【展望】20220515_ヴィクトリアマイル
2022年5月10日 / 展望
| 日付 | 馬場差 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 3F順 | P差 | 残3F差 | 3角 | 4角 | GS |
| 210516 | -1.6 | 1 | 6 | グランアレグリア | 1 | -1.7 | 0.8 | 9 | 10 | 123 |
| 2 | 8 | ランブリングアレー | 3 | 0.9 | 11 | 10 | 116 | |||
| 3 | 1 | マジックキャッスル | 7 | 0.6 | 9 | 7 | 116 | |||
| 200517 | -1.7 | 1 | 12 | アーモンドアイ | 1 | -2.5 | 1.0 | 4 | 4 | 126 |
| 2 | 18 | サウンドキアラ | 12 | 0.8 | 3 | 3 | 119 | |||
| 3 | 16 | ノームコア | 2 | 1.4 | 7 | 6 | 119 | |||
| 190512 | -1.8 | 1 | 4 | ノームコア | 3 | -3.0 | 1.2 | 7 | 7 | 126 |
| 2 | 9 | プリモシーン | 1 | 1.4 | 10 | 10 | 126 | |||
| 3 | 3 | クロコスミア | 5 | 1.0 | 5 | 5 | 125 | |||
| 180513 | -1.0 | 1 | 4 | ジュールポレール | 2 | -1.3 | 0.7 | 8 | 8 | 116 |
| 2 | 16 | リスグラシュー | 1 | 1.1 | 13 | 13 | 116 | |||
| 3 | 6 | レッドアヴァンセ | 5 | 0.4 | 4 | 4 | 116 | |||
| 170514 | 0.0 | 1 | 5 | アドマイヤリード | 4 | -0.2 | 0.4 | 12 | 7 | 110 |
| 2 | 10 | デンコウアンジュ | 1 | 0.8 | 9 | 11 | 108 | |||
| 3 | 3 | ジュールポレール | 6 | 0.4 | 6 | 7 | 108 | |||
| 160515 | -1.2 | 1 | 13 | ストレイトガール | 1 | -2.3 | 0.9 | 11 | 10 | 122 |
| 2 | 10 | ミッキークイーン | 4 | 1.1 | 13 | 12 | 118 | |||
| 3 | 15 | ショウナンパンドラ | 3 | 1.2 | 13 | 14 | 118 | |||
| 150517 | -0.8 | 1 | 5 | ストレイトガール | 3 | -2.9 | 2.0 | 5 | 5 | 122 |
| 2 | 7 | ケイアイエレガント | 13 | 1.0 | 2 | 2 | 122 | |||
| 3 | 18 | ミナレット | 17 | 0.0 | 1 | 1 | 119 | |||
| 140518 | -0.9 | 1 | 14 | ヴィルシーナ | 15 | -1.7 | 0.0 | 1 | 1 | 117 |
| 2 | 4 | メイショウマンボ | 5 | 0.9 | 7 | 7 | 116 | |||
| 3 | 1 | ストレイトガール | 2 | 1.2 | 9 | 11 | 116 | |||
| 130512 | -0.9 | 1 | 11 | ヴィルシーナ | 9 | -1.5 | 0.2 | 2 | 2 | 116 |
| 2 | 8 | ホエールキャプチャ | 3 | 0.8 | 10 | 10 | 116 | |||
| 3 | 1 | マイネイサベル | 10 | 0.2 | 3 | 2 | 115 | |||
まず最初に断っておきますと、
今年のVMはあまりにもメンバーが良すぎて
どこからでも狙える難解なレースだと思っています。
本気で馬券をとりにいくというより、
いちファンとしてレースを楽しむくらいの姿勢が正解かと思いました。
2013年以降もっとも単勝高配当だったのが
2014年のヴィルシーナで、前年1着から
しばらく凡走が続き、単勝2830までオッズがさがった中での
あざやかな逃げ切り勝利でした。
あのときはみんなびっくとりあしたわけです。
念のため、今のはヴィクトリア(マイル)とかけています。
つまり、「びっくり」と書くべきところを
ヴィクトリアマイルだから「びっくとりあ」と書きました。
できれば、あまり私にギャグの解説みたいな痛いことをさせないよう
皆々様におかれましても日ごろからギャグセンを磨き
しっかりついてきていただけるとありがたいです。
話を戻して、翌2015年、ストレイトガールが勝ちますが、
このとき3着につっこんできたのが単勝291.8倍の超大穴ミナレットで
みな「えっ?」と思ったわけです、ミナレットだけに。
そんなオッズ見慣れっとないよ~とヴィルシーナの2連覇に続き驚きました。
今のは、ミナレットからダジャレをダブルで展開し
畳みかけたわけですがついていけていますでしょうか?
余談ですが、翌年スマートレイアーが重賞を逃げて連勝後、
このレースに駒を進め3人気におされますが4着と期待を裏切りました。
以降、VMでは逃げ馬は不振で
上がりの速い馬が連対し続けています。
逃げ馬の可能性を探る
まず、逃げ馬のパフォーマンスを比較してみましょう。
●VMの逃げ馬(2013年以降)
| 日付 | 着 | 馬名 | GS | 前 | 3F |
| 190512 | 5 | アエロリット | 122 | 57.2 | 35.5 |
| 150517 | 3 | ミナレット | 119 | 57.4 | 35.6 |
| 200517 | 4 | トロワゼトワル | 118 | 57.8 | 35.3 |
| 160515 | 15 | カフェブリリアント | 95 | 58.0 | 37.5 |
| 140518 | 1 | ヴィルシーナ | 117 | 58.6 | 34.6 |
| 210516 | 10 | クリスティ | 110 | 58.6 | 35.3 |
| 130512 | 8 | アイムユアーズ | 112 | 58.8 | 34.9 |
| 180513 | 14 | カワキタエンカ | 104 | 58.9 | 35.6 |
| 170514 | 5 | ソルヴェイグ | 107 | 60.1 | 34.1 |
2015年のミナレットと比較すると、
2019年のアエロリットはさらに前から速い上がり、
2020年のトロワゼトワルもほぼ同じパフォーマンスで
この2頭はGSの上では2014年のヴィルシーナよりも
若干高いパフォーマンスだったといえます。
名前の出た4頭は、いずれもさほどパフォーマンスに差はなかったのに
かたや馬券圏内、かたや掲示板という結果でした。
この差はなんなのでしょうか?
●VMの前走グレードと逃げ馬成績
| 年 | 前走 | 逃げ馬のVM結果 | |||||||
| G1 | G2 | G3 | 以外 | 勝馬 | 逃げ馬 | ||||
| GS | 馬名 | 着 | GS | ペース | |||||
| 2022(※) | 6 | 5 | 10 | 1 | ? | ? | ? | ? | ? |
| 2021 | 5 | 5 | 6 | 2 | 123 | クリスティ | 10 | 110 | -1.6 |
| 2020 | 3 | 10 | 3 | 2 | 126 | トロワゼトワル | 4 | 118 | -1.7 |
| 2019 | 2 | 11 | 4 | 1 | 126 | アエロリット | 5 | 122 | -1.8 |
| 2018 | 3 | 11 | 3 | 1 | 116 | カワキタエンカ | 14 | 104 | -1.0 |
| 2017 | 2 | 9 | 4 | 2 | 110 | ソルヴェイグ | 5 | 107 | 0.0 |
| 2016 | 4 | 8 | 5 | 1 | 122 | カフェブリリアント | 15 | 95 | -1.2 |
| 2015 | 2 | 9 | 6 | 1 | 122 | ミナレット | 3 | 119 | -0.8 |
| 2014 | 2 | 6 | 10 | 0 | 117 | ヴィルシーナ | 1 | 117 | -0.9 |
| 2013 | 1 | 9 | 6 | 2 | 116 | アイムユアーズ | 8 | 112 | -0.9 |
※2022年はフルゲート18頭に対して登録22頭
上の表は、出走馬(2022年は登録馬)の前走グレードです。
右には、VMで逃げた馬の結果とペースをまとめました。
まず前走なのですが、逃げ馬が馬券になった2014年、2015年は
前走G1がそれぞれ2頭で、例年比較でいうと少ない年でした。
2022年は前走G1の馬が6頭登録しており、
うち3頭は馬券になっています。
メンバーレベルが雲泥の差で、4頭登録した2016年、
5頭登録した2021年も、逃げ馬が惨敗しており、
比較的手薄なメンバーで逃げ切ったと想像つきます。
また、ペースについても2014年と2015年は緩く、
同じだけ走ったアエロリット、トロワゼトワルの年は
例年で見てもハイペースな展開になりました。
今年はメンバーがそろったことは間違いないので、
スローペースにならない限り、前の馬には厳しいレースとなりそうです。
今年いく馬は
今年はおそらくレシステンシアが出していきそうで
ローザノワールも同型ですが、
レシスは宮記念でも逃げられるくらいですから
ハナを切りたいのであれば出は負けないでしょう。
ただ、レシスの近走はそれほど速いペースでとばしておらず
一方のローザノワールは勝ち負けは別として、
ペース差でいうとOP入り後は-1.7~-1.1秒くらいでとばしており
この数字をそのままVMにあてはめると
逃げ馬が残せるペースにはなりません。
しかも隊列的に、ソダシ、レイパパレと有力馬がつつく展開になり
前はかなり厳しい展開になることが予想されます。
2頭とも実力については疑うべきところはなく
2着3着の前残りは要警戒ですが、頭を外す可能性を期待できます。
VMでペースの速かった(ペース差-1.0秒以下だった)
2016年、2018年~2021年に、人気を裏切った馬を見てみます。
●1-3人気で4着以下だった馬(2016年、2018年~2021年)
| 日付 | 馬場差 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 3F順 | P差 | 残3F差 | 3角 | 4角 | GS |
| 210516 | -1.6 | 6 | 18 | レシステンシア | 13 | -1.7 | 0.2 | 3 | 2 | 114 |
| 210516 | -1.6 | 14 | 9 | テルツェット | 7 | -1.7 | 1.3 | 14 | 14 | 109 |
| 200517 | -1.7 | 7 | 1 | ラヴズオンリーユー | 9 | -2.5 | 1.6 | 8 | 8 | 114 |
| 200517 | -1.7 | 8 | 5 | プリモシーン | 6 | -2.5 | 1.9 | 8 | 11 | 112 |
| 190512 | -1.8 | 4 | 6 | ラッキーライラック | 5 | -3.0 | 1.0 | 5 | 5 | 125 |
| 190512 | -1.8 | 5 | 11 | アエロリット | 16 | -3.0 | 0.0 | 1 | 1 | 122 |
| 190512 | -1.8 | 11 | 2 | レッドオルガ | 11 | -3.0 | 1.2 | 7 | 7 | 117 |
| 180513 | -1.0 | 4 | 10 | アエロリット | 12 | -1.3 | 0.1 | 2 | 2 | 115 |
| 180513 | -1.0 | 8 | 11 | アドマイヤリード | 6 | -1.3 | 1.0 | 11 | 11 | 109 |
| 160515 | -1.2 | 4 | 2 | スマートレイアー | 9 | -2.3 | 0.4 | 2 | 3 | 116 |
前目の馬が多いことがわかります。
また、その他取りこぼした馬は、
残り3F地点で逃げ馬から1秒以上、中には2秒近く離されており
いくらハイペースだといっても、
府中マイル、しかもG1で直線大外一気は難易度が高く、
狙うなら最低でも中団くらいから差す馬を軸にすべきかなと思いました。
該当する馬は
・シャドウディーヴァ
・ソングライン
・デアリングタクト
・ファインルージュ
・メイショウミモザ
あたりでしょうか。
シャドウは近走、中長距離を使われていますが、
府中マイルでそこそこの実績があります。
ただ、2020年のVMでは惨敗しています。
ヒモまででしょうか。
ソングラインはマイル以下で強い世代の1頭で
3歳時、古馬相手に富士Sを制しています。
ただ、このとき斤量52kgで、54kgを背負った阪神カップは惨敗。
前走については、サウジの斤量のルールがよくわかりませんが
ほかの牝馬から2kgもらいの55kgで走っていました。
今回、斤量的にガチンコ勝負となり、厳しいんじゃないかなと思います。
デアリングタクトはその実力については
私ごときが述べるまでもありませんが、
55週間ぶりというのは常識的に考えて
軸にするにはあまりにも長い歳月です。
ファインルージュは、前走休み明け+16kgで、直線は前が壁になり、
能力全開のレースではありませんでした。
牝馬にしては大柄で、一度叩いて上積みは必至でしょう。
現状、個人的には一番おもしろいなと思っています。
最後にメイショウミモザは、前走阪神牝馬Sの内容を見てみましょう。
●阪神牝馬S(2013年以降)
| 日付 | 着 | 馬名 | GS | 前 | 3F |
| 160409 | 1 | スマートレイアー | 111 | 59.3 | 34.5 |
| 170408 | 1 | ミッキークイーン | 118 | 59.6 | 33.6 |
| 200411 | 1 | サウンドキアラ | 114 | 59.6 | 33.9 |
| 220409 | 1 | メイショウミモザ | 110 | 59.8 | 34.1 |
| 190406 | 1 | ミッキーチャーム | 107 | 60.6 | 33.6 |
| 210410 | 1 | デゼル | 111 | 60.6 | 33.2 |
| 180407 | 1 | ミスパンテール | 99 | 61.1 | 33.9 |
低レベルなレースで、
ハイペースに乗じて後方の馬が差してきた、という内容でした。
このレースに限って言うなら、実質的な勝ち馬は
上位で唯一前目に位置していたアンドヴァナラウトに思えます。
今週は、日曜日の青竜Sに、高配当が狙えそうな馬がおり、
どちらかというとそちらに全力という感じです。
VMは、豪華メンバーを素直に楽しみたいと思います。
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