【反省】2022_12月・2歳・芝・オープン&重賞(阪神JF、中京2歳S、朝日杯FS、ホープフルS)

●阪神JF
レースレベル:1位(同率3R)/10R

ペースの速さ:1位/10R

年月日 馬名 GS 3F N
221211 7 サンティーテソーロ 97 57.6 37.6
221211 13 イティネラートル 89 57.7 38.3
221211 18 リバーラ 72 57.8 39.9
221211 4 アロマデローサ 103 57.9 36.7
221211 14 キタウイング 89 57.9 38.1
221211 17 ムーンプローブ 80 57.9 39.0
221211 12 モリアーナ 91 58.1 37.7
221211 1 リバティアイランド 108 58.2 35.9
221211 2 シンリョクカ 104 58.2 36.3
191208 1 レシステンシア 108 58.4 35.7 2 2
221211 9 ミスヨコハマ 94 58.4 37.1
221211 5 ミシシッピテソーロ 101 58.5 36.3
221211 3 ドゥアイズ 104 58.7 35.8
221211 10 ブトンドール 92 58.8 36.9
151213 1 メジャーエンブレム 101 58.9 35.9 4 1
221211 16 ハウピア 83 59.0 37.6
221211 15 ウンブライル 87 59.0 37.2
221211 8 エイムインライフ 95 59.1 36.3
161211 1 ソウルスターリング 108 59.3 34.8 3 1
221211 11 ラヴェル 91 59.3 36.5
221211 6 ドゥーラ 101 59.4 35.4
201213 1 ソダシ 108 59.5 34.6 1 8 10
131208 1 レッドリヴェール 102 60.3 34.4 2 6 12
211212 1 サークルオブライフ 104 60.3 34.2 4 12
141214 1 ショウナンアデラ 101 60.7 34.2
181209 1 ダノンファンタジー 98 60.7 34.4 4 5 8
171210 1 ラッキーライラック 97 61.2 34.0 2 3 9

 

低レベルな世代だと思っていましたが、阪神JFはハイレベルでした。

GS108は過去同率1位のレースが3Rあり、

レシステンシア、ソウルスターリング、ソダシと

その後G1戦線で勝ち負けした馬ばかりです。

リバティアイランドは後続を2馬身以上離す完勝で、

アルテミスSから大幅にパフォーマンスをあげてきました。

しかも4角8番手とはいえ、この激流の中で逃げ馬からは0.6秒しか離れておらず

通過順位以上に実際は厳しい位置取りでのレースだったはずです。

クラシック戦線でも当然注意すべき存在です。

 

2着シンリョクカ、3着ドゥアイズともに単勝二ケタ人気の穴馬が激走しました。

シンリョクカはリバティとほぼ同じ位置取りでしたが、

上がりに差があり惜しくも2着。

ドゥアイズも若干展開が向いた面はあるにせよ、

2頭とも例年なら勝ち切っていてもおかしくない内容で、

トライアルなどでライバルが手薄になれば頭までありえます。

 

4着アルマデローサは前目で早めに動いきましたが、

展開が向かなかったことを考えればかなりよくやっている方だと思います。

こちらも、次走以降、手薄なメンバーで狙えます。

 

●中京2歳S
レースレベル:1位/3R

ペースの速さ:3位/3R

年月日 馬名 GS 3F N
211218 1 ジャングロ 103 33.9 34.9 7
221217 2 トレンディスター 101 34.5 34.4
221217 5 スムースベルベット 95 34.9 34.6
221217 1 ビッグシーザー 104 35.0 33.6
201219 1 ゴールドチャリス 90 35.3 34.8 16
221217 9 エコロアレス 83 35.3 35.4
221217 3 ミルトクレイモー 97 35.3 34.0
221217 7 トロピカルヒーロー 87 35.4 34.9
221217 6 クリダーム 88 35.5 34.7
221217 10 ハナサキポプラ 83 35.6 35.1
221217 8 ニシノトキメキ 85 35.6 34.9
221217 4 ヤクシマ 97 35.7 33.6

 

比較対象が少ないですが、去年よりは若干レベルの高いレースでした。

一方、ペースはこのレースで比較すると緩かったのですが、

古馬1000万下並のペースで流れており、

2歳馬にとって決して楽なペースとはいえなかったと思います。

数字以上に、勝ったビッグシーザーは、

直線で2着馬を、明らかに楽な手応えでかわしており、

時計はさらにつめられたはずです。

今後、距離延長で苦戦するかもしれませんが、

忘れたころに1200mで挽回してくる可能性があるので

心のメモにとどめておいたほうがよい1頭かと思います。

 

●朝日杯FS

レースレベル:5位/9R

ペースの速さ:3位/9R

年月日 馬名 GS 3F N
221218 6 オールパルフェ 99 58.2 36.8
191215 1 サリオス 109 58.2 35.8 2 2
221218 10 グラニット 94 58.3 37.2
201220 1 グレナディアガーズ 117 58.4 34.8 3
221218 15 ウメムスビ 88 58.5 37.6
221218 1 ドルチェモア 104 58.5 36.0
221218 3 レイベリング 103 58.6 36.0
221218 5 バグラダス 100 58.7 36.2
221218 4 キョウエイブリッサ 101 58.9 35.9
221218 8 ティニア 96 58.9 36.4
221218 13 スズカダブル 92 59.0 36.7
221218 14 ミシェラドラータ 91 59.0 36.8
221218 9 コーパスクリスティ 95 59.1 36.3
221218 17 エンファサイズ 87 59.1 37.1
221218 2 ダノンタッチダウン 103 59.2 35.4
211219 1 ドウデュース 109 59.3 34.7 3 1
221218 7 オオバンブルマイ 98 59.4 35.7
221218 12 ドンデンガエシ 93 59.7 35.9
221218 16 フロムダスク 87 59.7 36.5
141221 1 ダノンプラチナ 101 59.8 35.0 11
221218 11 ニシノベストワン 94 59.9 35.6
171217 1 ダノンプレミアム 109 60.1 33.9 6
181216 1 アドマイヤマーズ 102 60.5 34.2 1 4
161218 1 サトノアレス 101 60.9 33.9 11
151220 1 リオンディーズ 103 61.2 33.4 5

 

ハイペースであることをのぞくと、内容としては平凡なレースでした。

勝ったドルチェモアは、展開が向かない中、

前目から押し切りましたが、時計としては評価できません。

2着ダノンタッチダウンは展開利を生かしたものでしょう。

3着レイベリングもまずまず前目にいて、展開は向きませんでしたが

サリオス、グレナディアガーズなどと比較すると

楽をして、上がりも出ていません。

今年の朝日杯組は、次走以降人気するなら疑ってかかってもいいでしょう。

 

●ホープフルS

レースレベル:5位/9R

ペースの速さ:8位/9R

年月日 馬名 GS 3F N 着順
211228 1 キラーアビリティ 111 84.9 35.9 13 6
161225 1 レイデオロ 107 85.5 35.7 5 1
191228 1 コントレイル 101 85.9 35.9 1 1 1
201226 1 ダノンザキッド 98 85.9 36.2 15
171228 1 タイムフライヤー 100 86.3 35.7 10 11 6
181228 1 サートゥルナーリア 97 86.7 35.5 1 4
141228 1 シャイニングレイ 94 86.7 35.8
221228 2 トップナイフ 99 86.9 35.2
221228 1 ドゥラエレーデ 99 86.9 35.2
221228 5 ミッキーカプチーノ 96 87.1 35.3
221228 9 シーウィザード 93 87.2 35.5
221228 15 フェイト 88 87.3 35.9
221228 11 グリューネグリーン 91 87.4 35.5
221228 4 ファントムシーフ 97 87.5 34.8
221228 8 セレンディピティ 94 87.5 35.1
221228 14 ジュンツバメガエシ 88 87.5 35.7
221228 6 セブンマジシャン 95 87.6 34.9
221228 3 キングズレイン 97 87.8 34.5
221228 7 ハーツコンチェルト 94 87.8 34.8
221228 10 ジェイパームス 91 87.9 35.0
221228 13 ボーンイングランデ 88 87.9 35.3
151227 1 ハートレー 95 87.9 34.5
221228 16 ガストリック 86 88.1 35.3
221228 12 ヴェルテンベルク 89 88.1 35.0
221228 17 モンドプリューム 84 88.4 35.2
221228 18 スカパラダイス 84 88.5 35.1

※2016年以前はG2

ペースが緩く、前目の馬にとっては楽なレースでした。

レースレベルも低く、今年の2歳牡馬の低レベルさを象徴する内容でした。

勝ったドゥラエレーデ、2着のトップナイフともに

先頭から押し切った形ですが、展開利を背景にしたフロックに思えます。

むしろ、キングズレインが後方から追い込んできての3着で

次走以降注目するならこの馬でしょう。

ただ、あくまで展開が向かない中よくやった、というだけの話で

レース自体のレベルが低いことを考えると、

牡馬のクラシック戦線は1月から条件戦も含めて

きちんと見ていく必要があると思います。

 

 

 

 

 

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