【反省】2024_6月・古馬・芝・重賞(鳴尾記念、安田記念、エプソムC、函館SS、マーメイドS、宝塚記念、北九州記念)

●鳴尾記念
レースレベル:不明
ペースの速さ:不明

京都芝2000mは古馬の重賞がなく比較対象がありません。

古馬OPアンドロメダSと比較すると、

ペースも時計もそれほどではないかんという印象を受けました。

 

●安田記念
レースレベル:9位(同率1R)/11R
ペースの速さ:7位/11R
※2014年は馬場差計時不能

年月日 馬名 GS 3F
150607 1 モーリス 116 58.1 34.9
200607 1 グランアレグリア 120 58.5 34.1
170604 1 サトノアラジン 121 58.6 33.9
130602 1 ロードカナロア 121 58.8 33.7
180603 1 モズアスコット 116 59.1 33.9
190602 1 インディチャンプ 120 59.1 33.5
240602 18 ドーブネ 96 59.2 35.9
240602 14 ウインカーネリアン 101 59.3 35.3
240602 7 フィアスプライド 106 59.4 34.7
230604 1 ソングライン 114 59.4 33.8
240602 6 ジオグリフ 106 59.6 34.5
210606 1 ダノンキングリー 113 59.6 33.7
240602 9 ステラヴェローチェ 104 59.7 34.6
240602 1 ロマンチックウォリ 111 59.7 33.9
160605 1 ロゴタイプ 106 59.7 34.3
240602 4 ガイアフォース 108 59.9 34.0
240602 17 ヴォイッジバブル 98 59.9 35.0
240602 13 パラレルヴィジョン 101 60.0 34.6
240602 15 ダノンスコーピオン 98 60.0 34.9
240602 3 ソウルラッシュ 110 60.1 33.6
240602 8 エルトンバローズ 105 60.1 34.1
240602 2 ナミュール 110 60.3 33.4
240602 16 カテドラル 98 60.4 34.5
240602 5 セリフォス 107 60.5 33.5
240602 10 エアロロノア 102 60.5 34.0
220605 1 ソングライン 105 60.5 33.6
240602 12 コレペティトール 102 60.7 33.8
240602 11 レッドモンレーヴ 102 60.8 33.7

 

低レベルでペースはミドル。

マイル王不在の中、香港馬に優勝をさらわれたかんじがします。

2021年ダノンキングリーや2023年ソングラインと比較すれば

時計が物足りないのは一目瞭然でした。

 

●エプソムC
レースレベル:4位/12R
ペースの速さ:4位/12R

年月日 馬名 GS 3F
200614 1 ダイワキャグニー 114 70.5 35.6
240609 7 セルバーグ 102 71.4 35.9
150614 1 エイシンヒカリ 110 71.5 35.0
240609 3 シルトホルン 103 71.7 35.5
230611 1 ジャスティンカフェ 111 71.8 34.6
210613 1 ザダル 107 71.8 35.0
240609 5 アルナシーム 103 72.0 35.2
240609 10 トゥデイイズザデイ 101 72.0 35.4
240609 18 ラケマーダ 95 72.1 35.9
240609 2 ニシノスーベニア 106 72.2 34.7
240609 9 ヴェルトライゼンデ 102 72.3 35.0
240609 1 レーベンスティール 109 72.3 34.3
180610 1 サトノアーサー 99 72.3 35.3
170611 1 ダッシングブレイズ 105 72.4 34.6
240609 4 サイルーン 103 72.5 34.7
240609 6 グランディア 103 72.5 34.7
240609 14 ノースザワールド 98 72.6 35.1
240609 12 カレンシュトラウス 100 72.7 34.8
220612 1 ノースブリッジ 99 72.7 34.9
240609 11 ルージュリナージュ 101 72.8 34.6
240609 15 タイムトゥヘヴン 97 72.8 35.0
240609 17 レッドランメルト 95 72.9 35.1
140615 1 ディサイファ 108 72.9 33.8
130609 1 クラレント 107 72.9 33.9
240609 8 グランスラムアスク 102 73.0 34.3
240609 13 マイネルケレリウス 100 73.1 34.4
240609 16 ワールドウインズ 96 73.2 34.7
160612 1 ルージュバック 100 74.3 33.2
190609 1 レイエンダ 73 77.1 33.1

 

まあまあの内容でした。

ペースがやや速く、勝ち馬にとってはやや展開が向いた感があります。

ただ、59kgを背負ってでしたし、及第点といえます。

あくまでエプソムカップですし、真価が問われるのは次走ではないでしょうか。

 

●函館SS
レースレベル:5位(同率1R)/11R
ペースの速さ:6位/11R

年月日 馬名 GS 3F
180617 1 セイウンコウセイ 108 33.6 35.0
220612 1 ナムラクレア 112 33.6 34.6
240609 15 カイザーメランジェ 94 33.7 36.4
170618 1 ジューヌエコール 111 33.7 34.7
240609 9 アサカラキング 100 33.9 35.6
240609 16 カルネアサーダ 83 34.0 37.2
240609 2 ウイングレイテスト 103 34.1 35.1
240609 1 サトノレーヴ 105 34.1 34.9
240609 3 ビッグシーザー 103 34.2 35.0
240609 5 オタルエバー 102 34.2 35.1
230611 1 キミワクイーン 105 34.2 34.8
160619 1 ソルヴェイグ 102 34.2 35.0
200621 1 ダイアトニック 10 34.3 34.6
240609 12 シュバルツカイザー 96 34.4 35.5
240609 11 シナモンスティック 98 34.5 35.2
240609 7 キミワクイーン 100 34.6 34.9
240609 14 ジュビリーヘッド 95 34.7 35.3
240609 10 ジャスティンスカイ 100 34.8 34.7
190616 1 カイザーメランジェ 103 34.8 34.4
140622 1 ガルボ 101 34.8 34.5
150621 1 ティーハーフ 100 34.9 34.6
130616 1 パドトロワ 95 34.9 35.0
240609 4 サウザンサニー 103 35.0 34.2
240609 13 マテンロウオリオン 95 35.0 35.0
240609 6 ゾンニッヒ 101 35.2 34.2
240609 8 セッション 100 35.5 34.0

 

今年は3歳馬の出走がなく、 このレースとしては標準的な内容でした。

過去、このレースをステップにGIで馬券になった

ナムラクレアやセイウンコウセイを見ると、

やはりそれなりに時計も出ており、

今年の上位馬が今後大きいところで活躍するとなると

もうワンパンチ必要な印象を受けます。

 

●マーメイドS
レースレベル:不明
ペースの速さ:不明

年月日 馬名 GS 3F
240616 1 アリスヴェリテ 113 82.5 36.7
240616 14 ベリーヴィーナス 99 83.6 37.0
240616 13 ミッキーゴージャス 99 84.1 36.5
240616 11 インザオベーション 101 84.2 36.2
240616 12 ジューンオレンジ 100 84.3 36.2
240616 2 エーデルブルーメ 109 84.4 35.2
240616 15 タガノパッション 91 84.4 37.0
240616 7 エリカヴィータ 106 84.5 35.4
240616 3 ホールネス 109 84.7 34.9
240616 5 ラヴェル 107 84.7 35.1
240616 16 ゴールドエクリプス 85 84.7 37.3
240601 1 ヨーホーレイク 112 84.8 34.5
240616 6 セントカメリア 107 84.9 34.9
240616 9 ピンハイ 105 84.9 35.1
240616 8 マリネロ 106 85.1 34.8
240616 4 ファユエン 109 85.2 34.4
240616 10 コスタボニータ 104 85.2 34.9

 

京都開催のため縦の比較ができません。

参考までに、鳴尾記念を勝ったヨーホーレイクの数字と比較してあります。

ペース差-3.6秒は、逃げ馬にとっては厳しいペースでした。

勝ったアリスヴェリテは逃げて2着に2馬身で、

ヨーホーレイクを上回るGSでしたので、内容としては悪くないのですが

あくまで斤量50kgの恩恵が大きかった点については留意すべきでしょう。

買い時はここで、後追いはしたくないかなという印象です。

 

2着エーデルブルーメ、3着ホールネスは展開が向きました。

 

ヨーホーレイク:84.8-34.5

エーデルブルーメ:84.4-35.2

ホールネス:84.7-34.9

 

と、牡馬をおびやかすほどの内容だったとは言い難いです。

2頭とも斤量もまずまず軽かったということもあります。

 

●宝塚記念
レースレベル:不明
ペースの速さ:不明

年月日 馬名 GS 3F
240623 4 プラダリア 115 97.5 34.9
240623 3 ベラジオオペラ 115 97.6 34.8
240623 5 ローシャムパーク 110 97.6 35.3
240623 8 ルージュエヴァイユ 110 97.6 35.3
240623 10 ジャスティンパレス 103 97.7 35.9
240623 7 ディープボンド 110 97.7 35.2
240623 11 シュトルーヴェ 94 97.8 36.7
240623 1 ブローザホーン 119 98.0 34.0
240623 9 ヤマニンサンパ 106 98.0 35.3
240623 13 カラテ 81 98.0 37.8
240623 12 ヒートオンビート 84 98.2 37.3
240623 2 ソールオリエンス 116 98.3 34.0
240623 6 ドウデュース 110 98.3 34.6
231112 1 ブレイディヴェーグ 111 98.3 34.5
181111 1 リスグラシュー 101 99.8 34.0
141116 1 ラキシス 103 99.8 33.8
151115 1 マリアライト 91 100.1 34.7
171112 1 モズカッチャン 93 100.4 34.2
131110 1 メイショウマンボ 101 100.5 33.3
161113 1 クイーンズリング 99 100.5 33.5
191110 1 ラッキーライラック 92 101.7 33.0

 

マーメイドS同様、こちらも京都開催ということで

エリザベス女王杯と無理やり比較してみます。

まず前提条件としてエリザベス女王杯自体が牝馬限定戦ということを差し引いても

例年レベルの低いGI競走です。

なので、今回ブローザホーンのパフォーマンスは

2013年以降どのレースよりもはるかにハイレベルでしたが、

それだけではなんともいえません。

 

今回注目したいのは紅一点のルージュエヴァイユです。

今回、ペース差-2.3秒とまずまずハイペースで逃げて8着で、

さすがに男馬相手に通用する展開ではありませんでしたが、

相手が牝馬となるとどうでしょうか。

GS110は、2013年以降のエリザベス女王杯の中でも、

勝っている計算なのは2023年のブレイディヴェーグだけ。

実際、そのレースでルージュは2着していますが、

牝馬相手ならまだまだ全然やれる能力の持ち主です。

このあと、牡馬混合などで惨敗し、

牝馬限定にまわってきてなめられるようなら買いでしょう。

牡馬混合でも、若干弱いブレイディヴェーグが出走してくるのと同じ、

と考えた方がよさそうです。

 

●北九州記念
レースレベル:8位(同率3R)/14R
ペースの速さ:1位/14R
※小倉開催のCBC賞(2021~2022年)含む

年月日 馬名 GS 3F
240630 1 ピューロマジック 104 32.3 35.6
240630 17 ペアポルックス 86 32.5 37.2
220703 1 テイエムスパーダ 110 32.6 34.8
240630 18 テイエムスパーダ 84 32.6 37.3
240630 2 ヨシノイースター 103 32.7 35.3
240630 12 サーマルウインド 92 33.0 36.1
240630 14 グランテスト 90 33.0 36.3
240630 10 バースクライ 93 33.1 35.9
170820 1 ダイアナヘイロー 104 33.1 34.8
240630 6 ナナオ 99 33.1 35.3
230820 1 ジャスパークローネ 105 33.2 34.7
240630 3 モズメイメイ 100 33.2 35.1
210704 1 ファストフォース 105 33.2 34.6
240630 16 ジャスパークローネ 86 33.3 36.4
240630 4 カンチェンジュンガ 100 33.4 34.9
240630 5 ショウナンハクラク 100 33.4 34.9
240630 7 メイショウソラフネ 95 33.4 35.4
240630 15 メディーヴァル 90 33.4 35.9
240630 9 エイシンスポッター 94 33.4 35.5
180819 1 アレスバローズ 110 33.5 33.9
140824 1 リトルゲルダ 107 33.5 34.2
240630 8 ヤクシマ 95 33.6 35.2
210822 1 ヨカヨカ 105 33.6 34.2
200823 1 レッドアンシェル 104 33.7 34.3
150823 1 ベルカント 109 33.7 33.8
130818 1 ツルマルレオン 109 33.7 33.8
240630 11 ディヴィナシオン 92 33.7 35.4
240630 13 トゥラヴェスーラ 92 33.8 35.3
190818 1 ダイメイプリンセス 99 33.8 34.6
220821 1 ボンボヤージ 104 33.9 34.0
160821 1 バクシンテイオー 102 34.1 34.0

 

レベルとしては例年並で、やや劣るかなという印象です。

ただペースがめっぽう早く、逃げ勝ったピューロマジックを

評価したいところですが、3歳牝馬で53kgですから斤量恩恵ははかりしれず、

プラマイゼロとしたいです。

1つの指標として、同じようにペース差-1.0秒と速かった2020年のレースで

逃げたモズスーパーフレアが2着しておりGSが101、このとき斤量56.5kg。

ピューロは3.5kgもらいでGS104ですから、

一応GIホースの次走とほぼ同等ということもあり、

ハイペースででのパフォーマンスはある程度信頼してよさそうです。

ちなみに距離が延びるとさっぱりなタイプのようで

1400m以上にまわってきたら割引でしょう。

 

勝ち馬に半馬身迫った2着ヨシノイースターは先行集団からの抜け出しで

展開が向いたとはいえず、よくがんばったといえるでしょう。

GIでどうのという内容ではないと思いますが、

OPやGIIIならもう一丁があると思います。

 

3着以下は展開が向いた馬が多く、内容も平凡です。
 

 

 

 

 

 

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