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【反省】2023_5月前半・3歳・芝・オープン&重賞(プリンシパルS、京都新聞杯、NHKマイル、橘S)

2023年5月17日 / 20233歳芝, 反省

●プリンシパルS
レースレベル:10位(同率1R)/11R
ペースの速さ:11位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
170506 1 ダイワキャグニー 121 83.9 35.7 14
180505 1 コズミックフォース 118 85.2 34.7 3 15
160507 1 アジュールローズ 112 85.2 35.3 12
220507 1 セイウンハーデス 109 85.8 35.0 11 17
190512 1 ザダル 112 86.1 34.4 13
150509 1 アンビシャス 107 86.7 34.3
210508 1 バジオウ 103 86.9 34.5 9
200509 1 ビターエンダー 97 87.8 34.2 14 10 17
140510 1 ベルキャニオン 98 88.0 33.9 7 8
130504 1 サムソンズプライド 90 88.2 34.5 17
230506 1 パクスオトマニカ 90 88.7 34.1
230506 2 アヴニールドブリエ 89 88.8 34.1
230506 6 トラストエムシー 81 88.8 34.9
230506 7 トーセントラム 78 88.9 35.1
230506 5 ランプシー 82 89.0 34.6
230506 4 イケイケドンドン 85 89.1 34.2
230506 3 フォトンブルー 87 89.2 33.9

 

2013年以降最もペースが遅く、最もレベルの低いレースでした。

逃げたパクスオトマニカは少頭数で同型がいないのをいいことに

楽逃げからまんまと1着でしたが、収穫の薄いレースだったと個人的には思います。

同じことが本番で起きる可能性は低いですし、

圧巻だった若竹賞のパフォーマンスを考えると

この馬の持ち味という意味ではこういうレースではないと思っています。

スプリングSをみるに、控えて味のあるタイプでもなく、

ハイペースで後続に脚を使わせる逃げでこそ光り輝くタイプだと思いますが

陣営はそう考えていないようです。

また、単勝1倍台のアヴニールドブリエが2着でしたが、

実績を考えるとそもそもこのオッズが謎オッズでした。

 

●京都新聞杯
レースレベル:8位/9R
ペースの速さ:9位/9R

年月日 馬名 GS 3F N
180505 1 ステイフーリッシュ 125 97.4 35.0 10 11
200509 1 ディープボンド 113 97.7 35.9 10 5 4
140510 1 ハギノハイブリッド 117 97.9 35.3 13 12
150509 1 サトノラーゼン 117 98.2 35.0 2 5
190504 1 レッドジェニアル 112 98.5 35.2 8 6
130504 1 キズナ 113 98.7 34.9 1
160507 1 スマートオーディン 110 99.7 34.2 6
230506 3 リビアングラス 87 101.7 34.5
230506 4 マキシ 87 101.8 34.4
230506 2 ダノントルネード 87 102.0 34.2
230506 6 オメガリッチマン 83 102.0 34.6
230506 10 ドットクルー 72 102.3 35.4
230506 1 サトノグランツ 87 102.3 33.9
230506 7 マコトヴェリーキー 80 102.3 34.6
230506 5 マイネルラウレア 86 102.5 33.8
230506 12 トーホウレーゲン 71 102.5 35.3
170506 1 プラチナムバレット 83 102.6 34.0
230506 9 ファームツエンティ 77 102.7 34.5
230506 11 ディープマインド 71 102.7 35.1
230506 8 アスクドゥポルテ 78 103.0 34.1

 

ダービー最終切符となるレースでしたが、ドスローの凡戦でした。

未勝利並の時計で、馬場もよく前にいれば馬券になるレースでした。

勝ったサトノグランツは、上位では好位からの競馬で、

このレースに限っては完勝といえますが、

特に際立つ上がりでもなく、本番でどうのというレベルではないと思います

2着、3着は展開利といえるでしょう。

 

●NHKマイルカップ
レースレベル:9位(同率2R)/11R
ペースの速さ:6位(同率1R)/11R

年月日 馬名 GS 3F N
160508 1 メジャーエンブレム 111 58.3 35.5 4 1
170507 1 アエロリット 116 58.6 34.7 5 7 1
230507 17 フロムダスク 65 58.7 39.8
210509 1 シュネルマイスター 116 58.7 34.6 1
230507 16 オールパルフェ 78 58.8 38.4
140511 1 ミッキーアイル 110 58.8 35.1 1
230507 14 ユリーシャ 95 58.9 36.6
220508 1 ダノンスコーピオン 112 58.9 34.8 1
230507 10 タマモブラックタイ 99 59.1 36.0
230507 13 セッション 95 59.1 36.4
230507 11 シングザットソング 98 59.1 36.1
200510 1 ラウダシオン 107 59.2 35.0 1
230507 4 ダノンタッチダウン 103 59.3 35.4
230507 5 カルロヴェローチェ 103 59.3 35.4
230507 9 エエヤン 100 59.3 35.7
230507 12 ドルチェモア 96 59.3 36.1
190505 1 アドマイヤマーズ 111 59.4 34.4 1 4
230507 6 モリアーナ 102 59.5 35.3
230507 7 ミシシッピテソーロ 101 59.5 35.4
230507 15 ショーモン 88 59.6 36.6
130505 1 マイネルホウオウ 112 59.6 34.1 1 15
230507 1 シャンパンカラー 107 59.7 34.6
230507 3 オオバンブルマイ 105 59.9 34.6
180506 1 ケイアイノーテック 107 60.0 34.2 1
150510 1 クラリティスカイ 108 60.0 34.1 1 5
230507 2 ウンブライル 107 60.1 34.2
230507 8 ナヴォーナ 101 60.1 34.8

 

レベルの低いレースでした。

(今年はこんなレースばかりですね…)

勝ったシャンパンカラーは、2013年のマイネルホウオウとほぼ同じ位置取りで

比較しても上がりが出ておらず、2019年のアドマイヤマーズは

遥か前の位置からほとんどかわらない上がりを使っています。

レース結果を見ると、ほぼ位置取りと着順が逆転しており

前の馬が全滅していますが、このレースを勝ち切った強い馬たちは

さらに速いペースで前につけて勝ち切っています。

決してスローとはいえませんが、

ひとまず先行馬勢はかなり割り引いて考えたほうがよさそうです。

 

馬場は、10Rまではそこそこ時計の出る馬場で、

このレースにしてもぎりぎりマイナスに傾いた馬場でした。

結果的に先行馬が全滅しましたが、

インが伸びる伸びないはあまり関係なかったかと思います。

また、時計のかかる馬場の巧拙という問題でもない気がします。

単純に、今年の3歳馬のレベルが低く、

例年だとこのくらいのペースはこなしているはずがこなせなかった、

という話ではないかと思いました。

 

●橘S
レースレベル:3位(同率1R)/9R
ペースの速さ:4位(同率1R)/9R

年月日 馬名 GS 3F N
230507 3 サンティーテソーロ 93 46.2 36.4
230507 1 ルガル 103 46.3 35.3
200510 1 カリオストロ 96 46.4 35.9
150425 1 マテンロウハピネス 104 46.4 35.1 17
230507 6 イティネラートル 90 46.4 36.5
230507 5 ミルトクレイモー 92 46.5 36.2
230507 9 ヤクシマ 80 46.6 37.3
140426 1 タガノブルグ 106 46.7 34.6 2
230507 7 ラビュリントス 89 46.7 36.3
230507 2 テラステラ 95 46.7 35.7
230507 4 エッセレンチ 93 46.9 35.7
230507 8 ジョリダム 83 46.9 36.7
160423 1 オデュッセウス 103 47.0 34.6
170422 1 ディバインコード 101 47.0 34.8 10
190505 1 ディープダイバー 101 47.8 34.0
130420 1 シャイニープリンス 98 47.9 34.2 6
180506 1 マドモアゼル 81 49.4 34.4

 

このレース自体がその後大きなところにつながっていくものではないですが

レベルとしてはまずまずのレベルでした。

ペースもそれなりに引き締まっており、

後続に5馬身つけて前目から残したルガルは今後一応マークしておいたほうがよさそうです。

2着以降の馬たちは上がりが出ておらず、着順自体は自慢になりません。

 

 

 

 

【反省】2023_4月後半・3歳・芝・オープン&重賞(アーリントンC、皐月賞、フローラS、青葉賞、スイートピーS)

2023年4月18日 / 20233歳芝, 反省

●アーリントンカップ
レースレベル:2位/11R
ペースの速さ:1位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
230415 11 ユリーシャ 100 57.6 37.3
200418 1 タイセイビジョン 104 58.2 36.3 4
230415 3 ショーモン 110 58.5 35.4
230415 2 セッション 111 58.7 35.1
230415 4 シルヴァーデューク 109 58.8 35.2
140301 1 ミッキーアイル 106 59.0 35.3 1
210417 1 ホウオウアマゾン 113 59.0 34.6 9
230415 17 ランスオブサウンド 82 59.0 37.7
230415 9 スカイロケット 103 59.0 35.6
230415 12 ヤクシマ 100 59.1 35.8
230415 1 オオバンブルマイ 111 59.2 34.6
230415 4 トーホウガレオン 109 59.4 34.6
230415 7 ナヴォーナ 107 59.4 34.8
230415 13 タリエシン 92 59.5 36.2
230415 15 ティニア 89 59.5 36.5
230415 8 キョウエイブリッサ 105 59.7 34.7
230415 10 オーシャントライブ 102 59.7 35.0
230415 14 アイルシャイン 92 59.7 36.0
180414 1 タワーオブロンドン 106 59.8 34.5 12
230415 18 マルチャン 82 59.8 36.9
160227 1 レインボーライン 102 59.9 34.8 3 8 2
230415 6 ドクタードリトル 109 59.9 34.1
220416 1 ダノンスコーピオン 107 60.0 34.2 1
190413 1 イベリス 103 60.1 34.6 16
170225 1 ペルシアンナイト 108 60.1 34.0 2 7
230415 16 タイセイクラージュ 85 60.1 36.3
130223 1 コパノリチャード 98 61.0 34.1 8 13
150228 1 ヤングマンパワー 88 61.3 34.8 6

 

2013年以降、もっともハイペースで
レースレベルも高いものでした。

特に、このペースで前目から残した

2-4着馬は、それぞれNHKマイルでも、注目です。

勝ったオオバンブルマイは、外を通っており、

ペースと馬場による利があったといえます。

ペースやトラックバイアスが変われば、

上位の着順は入れ替わっていておかしくありません。

 

2-4着馬の通ったコースを比べてみると、

内からシルヴァーデューク、ショーモン、セッションの順で

これがそのまま着順としては逆になっています。

クビ、3/4差ですし、この3頭引き分けと考えてよさそうです。

NHKマイルでは軸にするにせよ、ヒモにするにせよ

3頭まとめ買いかなと思います(シルヴァーデュークはおそらく出走できませんが)。

5着以下の差し・追い込み馬は次走割り引き。

その他先行馬は展開が向かなかったとはいえ、重賞では力不足でしょう。

 

●皐月賞
レースレベル:8位/11R
ペースの速さ:3位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
230416 12 グラニット 94 83.1 39.4
230416 13 タッチウッド 94 83.3 39.2
230416 11 グリューネグリーン 95 83.4 39.0
230416 10 ベラジオオペラ 99 83.4 38.6
130414 1 ロゴタイプ 128 83.5 35.6 1 5
230416 18 ダノンタッチダウン 62 83.6 42.1
230416 17 ホウオウビスケッツ 86 83.8 39.5
230416 2 タスティエーラ 115 83.9 36.5
210418 1 エフフォーリア 110 84.1 36.8 1 2
230416 4 メタルスピード 112 84.1 36.6
230416 16 ラスハンメル 89 84.1 38.9
230416 5 ショウナンバシット 110 84.3 36.6
230416 9 フリームファクシ 103 84.3 37.3
230416 3 ファントムシーフ 112 84.4 36.3
230416 8 ウインオーディン 104 84.5 37.0
160417 1 ディーマジェスティ 131 84.5 34.3 1 3 4
230416 6 シャザーン 110 84.6 36.3
230416 7 トップナイフ 108 84.8 36.3
230416 1 ソールオリエンス 117 84.8 35.4
190414 1 サートゥルナーリア 126 84.8 34.5 1 4
230416 15 ワンダイレクト 89 84.9 38.1
170416 1 アルアイン 122 84.9 34.8 1 5 7
150419 1 ドゥラメンテ 124 85.2 34.3 1 1
230416 14 マイネルラウレア 94 85.2 37.3
200419 1 コントレイル 120 85.2 34.7 1 1 1
140420 1 イスラボニータ 119 85.3 34.7 1 2
180415 1 エポカドーロ 110 85.8 35.1 1 2 8
220417 1 ジオグリフ 112 86.1 34.6 1 7

 

馬場はそれほど悪くなく、馬場差+0.3秒と

重馬場発表にしては時計の出る馬場でした。

にしても、グラニットの刻んだペースは速く2013年以降3番目のハイペース。

先行した馬もろとも自滅する展開で差し馬が台頭する原因となりました。

勝ったソールオリエンス、3着ファントムシーフにとっては

展開利があり、外を通れたことも好走原因でしょう。

(さらにいうと今年の3歳牡馬は低レベル)

結果的に、GS指数もたいして出ておらず、

レースレベルとしては2013年以降でも下位の方でした。

馬場差補正ごの残り600m地点で前後に分けた時計が

 

ソールオリエンス:84.8-35.4

サートゥルナーリア:84.8-34.5

アルアイン:84.9-34.8

 

で、今年は物足りない時計といえます。

 

外したから言うわけではありませんが、

やはりソールとファントムの2頭は

前走を見ても人気上位におされるのは違和感があり、

次走以降、展開が向かなければあっさりコケる可能性があることを

頭に入れておくべきだと思います。

 

一方、このレースで一番がんばったのがタスティエーラですが

このメンバー内においては逆転がありえるとはいえ、

内容としては次走絶対に買いたいというほどではありませんでした。

ただ、別路線から有力馬が出走せず、似たようなメンバーでダービーを走るなら、

次走はタスティエーラの逆転を期待する手もあるかと思います。

 

●フローラS
レースレベル:2位/11R
ペースの速さ:4位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
200426 1 ウインマリリン 112 84.7 35.8 2 15
160424 1 チェッキーノ 109 85.9 34.9 2
230423 15 クイーンオブソウル 96 86.1 36.0
230423 1 ゴールデンハインド 110 86.1 34.6
230423 11 キミノナハマリア 100 86.2 35.5
230423 2 ソーダズリング 108 86.4 34.5
230423 7 ピクシレーション 102 86.4 35.1
230423 14 ティファニードンナ 97 86.4 35.6
140427 1 サングレアル 107 86.4 34.6 7 5
230423 3 ブライトジュエリー 106 86.7 34.4
230423 9 アウフヘーベン 101 86.7 34.9
230423 13 レシプロシティ 100 86.8 34.9
230423 5 ドゥムーラン 105 86.9 34.3
230423 10 バロッサヴァレー 101 87.0 34.6
230423 8 マンマリアーレ 102 87.0 34.5
230423 12 コイニョウボウ 100 87.1 34.6
180422 1 サトノワルキューレ 106 87.2 33.9 6
220424 1 エリカヴィータ 101 87.2 34.4 9 13
230423 4 イングランドアイズ 105 87.3 33.9
230423 6 イトカワサクラ 103 87.5 33.9
190421 1 ウィクトーリア 102 87.7 33.8 4
210425 1 クールキャット 96 87.9 34.2 14 15
170423 1 モズカッチャン 95 88.0 34.2 2 3
150426 1 シングウィズジョイ 91 88.1 34.5 17 10
130421 1 デニムアンドルビー 86 89.5 33.6 3 4

 

最初、 スロー逃げ切りのフロックだろうと思ったのですが、

ペースはややハイくらいで決して展開が向いたわけではありませんでした。

また、レースレベルも高いです。

勝ったゴールデンハインドは、次走オークスで2着している

チェッキーノと比較してみましょう。

 

チェッキーノ:85.9-34.9

ゴールデンハインド:86.1-34.6

 

ゴール寸前でぎりぎりゴールデンがしのいでいる計算で、

本番でも要注意の1頭です。

ここまで500万下すら勝てなかったのが不思議です。

どちらかというと、ギアチェンでしまいの脚を競うより、

後続にも脚を使わせつつ持久戦に持ち込む競馬が得意なようで

オークスでもある程度引き締まったペースがのぞめるなら

2着、3着のシーンは想像しておいたほうがよさそうです。

 

2着ソーダズリングもポジションをとりつつの競馬で

決して楽な展開ではありませんでした。

本番でもヒモには入れておいたがほうがよさそうです。

 

●青葉賞
レースレベル:6位/11R
ペースの速さ:6位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
190427 1 リオンリオン 105 110.1 36.8 15
170429 1 アドミラブル 122 110.2 35.0 3
160430 1 ヴァンキッシュラン 116 110.9 34.9 13
200502 1 オーソリティ 114 111.2 34.9
230429 14 アサカラキング 81 111.2 38.1
230429 13 シャドウソニック 81 111.4 37.9
220430 1 プラダリア 113 111.4 34.7 5 7
230429 6 サヴォーナ 97 111.5 36.2
230429 11 ヨリマル 87 111.5 37.2
230429 8 グランヴィノス 96 111.6 36.2
230429 15 マサハヤウォルズ 80 111.6 37.8
230429 7 マイネルエンペラー 96 111.7 36.1
230429 12 ヒシタイカン 85 111.7 37.2
230429 5 アームブランシュ 98 111.7 35.9
180428 1 ゴーフォザサミット 111 111.7 34.6 7
230429 4 メイテソーロ 101 111.8 35.5
230429 1 スキルヴィング 107 111.9 34.8
230429 2 ハーツコンチェルト 106 112.0 34.8
230429 9 ニシノレヴナント 96 112.0 35.8
230429 3 ティムール 103 112.2 34.9
230429 10 ロゼル 93 112.5 35.6
210501 1 ワンダフルタウン 97 112.7 35.0 10
130427 1 ヒラボクディープ 99 113.2 34.3 13 17
140503 1 ショウナンラグーン 98 113.5 34.1 6 5
150502 1 レーヴミストラル 93 114.1 34.0 9

 

物足りない内容でした。

特に前にいった馬は、このペースでまるっきり残せていません。

馬場差を考えると、スローヨーイドンになった格好で、

ギアチェンが苦手な馬が脱落したともいえますが、

それにしてもいくらなんでも負けすぎな印象です。

 

レースレベルは青葉賞としては高くなく、

ダービーでどうのという内容ではなかったように思えます。

 

●スイートピーS
レースレベル:7位(同率1R)/11R
ペースの速さ:8位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
220501 1 ウインエクレール 100 72.2 36.2 11
210502 1 タガノパッション 103 73.2 34.9 4
140504 1 シャイニーガール 103 73.7 34.4 13 14
130428 1 リラコサージュ 103 73.9 34.2 8 3
150503 1 ディープジュエリー 101 74.2 34.1 12
170430 1 ブラックスビーチ 98 74.8 33.8 9 12
180429 1 ランドネ 92 74.8 34.4 11 6
230430 9 ベレザニーニャ 85 74.9 35.0
160501 1 ジェラシー 90 75.0 34.4 4
230430 2 アリスヴェリテ 89 75.0 34.5
230430 4 ミカッテヨンデイイ 87 75.2 34.5
230430 10 トリプルループ 83 75.3 34.8
230430 7 リックスター 85 75.4 34.5
230430 5 ヴァイルマティ 87 75.5 34.2
230430 11 タガノシャーンス 82 75.5 34.7
230430 1 ウヴァロヴァイト 90 75.6 33.8
230430 3 アグラシアド 89 75.8 33.7
190428 1 カレンブーケドール 89 75.8 33.7 2 2
230430 12 セリオーソ 82 75.8 34.4
230430 6 エリダヌス 86 76.0 33.8
200503 1 デゼル 92 76.0 33.2 11
230430 8 メランポジューム 85 76.2 33.7
230430 13 コウセイマリア 70 76.5 34.9

 

ペースが緩く、いく馬にとっては楽なレースでした。

2着アリスヴェリテは前残りと考えてよいでしょう。

 

勝ったウヴァロヴァイトは、展開は向かなかったものの

他馬とそれほど上がりの差があるわけではなく、

前が流れていれば結果は変わったかなという印象です。

このゾーンは、過去にカレンブーケドールがオークスで2着しており、

そのときの時計よりいいのですが、

2020年のデゼルを見るとさらに優秀でもオークスは11着。

特に本番につながる印象は受けておりません。

 

 

 

【反省】2023_4月前半・3歳・芝・オープン&重賞(NZT、忘れな草賞、桜花賞)

2023年4月11日 / 20233歳芝, 反省

●NZT
レースレベル:4位/11R
ペースの速さ:1位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
230408 7 ドルチェモア 99 58.1 36.8
230408 12 バグラダス 95 58.1 37.2
230408 1 エエヤン 105 58.1 36.2
230408 8 ジョウショーホープ 99 58.5 36.4
230408 15 サンライズジーク 82 58.5 38.1
230408 3 シャンパンカラー 102 58.7 35.9
230408 11 メイクアスナッチ 97 58.7 36.4
230408 6 ルミノメテオール 100 58.7 36.1
230408 4 モリアーナ 102 58.8 35.8
230408 14 オマツリオトコ 91 59.0 36.7
230408 2 ウンブライル 103 59.0 35.5
230408 9 エイシンエイト 98 59.0 36.0
210410 1 バスラットレオン 108 59.1 34.9 15
230408 13 ミスヨコハマ 94 59.2 36.2
230408 5 ミシシッピテソーロ 100 59.2 35.6
230408 16 ロードディフィート 73 59.3 38.2
140412 1 ショウナンアチーヴ 106 59.4 34.8 6
200411 1 ルフトシュトローム 108 59.4 34.6 5
230408 10 シーウィザード 97 59.5 35.6
220409 1 ジャングロ 101 59.6 35.2 7
160409 1 ダンツプリウス 101 59.6 35.1 4
150411 1 ヤマカツエース 98 60.0 35.0 13
170408 1 ジョーストリクトリ 98 60.5 34.5 12 18
130406 1 エーシントップ 96 60.6 34.7 7
180407 1 カツジ 100 60.7 34.1 8
190406 1 ワイドファラオ 96 60.9 34.3 9

 

このレースの勝ち馬の次走は、NHKマイルにつながらない傾向にあります。

詳しくはNHKマイルの週にまとめますが、皐月賞組がダービーをあきらめて

現実路線でこちらにまわってくるのが一番の理由かと思っています。

脚質的な話をすると、2013年以降、NZT→NHKマイルで馬券になった馬は5頭で

そのうち4頭が差し・追い込み馬でした。

中山で脚を余して、東京で挽回、という構図かと思います。

 

話を今年のNZTに戻して、

ひとまずレベルとしてはそこそこで、ペースは2013年以降最速でした。

前目から押し切ったエエヤンは注目に値すると思いますが、

上記したようにNZT好走の先行馬はNHKマイルで

馬券にからまない傾向にあるため、あくまで一般論としての話となります。

ただ、2017年にボンセルヴィーソがNZT番手から3着→NHKで逃げて3着しました。

今年の3歳牡馬はレベルが低く、今回のレースレベルも決して低くはないので

エエヤンのNHKマイル馬券圏内は一応注意すべきでしょう。

しまいは多少余裕がありましたし、時計はさらに詰まったと思います。

 

2着ウンブライルは展開が向きました。

クイーンカップ、阪神JFでも展開が向きましたが、掲示板を外しており、

今回はメンバーが楽だったということでしょう。

本番でどうのという印象はありません。

 

案外だったのが朝日杯FS勝ち馬のドルチェモアで、

当然ハイペースで展開が向かなかったこともありますが

この程度のハイペースなら朝日杯FSでそれ以上のペースで先行していますし

今回は能力のすべてを出し切れなかったように思えます。

本番でもヒモには入れるべきでしょう。

 

●忘れな草賞
レースレベル:2位/11R
ペースの速さ:4位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
180408 1 オールフォーラヴ 108 84.5 36.6 9 14
210411 1 ステラリア 117 85.2 35.0 13 6
230409 2 ミッキーツインクル 113 85.8 34.8
230409 1 グランベルナデット 114 85.9 34.6
230409 3 ジェモロジー 111 86.0 34.8
130407 1 セレブリティモデル 90 86.1 36.8 13 16
230409 5 ラレーヌデリス 109 86.2 34.8
230409 8 トリオンファルマン 107 86.2 35.0
140413 1 ディルガ 101 86.3 35.5 15 9
230409 10 ダルエスサラーム 103 86.4 35.2
190407 1 ラヴズオンリーユー 106 86.5 34.8 1
230409 7 マスクトディーヴァ 108 86.6 34.5
230409 6 ミヤビ 108 86.7 34.4
230409 4 マテンロウアルテ 109 86.8 34.2
230409 9 ゴールドプリンセス 105 86.9 34.5
220410 1 アートハウス 102 87.3 34.4 7 5
170409 1 ハローユニコーン 87 87.5 35.7 14 15
200412 1 ウインマイティー 96 87.9 34.4 3 9
150412 1 ミッキークイーン 92 88.9 33.8 1 1
160410 1 ロッテンマイヤー 76 90.3 34.0 13

 

ペースはまずまず速く、レースレベルも申し分ない内容でした。

このレースをステップにオークスで好走している馬も少なくありません。

ただ、2点ほど注意したいのは、まずペースについて。

2013年以降で順位をつけると4番目に速かったのですが、

-3.3、-1.7、-0.8についでの-0.5なので、上位2レースとは

だいぶペースの差があります。

もう1点は、このコース自体、先行馬にとってかなり有利なコースで

上位3頭にとっては今回特に好走をさまたげる要素がなかったという点です。

過去、このレースをステップにオークスで馬券になった3頭ですが

以下のような位置取りでした。

 

●忘れな草賞勝ち馬の位置取りとオークス成績

日付 馬名 GS 残3F 1角 2角 3角 4角 オークス成績
230409 グランベルナデット 114 0.1 2 2 2 2
220410 アートハウス 102 0.4 4 4 5 4 7
210411 ステラリア 117 0.6 7 6 7 6 13
200412 ウインマイティー 96 0.4 5 5 4 5 3
190407 ラヴズオンリーユー 106 0.4 7 7 4 4 1
180408 オールフォーラヴ 108 1.5 7 7 6 3 9
170409 ハローユニコーン 87 0.8 10 10 9 8 14
160410 ロッテンマイヤー 76 0.0 1 1 1 2 13
150412 ミッキークイーン 92 0.7 9 9 9 7 1
140413 ディルガ 101 0.3 7 7 5 5 15
130407 セレブリティモデル 90 0.6 12 11 10 5 13

 

GSの低い馬は論外として、先行馬の成績がそれほどよくありません。

勝ったラヴズとミッキークイーンは道中中団以降で、

3角あるいは4角で進出開始しています。

こういう競馬のできる馬ではないと、本番では厳しいのかなと思いました。

2021年のステラリアにしても、隊列中では中団でしたが、

この年はハイペースで、実質前目にいたに等しいです。

また、今年は(ダービーにまわるという噂もありますが)

リバティアイランドという強敵がいるのも向かい風といえます。

 

●桜花賞

レースレベル:2位/11R
ペースの速さ:5位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
230409 13 モズメイメイ 107 58.2 36.0
200412 1 デアリングタクト 106 58.4 35.9 1 1 1
230409 2 コナコースト 116 58.4 34.9
210411 1 ソダシ 120 58.4 34.5 1 8 10
170409 1 レーヌミノル 113 58.5 35.1 1 13 14
230409 18 トーセンローリエ 95 58.6 36.8
230409 3 ペリファーニア 116 58.8 34.5
230409 7 シングザットソング 110 58.8 35.1
230409 4 ハーパー 113 59.0 34.6
230409 9 ブトンドール 110 59.0 34.9
130407 1 アユサン 105 59.1 35.3 1 4
230409 5 ドゥアイズ 112 59.2 34.5
230409 8 ライトクオンタム 110 59.2 34.7
230409 15 コンクシェル 106 59.3 35.0
230409 6 シンリョクカ 112 59.5 34.2
230409 14 ドゥーラ 107 59.6 34.6
230409 10 エミュー 110 59.6 34.3
230409 17 ムーンプローブ 100 59.6 35.3
230409 11 ラヴェル 109 59.7 34.3
190407 1 グランアレグリア 116 59.8 33.5 1
230409 1 リバティアイランド 118 59.8 33.3
230409 12 キタウイング 109 60.0 34.0
220410 1 スターズオンアース 109 60.1 33.9 1 1 3
230409 16 ジューンオレンジ 105 60.1 34.3
180408 1 アーモンドアイ 113 60.2 33.4 1 1 1
140413 1 ハープスター 109 60.8 33.2 1 2
160410 1 ジュエラー 107 60.9 33.3 1 4
150412 1 レッツゴードンキ 95 62.1 33.3 1 10 17

 

ハイレベルな桜花賞でした。

勝ったリバティアイランドは2019年のグランアレグリアと同じ位置から

0.2秒速い上がりを使っています。

アレグリアは先行して、コーナーもそれほど外に振られず出したものなのに対し、

リバティは前の馬もがんばる中、大外ぶんまわしで問答無用の競馬でした。

やっていることがディープインパクトと同じです。

数字以上の評価が必要でしょう。

去年のスターズと比較しても優秀な時計です。

2021年のソダシが2013年以降最も高いGSをマークしており、

この馬もマイルでは相当強い部類に入ると思いますが、

差し馬という意味ではここ10年ではリバティが最強と言い切ってよいと思います。

 

2着コナコースト、3着ペリファーニアも、生まれた年が不運なだけで

実質桜花賞勝ち馬といってさしつかえないパフォーマンスです。

特にコナコーストは、このペースで番手から2着に残したのは

高く評価すべきで、コース形態を考えるとさらに価値があがります。

チューリップはスローで逃げ馬に不覚をとりましたが、

前走は展開、今回は相手と敗因がしっかりしているので

2着続きだからといって「勝ち切れない馬」にはあたらないと思います。

リバティがいなければ、このあとG1をとってもおかしくない馬なので

空き巣できるチャンスがあれば期待でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【反省】2023_3月後半・3歳・芝・オープン&重賞(フラワーカップ、若葉S、ファルコンS、スプリングS、毎日杯)

2023年3月22日 / 20233歳芝, 反省

●フラワーカップ
レースレベル:不明

ペースの速さ:不明

 

馬場が悪すぎるため、レースレベルを正確に比較することはできません。

せめてペースだけ見てみると、

今回のレースの生時計で1200m通過が75.6秒です。

だいたい74秒±0.4くらいで流れるのが常で、

仮に時計が3秒余計にかかるとしても

 

(3/1800)*1200で73.6秒のペースだったことになり、

実際は3秒よりも余計にかかっていることを考えると、

今年はまずまずハイペースだったと考えられます。

よって、勝ち馬と2着馬は、展開に乗じてつっこんできたと考えられます。

とはいえ、コーナーではだいぶ距離損しています。

とはいえ、直線では内側よりはいいところを通れたこともあり、

いくつかの有利不利がいりまじっておりなんともいえません。

VTRをみると、ゴールデンハインドが前目にいて、

直線でもそこそこ外を通っての4着なので、

今回きついレースだったことは間違いないでしょう。

ただ、次走500万下にまわってくれば人気でしょうし、

未勝利を勝ったときも時計のかかる馬場でしたし、道悪が得意なのかもしれません。

 

●ファルコンS
レースレベル:5位(同率1R)/10R(2016年は馬場差計測不能)

ペースの速さ:6位/10R(2016年は馬場差計測不能)

年月日 馬名 GS 3F N
220319 1 プルパレイ 104 45.1 35.9 15
150321 1 タガノアザガル 101 45.3 36.1 18
210320 1 ルークズネスト 108 45.4 35.3 10
230318 14 ウメムスビ 73 45.9 38.2
230318 5 アームズレイン 96 46.0 35.8
140322 1 タガノグランパ 104 46.1 35.0 17 4 4
230318 11 ペースセッティング 88 46.2 36.4
230318 2 カルロヴェローチェ 102 46.3 34.9
230318 1 タマモブラックタイ 102 46.3 34.9
200314 1 シャインガーネット 106 46.4 34.5 6
230318 10 サトノグレイト 88 46.4 36.2
230318 7 バグラダス 93 46.6 35.5
230318 6 テラステラ 94 46.6 35.4
230318 4 ミルトクレイモー 96 46.8 35.0
230318 3 サウザンサニー 97 46.9 34.8
230318 9 スーパーアグリ 89 46.9 35.6
170318 1 コウソクストレート 100 46.9 34.6
230318 8 スプレモフレイバー 92 47.1 35.1
190316 1 ハッピーアワー 102 47.1 34.2 7
180317 1 ミスターメロディ 97 47.2 34.6 4
230318 13 ハチメンロッピ 86 47.3 35.5
230318 12 メリオルヴィータ 87 47.4 35.3
130316 1 インパルスヒーロー 94 47.4 34.7 2

 

このレースとしては平凡で、ペースもやや緩い流れでした。

1-2着馬は、そこそこ前目につけており、展開も味方したといえるでしょう。

3着には追い込み馬がつっこんできていますが、

2着馬とは着差があり、言い訳にはなりません。

特に今後気になる馬がいるレースではありませんでした。

 

●若葉S
レースレベル:11位/11R

ペースの速さ:11位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
170318 1 アダムバローズ 111 85.0 35.9 17 17
220319 1 デシエルト 114 85.1 35.4 16 15
180317 1 アイトーン 112 85.2 35.5 8 16
160319 1 アドマイヤダイオウ 106 85.6 35.7 9
130316 1 レッドルーラー 112 85.7 35.0 18
200321 1 アドマイヤビルゴ 120 85.9 34.0
150321 1 レッドソロモン 103 86.0 35.6 17
140322 1 アドマイヤデウス 108 86.3 34.8 9 7
190316 1 ヴェロックス 103 86.7 35.0 2 3 3
210320 1 アドマイヤハダル 106 87.1 34.2 4 17
230318 2 ラスハンメル 90 88.6 34.3
230318 8 ロゼル 80 88.7 35.2
230318 5 マイネルエンペラー 87 88.8 34.4
230318 1 ショウナンバシット 90 88.8 34.1
230318 4 ハーツコンチェルト 87 88.9 34.3
230318 3 ティムール 88 89.0 34.1
230318 7 ミントマーク 82 89.0 34.7
230318 6 クールミラボー 84 89.1 34.4

 

ドスローで、ほかのレースと比較するのは難しいレースでした。

さらに、1-2着馬は前目につけた馬のワンツーで、

展開が向いたと考えるのが普通だと思います。

内容としては、500万下くらいのレベルと考えてよさそうです。

本番でどうのという馬はいませんでした。

 

●スプリングS

レースレベル:5位/10R(2021年は馬場差計測不能)

ペースの速さ:1位/10R(2021年は馬場差計測不能)

年月日 馬名 GS 3F N
230319 4 グラニット 106 71.4 37.4
230319 9 シルトホルン 101 71.8 37.5
230319 2 ホウオウビスケッツ 108 71.9 36.7
160320 1 マウントロブソン 114 72.3 35.7 6 7 7
230319 7 オールパルフェ 101 72.4 36.9
230319 8 ドンデンガエシ 101 72.5 36.8
140323 1 ロサギガンティア 117 72.6 35.1 4 10
230319 15 ハウゼ 87 72.7 38.0
230319 3 メタルスピード 107 72.8 35.9
230319 1 ベラジオオペラ 110 72.9 35.5
130317 1 ロゴタイプ 111 72.9 35.4 1 5
230319 5 パクスオトマニカ 103 73.0 36.1
220320 1 ビーアストニッシド 111 73.0 35.3 11 10 13
230319 10 アイスグリーン 101 73.1 36.2
170319 1 ウインブライト 106 73.2 35.6 8 15
230319 6 セブンマジシャン 101 73.3 36.0
230319 13 ジョウショーホープ 94 73.4 36.6
190317 1 エメラルファイト 108 73.4 35.2 12
230319 16 アヴェッリーノ 54 73.5 40.5
230319 12 ウィステリアリヴァ 99 73.6 35.9
230319 14 トーセンアウローラ 88 73.7 36.9
230319 10 シーウィザード 101 73.8 35.5
180318 1 ステルヴィオ 111 74.1 34.2 4 8
150322 1 キタサンブラック 96 75.2 34.6 3 14 1
200322 1 ガロアクリーク 91 76.3 34.0 3 6 9

 

レースレベルはそこそこでしたが、とにかくハイペースでした。

勝ち馬ベラジオオペラは時計としては悪くありませんが

展開が向いたと考えるべきでしょう。

2着ホウオウビスケッツは前目に付ける強気な競馬で、

このハイペースの中、2着に残した点は評価すべきです。

本番でも、一応ヒモにいれておいたがほうがよいと思いました。

3着メタルスピードも展開が向いたクチです。

4着グラニットはハイペースを演出しての4着は価値があります。

5着は当ブログ期待のパクスオトマニカですが、

やや出負けから控える競馬で結果が出ませんでした。

前走同じ舞台でもっと優秀な内容で走っており、

今回は持ち味をいかせなかったと考えています。

ただ、今後も出によってはハナにこだわらないようなので

次走以降買うかどうかは微妙です。

 

●毎日杯

レースレベル:8位/11R

ペースの速さ:3位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
210327 1 シャフリヤール 120 70.9 34.6 1
230325 8 セレンディピティ 94 71.5 36.7
220326 1 ピースオブエイト 106 71.6 35.4 18
230325 11 フルメタルボディー 92 71.7 36.7
230325 5 エマヌエーレ 98 71.8 36.0
230325 7 フェイト 96 71.9 36.1
140329 1 マイネルフロスト 110 72.0 34.5 3 7
230325 3 ドットクルー 100 72.0 35.6
230325 1 シーズンリッチ 102 72.0 35.4
230325 10 アドマイヤイル 93 72.1 36.2
130323 1 キズナ 109 72.2 34.4 1
230325 2 ノッキングポイント 101 72.2 35.3
230325 6 オメガリッチマン 97 72.4 35.5
230325 9 マイネルメモリー 94 72.4 35.8
230325 4 ドクタードリトル 98 72.5 35.3
170325 1 アルアイン 105 72.5 34.5 1 5 7
150328 1 ミュゼエイリアン 103 72.6 34.6 7 10 8
200328 1 サトノインプレッサ 95 72.7 35.3 13 4 12
180324 1 ブラストワンピース 105 72.9 34.1 5 4
230325 12 キングズレイン 91 73.0 35.5
230325 13 ダブルジョーク 84 73.0 36.2
190323 1 ランスオブプラーナ 97 73.3 34.5 18
160326 1 スマートオーディン 95 75.1 32.9 6

 

レースレベルとしては低かったのですが、

ペースがまずまず速かったのでその点は注意すべきでしょう。

位置取りとしては、1-3着馬がそれほど楽な位置にいたとは思えません。

ただ、2着ノッキングポイント、3着ドットクルーは

直線でしっかり進路を確保できていたのに対して、

1着シーズンリッチはしばらく前が壁で進路を探していました。

着差はそれぞれ1/2馬身ですが、実際の時計以上の内容といっていいでしょう。

ただ、それを考慮したとしても、クラシックでどうの、

というパフォーマンスには思えませんでした。

 

 

 

 

【反省】2023_3月前半・3歳・芝・オープン&重賞(チューリップS、弥生賞、アネモネS、フィリーズレビュー)

2023年3月12日 / 20233歳芝, 反省

●チューリップ賞
レースレベル:11位/11R(2015年は馬場差計測不能)

ペースの速さ:11位/11R(2015年は馬場差計測不能)

年月日 馬名 GS 3F N
210306 1 メイケイエール 102 59.6 35.1 18
170304 1 ソウルスターリング 113 59.7 34.0 3 1
130302 1 クロフネサプライズ 108 59.7 34.4 4 12
220305 1 ナミュール 107 59.9 34.3 10 3 2
200307 1 マルターズディオサ 107 60.0 34.2 8 10 7
210306 1 エリザベスタワー 102 60.1 34.6 13
160305 1 シンハライト 115 60.2 33.2 2 1
140308 1 ハープスター 110 60.4 33.6 1 2
230304 1 モズメイメイ 100 60.5 34.4
190302 1 ダノンファンタジー 101 60.5 34.3 4 5 8
230304 5 ルカン 99 60.6 34.4
180303 1 ラッキーライラック 107 60.6 33.6 2 3 9
230304 4 ルミノメテオール 99 60.7 34.3
230304 3 ペリファーニア 100 60.7 34.2
230304 8 アリスヴェリテ 97 60.8 34.4
230304 2 コナコースト 100 60.9 34.0
230304 6 ダルエスサラーム 97 60.9 34.3
230304 12 アンリーロード 92 61.1 34.6
230304 17 ワレハウミノコ 78 61.1 36.0
230304 14 エクローサ 90 61.2 34.7
230304 7 キタウイング 97 61.4 33.8
230304 11 カフジキアッキエレ 94 61.4 34.1
230304 15 ドゥーラ 90 61.4 34.5
230304 10 サーマルソアリング 96 61.5 33.8
230304 9 マラキナイア 97 61.6 33.6
230304 16 レミージュ 88 61.7 34.4
230304 13 バースクライ 91 61.8 34.0

 

2013年以降もっともペースが緩く、レースレベルも最悪でした。

勝ったモズメイメイはあきらかに展開利からの前残りで

このペースでしまいは落ち込んでいますし、

まさか桜花賞で人気するようならペースを見極めたうえで

切りまであるなと思いました。

 

その他、上位は隊列通りというかんじで、

唯一差してきたのが2着のコナコーストです。

ただ、この馬にしても悪くはないのですが

桜花賞でどうのというパフォーマンスだとは思えません。

 

数字は正直で、過去GS100ちょいちょいくらいのチューリップ賞勝ち馬は

例外なく本番で馬券にすらなっていません。

 

●弥生賞
レースレベル:9位(同率1R)位/11R

ペースの速さ:8位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
150308 1 サトノクラウン 112 85.3 35.4 6 3
200308 1 サトノフラッグ 110 85.4 35.5 5 11 3
140309 1 トゥザワールド 109 85.4 35.6 2 5 16
190303 1 メイショウテンゲン 102 85.5 36.2 15 10 12
220306 1 アスクビクターモア 107 85.8 35.4 5 3 1
130303 1 カミノタサハラ 109 86.0 35.0 4
230305 10 ゴッドファーザー 87 86.5 36.7
230305 7 セッション 94 86.7 35.8
230305 2 トップナイフ 97 86.8 35.4
230305 1 タスティエーラ 99 86.8 35.2
160306 1 マカヒキ 112 86.9 33.8 2 1
180304 1 ダノンプレミアム 106 87.1 34.2 6
230305 3 ワンダイレクト 97 87.1 35.1
230305 6 レヴォルタード 95 87.1 35.3
230305 9 ヨリマル 93 87.1 35.5
230305 8 グリューネグリーン 94 87.3 35.2
210307 1 タイトルホルダー 99 87.5 34.5 2 6 1
230305 4 アームブランシュ 97 87.5 34.7
230305 5 フォトンブルー 95 87.5 34.9
170305 1 カデナ 83 88.9 34.7 9 11

 

スローで前が残っただけのひどいレースでした。

1400m通過がこのゾーンの過去の勝馬だと、

2016年のマカヒキや、2018年のダノンプレミアムとの比較になりますが
正直いってこの2頭と比較する以前のレベルで低いパフォーマンスです。

チューリップ賞と同じで、皐月賞で人気するなら切りまでありえます。

ただ、桜花賞、皐月賞ともに、本番でもスローになる可能性は

十分ありえるという点に注意です。

当ブログ本命のアームブランシュは、このスローの流れの中、

直線で詰め寄ってきました。自分が買っていたからいうわけではなく

この馬がこのレースの真の勝ち馬といえます。

皐月賞は早々にあきらめ、次走山吹賞から青葉賞に向かうようですが

次走はもう人気必至で手が出ません。

もし、青葉賞に出走してきたら引き続き狙いたいと思います。

 

●アネモネS
レースレベル:4位(同率1R)位/11R

ペースの速さ:5位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
210314 1 アナザーリリック 105 58.2 36.1 7 7
200315 1 インターミッション 102 58.6 36.0 14 18
230312 4 スピードオブライト 96 59.4 35.8
230312 1 トーセンローリエ 99 59.5 35.4
190310 1 ルガールカルム 100 59.7 35.2 18
230312 12 スムースベルベット 87 59.7 36.4
230312 15 シルヴァーゴースト 78 59.7 37.3
140315 1 ペイシャフェリス 96 59.7 35.5 11 17 15
170311 1 ライジングリーズン 99 59.7 35.2 8
130309 1 クラウンロゼ 95 59.8 35.5 16 18
230312 5 エッセレンチ 96 59.8 35.4
230312 7 ディナトセレーネ 95 59.8 35.5
230312 11 オルノア 89 60.0 35.9
230312 14 レッドヒルシューズ 81 60.0 36.7
230312 16 オックスリップ 75 60.0 37.3
230312 10 ミスヨコハマ 92 60.1 35.5
230312 6 シルバージュエリー 96 60.2 35.0
230312 9 ジュエルピーチ 92 60.2 35.4
180311 1 ハーレムライン 94 60.2 35.2 14 15
220313 1 クロスマジェスティ 98 60.3 34.7 13
230312 3 クイーンオブソウル 97 60.3 34.8
230312 8 ラビュリントス 94 60.5 34.9
160312 1 チェッキーノ 89 60.6 35.4 2
230312 2 コンクシェル 98 60.6 34.4
230312 13 フジラプンツェル 84 60.7 35.7
150314 1 テンダリーヴォイス 79 61.9 35.0 12 18

 

そもそもこのレースの勝馬が、本番では馬券になっておらず

レベル的にも真ん中くらいなので、きびしそうな印象はあります。

ペースも緩く、時計の出る馬場で前が止まらなかった展開で

勝ち馬の時計に価値はなさそうです。

ただ、2着のコンクシェルについては注意が必要で、

このゾーンとしてはそこそこ上がりが出ている点に注意です。

2016年のチェッキーノと同じ位置から1秒も上がりが速く、

今回は展開が向かなかったものの、前が流れて末脚をいかせる展開なら

本番でも馬券圏内があっておかしくありません。

ヒモで一考すべきでしょう。

 

●フィリーズレビュー
レースレベル:4位/12R

ペースの速さ:2位(同率1位)/12R

年月日 馬名 GS 3F N
230312 17 エコロアイ 76 45.4 38.7
230312 12 リバーラ 95 45.5 36.7
230312 15 ジョリダム 88 45.6 37.3
230312 16 トラベログ 88 45.6 37.3
230312 8 ポリーフォリア 96 45.7 36.4
230312 1 シングザットソング 101 45.8 35.8
200315 1 エーポス 106 46.0 35.1 9
230312 5 イティネラートル 97 46.1 35.9
220313 1 サブライムアンセム 110 46.2 34.5 9
210314 1 シゲルピンクルビー 100 46.2 35.5 16
230312 4 ルーフ 99 46.2 35.6
230312 2 ムーンプローブ 100 46.4 35.3
230312 9 トウシンカーリン 95 46.4 35.8
230312 6 ブトンドール 97 46.5 35.5
180311 1 リバティハイツ 95 46.6 35.6 6
230312 13 マルモリディライト 93 46.6 35.8
230312 14 イコノスタシス 91 46.7 35.9
230312 3 ジューンオレンジ 100 46.8 34.9
230312 7 サラサハウプリティ 96 46.8 35.3
170312 1 カラクレナイ 103 46.8 34.6 4 17
140316 1 ベルカント 96 46.9 35.2 10
230312 10 ランフリーバンクス 95 46.9 35.3
130310 1 メイショウマンボ 100 47.1 34.6 10 1 1
230312 11 プウスカンドゥール 95 47.1 35.1
150315 1 クイーンズリング 97 47.3 34.7 4 9 2
190310 1 プールヴィル 96 47.4 34.7 6 12
190310 1 ノーワン 96 47.6 34.5 11 18
230312 18 ニシノトキメキ 75 47.6 36.6
160313 1 ソルヴェイグ 92 47.7 34.8 17

 

レースレベルはそこそこですが、ハイペースで

前目の馬には厳しいレースでした。

2着~4着は差し・追い込み馬がしめており、

この4頭に関しては展開に乗じてつっこんできた印象があります。

一方、勝ったシングザットソングにとっては厳しい展開で、

残り3F地点で逃げ馬から0.4秒しか離れておらず、

時計以上の価値がありそうです。

ただ、それなりに上がりもかかっており、

勝った馬が強かったというよりも、

差し・追い込みがだらしなかったといったほうがよいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

【反省】2023_2月・3歳・芝・オープン&重賞(エルフィンS、きさらぎ賞、クイーンC、共同通信杯、すみれS、マーガレットS)

2023年2月7日 / 20233歳芝, 反省

●エルフィンS
レースレベル:2位/3R

ペースの速さ:2位/3R

年月日 馬名 GS 3F N
220205 1 アルーリングウェイ 103 59.5 35.0 8 9
230204 1 ユリーシャ 95 60.4 34.8
230204 8 マルクパージュ 85 61.1 35.1
230204 7 ダークブロンド 86 61.3 34.8
230204 6 レッドヒルシューズ 89 61.4 34.4
230204 2 コナコースト 91 61.6 34.0
230204 4 クイーンオブソウル 90 61.6 34.1
230204 5 アルーリングビュー 90 61.6 34.1
230204 9 ヒメナデシコ 84 61.9 34.4
230204 10 ランフリーバンクス 82 61.9 34.6
230204 11 エイムインライフ 78 61.9 35.0
230204 3 シングザットソング 90 62.1 33.6
210206 1 サルファーコスモス 84 62.4 33.9 12

 

中京開催でほかに2Rしか比較対象がありませんが、

それなりに時計の出る馬場でこのペースなら

前目の馬は残して当然といえるでしょう。

1着ユリーシャは、 展開が向いた上に、

もしクラシックを目指すなら時計は平凡で、

2022年のアルーリングウェイより1秒近く楽をして

上がりはそれほど出ていません。

そのアルーリングの桜花賞、NHKの成績を考えると

今後クラシックでどうのというパフォーマンスではないでしょう。

2着コナコーストは、残り3F地点で逃げ馬から1.2秒離れていましたが

隊列としては前目に位置しており、こちらも展開が向いたといえます。

おもしろいのが3着シングザットソングで、

後方からの脚質でありながら、デビュー以来緩いペースで結果が出ていません。

まだ500万下を走れるので、次走以降自己条件なら見直せます。

 

●きさらぎ賞
レースレベル:2位/3R

ペースの速さ:3位/3R

年月日 馬名 GS 3F N
220206 1 マテンロウレオ 107 85.6 35.1 12 13
210207 1 ラーゴム 101 85.9 35.5 13 12
230205 5 レミージュ 93 86.3 35.8
230205 1 フリームファクシ 104 86.4 34.6
230205 6 シェイクユアハート 93 86.6 35.5
230205 4 ロゼル 96 86.7 35.1
230205 3 クールミラボー 98 86.8 34.8
230205 2 オープンファイア 103 86.9 34.2
230205 7 トーセントラム 79 87.3 36.2

 

レースレベルとしては格好がつく感じでしたが、

ひとまずスローだった点に注意です。

前目の馬にとっては楽なレースで、

勝ったフリームファクシのしまいの余裕のなさを見ると

トライアルならまだしも、クラシックでは厳しいかなという印象です。

2着オープンファイアは、デビュー以来スローばかり走っており、

後方の馬にもチャンスがある展開になれば、

トライアルなら…という感じでしょうか。

 

●クイーンカップ
レースレベル:5位/11R

ペースの速さ:4位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
180212 1 テトラドラクマ 109 58.0 36.0 14
160213 1 メジャーエンブレム 116 58.3 35.0 4 1
230211 13 ニシノカシミヤ 85 58.8 37.7
230211 14 オンザブロッサム 82 58.9 37.9
230211 10 ウヴァロヴァイト 95 59.1 36.4
230211 2 ドゥアイズ 106 59.2 35.2
230211 15 ミシシッピテソーロ 81 59.3 37.6
230211 1 ハーパー 106 59.4 35.0
230211 9 リックスター 97 59.4 35.9
230211 16 ゴールドレコーダー 80 59.4 37.6
150214 1 キャットコイン 107 59.5 34.7 7 12 16
230211 6 ウンブライル 103 59.6 35.1
230211 4 イングランドアイズ 105 59.7 34.8
230211 5 グランベルナデット 103 59.8 34.9
210213 1 アカイトリノムスメ 102 59.8 34.9 4 2 1
230211 3 モリアーナ 106 59.9 34.5
230211 7 アスパルディーコ 100 60.0 35.0
170211 1 アドマイヤミヤビ 111 60.0 33.8 12 3
230211 8 ミカッテヨンデイイ 99 60.2 34.9
230211 12 ブラウンウェーブ 93 60.3 35.4
200215 1 ミヤマザクラ 99 60.3 34.7 5 7 14
230211 11 メイドイットマム 95 60.8 34.7
140218 1 フォーエバーモア 91 61.2 34.6 8 11
220212 1 プレサージュリフト 98 61.2 33.9 11 5 9
130209 1 ウキヨノカゼ 97 61.3 33.9
190211 1 クロノジェネシス 100 61.5 33.4 3 3 1

 

レースレベルとしては可もなく不可もなくといったところでした。

ただ、ペースは 2013年以降4番目に速く、

3歳のこの時期ということを考えるとハイペースといっていいでしょう。

実際、3着から8着までの馬は後方待機で、

逃げ馬、番手馬はそもそも不人気馬ではあったものの惨敗しています。

そんな中、勝ち馬と2着馬はそれなりにポジションをとっており、

特にドゥアイズは実質勝ち馬といっていいほど厳しいレースだったと思います。

これで重賞3走連続馬券圏内なのですが、もうワンパンチ足りません。

キレない馬で、ハイペースにひるまず前目につけたほうが

高いパフォーマンスを発揮しそうです。

デビュー以来手綱をとる吉田隼人騎手もそのあたりはご承知なようで

今後も前が速くなりそうなら、要注意でしょう。

 

当ブログ本命のグレンベルナデットは、ゲートに失敗し、

持ち味を生かせなかったように感じました。

ゲートさえ出れば、少なくとも500万下は楽勝できるはずで、

次走自己条件なら頭固定で狙えます。

 

●共同通信杯
レースレベル:7位/11R

ペースの速さ:7位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
130210 1 メイケイペガスター 117 72.7 34.0 9 11
160214 1 ディーマジェスティ 106 72.8 35.0 1 3 4
150215 1 リアルスティール 110 73.3 34.1 2 4 2
170212 1 スワーヴリチャード 103 73.7 34.4 6 2
230212 2 タッチウッド 97 73.9 34.8
230212 1 ファントムシーフ 99 74.0 34.5
180211 1 オウケンムーン 106 74.2 33.6 12 15 18
230212 6 シーズンリッチ 94 74.3 34.7
190210 1 ダノンキングリー 109 74.4 33.1 3 2
230212 11 キョウエイブリッサ 83 74.4 35.7
230212 4 タスティエーラ 97 74.5 34.2
230212 3 ダノンザタイガー 97 74.6 34.1
230212 12 シュタールヴィント 80 74.7 35.7
220213 1 ダノンベルーガ 97 74.7 34.0 4 4
230212 7 コレペティトール 93 74.9 34.2
230212 9 レイベリング 88 74.9 34.7
230212 5 ウインオーディン 94 74.9 34.1
230212 8 シルバースペード 91 75.1 34.2
230212 10 ロードプレイヤー 87 75.1 34.6
210214 1 エフフォーリア 93 75.2 33.9 1 2
200216 1 ダーリントンホール 92 75.2 34.0 6 13
140224 1 イスラボニータ 94 75.5 33.5 1 2

 

雪の影響もたいしてなく、時計の出る馬場でスローヨーイドンでした。

勝ち馬ファントムシーフのしまいが11.3-11.3-11.5で、

ハイペースでこんな上がりでまとめたらそれこそ化け物ですし、

前残りと見るのが自然でしょう。

前1200mが同じゾーンだったのが2017年スワーヴリチャード、2018年オウケンムーン、

2019年ダノンキングリーなどですが、それらと比較しても上がりが出ておらず

現状、クラシックでは用無しと見ます。

エフフォーリアやイスラボニータよりGSが高いじゃないか、

という意見もあるかと思いますが、この2頭はどちらもドスローでした。

いくらドスローになっても上がり3Fが32秒台というのは難しく

このあたりスローの評価を拾いきれないのがGS指数の限界でもありますが、

同列に論じるのは厳しいかと思います。

 

余談。当ブログの本命馬レイベリングは、道中後ろで溜める競馬になりました。

鞍上デムーロ騎手がレース後に、今後を見据えて控える競馬を…

というようなことをコメントしており、

こちらとしてはこのレースについて勝つと思って馬券を買っており

次のレースなんて馬券を買う側からしたらどうでもいい話です。

公開調教ということでしょうか?競馬法に抵触しないのでしょうか?

ドスローを後方からで、道中動くこともなくみすみす前の馬に先着を許しました。

たとえばスタートの悪かったタッチウッドは、

思い切って序盤からポジションを挽回して2着しています。

(それでも2着できるほど、前につければゆるい展開だったといえます)

レイベリングは、FSでもハイペースを前目に付けて3着しており、

GSの高さを考えても先行が合う馬だと思います。

少なくともGS80台後半みたいな無様なレースをする馬ではないと思います。

今後、鞍上がかわって、思い切りよく出していくレースができれば

G3くらいなら余裕で勝てる馬だと思いますが、

鞍上は「今後につながるような控える競馬だった」などといっており、

溜める競馬を続けるようなら未来は暗そうです。

いずれにせよ、個人的には見ていて気分の悪いレースでした。

 

●すみれS
レースレベル:8位/10R(2015年は馬場差計測不能)

ペースの速さ:10位/10R(2015年は馬場差計測不能)

年月日 馬名 GS 3F N
170226 1 クリンチャー 104 98.3 35.8 4 13 2
160228 1 ジョルジュサンク 105 98.6 35.4 16 15
200301 1 レクセランス 107 98.7 35.1 11 15 16
180225 1 キタノコマンドール 117 98.7 34.1 5 12
210228 1 ディープモンスター 101 99.3 35.1 7 16 5
220226 1 ポッドボレット 101 99.5 34.8 16
190224 1 サトノルークス 98 100.0 34.7 14 17 2
130224 1 ナリタパイレーツ 86 101.3 34.6 11 12
230225 4 サトノクローク 83 101.8 34.3
230225 5 セオ 82 102.0 34.2
230225 2 ショウナンバシット 87 102.1 33.6
230225 3 アヴニールドブリエ 84 102.2 33.8
230225 6 エゾダイモン 79 102.2 34.3
230225 1 シャザーン 88 102.5 33.1
140302 1 スズカデヴィアス 75 103.1 33.9 14 9

 

超ドスローでした。ここまで遅いと比較対象となるレースがなく、

この上がりが妥当なのかどうなのか評価できません。

そこで、古馬条件戦と比較してみました。

 

年月日 年限 クラス 馬名 GS 3F
200419 4上 1勝 1 ジンゴイスト 78 101.1 35.5
140921 3上 500万 1 エイシンハドソン 81 101.1 35.2
220626 3上 1勝 1 ゲーテローズ 86 101.2 34.6
201115 3上 2勝 1 ピッツィカート 87 101.3 34.4
131207 3上 1000万 1 ダイシンブラック 78 101.5 35.1
230225 3歳 OP(L) 4 サトノクローク 83 101.8 34.3
230225 3歳 OP(L) 5 セオ 82 102.0 34.2
230225 3歳 OP(L) 2 ショウナンバシット 87 102.1 33.6
230225 3歳 OP(L) 3 アヴニールドブリエ 84 102.2 33.8
230225 3歳 OP(L) 6 エゾダイモン 79 102.2 34.3
131223 3上 500万 1 サンライズタイセイ 75 102.5 34.4
230225 3歳 OP(L) 1 シャザーン 88 102.5 33.1
220424 4上 2勝 1 スタッドリー 77 102.5 34.2
221009 3上 2勝 1 セントウル 77 102.6 34.1
171210 3上 1000万 1 エアウィンザー 66 103.9 33.9

 

勝ったシャザーンのこの位置からの上がり33.1は

少なくとも1000万下あたりでは完封している内容でした。

この時期の3歳で1000万下並の時計が出ていれば

まずまず及第点とはいえます。

加えて展開が向かなかったことを考えれば、

シャザーンは一応、次走注意が必要かもしれません。

2着ショウナンバシットも、未勝利でGS94を出しており、

内容としては1000万下と同等くらい。

次走、重賞となるともうワンパンチ必要で、

クラシック戦線という意味ではこのあたりが頭打ちな印象を受けます。

3着以下はさすがに今後どうのという内容ではないでしょう。

 

●マーガレットS
レースレベル:1位/6R

ペースの速さ:3位/6R

年月日 馬名 GS 3F N
230226 7 エコロアイ 91 33.9 36.3
230226 3 オメガシンフォニー 97 34.0 35.6
220227 1 ジャングロ 104 34.0 34.8 7
230226 4 ミルトクレイモー 96 34.1 35.6
230226 1 ビッグシーザー 105 34.2 34.6
230226 10 バレリーナ 76 34.2 37.5
230226 8 ウメムスビ 90 34.3 36.0
230226 5 アームズレイン 93 34.4 35.6
230226 6 トールキン 92 34.5 35.6
230226 2 ブーケファロス 101 34.7 34.5
230226 9 コーパスクリスティ 84 34.7 36.2
200229 1 エレナアヴァンティ 93 34.8 35.3
180224 1 アンフィトリテ 96 35.0 34.7
190223 1 ディアンドル 96 35.2 34.5
210227 1 アスコルターレ 97 35.4 34.3

 

去年に続いてハイレベルなレースでした。

勝ったビッグシーザーは、1200mでとれるレースは全部ブンどる

という感じがして、現3歳では暫定スプリント王と考えてよさそうです。

葵Sでも人気しそうですが、いたしかたありません。

 

まずまずのペースで先行馬にとっては厳しいレースでした。

2着ブーケファロスに展開利があったことは否めません。

ただ、例年比較なら、勝っていてもおかしくないだけの内容で、

次走レベルの低いメンバーなら軽視は禁物でしょう。

ただ、こちらはすでに1400m~1600mを走っており、勝ち切れていません。

まるっきり適性がないわけではないと思いますが、

GS指数的にも1200mで高いパフォーマンスを発揮しており、

1200mではないなら疑ってかかるのも手です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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