【反省】2022_7月・古馬・芝・重賞(CBC賞、七夕賞、函館記念、中京記念、アイビスSD、クイーンS)

●CBC賞
レースレベル:1位/2R

ペースの速さ:1位/2R

※参考:北九州記念を含む

レースレベル:1位(同率ほか1R)/11R

ペースの速さ:2位(同率ほか2R)/11R

日付 馬名 GS 3F
220703 1 テイエムスパーダ 110 32.6 34.8
220703 7 スティクス 99 32.7 35.8
220703 3 アネゴハダ 103 32.9 35.2
220703 12 ファストフォース 94 32.9 36.1
220703 13 レインボーフラッグ 93 33.1 36.0
220703 17 モントライゼ 77 33.1 37.6
220703 16 レジェーロ 84 33.1 36.9
170820 1 ダイアナヘイロー 104 33.1 34.8
220703 5 メイショウチタン 100 33.2 35.2
220703 8 タマモティータイム 99 33.2 35.3
210704 1 ファストフォース 105 33.2 34.6
220703 14 シホノレジーナ 90 33.3 36.1
220703 10 アンコールプリュ 97 33.5 35.2
180819 1 アレスバローズ 110 33.5 33.9
140824 1 リトルゲルダ 107 33.5 34.2
220703 6 ロードベイリーフ 99 33.5 35.0
220703 9 カリボール 98 33.5 35.1
210822 1 ヨカヨカ 105 33.6 34.2
200823 1 レッドアンシェル 104 33.7 34.3
150823 1 ベルカント 109 33.7 33.8
220703 2 タイセイビジョン 104 33.7 34.3
130818 1 ツルマルレオン 109 33.7 33.8
220703 4 スマートリアン 101 33.8 34.5
190818 1 ダイメイプリンセス 99 33.8 34.6
220703 11 メイショウケイメイ 96 34.0 34.8
160821 1 バクシンテイオー 102 34.1 34.0
220703 15 スナークスター 89 34.2 35.3

新人・今村騎手が軽ハンデを利しての逃げ切りでした。

斤量もさることながら、高速馬場を背景に、

思い切ってとばしていったことが奏功しており、

ペース差-0.9秒は、2020年の北九州記念で

56.5kgのモズスーパーフレアが似たようなペースで2着しており、

実は無謀でもなんでもないペースでした。

ベテラン勢は、速いと思ってしまったのしょうか

今村騎手の好騎乗といえるでしょう。

ただ、ここはファンサイトではないので、

次走以降テイエムスパーダが有望かどうか見ていきたいと思います。

 

2021年のファストフォースがさらに速い馬場を逃げてGS105でした。

このときのファイスフォースが52kgで、

テイエムスパーダは4kgもらいでGS110です。

ほぼ似たようなパフォーマンスといってしまってよいでしょう。

となると、次走以降ハンデ戦に出走するにせよ、斤量増は必至ですし

これ以上の上がり目を期待するなら、

しまい少し余裕があった分がどうかといったところでしょう。

 

2着タイセイビジョンは、勝ち馬とは9kgの斤量差がありました。

例年、前33.7秒くらいのゾーンを見るとあがりはまずまず出ており、

今回は相手にうまく逃げられた感じはします。

次走以降は斤量差さえ解消すれば、G3なら引き続き有望でしょう。

 

●七夕賞

レースレベル:2位/10R

ペースの速さ:6位/10R

日付 馬名 GS 3F
160710 1 アルバートドック 127 82.3 35.8
190707 1 ミッキースワロー 119 82.4 36.5
170709 1 ゼーヴィント 116 82.8 36.4
140713 1 メイショウナルト 119 82.8 36.1
180708 1 メドウラーク 105 83.0 37.4
220710 12 ロザムール 107 83.0 37.1
130707 1 マイネルラクリマ 120 83.1 35.7
220710 16 トーラスジェミニ 90 83.3 38.5
220710 10 フォルコメン 110 83.4 36.4
210711 1 トーラスジェミニ 111 83.5 36.3
220710 4 エヴァーガーデン 115 83.7 35.6
220710 8 ヤマニンデンファレ 111 83.9 35.8
220710 1 エヒト 123 83.9 34.6
200712 1 クレッシェンドラヴ 109 84.1 35.8
220710 5 ヒュミドール 113 84.1 35.4
220710 3 アンティシペイト 118 84.3 34.7
220710 11 ショウナンバルディ 108 84.3 35.7
220710 14 マウントゴールド 105 84.4 35.9
220710 2 ヒートオンビート 119 84.4 34.5
220710 15 レッドジェネシス 104 84.4 36.0
220710 6 ヴァンケドミンゴ 113 84.6 34.9
220710 13 シークレットラン 106 84.6 35.6
150712 1 グランデッツァ 114 84.7 34.7
220710 9 プリマヴィスタ 110 84.8 35.0
220710 7 モズナガレボシ 112 84.8 34.8

 

ペースはそれほど速くならず、過去の傾向から

マクリが決まるぎりぎりの遅さでした。

勝ったエヒトは3角、4角とポジションを押し上げてのマクリ差し。

展開も斤量も味方しました。

展開が向いたというのは、この馬の過去の成績から

あまり速いペースを得意としておらず、

今回は前が垂れつつマクリがきまるぎりぎりのペースだったという意味です。

 

ヒートオンビートは、スローでほぼ直線だけの競馬で2着。

着差はそこそこつけられましたが、斤量も加味すると

勝ち馬とはそれほど差はないとみてよいでしょう。

2着アンティシペイトも同様で、展開1つで上位3頭は着順が入れ替わってもおかしくありません。

ただ、今年は2013年以降2番目にレベルが高く、

勝った馬が弱かったという意味ではありません。

 

OP特別基準で考えると、このペースで前目からということを考えれば

フォルコメンがOP特別に出走してきたら要注意です。

 

当ブログ本命のプリマヴィスタは無策の後方待機。

斤量も味方して9着とそれなりにレースには参加しましたが、

勝ち筋のないレースでした。

身の丈に合ったOP特別で再び注目したいです。

 

●中京記念

レースレベル:2位/2R(含む小倉大賞典:11位/11R)

ペースの速さ:2位/2R(含む小倉大賞典:11位/11R)

日付 馬名 GS 3F
170219 1 マルターズアポジー 120 69.3 36.5
210221 1 テリトーリアル 120 70.7 35.1
140223 1 ラストインパクト 120 71.0 34.8
160221 1 アルバートドック 119 71.8 34.1
200223 1 カデナ 115 71.9 34.4
180218 1 トリオンフ 112 72.2 34.4
220724 1 ベレヌス 104 72.3 35.1
130217 1 ヒットザターゲット 110 72.4 34.4
220724 11 アーデントリー 96 72.5 35.7
220724 16 コルテジア 89 72.5 36.4
190217 1 スティッフェリオ 111 72.5 34.2
220220 1 アリーヴォ 106 72.6 34.6
210718 1 アンドラステ 106 72.6 34.6
220724 7 シャーレイポピー 100 72.6 35.2
220724 15 ベステンダンク 91 72.6 36.1
220724 3 ファルコニア 103 72.7 34.8
220724 10 カイザーミノル 98 72.7 35.3
220724 8 レインボーフラッグ 99 72.8 35.1
220724 4 ミスニューヨーク 101 72.9 34.8
220724 14 ダブルシャープ 95 72.9 35.4
220724 2 カテドラル 103 73.0 34.5
220724 12 モズナガレボシ 96 73.0 35.2
220724 13 ワールドウインズ 95 73.2 35.1
220724 9 スーパーフェザー 99 73.2 34.7
220724 5 ヴァリアメンテ 101 73.3 34.4
220724 6 カデナ 100 73.4 34.4

 

ここではサンプル数が少ないため、小倉大賞典も含めて振り返ります。

2013年以降 もっとも遅いペースで、

なおかつ低レベルなレースでした。

結局、スローのままベレヌスをいかせて、馬場もよく前が止まらず

そのまま逃げ切られた形です。

道中、まくりきれた馬はおらず、中団以降のジョッキーは

あまりに無策だったといえるでしょう。

カテドラルは後方から大外をまわしての2着ですから、

実質的な勝ち馬といえますが、時計としては平凡以下です。

3着ファルコニアも同様で、3角で動くは動いていますし、

斤量を考えても物足りない内容。

4着ミスニューヨークは直線で不利を受けての4着で、

多少情状酌量の余地はあるにせよ、特に次走以降注目すべき内容ではありませんでした。

 

●アイビスSD
レースレベル:7位(同率1R)/10R

 

日付 馬名 GS 3F
200726 1 ジョーカナチャン 99 22.0 33.2
220731 2 シンシティ 99 22.1 33.1
180729 1 ダイメイプリンセス 109 22.2 32.0
220731 5 スティクス 94 22.2 33.5
220731 8 マウンテンムスメ 93 22.2 33.6
220731 16 クリスティ 85 22.2 34.4
190728 1 ライオンボス 96 22.3 33.2
220731 11 トキメキ 92 22.3 33.6
220731 17 アヌラーダプラ 85 22.3 34.3
150802 1 ベルカント 108 22.3 32.0
220731 4 レジェーロ 97 22.4 33.0
220731 9 ヴェントヴォーチェ 92 22.4 33.5
220731 13 ジュニパーベリー 87 22.4 34.0
130728 1 ハクサンムーン 107 22.4 32.0
220731 14 パーティナシティ 86 22.5 34.0
140803 1 セイコーライコウ 106 22.5 32.0
220731 6 オールアットワンス 94 22.5 33.2
220731 10 ライオンボス 92 22.5 33.4
220731 12 キタイ 89 22.5 33.7
160731 1 ベルカント 107 22.5 31.9
210725 1 オールアットワンス 100 22.6 32.5
220731 1 ビリーバー 100 22.6 32.5
220731 7 マリアズハート 94 22.7 33.0
170730 1 ラインミーティア 107 22.7 31.7
220731 15 オヌシナニモノ 86 22.8 33.7
220731 3 ロードベイリーフ 98 22.9 32.4
220731 18 トウショウピスト 82 22.9 34.0

 

1000万下並のレベルでひどい内容でした。

特に次走以降に向けてどうのこうのという馬はいません。

競馬ファンとして一言いいでしょうか。

前から思っていたのですが、このレースって必要ですか?

2019年以降、このレースは低レベル傾向にあり、

いずれも1000万下並かそれ以下のレースでした。

しかも上位3頭中、必ず2頭は二けた馬番の馬がからみ、

重賞とは呼べないレベルで、外枠有利で残しただけです。

当初、直線コースで純粋にスピードを競う迫力の単距離レース、

というような触れ込みで、新しい夏の風物詩として期待されましたが

年を追うごとに極端な外枠有利が馬券を買う側にも浸透し、

レースとしての興味が薄れてしまったように思えます。

(いまさらこんなレースを本気で予想している人いらっしゃいます?)

1000mという直線コースにもかかわらず、

あきらかに枠の有利・不利があるのですから、

JRAはまずそこを物理的に是正するところから始めるべきではないでしょうか?

 

●クイーンステークス

レースレベル:7位/8R

ペースの速さ:6位/8R

 

日付 馬名 GS 3F
170730 1 アエロリット 117 71.3 36.1
140803 1 キャトルフィーユ 120 71.4 35.7
200802 1 レッドアネモス 115 72.0 35.6
220731 3 ローザノワール 102 73.3 35.6
180729 1 ディアドラ 114 73.5 34.2
220731 12 メイショウミモザ 94 73.6 36.1
220731 10 ウォーターナビレラ 96 73.6 35.9
220731 5 ホウオウピースフル 100 73.7 35.4
220731 9 ファーストフォリオ 98 73.9 35.4
220731 11 ゴルトベルク 95 73.9 35.7
190728 1 ミッキーチャーム 106 74.0 34.5
150802 1 メイショウスザンナ 105 74.0 34.6
220731 1 テルツェット 102 74.1 34.8
220731 2 サトノセシル 102 74.1 34.8
220731 8 フィオリキアリ 98 74.3 35.0
220731 4 ルビーカサブランカ 101 74.3 34.7
220731 7 フェアリーポルカ 99 74.4 34.8
220731 6 ラヴユーライヴ 99 74.6 34.6
160731 1 マコトブリジャール 100 74.8 34.3
220731 13 マジックキャッスル 92 75.1 34.8
220731 14 スライリー 91 75.3 34.7

 

緩いペースで、前残りして当然の展開でした。

3着ローザノワールは、展開1つで残した感があり

次走以降、あっさり馬券圏外もありえるでしょう。

5着ホウオウピースフルも同様で展開利と見ます。

一方差し馬ですが、勝ったテルツェットにしても

過去前1200m通過が74秒~74.1秒の馬と比較しても、

もうワンパンチからツーパンチくらい足りない内容で

例年なら下手すると馬券圏外という内容でした。

今回はメンバーに恵まれたといっていいでしょう。

今後エリザベス女王杯など、

G1戦線でどうのこうのという内容ではありませんでした。

 

 

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