【展望】20231119_マイルチャンピオンシップ

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 3角 4角 GS
191117 -0.2 1 5 インディチャンプ 4 -1.0 0.3 4 5 116
2 14 ダノンプレミアム 7 0.2 4 3 114
3 7 ペルシアンナイト 2 0.8 10 12 113
181118 -0.6 1 1 ステルヴィオ 8 -0.7 0.4 4 5 109
2 2 ペルシアンナイト 6 0.6 7 7 109
3 3 アルアイン 12 0.2 2 2 107
171119 0.6 1 18 ペルシアンナイト 2 -1.7 1.3 15 13 116
2 11 エアスピネル 7 0.6 7 6 116
3 4 サングレーザー 3 0.9 10 9 115
161120 -0.1 1 16 ミッキーアイル 11 -2.3 0.0 1 1 116
2 8 イスラボニータ 5 0.6 6 5 116
3 15 ネオリアリズム 11 0.1 2 2 115
151122 -0.7 1 16 モーリス 2 -0.5 0.7 9 8 113
2 10 フィエロ 6 0.7 8 8 111
3 5 イスラボニータ 1 1.0 12 13 111
141123 -1.0 1 12 ダノンシャーク 1 -2.6 0.7 11 10 123
2 8 フィエロ 7 0.4 7 6 123
3 3 グランデッツァ 10 0.2 3 3 121
131117 -0.8 1 5 トーセンラー 1 -1.1 0.8 15 14 116
2 4 ダイワマッジョーレ 6 0.2 3 4 114
3 13 ダノンシャーク 6 0.3 8 6 113

 

G1ですので、毎年それなりのペースで流れ、

2016年や2014年などは激流といってもいい流れでしたが、

意外と上がり最速馬が苦戦していることが分かります。

3コーナーから下り坂が始まり、直線が平坦ですから

このコースはどうしても前が残ってしまい、後ろすぎると届きません。

ある程度ポジションをとる馬を狙うのが基本ですが、

今年は前週の時点で雨の影響があり、

週末金曜日に降る雨によっては、という感じです。

Cコース替わりという要素も加わるので、

土日の時計の出方をきちんと見ておく必要があるでしょう。

 

実際、2017年にペルシアンナイトが残り3F地点で

逃げ馬から1.3秒離されて差し切っています。

このときは馬場が悪く外差し傾向となりました。

今年、同じパターンもありえることは頭に入れておいたほうがよさそうです。

 

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登録馬の脚質をまとめてみました。

 

馬名 脚質 近3走
平均位置
セルバーグ 2.7
エルトンバローズ 3.0
バスラットレオン 3.3
エエヤン 4.7
ソーヴァリアント 4.7
ビーアストニッシド 5.3
ダノンザキッド 5.7
イルーシヴパンサー 6.3
ソウルラッシュ 6.7
ダノンスコーピオン 8.0
セリフォス 9.7
マテンロウオリオン 9.7
ジャスティンカフェ 10.0
ナミュール 10.7
レッドモンレーヴ 10.7
シュネルマイスター 12.0

 

ゴリっとした逃げ馬はおらず、

しいてあげるならセルバーグがハナを切ろうと思えばという感じです。

後方待機の馬も多く、落ち着いたペースになるではないかと推測します。

過去、落ち着いた年だと2018年にペース差-0.7秒、

2015年にペース差-0.5秒で、このときは中団から好位にいた馬たちが

そのまま流れ込んでおり、後方待機の上がり最速馬は、

2015年のイスラボニータの3着まで。

オーソドックスに考えると、好位あたりの馬を狙うのがセオリーだと思います。

 

ただ、馬場が渋ったときのことを考えると混沌としてきます。

前残りを狙うか、外差しに期待するか、予想は難解になります。

 

ステップレースをおさらい

ここまでの主要なレースのレベルとペースをまとめてみます。

 

レース名 レースレベル ペース 馬名
安田記念 7位/10R 7位/10R 2 セリフォス
3 シュネルマイスター
6 レッドモンレーヴ
9 ソウルラッシュ
10 イルーシヴパンサー
11 マテンロウオリオン
13 ダノンスコーピオン
16 ナミュール
MCS(阪神) 2位/3R 1位/3R 1 セリフォス
2 ダノンザキッド
4 ソウルラッシュ
5 シュネルマイスター
6 ジャスティンカフェ
10 マテンロウオリオン
11 ダノンスコーピオン
毎日王冠 10位/11R 9位/11R 1 エルトンバローズ
3 シュネルマイスター
7 ジャスティンカフェ
8 エエヤン
富士S 2位/22R 2位/22R 1 ナミュール
2 レッドモンレーヴ
3 ソーヴァリアント
4 イルーシヴパンサー
5 マテンロウオリオン
札幌記念 2位/10R 6位/10R 3 ソーヴァリアント
マイラーズC 5位/9R 3位/9R 1 シュネルマイスター
3 ソウルラッシュ
5 マテンロウオリオン
6 ビーアストニッシド
京王杯SC 9位/11R 8位/11R 1 レッドモンレーヴ
11 ダノンスコーピオン
関屋記念 10位/12R 8位/11R 3 ダノンザキッド
11 イルーシヴパンサー
京成杯AH 9位/21R 12位/21R 1 ソウルラッシュ
中京記念 2位/10R 2位/10R 1 セルバーグ
12 ダノンスコーピオン
ダービー卿 19位/20R 19位/20R 2 ジャスティンカフェ
4 マテンロウオリオン
7 レッドモンレーヴ

 

まず目をひくのが去年のマイルCSです。

ただ、あくまで阪神開催の3年間分の中での2位で、

しかもGS的にはトップと1しかかわらず、同率2位です。

このコースで行われた2021のマイラーズカップや

2020年の中京記念のほうがハイレベルなくらいで、

若干、レベルに疑問があります。

そのMCS勝ち馬のセリフォスが2着したのが今年の安田記念ですが

2013年以降で10R中7位という低レベルなレースでした。

去年は富士SをステップにMCSに駒を進めましたが、

今年はぶっつけでいどんできます。

当然、1人気になると思いますが、正直なところ

個人的にこの馬についてはまだその実力は懐疑的です。

今回、初の京都であっさりコケても不思議ではないなと思っています。

 

このレースで重要なステップとなる富士Sは、

2013年以降でもトップレベルでした。

ハイペースで、勝ったナミュールに展開利があったことは事実ですが、

時計だけ見れば安田記念で他馬をちぎっていてもおかしくない内容です。

2着レッドモンレーヴにしても同様で、このときの斤量を考えると

今回ほかが重い斤量を背負うので、相対的に評価はあがります。

この2頭は最低限ヒモには入れておきたいです。

 

一方、これまた重要なステップである毎日王冠ですが、

今年はスローの超低レベルで、

エルトンバローズについては前残りとみてしまってよいと思います。

むしろ後方から差を詰めた3着シュネルマイスターを見直したいです。

 

このレースで、もう1頭気になるのが7着ジャスティンカフェです。

ゲートが悪かったわけではないのですが、美しいノリポツンで、

このペースではさすがに届きませんでした。

まるっきり展開が向いておらず参考外とできます。

前々走は同じ距離のエプソムカップが優秀で、

毎日王冠を勝ったくらいの価値があります。

オッズもつきそうですし、非常に注目している1頭です。本命候補。

 

ここで、富士Sと毎日王冠経由の馬たちの成績をまとめてみました。

 

●富士S→MCSの馬たちの成績

日付 勝ち馬 GS P MCS成績 開催
231021 ナミュール 122 1 -2.7 2 ? 京都
221022 セリフォス 113 7 -1.5 5 (1,0,0,4) 阪神
211023 ソングライン 111 9 -1.2 6 (0,0,1,2) 阪神
201024 ヴァンドギャルド 114 5 -2.8 1 (0,0,0,5) 阪神
191019 ノームコア 112 8 -0.9 7 (0,0,0,5) 京都
181020 ロジクライ 120 2 -2.1 3 (0,1,0,6) 京都
171021 エアスピネル 119 3 -1.6 4 (1,1,0,6) 京都
161022 ヤングマンパワー 106 11 -0.3 10 (0,1,0,3) 京都
151024 ダノンプラチナ 115 4 -0.8 8 (0,0,0,5) 京都
141025 ステファノス 107 10 -0.2 11 (1,0,0,2) 京都
131019 ダノンシャーク 114 5 -0.6 9 (0,0,1,5) 京都

 

●毎日王冠→MCSの馬たちの成績

日付 勝ち馬 GS P MCS成績 開催
231008 エルトンバローズ 110 10 -1.1 9 ? 京都
221009 サリオス 121 5 -2.5 2 (0,1,0,3) 阪神
211010 シュネルマイスター 118 7 -2.3 4 (0,1,0,1) 阪神
201011 サリオス 127 1 -3.5 1 (0,0,0,1) 阪神
191006 ダノンキングリー 123 2 -2.5 2 (1,0,1,2) 京都
181007 アエロリット 123 2 -1.9 5 (1,0,0,3) 京都
171008 リアルスティール 119 6 -1.0 10 (0,0,0,2) 京都
161009 ルージュバック 123 2 -1.9 5 (0,0,0,3) 京都
151011 エイシンヒカリ 118 7 -1.4 8 (0,0,1,4) 京都
141012 エアソミュール 118 7 -1.9 5 (0,0,1,4) 京都
131006 エイシンフラッシュ 107 11 0.4 11 (0,0,0,2) 京都

 

まず注目したいのが、富士Sは阪神開催の3年間は

そもそも低レベルレースでした。

一方、ハイレベルだった2017年、2018年はどちらも連対しており、

2013年以降もっともハイレベルだった今年の富士S組は

本番で軽視するのは無謀といえます。

 

毎日王冠については、阪神開催の3年間は1頭も勝てませんでしたが、

ハイレベルだった2018年、2019年は京都開催で勝ち切っています。

今年は超低レベルだったことと、ペースも遅かったことから

エルトンバローズは上積みがないかぎり、

厳しい競馬になるのではないかと思います。

 

あとは中京記念の時計がよく、

過去このレースをいい内容で勝った馬が

その後GIで活躍したケースはありませんが、

セルバーグはハイペースで逃げる、というシビアな競馬をしており、

過去の勝ち馬とは若干違うかなという印象はあります。

今回、展開利はありそうです。

ただ、GIでどうのというパフォーマンスではなかったかなという気はします。

 

結論:高田の注目馬

まず軸候補、本命候補はジャスティンカフェです。

毎日王冠からは、シュネルマイスターをヒモにはいれたいです。

次に富士S組からナミュール、レッドモンレーヴ。

このあたりまでを上位候補とし、

セリフォス、ダノンザキッド、ソーヴァリアントは

3連系なら相手に入れます。

人気どころで切りたいはエルトンバローズとソウルラッシュです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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