【展望】20231126_京阪杯_混戦模様だが2頭ほどピックアップ

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 3角 4角 GS
191124 0.1 1 6 ライトオンキュー 2 -0.3 0.9 9 8 103
2 12 アイラブテーラー 1 1.3 12 13 100
3 7 カラクレナイ 8 0.7 8 6 99
181125 -0.6 1 3 ダノンスマッシュ 4 0.0 0.3 4 3 104
2 6 ナインテイルズ 1 1.1 16 15 101
3 8 ダイアナヘイロー 14 0.1 2 2 101
171126 0.2 1 4 ネロ 12 -0.2 0.0 1 1 104
2 6 ビップライブリー 5 0.4 5 5 104
3 14 イッテツ 2 0.8 12 12 103
161127 不能 1 2 ネロ 9 不能 0.0 1 1
2 18 エイシンスパルタン 5 1.0 4 4
3 1 フミノムーン 1 1.7 12 10
3 7 アースソニック 4 1.3 7 7
151129 -0.5 1 2 サトノルパン 2 -0.2 0.3 4 4 111
2 4 ビッグアーサー 1 0.6 7 7 111
3 9 アースソニック 3 0.8 10 10 105
141130 0.0 1 7 アンバルブライベン 6 0.3 0.0 1 1 107
2 16 サドンストーム 2 0.6 10 9 105
3 12 サカジロロイヤル 9 0.1 2 2 105
131123 -0.8 1 3 アースソニック 13 0.1 0.1 2 2 107
2 1 アイラブリリ 15 0.0 1 1 107
3 5 スギノエンデバー 10 0.3 3 3 106

 

ジャパンカップと同じく、日曜日の最終レースに組まれています。

残念ながらJCを外したとしてもまだ目の前に重賞レースがあり

思わず取り返そうと冷静さを欠き、よく検討もせず有り金ぶっぱ、

みたいなことにならないよう

比較的、心がおだやかな週のうちに検討を進めておきましょう。

 

京都芝1200mというと、シルクロードSが同条件なのですが

宮記念のステップレースとしての役割が強く

以下のようにレベル、ペースともに京阪杯とは大きく違います

 

レース名 GS平均 ペース平均
シルクロードS 110 -0.53
京阪杯 106 -0.05

 

おまけにあちらはハンデ戦ということもあり、

今回は京阪杯単体で傾向を検討します。

まず、仮にも重賞ですがペースはそれほど速くありません。

1000万下と比較しても600m通過が±0.3秒以内に収まっており、

1600万下の平均が34.3秒なのに対して、このレースの平均は34.4秒です。

シルクロードステークスより0.5秒以上も遅く、

いく馬にとってはだいぶ楽なレースであるといえます。

スプリント路線の一流どころによるレースとはいえず、

今年も登録頭数の割にはGIホースはおらず、馬券圏内という意味でも、

トゥラヴェスーラが今年2023年に高松宮記念で3着したのみ。

前走がOP特別や条件戦の馬でも、内容がよければ

どんどん狙っていってよいレースだと思います。

 

ハナを主張するのは?

馬名 脚質 近3走
平均位置
ジャスパージャック 2.3
モズメイメイ 2.3
ヴァトレニ 3.0
グレイトゲイナー 3.3
トウシンマカオ 3.7
ビッグシーザー 4.0
グルーヴィット 4.3
サンライズオネスト 4.3
シュバルツカイザー 4.3
ルガル 6.0
コムストックロード 6.7
シングザットソング 6.7
エクセトラ 7.0
ショウナンハクラク 7.3
ジュビリーヘッド 7.7
トゥラヴェスーラ 9.3
キミワクイーン 11.0
スマートリアン 11.3
バンデルオーラ 12.3
エイシンスポッター 13.3
ディヴィナシオン 14.0

 

1200mの割には何がなんでもハナを主張する馬は少なく、

ジャスパージャックが奪おうと思えば難なくハナを奪えそうです。

ただ、葵Sでとんでもないロケットスタートをみせたモズメイメイが

出がよければ、というのもありますが

このときのモズメイメイは1000万下並のペースで逃げており、

基本的にゲートが互角という前提で、

1200mでハナを奪えるタイプではないように思えます。

あとはヴァトレニ、グレイトゲイナーあたりがついていく感じでしょうか。

いずれにせよ、ペースは今年も落ち着いて、上がり勝負になる気がします。

 

CBC賞と葵S、キーンランドCがハイレベル

レース名 レースレベル ペース 馬名
スプリンターズS 3位/10R 5位/10R 10 キミワクイーン
11 エイシンスポッター
15 ジュビリーヘッド
16 モズメイメイ
スワンS 5位/8R 2位/8R 4 ルガル
9 トウシンマカオ
11 エクセトラ
15 スマートリアン
セントウルS 6位/8R 6位/8R 7 エイシンスポッター
9 ヴァトレニ
10 ビッグシーザー
14 ディヴィナシオン
キーンランドカップ 2位/11R 5位/11R 3 トウシンマカオ
4 シュバルツカイザー
5 ヴァトレニ
6 ジュビリーヘッド
7 キミワクイーン
北九州記念 6位/13R 10位/13R 4 スマートリアン
6 トゥラヴェスーラ
10 モズメイメイ
CBC賞 1位/11R 6位/11R 4 トゥラヴェスーラ
6 エイシンスポッター
7 ディヴィナシオン
11 サンライズオネスト
函館SS 5位/10R 2位/10R 1 キミワクイーン
2 ジュビリーヘッド
3 トウシンマカオ
6 ディヴィナシオン
7 ヴァトレニ
葵S 1位/9R 7位/9R 1 モズメイメイ
2 ルガル
3 ビッグシーザー

 

まずキーンランドカップですが、馬場が悪く、

内外で時計の出方に差のあるコンディションだったと思います。

トウシンマカオは進路を確保できず、

しかたなく内にきれこんで時計の出ないところを通らされた印象があります。

それでも今回京阪杯に登録している馬の中では最先着しており、

レースレベルの高さを考えると今回人気でもいたしかたないでしょう。

たであ、58kgは地味に嫌な要素です。

勝ち馬と0.2差だった4着シュバルツカイザーも、

レースレベルを考えると軽視できません。

 

CBC賞も2013年以降もっともハイレベルでした。

同じ舞台の高松宮記念ではよくて3着くらいの内容ですが、

ペースが緩く、今回の京阪杯とシチュエーションが似ています。

4着トゥラヴェスーラ、6着エイシンスポッター、

7着ディヴィナシオンは展開が向かない中つっこんできました。

特にトゥラヴェスーラとエイシンスポッターは

ハンデ戦で斤量も背負わされていますし、着順以上の評価が必要です。

トゥラヴェスーラは時計のかかる馬場が得意ですし、

今の京都の馬場だと、直線で大外にまわして進路を確保できれば

チャンスは十分にあると思っています。

エイシンスポッターは、去年の条件戦知立Sで

マッドクールと接戦を演じています。

このときがGS指数のピークで、そのあとさがりつづけ

スプリンターズSはしょうがないにせよ、着順も下がり続けています。

 

最後に葵S。こちらもハイレベルで、なおかつ1-3着馬が出走してきます。

モズメイメイがロケットスタートからスローに落として逃げ切ったレースですが

同じ舞台ですし、ちょうどペースの上がらない京阪杯のリハーサルともいえます。

3頭とも、そのままのパフォーマンスで走れば、

確実に勝ち負けとはいきませんが、馬券圏内は確実です。

ただ、モズメイメイとビッグシーザーは、その後冴えません。

モズメイメイは、前走前々走がG1というのもあると思いますが

それにしても北九州記念を含めて時計が出ていません。

ハナを切らないともろいタイプなのかもしれません。

ビッグシーザーの前走は、直線で進路が確保できずかわいそうでしたし、

GS指数からも実力を出し切ったとは思えません。

ある程度ポジションもとっていけるので、

ここで巻き返しがあっても不思議ではないでしょう。

ルガルは安定して走れており、特に嫌う要素もないですが

1人気で積極的に狙う理由も見当たりません。

 

GS上位馬をチェック

GSトップはシングザットソング。

なのですが、桜花賞でマークしたもので、

そのあとNHKマイル、朱鷺S、オパールSと

GS指数的には冴えません。

オパールSは開幕2日目で、時計の出る馬場で

大外から追い込んで2着なら強い競馬でしたが、

直線では最内からするすると伸びてきました。

距離損がなかったことと、斤量が軽かったこともあり、

(GSトップなのでヒモにはいれますが)軸としては半信半疑です。

 

GS2位のトゥラヴェスーラは実績上位ですが、

年齢を考えると上積みがあるとは思えません。

馬場が渋ったとき、3着があっておかしくないかなという印象です。

 

GS3位はシュバルツカイザー。

前走みちのくSは1000万下並のペースで、

レースレベルは500万下以下でした。

結果的には前残りのレースでしたが、

3着、4着馬に差されている以上言い訳は立ちません。

キーンランドカップやしらかばSの内容を考えると、

これが実力とは思えず、前走で人気をおとしているなら

叩いてここはおもしろい気がします。

 

ちなみにこのみちのくSの勝ち馬グレイトゲイナーは、

その前の道頓堀Sも含めて、展開が向いたフロックとみます。

 

GS4位のグルーヴィットットは、去年のタンザナイトSが優秀でしたが

近4走の内容が悪すぎます。年齢的にも上積みがあるとは思えません。

エイシンスポッター、トウシンマカオ、モズメイメイは前述したとおり。

 

気になるのがショウナンハクラクです。

前走、醍醐Sは条件戦でしたが、

オパールSよりずっと優秀な内容でした。

戦績から、時計のかかる馬場で若干不安がありますが、

今回1kg減ですから最低限でもヒモにはいれたいです。

 

これといって積極的に買いたい馬を1頭しぼれといわれると困りますが

シュバルツカイザー

ショウナンハクラク

この2頭を上位にとりたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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