【反省】2025_4月・3歳・芝・オープン&重賞(1)(チャーチルダウンズC、NZT、忘れな草賞、桜花賞)※新GS基準

2025年4月10日 / 2025_3歳_芝, 反省

※新GS基準
●チャーチルダウンズC
レースレベル:5位(同率1R)/13R
ペースの速さ:5位/13R
※2013年~2024年はアーリントンカップ

年月日 馬名 GS 3F N
200418 1 タイセイビジョン 88 58.2 36.3 4
140301 1 ミッキーアイル 95 59.0 35.3 1
210417 1 ホウオウアマゾン 102 59.0 34.6 9
250405 9 ツーエムクロノス 90 59.1 35.7
250405 5 モンテシート 95 59.2 35.2
230415 1 オオバンブルマイ 101 59.2 34.6 3
250405 6 アスクセクシーモア 96 59.3 35.1
250405 11 フォルテム 83 59.3 36.4
250405 1 ランスオブカオス 101 59.4 34.5
250405 2 アルテヴェローチェ 99 59.5 34.7
250405 10 モンタルチーノ 86 59.6 35.9
250405 4 スリールミニョン 99 59.7 34.6
250405 8 ワンモアスマイル 95 59.8 35.0
180414 1 タワーオブロンドン 100 59.8 34.5 12
250405 3 ミニトランザット 101 59.9 34.3
160227 1 レインボーライン 96 59.9 34.8 3 8 2
220416 1 ダノンスコーピオン 102 60.0 34.2 1
190413 1 イベリス 98 60.1 34.6 16
250405 7 ジーティーマン 99 60.1 34.4
170225 1 ペルシアンナイト 104 60.1 34.0 2 7
130223 1 コパノリチャード 99 61.0 34.1 8 13
150228 1 ヤングマンパワー 91 61.3 34.8 6
240413 1 ディスペランツァ 105 62.6 32.9 7

 

メンバーを見渡してスローからミドルくらいかなと思っていましたが
ペース差-1.1秒はこのレースとしてはまずまずのペースで
ややハイくらいのイメージでした。

勝ったランスオブカオスの時計はまずまずといったところで、
2023年に次走NHKで3着したオオバンブルマイにやや届かないくらい。
2014年に次走NHKを勝ったミッキーアイルはかわしている計算です。
ただ、ミッキーアイルはそもそもそれほど時計が出るタイプではありません。
NHKで軸とするにはやや物足りない印象はあります。

2着アルテヴェローチェは、どうもGS100の壁があるようでなりません。
GIではどうでしょうか。

3着ミニトランザットはGSトップ(こちらを軸にすればよかった…)。
前目が垂れたのに乗じてつっこんできていますが、
時計としてはまずまずかなという感じです。
今回、ミニトランザットは、4着スリールミニョンを直線で妨害しており、
スリールの勝利はなかったと思いますが、
立て直してからの伸びをみると3着はギリあってもおかしくないかなと思いました。

いずれにせよ、NHKはクラシック王道あきらめ組が
毎年猛威を振るうレースですし、
強い馬がまわってきても、やりあえそうな馬は
このレースからは見当たりませんでした。
ただ、例年比較でやれないとも言い切れず、
NZTなどからしかまわってこないのであれば
上位馬4頭まではチャンスがあると思います。
特に3着、4着馬についてはペース次第でもうワンパンチありそうで
オッズ妙味もあると思いますしヒモにはいれておきたいです。

 

※新GS基準
●NZT
レースレベル:1位/13R
ペースの速さ:4位/13R

年月日 馬名 GS 3F N
230408 1 エエヤン 95 58.1 36.2 9
250412 14 ベイビーキッス 81 58.8 37.3
210410 1 バスラットレオン 103 59.1 34.9 15
250412 7 ルージュラナキラ 96 59.3 35.6
140412 1 ショウナンアチーヴ 103 59.4 34.8 6
250412 6 ストレイトトーカー 96 59.4 35.5
200411 1 ルフトシュトローム 105 59.4 34.6 5
220409 1 ジャングロ 99 59.6 35.2 7
240406 1 エコロブルーム 99 59.6 35.1
160409 1 ダンツプリウス 99 59.6 35.1 4
250412 2 アドマイヤズーム 105 59.6 34.6
250412 9 ルナルーチェット 95 59.7 35.5
250412 8 ジェットマグナム 97 59.8 35.3
250412 3 コートアリシアン 104 59.9 34.5
150411 1 ヤマカツエース 99 60.0 35.0 13
250412 4 プリティディーヴァ 105 60.1 34.3
250412 5 ミーントゥビー 103 60.3 34.4
250412 1 イミグラントソング 109 60.4 33.8
170408 1 ジョーストリクトリ 101 60.5 34.5 12 18
130406 1 エーシントップ 100 60.6 34.7 7
180407 1 カツジ 104 60.7 34.1 8
250412 10 シュバルツマサムネ 100 60.7 34.6
250412 12 ムイ 97 60.8 34.8
250412 13 アタラシイカドデニ 98 60.9 34.7
190406 1 ワイドファラオ 102 60.9 34.3 9
250412 11 チョングク 101 61.4 34.1

ペースは(このレースとしてはややハイ)で、
レースレベルは2013年以降、抜群によかったです。
ただ、NZT勝ち馬は2013年以降馬券にすらからんでおらず、
特に追い込み系の成績は以下のようにひどいです。

 

●NZTで追い込んで馬券になった馬のNHK成績

日付 着順 GS 馬名 上3F P差 残3F差 4角 NHK人気 NHK着順
250412 1 109 イミグラントソング 1 -0.6 1.6 9
250412 2 105 アドマイヤズーム 6 -0.6 0.8 3
250412 3 104 コートアリシアン 5 -0.6 1.1 7
230408 2 98 ウンブライル 1 -1.4 0.9 8 8 2
200411 1 105 ルフトシュトローム 1 -1.2 1.2 10 4 5
200411 2 103 シーズンズギフト 3 -1.2 1.0 7
200411 3 104 ウイングレイテスト 2 -1.2 1.2 10 8 7
190406 3 104 ヴィッテルスバッハ 1 1.5 0.8 11 5 15
180407 1 104 カツジ 2 0.0 1.2 10 8 8
160409 2 102 ストーミーシー 1 -0.2 0.8 15 10 9
150411 1 99 ヤマカツエース 5 -0.3 0.9 8 7 13
150411 2 105 グランシルク 1 -0.3 2.2 16 1 5
150411 3 99 アルマワイオリ 4 -0.3 1.2 10 6 9
140412 1 103 ショウナンアチーヴ 1 -1.2 1.2 8 3 6
140412 2 101 ショウナンワダチ 3 -1.2 0.9 7 6 10

 

2023年にウンブライルが馬券になっていますが、
この年はNHKマイル自体が超低レベルでハイペース。
差し・追い込みが8着までを占める例外的レースでした。
基本的にNZT追い込み馬は見た目が派手な割に、
本番で結果がともなっていません。
府中マイルは直線一気が通用しづらく、仮に後方待機だとしても、
4角である程度ポジションを押し上げておく必要があります。
中山マイルと府中マイルでは求められる能力が違う点に注意です。

また、クラシック戦線からNHKに照準を変えてきた馬たちが強く
前走皐月賞の馬が(3,1,1,12)、前走桜花賞が(2,3,0,15)です。
基本的に強い馬はクラシックを狙っていく傾向にあるので
志望校を1ランク落とせば余裕が生まれます。
今年は、皐月賞組、桜花賞組がどのくらいまわってくるかわかりませんが、
本番ではそのあたりも注意したいです。
話がだいぶ脱線しましたが、あくまでNZTの振り返りなので
このへんは、NHKマイルカップ直前にまたまとめます。

さんざんNZT追い込み馬はきびしい傾向と書きましたが、
今年のイミグラントソングはそんなこと関係なしに
NHKでは馬券に組み込みたいです。
まず時計が2013年以降ぶっちぎりでトップである点と、
そもそもポジションはとれる馬という点です。
また、今回は決して差し馬に有利な展開ではありませんでした。
前が残しておかしくない、時計の出る
馬場コンデイションだったのもきつかったはずです。
その意味で先行したアドマイヤズームは展開利がありがならの2着です。

 

※新GS基準
●忘れな草賞
レースレベル:13位/14R
ペースの速さ:11位(同率1R)/14R

年月日 馬名 GS 3F N
180408 1 オールフォーラヴ 93 84.5 36.6 9 14
240407 1 タガノエルピーダ 99 85.2 35.8 16 7
210411 1 ステラリア 107 85.2 35.0 13 6
230409 1 グランベルナデット 108 85.9 34.6 15
130407 1 セレブリティモデル 86 86.1 36.8 13 16
140413 1 ディルガ 98 86.3 35.5 15 9
190407 1 ラヴズオンリーユー 104 86.5 34.8 1
220410 1 アートハウス 105 87.3 34.4 7 5
170409 1 ハローユニコーン 92 87.5 35.7 14 15
200412 1 ウインマイティー 103 87.9 34.4 3 9
250413 5 ロヴィーサ 83 88.0 36.4
250413 7 マジカルフェアリー 77 88.1 37.0
250413 1 サヴォンリンナ 90 88.1 35.7
250413 2 サタデーサンライズ 88 88.2 35.8
250413 8 プリンセッサ 74 88.3 37.2
250413 3 ノクターン 89 88.4 35.7
250413 6 メイショウピリカ 85 88.5 36.0
250413 4 ダノンフェアレディ 89 88.6 35.6
150412 1 ミッキークイーン 106 88.9 33.8 1 1
160410 1 ロッテンマイヤー 99 90.3 34.0 13

 

ドスロー前残りという感じで、上がりも出ておらず
未勝利戦レベルの内容でした。
オークスでどうのこうのという内容ではないと思います。
あまり話を広げる必要もないと思うので駆け足で終わらせます。

 

※新GS基準
●桜花賞
レースレベル:4位(同率1R)/13R
ペースの速さ:7位/13R

年月日 馬名 GS 3F N
200412 1 デアリングタクト 91 58.4 35.9 1 1 1
210411 1 ソダシ 105 58.4 34.5 1 8 10
170409 1 レーヌミノル 99 58.5 35.1 1 13 14
250413 5 エリカエクスプレス 93 58.6 35.6
250413 13 ナムラクララ 79 58.7 37.0
250413 15 クリノメイ 76 58.7 37.3
250413 10 ショウナンザナドゥ 88 58.8 36.1
250413 12 ボンヌソワレ 86 58.9 36.2
250413 11 ビップデイジー 87 58.9 36.1
250413 17 ミストレス 58 58.9 39.0
250413 1 エンブロイダリー 108 59.1 34.0
250413 8 ヴーレヴー 94 59.1 35.4
130407 1 アユサン 95 59.1 35.3 1 4
250413 2 アルマヴェローチェ 108 59.2 33.9
250413 18 トワイライトシティ 56 59.2 39.1
250413 4 マピュース 100 59.3 34.7
250413 14 ウォーターガーベラ 83 59.4 36.3
250413 16 ダンツエラン 71 59.4 37.5
250413 3 リンクスティップ 106 59.5 34.0
250413 7 プリムツァール 100 59.6 34.6
240407 1 ステレンボッシュ 107 59.6 33.9 1 2 3
250413 6 チェルビアット 100 59.7 34.5
250413 9 ブラウンラチェット 97 59.7 34.8
190407 1 グランアレグリア 110 59.8 33.5 1
230409 1 リバティアイランド 112 59.8 33.3 1 1 1
220410 1 スターズオンアース 105 60.1 33.9 1 1 3
180408 1 アーモンドアイ 109 60.2 33.4 1 1 1
140413 1 ハープスター 109 60.8 33.2 1 2
160410 1 ジュエラー 108 60.9 33.3 1 4
150412 1 レッツゴードンキ 103 62.1 33.3 1 10 17

 

ペースはこのレースとしてはハイペースとまではいきませんが
まずまず流れました。2歳牝馬にとっては厳しいペースといえます。
レースレベルはまずまず高めで、桜花賞でこのくらい出せれば
上位馬は今後活躍してきそうです。

エンプロイダリーとアルマヴェローチェは2013年のアユサンと
似たような位置取りから速い上がりを使えています。
圧勝している計算です。
そのアユサンがオークスで4着ですから、
この2頭はオークスにまわってくれば人気でもさからえないと思います。

さらに3着リンクスティップは、去年のステレンボッシュと比較しても
ゴールでハナづらをそろえている計算。
控えてもそれなりにやれることがわかりましたが、
1-2着馬と比較するとワンパンチ足りませんでした。
逆に、本来の先行策では脚質を考えるとオークスでは厳しいかもしれません。
基本的に、強い馬たちが上位を占めた、という当たり前の結果で
文句をつけるレースではなく、次走以降はオッズと相談でしょう。

あとでまた振り返りたいのは、このレースで目立たない活躍だった馬が
NHKマイルにまわってきたときです。
今回、まあまあペースも速かったですし、
逃げて5着のエリカエクスプレスはもちろん、
10着以降のショウナンザナドゥ、ビップデイジー、ボンヌソワレあたりまでは動向に注目です。
クラシック戦線でいまいちでも、NHKマイルでは大いばり、
というパターンになるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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