【反省】2025_4月・古馬・芝・重賞(ダービー卿CT、大阪杯、阪神牝馬S、福島牝馬S、マイラーズC)※新GS基準

※新GS基準
●ダービー卿CT
レースレベル:12位(同率4R)/24R
ペースの速さ:18位/24R

年月日 馬名 GS 3F
190908 1 トロワゼトワル 107 56.7 35.7
190330 1 フィアーノロマーノ 110 57.3 35.1
140406 1 カレンブラックヒル 100 57.4 36.1
130331 1 トウケイヘイロー 104 57.9 35.4
200404 1 クルーガー 103 58.0 35.5
210403 1 テルツェット 106 58.3 35.0
200913 1 トロワゼトワル 103 58.5 35.2
180331 1 ヒーズインラブ 111 58.6 34.4
130908 1 エクセラントカーヴ 111 58.7 34.4
250405 11 アサカラキング 97 58.8 35.7
250405 13 メイショウチタン 93 58.9 36.0
170910 1 グランシルク 115 59.0 33.9
250405 7 タシット 102 59.0 35.1
250405 12 ノーブルロジャー 97 59.0 35.6
220402 1 タイムトゥヘヴン 113 59.0 34.0
230910 1 ソウルラッシュ 110 59.1 34.2
250405 10 シュバルツカイザー 98 59.1 35.4
210912 1 カテドラル 107 59.2 34.5
160403 1 マジックタイム 112 59.3 34.0
250405 2 コントラポスト 106 59.3 34.6
250405 9 ロジリオン 103 59.3 34.9
250405 1 トロヴァトーレ 107 59.3 34.5
160911 1 ロードクエスト 107 59.3 34.5
250405 5 ゾンニッヒ 106 59.5 34.5
250405 3 キープカルム 106 59.6 34.4
250405 8 ゴートゥファースト 104 59.6 34.6
150405 1 モーリス 118 59.6 33.2
240330 1 パラレルヴィジョン 106 59.7 34.5
250405 6 シャンパンカラー 106 59.7 34.4
250405 4 マテンロウオリオン 107 59.8 34.2
240908 1 アスコリピチェーノ 112 59.8 33.7
180909 1 ミッキーグローリー 109 59.8 34.1
170401 1 ロジチャリス 105 59.9 34.5
150913 1 フラアンジェリコ 107 60.3 34.0
220911 1 ファルコニア 99 60.4 34.8
230401 1 インダストリア 108 60.6 33.9

 

このレースとしては緩い流れでやや低レベルなレースでした。
スローとはいえ、いく馬がのきなみ失速したおかげで
後続が次々に差してくる展開でしたが時計はよくありません。

勝ったトロヴァトーレ、2着コントラポストは
位置取りで冒険せず、前が勝手に垂れたところを
ごっつぁんした印象です。
特にコントラポストは斤量にも恵まれました。

どちらかというと3着キープカルム、4着マテンロウオリオンは
展開を考えると厳しい競馬だったので、
ペース次第では着順は入れ替わったかなという気がします。
ただ、仮に差し切ったとしても、このレースよりメンバーがそろう舞台で
どうのこうのという内容ではなかったと思います。

直線で5着ゾンニッヒが不利を受けていますが、
それがなければつきぬけていた脚色には見えませんでした。

 

※新GS基準
●大阪杯
レースレベル:2位/9R
ペースの速さ:1位/9R

年月日 馬名 GS 3F
250406 14 デシエルト 94 82.5 37.2
230402 1 ジャックドール 106 83.2 35.8
210404 1 レイパパレ 102 83.2 36.1
250406 5 ホウオウビスケッツ 109 83.2 35.4
250406 7 シックスペンス 111 83.4 35.2
250406 1 ベラジオオペラ 115 83.5 34.7
250406 8 コスモキュランダ 110 83.6 35.2
250406 15 アルナシーム 95 83.6 36.7
220403 1 ポタジェ 106 83.7 35.6
250406 6 ジャスティンパレス 113 83.8 34.8
250406 11 ラヴェル 111 83.9 35.0
250406 2 ロードデルレイ 117 84.0 34.4
250406 4 エコロヴァルツ 116 84.1 34.4
250406 8 ボルドグフーシュ 114 84.2 34.6
250406 13 ステレンボッシュ 109 84.2 35.1
250406 12 カラテ 112 84.3 34.8
250406 3 ヨーホーレイク 118 84.4 34.1
240331 1 ベラジオオペラ 105 84.4 35.4
250406 10 ソールオリエンス 117 84.8 34.1
170402 1 キタサンブラック 114 84.8 34.4
180401 1 スワーヴリチャード 112 85.0 34.5
200405 1 ラッキーライラック 116 85.1 34.1
190331 1 アルアイン 100 86.1 35.3

 

ベラジオオペラが2連覇しましたが、自身の前年のパフォーマンスを
大幅に上回る内容でした。
ペースはGI昇格以降、もっともハイペースでしたが、
ペース差-3.6秒は、例によってデシエルトがぶっとばしたことによる数字で
番手が残り3Fで0.7秒離れていたことを考えると、
実質ペース差-2.9秒と考えていいでしょう。
それでも、このレースとしては速い方です。

ベラジオオペラは、道中番手以降の「実質」先団グループの一角で、
例年なら道中は逃げているにひとしいタフなレースでした。
このレースを逃げ切った2023年ジャックドール、
2021年レイパパレを余裕で差し切っていた計算で、
現状の中長距離路線では、現3歳が参戦してくるまで
暫定王者といってしまってよいでしょう。
宝塚記念にまわってくるならさからう気がおきません。

2着ロードデルレイ、3着ヨーホーレイク、4着エコロヴァルツの
差し・追い込み勢も、ベラジオがよすぎたので勝ち切れませんでしたが
GIにふさわしいレベルの走りでした。
また、5着ホウオウビスケッツもしまいのしぶとさは特筆すべきで、
ハイペースであってもそれなりに走ってきます。

 

※新GS基準
●阪神牝馬S
レースレベル:7位(同率1R)/12R
ペースの速さ:9位/12R

年月日 馬名 GS 3F
210425 1 ケイデンスコール 105 58.7 34.4
160409 1 スマートレイアー 102 59.3 34.5
170408 1 ミッキークイーン 110 59.6 33.6
200411 1 サウンドキアラ 106 59.6 33.9
220424 1 ソウルラッシュ 102 59.6 34.4
220409 1 メイショウミモザ 104 59.8 34.1
230408 1 サウンドビバーチェ 100 60.2 34.3
250412 14 イフェイオン 90 60.3 35.3
250412 1 サフィラ 104 60.4 33.8
250412 7 タガノエルピーダ 101 60.5 34.1
190406 1 ミッキーチャーム 106 60.6 33.6
250412 4 ビヨンドザヴァレー 104 60.6 33.8
250412 13 ヒルノローザンヌ 97 60.6 34.5
210410 1 デゼル 110 60.6 33.2
250412 2 アルジーヌ 106 60.7 33.5
250412 6 ソーダズリング 103 60.7 33.8
250412 12 スウィープフィート 100 60.7 34.1
240406 1 マスクトディーヴァ 106 60.8 33.5
250412 8 ドゥアイズ 103 60.9 33.7
250412 11 キミノナハマリア 101 60.9 33.9
250412 3 ラヴァンダ 108 61.0 33.2
250412 5 ボンドガール 106 61.0 33.4
180407 1 ミスパンテール 101 61.1 33.9
250412 9 ドナベティ 104 61.2 33.5
250412 10 ウンブライル 103 61.2 33.6

 

1000万下並のスローでした。
レースレベルもそれほど高くなく、勝ったサフィラは
展開利あっての勝利といえると思います。
VMでどうのという内容ではありません。
2着アルジーヌもどちらかというと前残りでしょう。
この2頭が残せた背景に、いく馬たちが人気薄で脱落したことと
2人気タガノエルピーダが直線前が壁になったことがあげられます。
壁がなければ突き抜けたかどうかはわかりませんが、
1人気ボンドガールがポジションをとらず展開に泣いた点もよかったと思います。

その意味で、3着ラヴァンダは中団より後ろからよく伸びてきました。
ただ、かりにもGIIですしこの緩い流れだと
前の馬を差すにはいたりませんでした。
次走、自己条件なら圧倒的1人気でしょうし買い時はここだったといえます。

 

※新GS基準
●福島牝馬S
レースレベル:7位(同率1R)/12R
ペースの速さ:7位/12R

年月日 馬名 GS 3F
180421 1 キンショーユキヒメ 109 71.1 35.2
150425 1 スイートサルサ 108 71.5 35.1
250420 9 アスコルティアーモ 92 71.8 36.6
170422 1 ウキヨノカゼ 103 71.8 35.5
140426 1 ケイアイエレガント 105 71.9 35.3
250420 6 アマイ 96 72.0 36.1
250420 14 ペイシャフラワー 83 72.0 37.4
220423 1 アナザーリリック 113 72.0 34.4
130420 1 オールザットジャズ 109 72.2 34.7
250420 4 アリスヴェリテ 100 72.4 35.5
250420 1 アドマイヤマツリ 105 72.4 35.0
200425 1 フェアリーポルカ 109 72.4 34.6
250420 12 ホーエリート 94 72.5 36.0
250420 10 セキトバイースト 95 72.6 35.9
250420 3 フィールシンパシー 102 72.7 35.1
250420 2 フェアエールング 103 72.8 35.0
240420 1 コスタボニータ 103 72.9 34.9
250420 5 シンリョクカ 103 73.0 34.9
230422 1 ステラリア 109 73.0 34.3
250420 13 ガジュノリ 96 73.2 35.5
250420 7 ジューンオレンジ 101 73.3 35.0
250420 15 ミスカッレーラ 67 73.4 38.3
250420 11 グランスラムアスク 100 73.6 34.9
250420 8 ライラック 101 73.6 34.8
160423 1 マコトブリジャール 100 73.7 34.9
190420 1 デンコウアンジュ 104 74.6 34.0

 

ペースもレベルも微妙な感じでした。
自分の予想としてはハイペースなるかなと思いましたが、
だいたい福島牝馬Sの平均くらいです。
まずまず前で残せるペースに思えます。
福島牝馬Sの傾向はこちらにもまとめてありますが、
似たようなペースだった2014年は前目の馬が上位をしめており、
逆にここで前で残せなかった馬は今後も厳しいかと思います。
具体的にはアマイが今回、格上挑戦でいどんできましたが
自己条件突破が現実的な目標に思えます。
ちなみにこの馬は渋った馬場が得意です。

勝ったアドマイヤマツリは勢いがおとろえません。
時計としては2020年のフェアリーポルカより劣りますが
しまいに余裕があったことを考えて同等だと仮定すると
GIIIならもう一丁あってもおかしくないかなと思います。
牝馬限定で終わるのか、あるいはGIIIで終わるのか、
真価が問われるのは次走以降かと思います。

2着フェアエールング、3着フィールシンパシーは
次走GIでどうのという内容ではありませんでした。
横山琉人騎手はこのコースが得意ということもあったかと思います。

 

※新GS基準
●マイラーズカップ
レースレベル:6位(同率1R)/11R
ペースの速さ:6位/11R

年月日 馬名 GS 3F
130421 1 グランプリボス 106 57.9 34.9
240421 1 ソウルラッシュ 103 58.5 34.9
180422 1 サングレーザー 116 58.7 33.6
250427 9 ビーアストニッシド 87 58.8 36.4
250427 3 セオ 103 58.9 34.8
250427 8 レイベリング 94 59.0 35.6
250427 10 ミスタージーティー 89 59.1 36.1
160424 1 クルーガー 106 59.2 34.3
250427 5 グラティアス 102 59.2 34.7
250427 4 ニホンピロキーフ 104 59.3 34.5
140427 1 ワールドエース 110 59.3 33.9
250427 1 ロングラン 109 59.4 33.9
250427 2 ジュンブロッサム 109 59.6 33.8
250427 6 ホウオウリアリティ 105 59.7 34.2
230423 1 シュネルマイスター 111 59.7 33.6
170423 1 イスラボニータ 114 59.8 33.2
250427 7 エアファンディタ 108 60.2 33.7
200426 1 インディチャンプ 109 60.3 33.5
150426 1 レッドアリオン 108 60.6 33.5
190421 1 ダノンプレミアム 113 61.3 32.7

 

レベルとしては微妙な感じで、もうワンパンチほしいところでした。
ペースはこのレースとしてはミドルで、
位置取りに限らず素直に能力が発揮できる展開だったと思います。
裏を返せば、前にいたにせよ、後方にいたにせよ
展開を言い訳にはできなかったかなと思います。

勝ったロングランは、初マイルで結果を出してきました。
2014年のワールドエースとほぼ同じ位置取りで同じ上がり。
ワールドエースは次走安田記念を5着し、
そのまま1レースも勝てず引退しました
それで考えるとやや微妙な内容かなと思います。

2着ジュンブロッサムは斤量が1kg重かったとはいえ、
さらに劣るパフォーマンスで、この2頭が
安田記念でどうのという内容ではなかったように思えます。

3着セオはこれまでのGS指数を見ても、
ここは実力を出し切っての3着に思えます。
 

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