【反省】2023_4月後半・3歳・芝・オープン&重賞(アーリントンC、皐月賞、フローラS、青葉賞、スイートピーS)

●アーリントンカップ
レースレベル:2位/11R
ペースの速さ:1位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
230415 11 ユリーシャ 100 57.6 37.3
200418 1 タイセイビジョン 104 58.2 36.3 4
230415 3 ショーモン 110 58.5 35.4
230415 2 セッション 111 58.7 35.1
230415 4 シルヴァーデューク 109 58.8 35.2
140301 1 ミッキーアイル 106 59.0 35.3 1
210417 1 ホウオウアマゾン 113 59.0 34.6 9
230415 17 ランスオブサウンド 82 59.0 37.7
230415 9 スカイロケット 103 59.0 35.6
230415 12 ヤクシマ 100 59.1 35.8
230415 1 オオバンブルマイ 111 59.2 34.6
230415 4 トーホウガレオン 109 59.4 34.6
230415 7 ナヴォーナ 107 59.4 34.8
230415 13 タリエシン 92 59.5 36.2
230415 15 ティニア 89 59.5 36.5
230415 8 キョウエイブリッサ 105 59.7 34.7
230415 10 オーシャントライブ 102 59.7 35.0
230415 14 アイルシャイン 92 59.7 36.0
180414 1 タワーオブロンドン 106 59.8 34.5 12
230415 18 マルチャン 82 59.8 36.9
160227 1 レインボーライン 102 59.9 34.8 3 8 2
230415 6 ドクタードリトル 109 59.9 34.1
220416 1 ダノンスコーピオン 107 60.0 34.2 1
190413 1 イベリス 103 60.1 34.6 16
170225 1 ペルシアンナイト 108 60.1 34.0 2 7
230415 16 タイセイクラージュ 85 60.1 36.3
130223 1 コパノリチャード 98 61.0 34.1 8 13
150228 1 ヤングマンパワー 88 61.3 34.8 6

 

2013年以降、もっともハイペースで
レースレベルも高いものでした。

特に、このペースで前目から残した

2-4着馬は、それぞれNHKマイルでも、注目です。

勝ったオオバンブルマイは、外を通っており、

ペースと馬場による利があったといえます。

ペースやトラックバイアスが変われば、

上位の着順は入れ替わっていておかしくありません。

 

2-4着馬の通ったコースを比べてみると、

内からシルヴァーデューク、ショーモン、セッションの順で

これがそのまま着順としては逆になっています。

クビ、3/4差ですし、この3頭引き分けと考えてよさそうです。

NHKマイルでは軸にするにせよ、ヒモにするにせよ

3頭まとめ買いかなと思います(シルヴァーデュークはおそらく出走できませんが)。

5着以下の差し・追い込み馬は次走割り引き。

その他先行馬は展開が向かなかったとはいえ、重賞では力不足でしょう。

 

●皐月賞
レースレベル:8位/11R
ペースの速さ:3位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
230416 12 グラニット 94 83.1 39.4
230416 13 タッチウッド 94 83.3 39.2
230416 11 グリューネグリーン 95 83.4 39.0
230416 10 ベラジオオペラ 99 83.4 38.6
130414 1 ロゴタイプ 128 83.5 35.6 1 5
230416 18 ダノンタッチダウン 62 83.6 42.1
230416 17 ホウオウビスケッツ 86 83.8 39.5
230416 2 タスティエーラ 115 83.9 36.5
210418 1 エフフォーリア 110 84.1 36.8 1 2
230416 4 メタルスピード 112 84.1 36.6
230416 16 ラスハンメル 89 84.1 38.9
230416 5 ショウナンバシット 110 84.3 36.6
230416 9 フリームファクシ 103 84.3 37.3
230416 3 ファントムシーフ 112 84.4 36.3
230416 8 ウインオーディン 104 84.5 37.0
160417 1 ディーマジェスティ 131 84.5 34.3 1 3 4
230416 6 シャザーン 110 84.6 36.3
230416 7 トップナイフ 108 84.8 36.3
230416 1 ソールオリエンス 117 84.8 35.4
190414 1 サートゥルナーリア 126 84.8 34.5 1 4
230416 15 ワンダイレクト 89 84.9 38.1
170416 1 アルアイン 122 84.9 34.8 1 5 7
150419 1 ドゥラメンテ 124 85.2 34.3 1 1
230416 14 マイネルラウレア 94 85.2 37.3
200419 1 コントレイル 120 85.2 34.7 1 1 1
140420 1 イスラボニータ 119 85.3 34.7 1 2
180415 1 エポカドーロ 110 85.8 35.1 1 2 8
220417 1 ジオグリフ 112 86.1 34.6 1 7

 

馬場はそれほど悪くなく、馬場差+0.3秒と

重馬場発表にしては時計の出る馬場でした。

にしても、グラニットの刻んだペースは速く2013年以降3番目のハイペース。

先行した馬もろとも自滅する展開で差し馬が台頭する原因となりました。

勝ったソールオリエンス、3着ファントムシーフにとっては

展開利があり、外を通れたことも好走原因でしょう。

(さらにいうと今年の3歳牡馬は低レベル)

結果的に、GS指数もたいして出ておらず、

レースレベルとしては2013年以降でも下位の方でした。

馬場差補正ごの残り600m地点で前後に分けた時計が

 

ソールオリエンス:84.8-35.4

サートゥルナーリア:84.8-34.5

アルアイン:84.9-34.8

 

で、今年は物足りない時計といえます。

 

外したから言うわけではありませんが、

やはりソールとファントムの2頭は

前走を見ても人気上位におされるのは違和感があり、

次走以降、展開が向かなければあっさりコケる可能性があることを

頭に入れておくべきだと思います。

 

一方、このレースで一番がんばったのがタスティエーラですが

このメンバー内においては逆転がありえるとはいえ、

内容としては次走絶対に買いたいというほどではありませんでした。

ただ、別路線から有力馬が出走せず、似たようなメンバーでダービーを走るなら、

次走はタスティエーラの逆転を期待する手もあるかと思います。

 

●フローラS
レースレベル:2位/11R
ペースの速さ:4位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
200426 1 ウインマリリン 112 84.7 35.8 2 15
160424 1 チェッキーノ 109 85.9 34.9 2
230423 15 クイーンオブソウル 96 86.1 36.0
230423 1 ゴールデンハインド 110 86.1 34.6
230423 11 キミノナハマリア 100 86.2 35.5
230423 2 ソーダズリング 108 86.4 34.5
230423 7 ピクシレーション 102 86.4 35.1
230423 14 ティファニードンナ 97 86.4 35.6
140427 1 サングレアル 107 86.4 34.6 7 5
230423 3 ブライトジュエリー 106 86.7 34.4
230423 9 アウフヘーベン 101 86.7 34.9
230423 13 レシプロシティ 100 86.8 34.9
230423 5 ドゥムーラン 105 86.9 34.3
230423 10 バロッサヴァレー 101 87.0 34.6
230423 8 マンマリアーレ 102 87.0 34.5
230423 12 コイニョウボウ 100 87.1 34.6
180422 1 サトノワルキューレ 106 87.2 33.9 6
220424 1 エリカヴィータ 101 87.2 34.4 9 13
230423 4 イングランドアイズ 105 87.3 33.9
230423 6 イトカワサクラ 103 87.5 33.9
190421 1 ウィクトーリア 102 87.7 33.8 4
210425 1 クールキャット 96 87.9 34.2 14 15
170423 1 モズカッチャン 95 88.0 34.2 2 3
150426 1 シングウィズジョイ 91 88.1 34.5 17 10
130421 1 デニムアンドルビー 86 89.5 33.6 3 4

 

最初、 スロー逃げ切りのフロックだろうと思ったのですが、

ペースはややハイくらいで決して展開が向いたわけではありませんでした。

また、レースレベルも高いです。

勝ったゴールデンハインドは、次走オークスで2着している

チェッキーノと比較してみましょう。

 

チェッキーノ:85.9-34.9

ゴールデンハインド:86.1-34.6

 

ゴール寸前でぎりぎりゴールデンがしのいでいる計算で、

本番でも要注意の1頭です。

ここまで500万下すら勝てなかったのが不思議です。

どちらかというと、ギアチェンでしまいの脚を競うより、

後続にも脚を使わせつつ持久戦に持ち込む競馬が得意なようで

オークスでもある程度引き締まったペースがのぞめるなら

2着、3着のシーンは想像しておいたほうがよさそうです。

 

2着ソーダズリングもポジションをとりつつの競馬で

決して楽な展開ではありませんでした。

本番でもヒモには入れておいたがほうがよさそうです。

 

●青葉賞
レースレベル:6位/11R
ペースの速さ:6位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
190427 1 リオンリオン 105 110.1 36.8 15
170429 1 アドミラブル 122 110.2 35.0 3
160430 1 ヴァンキッシュラン 116 110.9 34.9 13
200502 1 オーソリティ 114 111.2 34.9
230429 14 アサカラキング 81 111.2 38.1
230429 13 シャドウソニック 81 111.4 37.9
220430 1 プラダリア 113 111.4 34.7 5 7
230429 6 サヴォーナ 97 111.5 36.2
230429 11 ヨリマル 87 111.5 37.2
230429 8 グランヴィノス 96 111.6 36.2
230429 15 マサハヤウォルズ 80 111.6 37.8
230429 7 マイネルエンペラー 96 111.7 36.1
230429 12 ヒシタイカン 85 111.7 37.2
230429 5 アームブランシュ 98 111.7 35.9
180428 1 ゴーフォザサミット 111 111.7 34.6 7
230429 4 メイテソーロ 101 111.8 35.5
230429 1 スキルヴィング 107 111.9 34.8
230429 2 ハーツコンチェルト 106 112.0 34.8
230429 9 ニシノレヴナント 96 112.0 35.8
230429 3 ティムール 103 112.2 34.9
230429 10 ロゼル 93 112.5 35.6
210501 1 ワンダフルタウン 97 112.7 35.0 10
130427 1 ヒラボクディープ 99 113.2 34.3 13 17
140503 1 ショウナンラグーン 98 113.5 34.1 6 5
150502 1 レーヴミストラル 93 114.1 34.0 9

 

物足りない内容でした。

特に前にいった馬は、このペースでまるっきり残せていません。

馬場差を考えると、スローヨーイドンになった格好で、

ギアチェンが苦手な馬が脱落したともいえますが、

それにしてもいくらなんでも負けすぎな印象です。

 

レースレベルは青葉賞としては高くなく、

ダービーでどうのという内容ではなかったように思えます。

 

●スイートピーS
レースレベル:7位(同率1R)/11R
ペースの速さ:8位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
220501 1 ウインエクレール 100 72.2 36.2 11
210502 1 タガノパッション 103 73.2 34.9 4
140504 1 シャイニーガール 103 73.7 34.4 13 14
130428 1 リラコサージュ 103 73.9 34.2 8 3
150503 1 ディープジュエリー 101 74.2 34.1 12
170430 1 ブラックスビーチ 98 74.8 33.8 9 12
180429 1 ランドネ 92 74.8 34.4 11 6
230430 9 ベレザニーニャ 85 74.9 35.0
160501 1 ジェラシー 90 75.0 34.4 4
230430 2 アリスヴェリテ 89 75.0 34.5
230430 4 ミカッテヨンデイイ 87 75.2 34.5
230430 10 トリプルループ 83 75.3 34.8
230430 7 リックスター 85 75.4 34.5
230430 5 ヴァイルマティ 87 75.5 34.2
230430 11 タガノシャーンス 82 75.5 34.7
230430 1 ウヴァロヴァイト 90 75.6 33.8
230430 3 アグラシアド 89 75.8 33.7
190428 1 カレンブーケドール 89 75.8 33.7 2 2
230430 12 セリオーソ 82 75.8 34.4
230430 6 エリダヌス 86 76.0 33.8
200503 1 デゼル 92 76.0 33.2 11
230430 8 メランポジューム 85 76.2 33.7
230430 13 コウセイマリア 70 76.5 34.9

 

ペースが緩く、いく馬にとっては楽なレースでした。

2着アリスヴェリテは前残りと考えてよいでしょう。

 

勝ったウヴァロヴァイトは、展開は向かなかったものの

他馬とそれほど上がりの差があるわけではなく、

前が流れていれば結果は変わったかなという印象です。

このゾーンは、過去にカレンブーケドールがオークスで2着しており、

そのときの時計よりいいのですが、

2020年のデゼルを見るとさらに優秀でもオークスは11着。

特に本番につながる印象は受けておりません。

 

 

 

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