【展望】20231125_京都2歳ステークス_勝ちっぷりの割に妙味がありそうな穴馬を発見

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
191123 -0.1 1 8 マイラプソディ 1 -1.0 0.5 7 7 5 3 96
2 6 ミヤマザクラ 2 0.2 3 4 3 2 93
3 4 ロールオブサンダー 4 0.0 1 1 1 1 88
181124 -1.0 1 1 クラージュゲリエ 1 1.7 0.6 6 7 7 5 87
2 6 ブレイキングドーン 2 0.5 5 5 5 5 86
3 2 ワールドプレミア 3 0.6 6 6 7 8 80
171125 0.4 1 6 グレイル 1 0.6 0.6 4 4 4 4 100
2 2 タイムフライヤー 2 0.4 3 3 3 3 100
3 1 ケイティクレバー 5 0.0 1 1 1 1 96
161126 0.1 1 3 カデナ 1 2.0 0.8 7 8 9 7 87
2 9 ヴァナヘイム 2 0.5 5 4 6 4 85
3 10 ベストアプローチ 5 0.3 7 7 3 4 83
151128 -0.9 1 4 ドレッドノータス 5 1.6 0.2 2 2 2 2 90
2 1 リスペクトアース 7 0.0 1 1 1 1 90
3 3 アドマイヤエイカン 3 0.5 8 8 7 5 88
141129 0.5 1 6 ベルラップ 3 3.2 0.3 3 3 3 3 69
2 3 ダノンメジャー 2 0.7 6 6 6 6 69
3 5 シュヴァルグラン 1 0.9 7 7 8 8 68
131123 -1.3 1 9 トーセンスターダム 1 1.1 0.9 8 8 7 6 91
2 6 アグネスドリーム 6 0.0 1 1 1 1 91
3 7 サトノロブロイ 6 0.2 2 2 2 2 89

 

まず枠なのですが、内目の枠が目立つのは

2013年以降、出走頭数が、新しい順に

9頭、9頭、9頭、10頭、12頭、8頭、9頭と少頭数なこともあると思います。

枠はそれほど気にしなくていいと思いました。

 

脚質的には逃げ、先行馬の活躍が目立ちます。

たとえば9頭立ての5番手と、15頭立ての5番手では意味が違いますが、

こちらについては、4角3番手以内の馬が多く、

少頭数とは関係ないと思います。

 

馬場差やペースと脚質にはあまり相関関係は見られず、

それより気になるのがレースレベルです。

2017年にグレイルが勝ったレースは、

GSにして100ですから古馬1000万下勝ち負けレベル。

この時期の2歳としては及第点でしょう。

事実、タイムフライヤーとケイティクレバーも含め、

この年の上位3頭はそのあとも大なり小なり活躍しています。

しかし、ほかの年は新馬か、せいぜいが500万下レベルのレースで

前が残すはずが残せなかったり、差せるはずが差せなかったりといった現象がおき、

このレベルの低さが、馬場やペースを無視してまでも

つっこんでくる馬が現れる原因かと思います。

 

いく馬が多くペースには注意したい

馬名 脚質 近3走
平均位置
オールナット 1.0
カズゴルティス 1.0
パワーホール 1.5
コスモキュランダ 1.7
ルカランフィースト 2.0
ホウオウプロサンゲ 2.1
マーゴットソラーレ 2.3
コスモエスメラルダ 3.0
サトノシュトラーセ 3.0
シンエンペラー 3.0
キープカルム 3.5
ディスペランツァ 4.0
プレリュードシチー 4.0
ギャンブルルーム 5.0
ダノンデサイル 6.0

 

逃げ、あるいは番手、3番手くらいの位置をとる馬が多く、

額面通り受け取るなら先行争いは激化します。

ただ、2000mを使ってくるくらいなので、

ひとまず前につけて勝ちあがっておいて、次走から控える競馬を…

と陣営が考えるのも自然で、そもそも逃げたものの

ペースとしてはだいぶ緩いペースで逃げた馬が多く、

いく馬が多いイコールハイペースとは限りません。

中でもハイペースで逃げた経験があるのはマーゴットソラーレで、

前走百日草特別はペース差-0.7秒と1600万下並のペースでした。

先手を奪うのはこの馬かなという気がします。

ただ、マーゴットは日曜東京のベゴニア賞と両にらみで、

どちらにまわってくるかによって、ペース読みがかわります。

 

OP・重賞上位馬の評価は

レース名 レースレベル ペース 馬名
札幌2歳S 6位/10R 5位/10R 2 パワーホール
3 ギャンブルルーム
4 マーゴットソラーレ
アイビーS 7位/11R 10位/11R 2 ホウオウプロサンゲ

 

札幌2歳S組ですが、2着パワーホールと勝ち馬には

4馬身の着差があった点に注意でしょう。

また、スローの展開でほぼ隊列通りにゴールしており、

パワーホールの2着を高く評価するわけにはいきません。

このレース4着だったマーゴットソラーレは先手が奪えず

展開が向かなかったこともありますが、

次走百日草特別で古馬準OP並のペースでレースを引っ張り2着惜敗しました。

新馬も新馬にしては速かったですし、どちらかというと

スローに落としても持ち味が生きるタイプではなさそうです。

 

勝ちっぷりがよかったのはオールナット

ゴール前余裕あり
■■ 早めに抜け出して余裕あり
■■■ 鞭入って楽勝
■■■■ ノーステッキ楽勝
■■■■■ 大楽勝
馬名 勝ちっぷり GS
オールナット ■■■■ 60
カズゴルティス 87
キープカルム 84
ギャンブルルーム ■■■ 78
コスモエスメラルダ 62
コスモキュランダ
サトノシュトラーセ ■■■ 84
シンエンペラー ■■■ 84
ダノンデサイル 86
ディスペランツァ ■■■ 78
パワーホール ■■■ 52
プレリュードシチー 77
ホウオウプロサンゲ ※大外ぶんまわし 68
マーゴットソラーレ 94
ルカランフィースト 77

 

例によって、各馬の勝ち上がりの内容を独断でまとめてみました。

時計としては平凡ですが、勝ちっぷりがよかったのがオールナットです。

重馬場のインコースを楽な手応えで伸びており、

京都はもう馬場が悪くなっているので、マイナス材料にはならなそうです。

 

手応え、内容ともによかったのがサトノシュトラーセとシンエンペラーです。

この2頭が1-2人気を争いそうですが、

判断材料に乏しいレースですし、2頭とも人気するだけの理由はあります。

 

GSでやや上位のカズゴルティス、キープカルム、ダノンデサイルの3頭は

しっかり追ってこの時計ですので、多少GSは低くても

手応えのよかった馬に食指が動きます。

GSで80台でも馬券になってしまうのが京都2歳Sですが、

この3頭は個人的には軽視かなと思いました。

 

現状の本命候補はオッズ妙味がありそう

個人的に気になるのはディスペランツァです。

新馬でコケたので人気しなそうですが、

未勝利戦では超高速馬場のドスローで、

内・前が残しておかしくない展開にもかかわらず、

4角大外ぶんまわしの雑な競馬で余裕勝ちでした。

前が厳しくなる展開になる可能性もゼロではないですし、

オッズがつくならこの馬から入るのもおもしろいと思いました。

ちなみにファントムシーフの下です。

 

 

 

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