【展望】20211030_アルテミスステークス(後編)
2021年10月26日 / 展望
上がり最速馬を探る
上がり最速馬を探る、といってみたものの
逃げ馬同様、そんな馬がいつもわかるなら競馬は常勝です。
それでもなんとか、前走成績を細かくみていくと、ある傾向にたどり着きました。
まず、アルテミスSで上がり最速をマークした馬の前走です。
●アルテミスSの上がり最速馬の着順と、前走
| 日付 | 馬名 | 着順 | 前上順 | 前2角 | 前3角 | 前4角 |
| 201031 | ククナ | 2 | 1 | 6 | 6 | 3 |
| 191026 | リアアメリア | 1 | 1 | 5 | 4 | |
| 181027 | シェーングランツ | 1 | 1 | 6 | 7 | 3 |
| 171028 | ラッキーライラック | 1 | 2 | 5 | 4 | |
| 161029 | フローレスマジック | 2 | 2 | 2 | 2 | |
| 151031 | デンコウアンジュ | 1 | 1 | 8 | 5 | |
| 141101 | フローレスダンサー | 4 | 2 | 2 | 2 | 2 |
| 131102 | マーブルカテドラル | 1 | 3 | 5 | 5 | 5 |
| 131102 | セレナビアンカ | 5 | 1 | 7 | 7 |
3つの傾向があります。
1.前走、4角でポジションをあげていること
2.4角では前を射程圏内の5番手以内におさめていること
3.なおかつ上がり最速であること
勝ち切った馬たちは、ほぼこの条件を満たしていました。
例外は2013年のマーブルカテドラルですが、
この馬は前走がOP特別でしたので例外ともいえます。
さらに勝ち馬も見てみましょう。
●アルテミスS勝ち馬の前走
| 日付 | 馬名 | 着順 | 前上順 | 前2角 | 前3角 | 前4角 |
| 201031 | ソダシ | 1 | 4 以下 | 4 | 3 | 1 |
| 191026 | リアアメリア | 1 | 1 | 5 | 4 | |
| 181027 | シェーングランツ | 1 | 1 | 6 | 7 | 3 |
| 171028 | ラッキーライラック | 1 | 1 | 5 | 4 | |
| 161029 | リスグラシュー | 1 | 2 | 3 | 4 | |
| 151031 | デンコウアンジュ | 1 | 1 | 8 | 5 | |
| 141101 | ココロノアイ | 1 | 4 以下 | 14 | 15 | |
| 131102 | マーブルカテドラル | 1 | 1 | 5 | 5 | 5 |
やはり似たような傾向です。
一方、人気を裏切った馬たちも見てみましょう。
●アルテミスSで4人気以内、4着以下だった馬
| 日付 | 馬名 | 着順 | 前上順 | 前2角 | 前3角 | 前4角 |
| 201031 | ユーバーレーベン | 9 | 1 | 14 | 5 | 3 |
| 191026 | ラインオブダンス | 4 | 1 | 7 | 5 | |
| 191026 | ルーチェデラヴィタ | 6 | 2 | 5 | 5 | 3 |
| 181027 | ウインゼノビア | 4 | 3 | 2 | 1 | 1 |
| 181027 | ミディオーサ | 8 | 1 | 3 | 4 | |
| 181027 | グレイシア | 11 | 1 | 8 | 8 | 7 |
| 171028 | トーセンブレス | 6 | 1 | 16 | 14 | 12 |
| 171028 | ウラヌスチャーム | 10 | 1 | 9 | 11 | |
| 161029 | サトノアリシア | 5 | 2 | 6 | 6 | 2 |
| 161029 | トーホウアイレス | 12 | 1 | 9 | 9 | 8 |
| 151031 | エスティタート | 6 | 1 | 7 | 7 | |
| 151031 | カイザーバル | 7 | 1 | 4 | 4 | |
| 151031 | ビービーバーレル | 13 | 1 | 1 | 1 | |
| 141101 | シングウィズジョイ | 6 | 2 | 4 | 3 | |
| 141101 | シャルール | 8 | 1 | 6 | 7 | 4 |
| 141101 | ステラスターライト | 9 | 1 | 12 | 11 | |
| 131102 | マイネグレヴィル | 6 | 2 | 1 | 1 | 1 |
| 131102 | クリスマス | 7 | 1 | 2 | 2 | |
| 131102 | ツクバアスナロ | 15 | 1 | 15 | 11 | 9 |
先ほどの1~3の条件を満たす馬がほとんどおらず、上がりが2位以下か、
4角でポジションをおしあげきれていない馬がほとんどです。
日本の競馬場は新潟競馬場をのぞいて、
直線距離が3F(=600m)を超えるコースはありません。
4角でポジションを押し上げるためには
コーナーでほかの馬を抜いていくことになります。
そういった馬の末脚は、直線の長い東京マイルに舞台がうつれば
さらにパフォーマンスがあがるのは当然です。
また、新馬や未勝利だと、前の馬も止まりますので
4角でポジションを取り切れずにいても、
直線だけでなんとかかわすことは可能です。
しかし、重賞ともなればそういった小細工は通用しません。
今年の該当馬は?
まずサークルオブライフが、前走中山芝1600で、
2角、3角、4角とどんどんマクってそのまま押し切っています。
ペースも1000万下比較で、+1.0秒と、
未勝利にしてはまずまずのペースで流れました。
デビュー戦の新潟外回りで、勝ち馬からだいぶ離されており
小回り巧者の可能性もあるにせよ、
長い直線でもう一度見直す価値はありそうです。
もう1頭はベルクレスタ。
前走はスローを中団から差し切りましたが、
デビュー戦はやはりコーナーごとにポジションをあげていく競馬でした。
負けた相手がセリフォスですからここは相手が悪く、
こちらも東京が合わないということはなさそうです。
この2頭は、シンティレーションの相手として、
はずせないかなというのが事前の見解です。
一方、ややあやしいなと思うのがミントで、
前走は豪快な差し切り勝ちでしたが、
若干ヤンキープレイのかおりがします。
ただ、GSが高いので切るかというと迷います。
参考にします
ご参考になるかどうか…
シンティレーションみたいな馬は、意外とスローでキレ負けて惨敗というパターンもよくある話なので、馬券検討は慎重かつ大胆にお願いいたします