【反省】2025_1月・古馬・芝・重賞(中山金杯、京都金杯、日経新春杯、小倉牝馬S、AJCC)

●中山金杯
レースレベル:2位/13R
ペースの速さ:1位(同率1R)/13R

年月日 馬名 GS 3F
250105 4 クリスマスパレード 109 83.5 36.6
250105 9 ホウオウビスケッツ 106 83.5 36.9
250105 3 ボーンディスウェイ 110 83.8 36.2
250105 17 ディオスバリエンテ 85 83.8 38.7
250105 11 セイウンプラチナ 105 84.0 36.5
150104 1 ラブリーデイ 124 84.2 34.4
250105 7 ショウナンアデイブ 108 84.3 35.9
250105 14 ジェイパームス 103 84.3 36.4
250105 12 シンリョクカ 105 84.5 36.0
200105 1 トリオンフ 105 84.6 35.9
250105 6 パラレルヴィジョン 109 84.6 35.5
250105 1 アルナシーム 113 84.6 35.1
190105 1 ウインブライト 111 84.8 35.1
250105 2 マイネルモーント 111 84.8 35.1
250105 13 カラテ 103 84.8 35.9
250105 16 アドマイヤビルゴ 91 84.8 37.1
250105 18 カレンシュトラウス 84 84.8 37.8
250105 10 ラーグルフ 105 84.9 35.6
250105 5 ギャラクシーナイト 109 85.1 35.0
250105 15 リカンカブール 99 85.1 36.0
180106 1 セダブリランテス 106 85.2 35.2
250105 8 エアファンディタ 107 85.4 34.9
140105 1 オーシャンブルー 110 85.4 34.6
220105 1 レッドガラン 101 85.5 35.4
170105 1 ツクバアズマオー 97 85.5 35.8
230105 1 ラーグルフ 98 85.5 35.7
130105 1 タッチミーノット 109 85.5 34.6
240106 1 リカンカブール 99 85.9 35.2
210105 1 ヒシイグアス 98 86.6 34.6
160105 1 ヤマカツエース 89 88.8 33.3

 

オーシャンブルーが勝った2014年と同等で、2013年以降最もハイペースでした。
勝ち馬、2着馬ともに差し・追い込みということもあり、展開の利があったことは留意しておきたいです。

勝ったアルナシームはハイペースにめっぽう強く、中京記念もハイペースでした(ついでにいうと道悪)。
ただ、そこそこ流れたマイルチャンピオンシップでは通用しておらず、
あくまでGIII番長というのが妥当な評価かと思います

2着マイネルモーントもハイペースに乗じてつっこんできました、
55kgと比較的斤量が軽かったのも好走理由でしょう。
時計自体は悪くないですが、好走するにはいくつか条件がつきそうです。

3着ボーンディスウェイがここへきて好時計を連発しています。
前走オクトーバーSもハイペースをついていって優秀な時計で勝ち切っていますし、
今回8人気でしたが3着は不思議ではありません。

今回のハイペースの立役者が4着クリスマスパレード。
1人気を裏切る形になりましたが、似たようなペースだった2014年、2015年と比較すると
このペースで逃げて4着はむしろやれているほうです。
VMくらいまでは最低限でもヒモにいれておきたいです。

 

5着以降の差し・追い込み馬は展開利があったひもかかわず、という印象です。

 

●京都金杯(中京開催)
レースレベル:11位/11R
ペースの速さ:7位/11R
※2022~2023京都金杯、2013年以降の中京記念含む
※2014年中京記念は馬場差計時不能

年月日 馬名 GS 3F
230723 1 セルバーグ 108 57.7 35.8
150726 1 スマートオリオン 108 58.4 35.1
250105 13 セルバーグ 82 58.6 37.5
250105 4 セオ 97 58.8 35.8
180722 1 グレーターロンドン 110 58.8 34.5
170723 1 ウインガニオン 103 58.9 35.1
230105 1 イルーシヴパンサー 106 58.9 34.8
250105 3 ロジリオン 99 59.0 35.4
220105 1 ザダル 108 59.1 34.4
250105 12 オーキッドロマンス 84 59.1 36.8
250105 14 フィールシンパシー 78 59.1 37.4
250105 6 シャドウフューリー 96 59.1 35.6
190721 1 グルーヴィット 105 59.1 34.7
250105 7 シュバルツカイザー 96 59.2 35.5
250105 4 アスクコンナモンダ 97 59.3 35.3
130721 1 フラガラッハ 108 59.3 34.2
250105 8 マテンロウオリオン 93 59.3 35.7
250105 1 サクラトゥジュール 100 59.4 34.9
210105 1 ケイデンスコール 105 59.5 34.3
250105 11 ドゥアイズ 86 59.6 36.1
250105 2 ウォーターリヒト 99 59.8 34.6
250105 10 メイショウチタン 87 59.8 35.8
250105 9 コレペティトール 89 60.1 35.3
250105 15 ゴールデンシロップ 78 60.3 36.2
160724 1 ガリバルディ 101 60.4 33.8
250105 16 コナコースト 57 60.4 38.2

 

GIIIとしてはゆるいペースでしたが、1,2着馬は追い込みでした。
ただ、時計がひどいです
展開が向かなかったことを考慮しても、前にいた馬がもう少しやれていれば
とらえきれなかったと思います。
1着馬ですら1000万下程度、2着以降はそれ以下です。
勝ったサクラトゥジュールは、2021年のケイデンスコールと比較すると
残り3Fでほとんど同じ位置からたいして伸びていません。
3着ロジリオン、4着セオは展開利でしょう。
ただ、ロジリオンは前走、前々走はそこそこやれているので
まったくのフロックとは思えませんでした。

 

●日経新春杯(中京開催)
レースレベル:1位/4R
ペースの速さ:1位/4R

年月日 馬名 GS 3F
250119 11 メイショウタバル 107 93.0 39.7
250119 15 ケイアイサンデラ 94 94.5 39.5
250119 16 サンライズアース 86 94.6 40.2
250119 8 バトルボーン 114 94.7 37.3
250119 3 マイネルエンペラー 122 94.7 36.5
250119 1 ロードデルレイ 128 94.8 35.8
250119 10 ヴェルトライゼンデ 111 95.0 37.3
250119 14 ホールネス 98 95.0 38.6
250119 4 ヴェローチェエラ 121 95.1 36.2
250119 9 サリエラ 112 95.3 36.9
250119 13 タッチウッド 101 95.4 37.9
250119 2 ショウナンラプンタ 123 95.5 35.6
250119 5 サトノグランツ 116 95.5 36.3
250119 12 プラチナトレジャー 105 95.6 37.3
250119 7 マイネルメモリー 115 95.8 36.1
250119 6 キングズパレス 115 96.2 35.7
210117 1 ショウリュウイクゾ 107 97.0 35.7
220116 1 ヨーホーレイク 110 97.8 34.6
230115 1 ヴェルトライゼンデ 100 98.6 34.8

 

ペース差-6.3秒は、私がペース差を出してきたレースの中で
過去最高に速いペースです。
番手のケイアイサンデラが残り3F地点で
逃げたメイショウタバルから1.5秒離れていたので、
実質ペース差-4.8秒と考えてよいでしょう。
だとしてもハイペースです。

勝ったロードデルレイはまさに完勝で、GS指数も破格でした。
3馬身差自体は相手関係に恵まれた面もありそうですが、
時計自体も出ていますし、GIでも注目したい1頭です。

 

●小倉牝馬S
レースレベル:2位(同率1R)/4R
ペースの速さ:1位(同率1R)/4R
※愛知杯含む
レースレベル:9位(同率1R)/15R
ペースの速さ:3位(同率1R)/15R
※愛知杯、小倉記念含む

年月日 馬名 GS 3F
170806 1 タツゴウゲキ 113 82.5 35.9
250125 17 ベリーヴィーナス 82 82.5 39.0
250125 13 コンクシェル 98 82.6 37.3
250125 16 アリスヴェリテ 89 82.7 38.1
150809 1 アズマシャトル 112 82.8 35.8
250125 9 コスタボニータ 103 82.8 36.6
250125 6 クイーンズウォーク 104 82.9 36.4
250125 15 グランスラムアスク 91 82.9 37.7
240113 1 ミッキーゴージャス 108 83.1 35.8
250125 10 エンパイアウエスト 103 83.1 36.3
250125 1 フェアエールング 107 83.2 35.8
250125 11 ゴールドエクリプス 100 83.3 36.4
250125 12 エリカヴィータ 99 83.3 36.5
250125 14 アスコルティアーモ 96 83.4 36.7
140810 1 サトノノブレス 114 83.5 34.9
130804 1 メイショウナルト 118 83.5 34.4
250125 3 コガネノソラ 105 83.5 35.7
250125 1 シンティレーション 107 83.5 35.5
230813 1 エヒト 108 83.7 35.2
250125 4 オーロラエックス 105 83.7 35.5
250125 7 キミノナハマリア 103 83.7 35.7
250125 5 エミュー 104 83.7 35.6
250125 18 ワレハウミノコ 72 83.8 38.7
220814 1 マリアエレーナ 108 83.9 35.1
200816 1 アールスター 104 84.0 35.3
250125 8 セントカメリア 103 84.0 35.4
200118 1 デンコウアンジュ 98 84.2 35.7
180805 1 トリオンフ 114 84.4 33.9
160807 1 クランモンタナ 90 84.5 36.2
190804 1 メールドグラース 99 84.6 35.2
210815 1 モズナガレボシ 94 85.1 35.2

参考までに小倉記念も含めましたが、牝馬限定戦としては上位で
ペースも引き締まったレースとなりました。
上位が追い込みで占められているのもうなずけます。

同着でしたが、まずフェアエールングはここへきて調子がよく
今回は速い上がりを使うというより好位から抜け出す形でした。
馬が強かったというより斤量53kgが効いてそうで
なおかつ乗り方が上手だったのかなという印象です。
シンティレーションは前走大敗も不利を受けての10着なので
牝馬限定戦ならこのくらいは当然といえるでしょう。

前目でがんばったのが1人気クイーンズウォークでしたが、
指数はとしてはあまりこの馬は高く評価できません。
展開が向かなかったことが第一の敗因ですが、
少し世間から過大評価されているように思えます。

 

●AJCC
レースレベル:6位/22R
ペースの速さ:1位(同率1R)/22R
※含むオールカマー
※2021年、2024年のAJCCは馬場差計時不能

年月日 馬名 GS 3F
250126 13 チャックネイト 103 96.1 38.1
250126 18 アウスヴァール 95 96.2 38.8
250126 3 コスモキュランダ 115 96.4 36.6
250126 2 マテンロウレオ 115 96.5 36.5
250126 7 ボーンディスウェイ 108 96.5 37.2
250126 15 ポタジェ 100 96.6 37.9
170122 1 タンタアレグリア 120 96.6 35.9
250126 12 レーベンスティール 105 96.7 37.3
250126 1 ダノンデサイル 116 96.7 36.2
250126 8 エヒト 108 96.7 37.0
250126 6 ビザンチンドリーム 109 96.9 36.7
130120 1 ダノンバラード 116 97.0 35.9
250126 5 ライラック 110 97.0 36.5
250126 4 ボルドグフーシュ 111 97.1 36.3
250126 10 ディープモンスター 107 97.2 36.6
250126 9 マイネルクリソーラ 107 97.4 36.4
250126 14 アラタ 103 97.4 36.8
250126 17 ホウオウリアリティ 96 97.5 37.4
160124 1 ディサイファ 117 97.7 35.1
250126 11 カラテ 105 97.8 36.2
230924 1 ローシャムパーク 114 97.8 35.3
140126 1 ヴェルデグリーン 114 97.8 35.3
250126 16 ニシノレヴナント 96 98.0 36.9
220123 1 キングオブコージ 117 98.1 34.7
200126 1 ブラストワンピース 106 98.1 35.8
180121 1 ダンビュライト 109 98.1 35.5
210926 1 ウインマリリン 107 98.2 35.6
180923 1 レイデオロ 114 98.3 34.8
160925 1 ゴールドアクター 115 98.3 34.7
150927 1 ショウナンパンドラ 118 98.4 34.3
220925 1 ジェラルディーナ 106 98.5 35.4
230122 1 ノースブリッジ 111 98.6 34.8
190922 1 スティッフェリオ 104 99.5 34.6
150125 1 クリールカイザー 103 99.6 34.6
130922 1 ヴェルデグリーン 108 99.6 34.1
240922 1 レーベンスティール 96 100.0 34.9
190120 1 シャケトラ 101 100.0 34.4
170924 1 ルージュバック 95 100.8 34.2
200927 1 センテリュオ 93 100.8 34.4

 

ペース差-3.5秒はGIIで考えても超ハイペースでした。
レースレベルは優秀な部類に入ると思います。

勝ったのはダノンデサイル。
個人的にラキ珍扱いしていたのですが、
さすがにこのレースを見るとその実力を認めざるを得ません。
気分を悪くしていたファンのみなさま申し訳ございません。

ポジションとしても、上位2頭は逃げ馬からそうは離れておらず
このハイペースの中、馬券圏内に残せたのは胸を張れると思います。
コスモキュランダも、ハイペースをまくって勝ちに行く競馬でしたので
上位2頭と実力の差はないと思います。
むしろ今回きびしいレースをしたのはキュランダかなと思います。

一方で、この展開でさせなかった4~6着の馬は、
GIIIを勝ち切ることが現実的かなという気がします。
確かに前有利なレースではあるのですが、
展開を考えると物足りない内容です。

レーベンスティールは謎負け。
ただ、戦績からセントライト記念のGS指数が107、
オールカマーが96で、どちらも優秀な時計とは言い難く
今回も105しか出ていません。ラキ珍はこっちか?

当ブログいち押しのボーンディスウェイは
ハイペースでもかかんに前目につけましたが7着。
さすがに今回はメンバーがわるかったか。
ただ、ペースを考えるとよくやれています。
GS指数も優秀で悲観する内容ではないと思います。
次走、メンバー次第では巻き返しが期待できます。

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