.5
181223 1 ブラストワンピース 130 117.1 35.9
201227 1 クロノジェネシス 121 118.0 35.9
151227 1 ゴールドアクター 122 118.8 35.0
171224 1 キタサンブラック 116 119.0 35.4
141228 1 ジェンティルドンナ 99 121.8 34.3

 

このレース自体が、とんでもない低レベルだったり、

枠の影響が大きかったりで、実力を測るレースとはいいがたく

参考記録くらいに考えがほうがよいとは思いますが、

GS的なパフォーマンスとしてはまずまずといった内容でした。

それでも、クロノジェネシスやブラストワンピースと比較すると

だいぶ前目の位置からかわらない上がりを使っており及第点といえます。

空き巣となる今回、能力は上位でしょう。

 

気になるのは位置取りです。

前述したように前有利なレース(コース)で、

適性という意味ではジャックドールに有利な材料です。

この馬は、近走それほどゴリゴリ前目にはつけていません。

デビュー以来の位置取りを以下にまとめました

 

●エフフォーリアの位置取り

日付 レース ペース 1角 2角 3角 4角
211226 有馬記念G1 -4.7 0.8 9 9 8 5
211031 天皇賞秋G1 -1.8 0.4 6 6 6
210530 東京優駿G1 -1.4 0.5 3 4 9 9
210418 皐月賞G1 -2.3 0.3 3 4 4 4
210214 共同通信G3 1.1 0.4 2 4 3
201108 百日草特・1勝 2.2 0.3 4 4 4
200823 新馬 1.6 0.2 3 3 2 2

※ペース:1000万下逃げ馬平均との差(秒)

※前:そのレースで逃げた馬が残り3F地点を通過した、何秒後に通過したか

 

デビューからスローでは難なく前につけてはいます。

有馬記念では距離を意識して折り合ったのだと思いますが、

残り3F地点で0.8秒離されていました。

形としてはマクった形になっていますが、

このときの有馬記念はハイペースで、

いった馬がどんどん垂れてきたと考えると、

今回、ジャックドール、レイパパレといく馬がだいぶ強化されます。

4角できちんとまくりきれるかどうかがポイントになってきます。

 

次にジャックドールです。

金鯱賞の成績を見てみましょう。

 

●金鯱賞(2013年以降)

日付 馬名 GS 3F
210314 1 ギベオン 119 83.5 36.1
220313 1 ジャックドール 128 83.6 35.0
131130 1 カレンミロティック 122 83.6 35.7
141206 1 ラストインパクト 128 84.1 34.6
151205 1 ミトラ 126 84.3 34.6
170311 1 ヤマカツエース 118 84.9 34.9
190310 1 ダノンプレミアム 115 85.9 34.1
200315 1 サートゥルナーリア 121 86.9 32.5
180311 1 スワーヴリチャード 102 87.6 33.7
161203 1 ヤマカツエース 103 87.7 33.6

 

2013年以降ではもっとも高いパフォーマンス(2014年とタイ)でした。

しまいは流す余裕もあったので、数字以上の内容です。

今回、初GIということで、この金鯱賞の成績が

一線級相手にどこまでやれるのか、物差しを探してみました。

まずは大阪杯で、4角1-3番手にいた馬たちの一覧です。

 

●大阪杯逃げ・先行馬(4角1-3番手)

日付 馬名 GS 3F
140406 4 カレンミロティック 126 83.0 36.4 GII
140406 2 トウカイパラダイス 129 83.1 36.0 GII
210404 1 レイパパレ 126 83.2 36.1
140406 8 ビートブラック 96 83.4 39.0 GII
210404 5 サリオス 115 83.4 37.0
210404 3 コントレイル 117 83.5 36.7
210404 4 グランアレグリア 117 83.5 36.7
170402 12 マルターズアポジー 112 83.8 36.9
170402 14 ロードヴァンドール 102 84.6 37.1
200405 3 ダノンキングリー 126 84.8 34.5
200405 6 ジナンボー 122 84.8 34.9
170402 1 キタサンブラック 127 84.8 34.4
200405 2 クロノジェネシス 127 85.0 34.2
180401 11 ヤマカツライデン 111 85.0 35.8
190331 10 エポカドーロ 95 85.8 36.6
190331 2 キセキ 105 85.9 35.5
190331 7 スティッフェリオ 100 85.9 36.0
130331 14 コパノジングー 102 86.0 35.7 GII
130331 4 トウカイパラダイス 115 86.1 34.3 GII
130331 3 エイシンフラッシュ 118 86.3 33.8 GII
130331 5 ダークシャドウ 114 86.3 34.2 GII
130331 6 ヴィルシーナ 111 86.3 34.5 GII
160403 2 キタサンブラック 113 86.6 34.0 GII
160403 1 アンビシャス 113 86.8 33.8 GII
160403 6 ヌーヴォレコルト 106 87.0 34.3 GII
160403 10 マイネルラクリマ 100 87.0 34.9 GII
160403 3 ショウナンパンドラ 111 87.1 33.7 GII

 

今回、去年並のハイペースになると想定すると、

1400m通過が83秒台前半であると仮定します。

となると、GII時代の2014年に2着のトウカイパラダイス(36.0秒)と

2021年の勝ち馬レイパパレ(36.1秒)、

ついでにこちらもGIIだった2014年に4着だった

カレンミロティック(36.4秒)の数字から

勝利条件は、上がり36秒を切ればまずまず勝ち負けといえそうです。

この3レースともに、GS的には低レベルではありませんでした。

 

2103年の金鯱賞を、カレンミロティックが83.6-35.7で勝っており

ジャックドールは同じ位置から0.7秒速い上がりを「余裕をもって」出しています。

また、レイパパレは一緒に走って2着でしたが84.0-35.0で

パフォーマンスとしてはカレンミロティックと大差はありません。

これらの馬を物差しにすると、

机上の計算で、あるいは事実として先着しているわけで、

コースが違うので単純に比較はできないにせよ、

ジャックドールがすでにGI勝ち負け級の時計を出していることは事実でしょう。

今回、うってつけの舞台ですし、2人気は妥当といえます。

 

3頭目でおもしろそうな馬は?

2頭に人気がどっ被りして、馬券的に妙味がなさそうですが

ようは3頭目にめちゃくちゃな馬がくれば配当はそれなりにはねます。

 

まずは京都大賞典(阪神)を勝ったアフリカンゴールドです。

去年今年と阪神芝2200mで行われましたので、宝塚記念とも比べてみましょう。

 

●京都記念&宝塚記念(2013年以降)

日付 馬名 GS 3F
180624 1 ミッキーロケット 130 95.7 35.8
160626 1 マリアライト 126 95.8 36.1
190623 1 リスグラシュー 133 95.9 35.3
170625 1 サトノクラウン 120 96.8 35.7
200628 1 クロノジェネシス 114 96.9 36.2
210214 1 ラヴズオンリーユー 122 97.1 35.2
130623 1 ゴールドシップ 122 97.3 35.0
140629 1 ゴールドシップ 124 97.4 34.7
210627 1 クロノジェネシス 121 97.5 34.8
220213 1 アフリカンゴールド 113 98.3 34.8
150628 1 ラブリーデイ 101 99.6 34.8

 

まずペースが遅すぎます。

たとえば2021年のクロノジェネシスは、0.8秒も前から同じ上がりを使っており、

その他の年を見ても、2021年のラヴズオンリーユー、

2013年、2014年の ゴールドシップは2秒前後前から

それほど差のない上がりを使っています。

前走は、1000万下並のドスローを逃げただけのフロックでしょう。

ちなみに2015年のラブリーデイのパフォーマンスもたいがいですが

この年は例のゴルシのアレの年です。

今回、有力な同型の前になすすべもないかと思います。

 

●中山記念(2013年以降)

日付 馬名 GS 3F
220227 1 パンサラッサ 123 69.6 37.5
210228 1 ヒシイグアス 130 71.7 34.7
130224 1 ナカヤマナイト 124 71.8 35.2
160228 1 ドゥラメンテ 127 72.3 34.4
190224 1 ウインブライト 125 72.7 34.2
200301 1 ダノンキングリー 119 72.9 34.6
180225 1 ウインブライト 114 73.0 35.0
170226 1 ネオリアリズム 113 73.6 34.5

 

次にヒシイグアスです。

中山記念のパフォーマンスが高く、2013年以降では

最もすぐれた内容でした。

天皇賞・秋は35週間ぶりで5着、香港でも善戦しており、

ヒモとしてははずせない1頭かと思います。

ただ、F4、ジャック、イグアスの3頭だと

配当はショッパそうです。

 

●AJCC&オールカマー(2013年以降)

日付 馬名 GS 3F
170122 1 タンタアレグリア 131 96.6 35.9
130120 1 ダノンバラード 127 97.0 35.9
160124 1 ディサイファ 128 97.7 35.1
140126 1 ヴェルデグリーン 125 97.8 35.3
220123 1 キングオブコージ 128 98.1 34.7
200126 1 ブラストワンピース 117 98.1 35.8
180121 1 ダンビュライト 120 98.1 35.5
210926 1 ウインマリリン 118 98.2 35.6
180923 1 レイデオロ 125 98.3 34.8
160925 1 ゴールドアクター 126 98.3 34.7
150927 1 ショウナンパンドラ 129 98.4 34.3
190922 1 スティッフェリオ 115 99.5 34.6
150125 1 クリールカイザー 114 99.6 34.6
130922 1 ヴェルデグリーン 119 99.6 34.1
190120 1 シャケトラ 112 100.0 34.4
170924 1 ルージュバック 106 100.8 34.2
200927 1 センテリュオ 104 100.8 34.4

 

まずウインマリリンですが、見ての通りで

一線級相手では厳しい数字でした。

今回もそこそこ人気するようですが、

レイパパレに勝ったというより、

能力以外のなんらかの理由でレイパパレが負けた、

というほうが正しいかもしれません。

 

一方、キングオブコージが非常に優秀なパフォーマンスです。

2013年以降この条件ではもっとも高いGSでした。

同じくらいの位置取りで1600mを通過して勝った馬たちと比較してみましょう。

ただし、ヴェルデグリーンやブラストワンピース、

ダンビュライト、ウインマリリンは、あまりにもパフォーマンスが低く

比較対象からははずします。

 

キングオブコージ:98.1-34.7

→次走:大阪杯?着

 

レイデオロ:98.3-34.8

→次走:天皇賞秋1着

 

ゴールドアクター:98.3-34.7

→次走:JC4着、次々走有馬記念3着

 

ショウナンパンドラ:98.4-34.3

→次走:天皇賞秋4着、次々走JC1着

 

と、GIホースたちと比較しても、互角かそれ以上のパフォーマンスです。

骨折明けの中日新聞杯こそ凡走でしたが、

横山典弘騎手が、50週間ぶりの馬をむちゃに追うことは考えづらく

前走が現状の本来のパフォーマンスと考えるべきでしょう。

まったく人気しなそうで、なぜこの馬が1600万下を勝っただけの親の七光りや、

1000万下並のスローを逃げただけの馬より人気しないのかわかりません。

前走のように、3角4角でまくるような競馬ができれば

3着くらいあっても全然不思議ではないです。

 

その他人気しそうなのはアリーヴォ。

まだ未知の能力を秘めている可能性は否定できませんが、

前走だけでいえばGIでは一切通用しないパフォーマンスでした。

 

人気2頭の馬券圏内を前提として、

レイパパレ、ヒシイグアス、キングオブコージの3頭が

3着の座を争うという構図かなと思いました。

自分はもうキングオブコージ一択で、あとは買い方の問題ですが、

脚質ならレイパパレ、オッズならキングオブコージ、

折衷案、安定択ならヒシイグアスでしょうか。

 

 

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