【展望】20230422_福島牝馬ステークス

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
220423 0.6 1 4 アナザーリリック 1 -2.8 1.8 15 15 14 9 120
2 2 クリノプレミアム 8 0.7 5 5 5 3 120
3 8 サトノダムゼル 3 1.5 8 9 10 9 119
200425 -0.2 1 14 フェアリーポルカ 1 -1.5 0.9 12 12 11 9 113
2 5 リープフラウミルヒ 3 0.5 6 7 6 4 112
3 16 ランドネ 9 0.0 2 2 2 1 110
190420 -0.5 1 5 デンコウアンジュ 1 1.3 0.4 7 8 7 6 97
2 6 フローレスマジック 4 0.1 5 5 3 2 93
3 10 ダノングレース 3 0.4 10 9 7 2 91
180421 0.5 1 7 キンショーユキヒメ 1 -2.6 0.7 9 9 9 9 120
2 4 カワキタエンカ 3 0.0 1 1 1 1 120
3 12 デンコウアンジュ 2 0.5 8 6 6 2 119
170422 -0.5 1 6 ウキヨノカゼ 2 -2.0 0.8 12 12 11 11 110
2 8 フロンテアクイーン 3 0.6 8 8 9 7 110
3 9 クインズミラーグロ 1 1.0 15 14 13 11 109
160423 -1.1 1 8 マコトブリジャール 5 0.6 0.1 2 2 2 2 97
2 16 シャルール 1 0.6 6 6 6 7 95
3 6 オツウ 11 0.0 1 1 1 1 95
150425 -0.6 1 6 スイートサルサ 3 -1.9 0.5 10 8 7 4 117
2 12 リラヴァティ 9 0.1 2 2 2 1 117
3 1 メイショウスザンナ 5 0.5 9 8 7 7 116
140426 -0.2 1 6 ケイアイエレガント 10 -1.1 0.0 1 1 1 1 111
2 7 キャトルフィーユ 4 0.3 3 4 3 3 111
3 14 フィロパトール 11 0.1 2 2 2 2 109
130420 -0.5 1 6 オールザットジャズ 4 -2.6 1.8 6 7 5 5 114
2 10 マイネイサベル 3 2.0 9 8 9 6 114
3 5 ピュアブリーゼ 6 1.5 3 3 2 2 113

 

見事にペースト脚質が連動しています。

スローだった2016年、2019年は、残り3F地点で

逃げ馬から離れていない馬で決着しており、

それ以外の年は、ほぼほぼ後方からの差し馬や

まくってきた馬が勝ち切っています。

ペース読みは非常に重要です。

ただ、一方でペースの速かった年でも、

前目の馬が馬券圏内には残っています。

実際、福島芝1800mは、全場の芝1800mでも

もっとも逃げやすいコースです。

 

●芝1800mの逃げ成功率

逃げ成功率
福島 14.7%
中山 14.5%
京都 13.3%
阪神 12.2%
東京 9.5%
新潟 8.1%

 

ペースは落ち着くか

今年の登録馬の脚質を見てみましょう。

 

▼逃げ・番手
ウインピクシス
ジネストラ

▼先行
エイシンチラー
クリノプレミアム
ストゥーティ
ニシノラヴウインク

▼中団以降
エリカヴィータ
カヨウネンカ
ステラリア
ストーリア
スライリー
パーソナルハイ
ビッグリボン
ホウオウイクセル
ホウオウエミーズ
ミスニューヨーク

 

ウインピクシスがおそらくハナを切りそうですが

牝馬限定とはいえ、重賞のペースで考えると

そこまでとばしていくタイプとはいえません。

ジネストラも、前走控える競馬で結果を出したこともあり

何がなんでもハナを切る体制にはなさそうです。

1頭2頭出していく馬がいたとしても、

馬群全体がハイペースで流れるレースになるとは考えづらいです。

過去傾向から考えるなら、前目の馬を中心視するのがセオリーかなと思いました。

 

前走のレベル感とペース

各馬の前走をざっとおさらいしてみましょう。

 

▼中山牝馬S

レースレベル:4位(同率1R)/10R(2021年は馬場差計測不能)

ペースの速さ:6位/10R(2021年は馬場差計測不能)

 

レースレベルはそこそこ高く、ペースはミドルでした。

今回の登録馬では、4歳馬ストーリアが人気しそうですが、

この2着は展開がやや向いたかなという印象があり、

牝馬にしては馬格がある馬とはいえ、

今回斤量3kg増はかなりマイナス材料にうつります。

 

クリノプレミアムも、展開が向いた割にはという印象があり、

前々走は牡馬にまじっての中山金杯2着が光りますが、

こちらも前目の馬にとっては楽な展開でした。

ただ、去年のこのレースでは、ハイペースで2着に残しており、

基本的にこのコースは得意な印象があります。

前走から斤量0.5kg減も地味に好材料で、

GSトップということもあり切るにはいたりません。

 

スライリー、ウインピクシス、エイシンチラーは、

このレースに限っていえば敗因に能力以外の理由があるとは思えません。

 

▼愛知杯

レースレベル:8位/8R(2014年は馬場差計測不能)

ペースの速さ:8位/8R(2014年は馬場差計測不能)

 

一言でいうとスローの低レベルでした。

ホウオウイクセルは、これで残せないようだと厳しいと思います。

一方、14着に敗れたエリカヴィータですが、

もともと3歳時にはフローラSを勝っており、

オークスでは6人気におされた馬です。

ただ、そのG2勝ちの実績ゆえに斤量を背負わなければならず

みんな55kgの中で57kgはいかにも不利です。

愛知杯自体はスローを後ろからだったので

敗因としては成り立ちますが、今年は前が速くならないと思うので

激走はちょっと厳しいかなと思いました

 

条件組に目をうつすと、前走1600万下を勝ち上がり、

今回2度目の重賞挑戦となる良血ジネストラが

いよいよ本格化かという気がします。

前走は時計としては重賞で即通用という内容ではありませんでしたし、

経済コースを通ってのものとはいえ、

ペース差-1.9秒のハイペース前目から制しました。

先行集団と離れてはいましたが、それを差し引いても

厳しいペースだったといえます。

しかも今回斤量1kg減。

距離延長でコーナーの数も増えて、スローとくれば

前目から残す可能性は十分でしょう。

前々走でタイム差なしでハナ差先着されたゾンニッヒが

昇級後即通用していることも買い要素といえます。

ちなみに前々走4着だった秋色Sもメンバーが強烈です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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