日付 | 馬場差 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 3F順 | P差 | 残3F差 | 3角 | 4角 | GS |
221211 | -1.0 | 1 | 9 | リバティアイランド | 3 | -2.8 | 0.6 | 8 | 8 | 108 |
2 | 3 | シンリョクカ | 4 | 0.6 | 8 | 8 | 104 | |||
3 | 13 | ドゥアイズ | 2 | 1.1 | 12 | 12 | 104 | |||
211212 | -0.7 | 1 | 10 | サークルオブライフ | 2 | -1.0 | 0.9 | 11 | 10 | 104 |
2 | 11 | ラブリイユアアイズ | 5 | 0.7 | 6 | 6 | 103 | |||
3 | 13 | ウォーターナビレラ | 6 | 0.5 | 3 | 3 | 102 | |||
201213 | -1.0 | 1 | 6 | ソダシ | 7 | -1.1 | 0.2 | 5 | 4 | 108 |
2 | 7 | サトノレイナス | 4 | 0.5 | 9 | 8 | 108 | |||
3 | 11 | ユーバーレーベン | 1 | 0.9 | 15 | 14 | 107 | |||
191208 | -1.4 | 1 | 4 | レシステンシア | 1 | -2.1 | 0.0 | 1 | 1 | 108 |
2 | 9 | マルターズディオサ | 4 | 0.1 | 3 | 2 | 100 | |||
3 | 10 | クラヴァシュドール | 2 | 0.5 | 8 | 8 | 100 | |||
181209 | -1.0 | 1 | 13 | ダノンファンタジー | 2 | -0.7 | 1.0 | 15 | 16 | 98 |
2 | 9 | クロノジェネシス | 1 | 1.2 | 17 | 17 | 97 | |||
3 | 11 | ビーチサンバ | 4 | 0.7 | 11 | 10 | 96 | |||
171210 | -0.9 | 1 | 11 | ラッキーライラック | 1 | 0.0 | 0.7 | 8 | 8 | 97 |
2 | 7 | リリーノーブル | 3 | 0.6 | 6 | 5 | 96 | |||
3 | 4 | マウレア | 3 | 0.7 | 8 | 8 | 95 | |||
161211 | -0.1 | 1 | 2 | ソウルスターリング | 2 | -1.6 | 0.4 | 3 | 4 | 108 |
2 | 18 | リスグラシュー | 1 | 0.9 | 15 | 13 | 106 | |||
3 | 4 | レーヌミノル | 5 | 0.5 | 5 | 5 | 103 | |||
151213 | -0.3 | 1 | 2 | メジャーエンブレム | 8 | -1.5 | 0.0 | 2 | 1 | 101 |
2 | 13 | ウインファビラス | 4 | 0.5 | 6 | 6 | 98 | |||
3 | 11 | ブランボヌール | 3 | 0.8 | 8 | 10 | 96 | |||
141214 | -0.4 | 1 | 16 | ショウナンアデラ | 1 | -1.0 | 1.2 | 13 | 12 | 101 |
2 | 11 | レッツゴードンキ | 2 | 1.0 | 9 | 10 | 100 | |||
3 | 4 | ココロノアイ | 3 | 0.9 | 9 | 8 | 99 | |||
131208 | -0.8 | 1 | 8 | レッドリヴェール | 3 | -1.5 | 1.4 | 8 | 8 | 102 |
2 | 10 | ハープスター | 1 | 1.9 | 14 | 14 | 102 | |||
3 | 6 | フォーエバーモア | 5 | 0.9 | 6 | 5 | 102 |
ざっと見て、先行馬にとって厳しいレースであることがわかります。
2019年のように先行馬のワンツーもなくはないですが、
この年は低レベルを言わざるを得ないメンバーでした。
今年は後述するように、2歳馬はハイレベルだと思っていて、
フロックが起きるのは厳しいのではないかなと予想しています。
上がりが速い馬が毎年のように勝ち切っているかというとそうでもなく、
ペースが上がる割には中団くらいからそこそこの上がりでまとめて
馬券になっているケースも多く見られます。
また、馬場差が-1.0秒以下と時計の出る馬場になると
残り3F地点で0.6秒以内の馬がそこそこ馬券にからんでくる点に注意でしょう。
(2022年、2020年、2019年、2017年がこれに該当します)
前週時点で阪神芝はそこそこ時計の出る馬場で、
今週はなんとか天気も持ちそうです。
追い込みが届くコースではありますが、
あまり後方になると割り引きな印象を受けます。
重賞組のレースレベルをシビアに評価する
まずは今年の2歳OP・重賞を一覧にしましたので見てみましょう。
敢えて、今回登録馬がいないレースも含めています。
レース名 | レースレベル | ペース | 着 | 馬名 |
函館2歳S | 不明 | 不明 | 2 | ナナオ |
ダリア賞 | 2位/11R | 4位/11R | 1 | コラソンビート |
コスモス賞 | 3位/10R | 2位/10R | 2 | コスモディナー |
フェニックス賞 | 10位/10R | 10位/10R | 1 | シカゴスティング |
クローバー賞 | 8位/10R | 7位/10R | 1 | コスモディナー |
5 | ドナベティ | |||
ひまわり賞 | 3位/11R | 1位/11R | – | – |
新潟2歳S | 5位/11R | 4位/11R | 1 | アスコリピチェーノ |
8 | ヒヒーン | |||
札幌2歳S | 6位/10R | 5位/10R | – | – |
小倉2歳S | 5位/10R | 3位/10R | – | – |
すずらん賞 | 5位/10R | 1位/10R | 1 | ドナベティ |
ききょうS | 6位/11R | 3位/11R | 1 | クイックバイオ |
カンナS | 1位/10R | 1位/10R | – | – |
野路菊S | 2位/11R | 1位/11R | 2 | メイショウゴーフル |
芙蓉S | 4位/9R | 5位/9R | – | – |
サウジアラビアRC | 5位/10R | 6位/10R | 2 | ボンドガール |
もみじS | 5位/7R | 6位/7R | 1 | ナナオ |
アイビーS | 7位/11R | 10位/11R | – | – |
アルテミスS | 4位/11R | 8位/11R | 2 | サフィラ |
萩S | 5位/8R | 6位/8R | 1 | ルシフェル |
2 | ビーグラッド | |||
京王杯2歳S | 1位/11R | 1位/11R | 1 | コラソンビート |
ファンタジーS | 2位/8R | 1位/8R | 1 | カルチャーデイ |
2 | ドナベティ | |||
3 | シカゴスティング | |||
5 | ヒヒーン | |||
7 | クイックバイオ | |||
デイリー杯2歳S | 1位/8R | 2位/8R | – | – |
東スポ杯2歳S | 7位/11R | 2位/11R | 10 | テリオスルル |
京都2歳S | 1位/7R | 1位/7R | – | – |
※各レースの細かい振り返りはこちらをご参照ください
ざっと見て気づく点は2つです。
まず、ハイペースのレースが目立つ点、
特に1400m以下のレースで、2013年以降もっともハイペース、
というケースが目立ちます。
もう1点は、夏競馬あたりだと微妙なレベルのレースも多かったのですが
11月に入ってからの重賞がのきなみハイレベルという点です。
今回は京王杯2歳SとファンタジーSの勝ち馬がまわってきます。
この2頭については高く評価すべきでしょう。
まず、何頭か消しましょう。
(ヒヒーンは回避予定なので、これ以上言及しません)
低レベルだったレースは以下の通りです。
フェニックス賞:シカゴスティング(1着)
クローバー賞:コスモディナー(1着)、ドナベティ(5着)
新潟2歳S:アスコリピチェーノ(1着)
すずらん賞:ドナベティ(1着)
ききょうS:クイックバイオ(1着)
サウジアラビアRC:ボンドガール(2着)
アルテミスS:サフィラ(2着)
萩S:ルシフェル(1着)、ビーグラッド(2着)
東スポ杯2歳S:テリオスルル(10着)
このあたりはOPや重賞を経験した上で、時計が出ておらず
大幅に割引対象とします。
特にボンドガールは下馬評では1人気までありそうですが
時計派からすると謎人気です。
負かした馬が東スポ杯を勝っているのが根拠だとすると
その東スポ杯のレベルが怪しく、ここで胸を張れる実績かというと疑問です。
人気馬は消せるにこしたことがないので個人的には消します。
新潟2歳Sは、上位陣の次走以降が冴えません。
その他、クローバー賞もみじSなど、
話に登場していないOP特別の1着は実績として軽視してよいかなと思いました。
アルテミスSが悩ましいところで、2013年以降4位というのは
よくはないが悪くもないといったところで取捨に悩みます。
時計の出る馬場で、ペースも遅かったですし、
しまい11.4-11.2-11.0の加速ラップ自体に価値はありません。
ただ、2着サフィラと勝ち馬の差は位置取りかなという気がします。
ヒモには一応入れておこうかなと思います。
ハイレベルなレースを振り返る
まずなんといっても京王杯2歳Sがハイレベルでした。
勝ったコラソンビートはすでにダリア賞を勝っていますが、
ダリア賞も2013年以降2番目にハイレベルでした。
時計的な裏付けもあります。
タイセイビジョン:48.2-34.1:朝日杯2着
コラソンビート:48.3-33.8
モンドキャンノ:48.4-33.9:朝日杯2着
朝日杯FSで勝ち負けした馬たちと同じかそれ以上のパフォーマンスを発揮しています。
人気の一角を担うと思いますが消す理由はありません。
ファンタジーSもハイレベルでした。
1点注意したいのは、数字の上では2013年以降最もハイペースでしたが、
残り600m地点で番手が0.3秒遅れ、3番手が0.8秒遅れ、
その後ろにいたカルチャーデイは1.0秒遅れでした。
ハイペースを前目から残したというよりは、
実質差してきたと評価するのが妥当でしょう。
比較するとなると位置取り的には2019年のレシステンシアとなりますが
軽く押し切られていた計算になります。
父ファインニードルということで距離不安のイメージがあるのか
人気しないとは思いますが、ヒモにはいれておきたいです。
ここで悩ましいのがドナベティとシカゴスティングで
それぞれクローバー賞5着、フェニックス賞1着と
低レベルなOPの勝ち馬でできれば消したいところですが、
このレースをみるに、本番でも馬券圏内は警戒すべきかなと思いました。
あと1頭、一応という感じですが
メイショウゴーフルの野路菊賞は、例年スローになりがちな中、
極端なハイペースでした。逃げて2着でしたが、
展開が向かなかっただけで実質勝ち馬といってしまってもよいでしょう。
抽選をくぐる必要がありますが、出走してくるならオッズは相当つきます。
3連単の3列目に余裕があればという感じでしょうか。
OP・重賞実績からの取捨選択は
まず「軸として買い」の範疇に入ったのは
・コラソンビート
・カルチャーデイ
「点数次第」は
・サフィラ
・ドナベティ
・シカゴスティング
・メイショウゴーフル
「消し」は
・ボンドガール
・アスコリピチェーノ
・その他賞金の足りている馬たち
といったん結論づけます。
このあと後編では、500万下勝ちの馬や抽選組について
さらに考察を進めたいと思います。いったん記事をアップします。
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