【反省】2022_12月・古馬・芝・重賞(チャレンジC、中日新聞杯、ターコイズS、阪神C、有馬記念)

●チャレンジカップ
レースレベル:2位/14R
ペースの速さ:1位/14R

年月日 馬名 GS 3F
221203 9 レッドベルオーブ 118 82.6 37.6
221203 10 タイセイモンストル 115 82.9 37.6
221203 8 ビーアストニッシド 118 83.4 36.8
221203 1 ソーヴァリアント 129 83.5 35.6
221203 3 エヒト 126 83.6 35.8
221203 11 ニホンピロスクーロ 110 83.6 37.4
180602 1 ストロングタイタン 130 83.6 35.3
221203 2 ルビーカサブランカ 126 83.7 35.7
221203 5 エアファンディタ 124 83.8 35.8
221203 13 パトリック 105 83.8 37.7
221203 4 サンレイポケット 125 84.0 35.5
160604 1 サトノノブレス 126 84.0 35.3
221203 7 ブラヴァス 119 84.4 35.7
221203 6 ヒンドゥタイムズ 124 84.6 35.0
150606 1 ラブリーデイ 123 84.6 35.0
221203 14 メイショウテンゲン 104 84.7 36.9
171202 1 サトノクロニクル 119 84.7 35.3
221203 12 ディアマンミノル 108 85.0 36.2
130601 1 トウケイヘイロー 116 85.2 35.1
190601 1 メールドグラース 119 85.3 34.7
200606 1 パフォーマプロミス 104 85.4 36.1
140607 1 エアソミュール 115 85.7 34.7
181201 1 エアウィンザー 118 85.9 34.2
201205 1 レイパパレ 109 86.3 34.7
170603 1 ステイインシアトル 109 86.4 34.6
191130 1 ロードマイウェイ 107 86.8 34.4
211204 1 ソーヴァリアント 98 87.9 34.2

※鳴尾記念含む

 

過去のこのレースとの比較ですが、かなりハイレベルなレースでした。

ただ、2013年以降もっともハイパフォーマンスだったのが

2018年のストロングタイタンで、この馬のその後を考えると

次走以降、即G1で通用としてしまうのは少し怖いです。

特に、今回はソーヴァリアントだけがぶっちぎったハイパフォーマンスなら

ついに化けたか、と考えることもできますが

2着以下の馬もそこそこGSが出ており、

GSの算出上、ばらつきがあってしかたないのですが

1000万下と比較して、時計が出やすいコースの可能性があります。

ただ、ソーヴァリアントは地獄のようなハイペースを

残り3F通過は逃げ馬から0.9秒差とやや離れているとはいえ、

それでも実質ハイペースで逃げたに等しく、厳しい展開だったと思います。

力があることは間違いありません。

 

●中日新聞杯
レースレベル:7位/12R
ペースの速さ:5位/12R

年月日 馬名 GS 3F
130309 1 サトノアポロ 122 84.6 34.7
181208 1 ギベオン 112 84.7 35.6
150314 1 ディサイファ 116 85.0 34.9
221210 13 ギベオン 101 85.1 36.2
221210 9 バジオウ 103 85.2 35.9
220604 1 ヴェルトライゼンデ 118 85.3 34.3
211211 1 ショウナンバルディ 107 85.4 35.3
221210 3 アイコンテーラー 107 85.4 35.3
221210 2 マテンロウレオ 108 85.6 35.0
221210 18 アスクワイルドモア 93 85.6 36.5
221210 8 ワンダフルタウン 104 85.7 35.3
221210 12 カントル 101 85.8 35.5
221210 7 イクスプロージョン 106 85.9 34.9
221210 17 トゥーフェイス 96 85.9 35.9
221210 5 ハヤヤッコ 107 86.0 34.7
221210 6 プリマヴィスタ 106 86.1 34.7
221210 11 ソフトフルート 102 86.1 35.1
221210 1 キラーアビリティ 108 86.2 34.4
171209 1 メートルダール 114 86.3 33.8
221210 16 アルジャンナ 98 86.5 35.1
191207 1 サトノガーネット 110 86.8 33.7
160312 1 サトノノブレス 103 86.8 34.4
221210 14 フォワードアゲン 98 86.8 34.8
221210 10 ダンディズム 102 87.0 34.2
221210 15 コトブキテティス 98 87.0 34.6
221210 4 プログノーシス 107 87.1 33.6
140315 1 マーティンボロ 103 87.3 34.0
210605 1 ユニコーンライオン 95 87.5 34.5
201212 1 ボッケリーニ 101 87.5 33.9

※鳴尾記念含む

 

G1ホース・キラーアビリティは約1年ぶりの勝利でしたが、

その内容は決して高いものではありませんでした。

斤量も56kgですし、平凡なG3勝ちといってさしつかえないでしょう。

ホープフルSを勝ったときは、2013年以降最も高いパフォーマンスで

クラシックの1つや2つ、軽くとるだろうと思いましたが

超ハイレベル世代に生まれてしまったのが運の尽きか、

まさかローカルG3を走ることになるとは想像もつきませんでした。

今後についてですが、強い同世代が順調にG1をとっており、

世代レベルは古馬になっても依然つきまといます。

この勝利で、特に今後G1戦線で浮上してくるとは思えませんでした。

 

●ターコイズS
レースレベル:7位(同率1R)/10R
ペースの速さ:7位(同率1R)/10R

年月日 馬名 GS 3F
191214 1 コントラチェック 117 57.9 35.2
181215 1 ミスパンテール 114 58.1 35.3
211218 1 ミスニューヨーク 115 58.5 34.8
201219 1 スマイルカナ 105 58.7 35.6
141207 1 ミナレット 104 59.1 35.3
221217 14 ライティア 97 59.2 35.9
131201 1 レイカーラ 109 59.2 34.7
221217 2 ウインシャーロット 104 59.3 35.1
221217 12 ローザノワール 98 59.4 35.6
221217 4 アブレイズ 102 59.6 35.0
221217 5 ママコチャ 102 59.6 35.0
221217 6 サブライムアンセム 102 59.8 34.8
221217 7 アナザーリリック 102 59.8 34.8
221217 16 レイハリア 79 59.8 37.1
161217 1 マジックタイム 106 59.8 34.4
221217 15 スカイグルーヴ 96 60.0 35.2
221217 1 ミスニューヨーク 104 60.0 34.4
221217 9 エリカヴィータ 101 60.2 34.5
221217 11 シャーレイポピー 98 60.2 34.8
221217 10 フラーズダルム 99 60.2 34.7
221217 13 シャドウディーヴァ 98 60.4 34.6
171216 1 ミスパンテール 100 60.4 34.4
221217 8 フェルミスフィア 101 60.5 34.2
221217 3 フィアスプライド 104 60.6 33.8
151219 1 シングウィズジョイ 85 61.6 34.7

※2013-2014年はOP特別、2015-2016年は重賞

 

中山は得意なコースということもあって

ミスニュ-ヨークが連覇しましたが、2021年から

2kg増えたことを考えても物足りない内容でした。

ただ、ペースが遅い中差してきていますので

展開が向いたとはいえません。

その点、2着ウインシャーロットは展開にめぐまれたフロックでしょう。

3着フィアスプライドも展開が向かなかったクチですが

斤量53kgを考えると、こちらも高い評価はできません。

 

●阪神カップ
レースレベル:7位(同率1R)/12R
ペースの速さ:1位/12R

年月日 馬名 GS 3F
221224 14 オパールシャルム 100 45.0 36.7
221224 18 プルパレイ 85 45.0 38.2
221224 9 ロータスランド 106 45.1 36.0
221224 4 バスラットレオン 108 45.2 35.7
221224 17 キングオブコージ 86 45.3 37.8
221224 1 ダイアトニック 110 45.3 35.4
221224 12 カイザーミノル 104 45.4 35.9
221224 2 グレナディアガーズ 110 45.5 35.2
221224 16 ライトオンキュー 87 45.6 37.4
221224 7 ミッキーブリランテ 108 45.6 35.3
221224 11 トリプルエース 104 45.7 35.6
221224 15 メイショウチタン 97 45.8 36.2
221224 6 ルチェカリーナ 108 45.8 35.1
221224 5 ダイメイフジ 108 45.9 35.0
221224 8 トゥラヴェスーラ 108 45.9 35.0
141227 1 リアルインパクト 110 46.0 34.7
201226 1 ダノンファンタジー 112 46.1 34.4
171223 1 イスラボニータ 114 46.1 34.2
221224 3 ラウダシオン 109 46.1 34.7
181222 1 ダイアナヘイロー 107 46.1 34.9
221224 10 エントシャイデン 106 46.2 34.9
221029 1 ダイアトニック 108 46.2 34.7
131223 1 リアルインパクト 107 46.4 34.6
151226 1 ロサギガンティア 111 46.4 34.2
211225 1 グレナディアガーズ 111 46.5 34.1
191221 1 グランアレグリア 113 46.5 33.9
221224 13 ルプリュフォール 104 46.5 34.8
211030 1 ダノンファンタジー 102 46.7 34.8
161224 1 シュウジ 104 46.8 34.5

※2021-2022年のスワンS含む

 

ダイアトニックにとって阪神芝1400mは庭のようなもので

スワンSに続いて連勝となりました。

順位こそ7位ですが、トップからほぼ1刻みの順位なので

7位という数字ほど悪くはありません。

また、ペースが速く、勝ったダイアトニック、

2着グレナディアガーズともに先行しての粘りこみですから

3着ラウダシオンや、4着以下の追い込み馬たちと

ゴールでは僅差でハナづらを並べる結果でしたが、

内容としては先行勢にとって厳しいものでした。

ただ、ダイアトニックはこれが引退レースですし

特に今後注目と思える馬はいませんでした。

 

●有馬記念
レースレベル:6位/10R
ペースの速さ:6位/10R

年月日 馬名 GS 3F
131222 1 オルフェーヴル 143 115.8 35.9
211226 1 エフフォーリア 136 116.4 36.0
191222 1 リスグラシュー 145 116.6 34.9
221225 9 タイトルホルダー 113 117.0 37.7
161225 1 サトノダイヤモンド 135 117.0 35.5
181223 1 ブラストワンピース 130 117.1 35.9
221225 16 ブレークアップ 92 117.3 39.5
221225 8 ディープボンド 118 117.3 36.9
221225 5 エフフォーリア 122 117.4 36.4
221225 7 ジャスティンパレス 119 117.4 36.7
221225 11 ボッケリーニ 109 117.5 37.6
221225 1 イクイノックス 130 117.5 35.5
221225 4 イズジョーノキセキ 122 117.6 36.2
221225 13 ラストドラフト 108 117.6 37.6
221225 12 ポタジェ 109 117.7 37.4
221225 6 ウインマイティー 119 117.8 36.3
221225 10 ヴェラアズール 113 117.8 36.9
221225 3 ジェラルディーナ 123 117.9 35.8
221225 14 アリストテレス 105 117.9 37.6
201227 1 クロノジェネシス 121 118.0 35.9
221225 15 アカイイト 104 118.1 37.5
221225 2 ボルドグフーシュ 126 118.1 35.3
151227 1 ゴールドアクター 122 118.8 35.0
171224 1 キタサンブラック 116 119.0 35.4
141228 1 ジェンティルドンナ 99 121.8 34.3

 

レベルとしては高いものではありませんでしたが、

イクイノックスの最後の脚色を見ると余裕そのもの、

まだまだ時計は詰められたでしょう。

2022年の3歳馬のレベルの高さが最後まで際立つレースでした。

この世代としては2軍ともいえるボルドグフーシュにしても

例年なら勝てていたとは断言できませんが、

今回は相手が悪かったといえます。

3着ジェラルディーナは当ブログ本命馬で

痛恨の出遅れからの3着完敗。

もし、並のジョッキーが騎乗して直線で大外に持ち出していれば

掲示板すらあやしかったと思うので、ここは鞍上の力量でなんとか3着、

というのが妥当な評価でしょうか。

人気どころで惨敗したのは9着タイトルホルダーですが、

8着ディープボンドとともに、外枠から先行すると

どうしてもこのコースだときびしいのかなと思いました。

5着エフフォーリアはこれで1年間、ピンポイントでG1を使ってきましたが

結局勝ち鞍どころか馬券圏内すらなし、という事実を受け入れる必要がありそう。

2023年も、新4歳馬たちがG1戦線で大暴れしそうです。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました