【展望】20230423_フローラステークス

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 2角 3角 4角 GS
220424 -1.2 1 2 エリカヴィータ 3 -0.6 0.8 4 4 4 101
2 3 パーソナルハイ 13 0.0 1 1 1 100
3 14 シンシアウィッシュ 11 0.4 2 2 2 100
210425 -2.7 1 15 クールキャット 3 0.5 0.4 4 4 4 96
2 12 スライリー 8 0.2 3 2 2 94
3 3 ユーバーレーベン 1 0.8 9 8 10 94
200426 -1.8 1 3 ウインマリリン 2 -2.8 0.4 4 4 5 112
2 7 ホウオウピースフル 2 0.4 5 4 5 112
3 16 フアナ 1 0.6 10 9 8 111
190421 -2.0 1 4 ウィクトーリア 1 -0.3 1.0 12 12 11 102
2 2 シャドウディーヴァ 2 0.7 7 8 7 102
3 9 ジョディー 12 0.0 1 1 1 101
180422 -1.6 1 4 サトノワルキューレ 1 -0.9 1.1 16 15 14 106
2 15 パイオニアバイオ 7 0.1 6 3 3 106
3 16 ノームコア 9 0.0 2 2 2 105
170423 -0.9 1 1 モズカッチャン 1 0.2 0.8 7 7 8 95
2 7 ヤマカツグレース 9 0.3 2 2 2 95
3 14 フローレスマジック 6 0.4 3 3 3 95
160424 -1.1 1 18 チェッキーノ 1 -2.7 1.5 8 8 8 109
2 11 パールコード 5 1.3 5 7 7 104
3 6 アウェイク 5 1.4 8 8 8 103
150426 -0.8 1 5 シングウィズジョイ 13 0.9 0.1 2 2 2 91
2 6 ディアマイダーリン 12 0.3 3 3 3 91
3 1 マキシマムドパリ 6 0.6 5 6 7 90
140427 -1.0 1 2 サングレアル 1 -1.8 1.2 13 13 13 107
2 5 ブランネージュ 6 0.2 3 3 3 107
3 17 マイネオーラム 4 0.9 9 11 10 105
130421 0.8 1 12 デニムアンドルビー 2 2.1 0.4 18 16 5 86
2 10 エバーブロッサム 5 0.4 11 8 5 85
3 6 ブリュネット 2 0.6 10 8 10 84

 

全体的に前目の馬の活躍がやや目立ちます。

2014年、2016年はハイペースで差し・追い込みが届いており、

2020年もハイペースだったのですが、

前目で残した馬たちはかなりハイレベルな内容でした。

とはいえ、2018年、2019年のように、

そこまで前が速くなくても後ろの馬が届いたりしています。

 

ただ、スローだった年は、馬券圏内の馬たちは

ほぼほぼ前目の馬で構成されており、

それなりにペースが速ければ後ろ、遅ければ前、

という考えが通用します。

ただ、スローでも馬券圏内まで差しが届いているケースもあるので

脚質だけで取捨選択するのは危険でしょう。

 

レベル的には年によってばらばらで、

古馬1000万下と同等か、若干それより高いかなという程度です。

ただ、古馬OP並の時計が出ることもあります。

 

今年のペースは

まずは今年の登録馬の脚質をまとめてみましょう。

 

▼逃げ・番手
キミノナハマリア

 

▼先行
ゴールデンハインド

 

▼中団以降
アウフヘーベン
イトカワサクラ
イングランドアイズ
クイーンオブソウル
コイニョウボウ
ソーダズリング
ティファニードンナ
ドゥムーラン
バロッサヴァレー
ピクシレーション
ブライトジュエリー
マンマリアーレ
レシプロシティ

 

これだけ偏っているので何頭かはポジションを取りに行くと思いますが

キミノナハマリア、ゴールデンハインドともに

ハイペースでいくタイプではないし、なんなら逃げるとは限りません。

おそらくスローでキメウチしてしまっていいのではないかと思います。

 

まずキミノナハマリアですが、500万下を3走し、

すべてまずまずこのクラスにしては速いペースを

前についていくレースでした。

メンバーがそろっており、時計もそこそこで、

スローでギアチェンができるタイプの先行馬です。

今回、展開利があることを考えると非常におもしろいと思います。

 

一方のゴールデンハインドは、実績は一見そこそこですが

デビュー以来スローばかりでした。

ただ、前走フラワーカップが馬場差計測不能だったのですが

どうやらハイペース気味だったようで、

厳しいレースだったことは間違いなさそうです。

ただ、前々走以前のスローでの内容があまりよくなく、

どちらかというとハイペースの消耗戦に強く、

スローになるとむしろ展開が向かないタイプかもしれません。

 

中団以降で気になる馬は

中団以降の馬を見てみましょう。

まずは1人気になりそうなソーダズリングです。

前走の内容を、同じ3歳で同じような位置にいた馬と比較してみます。

 

年月日 馬名 GS 3F
200329 1 ルヴァン 90 73.0 35.5
230325 1 キミノナハマリア 98 73.0 34.8
200418 1 ラルナブリラーレ 94 73.1 35.0
210403 1 アメイジングタイム 93 73.2 35.1
200308 1 スペードエース 93 73.3 35.0
230401 1 イトカワサクラ 92 73.3 35.1
200301 1 アルマフォルト 85 73.4 35.6
220212 1 マイシンフォニー 95 73.4 34.7
220220 1 スーサンアッシャー 91 73.4 35.1
230219 1 パールロード 88 73.5 35.3
220402 1 ラリベラ 93 73.6 34.7
230319 1 ソーダズリング 97 73.6 34.3
210424 1 ギャラントウォリア 97 73.8 34.1
200328 1 ボンオムトゥック 94 73.9 34.3
210220 1 ヴィゴーレ 97 73.9 33.9
220430 1 ミッキーワンダー 88 74.0 34.8
210320 1 アンフィニドール 95 74.0 34.0

 

過去の馬でいうと、ギャラントウォリア、ヴィゴーレが

500万下を勝ったときと差のない内容だったといえます。

しかもこの2頭と比べると直線の手応えは楽で、

実際はもっと高いパフォーマンスだったと推測できます。

時計はもっと詰まりそうで、ポジションについても

今回はスロー団子まであるので、脚をあますことはなさそうです。

人気でも切れません。

 

人気どころの一角をになうのがドゥムーランで、

新馬はドスロー高速馬場で前残りするところを

大外から突き抜けました。

時計は出ていませんが、府中替わりが悪い方に出るとは思えず、

あっさりもありえると思います。

 

ブライトジュエリーは、見た目は派手な勝ち方でしたが

そこそこ前が流れる展開で、後ろの馬には向く展開でした。

直線で一瞬カニ歩きの場面もありましたが、

コーナーをタイトにまわっており、そのあたりは相殺でしょう。

メンバーレベルが低そうで、

しまいに余裕があったことを加味してヒモまででしょうか。

 

GSトップはイングランドアイズ。

クイーンカップはそこそこ前が流れる展開で、

後ろの馬には楽な展開でした。この馬には展開利があったといえます。

デビュー戦も、もう少し上がりが出てもよい内容で、

追って追っての時計だとすると微妙です。ヒモまででしょうか。

 

GS2位のアウフヘーベンはどうでしょうか。

前走あすなろ賞の時計が悪くないですが、

過去のあすなろ賞勝ち馬と比較してみましょう。

 

200215 1 ファルコニア 103 84.2 35.9
170213 1 モーヴサファイア 102 84.4 35.8
230212 1 アイスグリーン 101 84.9 35.5
160213 1 マウントロブソン 100 84.9 35.5
130216 1 シンネン 97 85.1 35.6
140222 1 アドマイヤデウス 102 85.3 34.9
230212 3 アウフヘーベン 100 85.6 34.9
150214 1 ジュヒョウ 92 85.6 35.6
180210 1 エポカドーロ 93 85.8 35.3
220213 1 シーグラス 80 86.2 36.2
210214 1 ワールドリバイバル 94 86.4 34.7
190209 1 ハバナウインド 85 87.1 34.8

 

このレースでGS100オーバーだった馬たちのその後を見てみると

 

ファルコニア:スプリングS3着、京都新聞杯3着

モーヴサファイア:オークス12着

アイスグリーン:スプリングS10着

マウントロブソン:スプリングS1着

アドマイヤデウス: 若葉S1着

 

と、まずまずの内容という感じで、

特に際立つ実績とは思えませんでした。

ようは、このレースでGS100はそこそこ出易いともいえます。

前走はマクリ合戦になり、キレるというより、長くいい脚のタイプで

府中自体は合うと思いますが、しかけどころをきちんと見極められるか

今年まだ2勝の鞍上・太宰騎手の手腕をどこまで信用するかという点も

取捨選択のポイントになってくるかと思います。

 

まとめると、真ん中より内側の枠を引けたなら

キミノナハマリアを軸かなという印象です。

人気どころも評価すべき馬ばかりなので馬券的には悩ましいのですが

オッズ次第で頭固定か3着前提か決めたいと思います。

 

 

 

 

 

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