【反省】2023_11月・2歳・芝・オープン&重賞(京王杯2歳S、ファンタジーS、デイリー杯2歳S、福島2歳S、東スポ杯2歳S、京都2歳S)

●京王杯2歳S
レースレベル:1位/11R

ペースの速さ:1位/11R

年月日 馬名 GS 3F JF FS
231104 6 ジャスパーノワール 91 46.6 36.4
231104 3 オーキッドロマンス 99 47.4 34.8
221105 1 オオバンブルマイ 97 47.6 34.8 7
201107 1 モントライゼ 96 47.7 34.8 10
231104 8 タイガードラゴン 90 47.8 35.3
141108 1 セカンドテーブル 99 47.8 34.4 14
211106 1 キングエルメス 97 47.8 34.6
231104 4 バンドシェル 94 48.0 34.7
231104 5 ミルテンベルク 93 48.1 34.7
191102 1 タイセイビジョン 98 48.2 34.1 2
231104 1 コラソンビート 100 48.3 33.8
231104 11 ゼルトザーム 79 48.3 35.9
161105 1 モンドキャンノ 98 48.4 33.9 2
231104 10 アスクワンタイム 85 48.6 35.0
231104 2 ロジリオン 99 48.6 33.6
231104 7 アグラード 91 48.8 34.2
231104 9 アンバーニードル 90 48.9 34.2
171104 1 タワーオブロンドン 96 49.0 33.5 3
131109 1 カラダレジェンド 84 49.4 34.3
231104 12 タヤスロンドン 36 49.6 38.9
151107 1 ボールライトニング 88 49.6 33.7 11
181103 1 ファンタジスト 61 52.2 33.8 4

 

2013年以降最もハイペースで最もハイレベルでした。

勝ったコラソンビートの位置取りは、

ちょうど歴代の勝ち馬たちで、朝日杯FSで馬券になった馬が多く

比較のしがいがあります

朝日杯FSで2着した2019年のタイセイビジョン、

2016年のモンドキャンノと比較しても、

ほぼ同じ位置取りから早い上がりをつかっています。

朝日杯3着の2017年のタワーオブロンドンと比較しても、

突き放している計算で、もし朝日杯FSにまわってくるなら

勝ち負けしておかしくありません。

 

2着ロジリオンも有望です。

この馬も、例年なら勝っていておかしくない内容で、

今年は相手が悪かったといえます。

 

3着オーキッドロマンスは展開が向きませんでした。

ハイペースを番手からで、

しまいのレースラップが11.6-11.8-11.5ですから

さすがにこれは残せません。

カンナSの内容がよく、今回は距離延長を嫌われて

人気を落としたのかもしれませんが、能力がバレました。

もう買い時はすぎたかんじがします。

 

●ファンタジーS
レースレベル:2位/8R

ペースの速さ:1位(同率1R)/8R

年月日 馬名 GS 3F JF FS
231104 8 ピューロマジック 96 45.9 36.4
191102 1 レシステンシア 105 46.2 35.2 1
231104 11 シュークリーム 93 46.2 36.4
131109 1 ベルカント 97 46.4 35.8 10
231104 15 レディーエンジェル 86 46.7 36.6
231104 1 カルチャーデイ 102 46.9 34.8
231104 9 セイウンデセオ 95 47.1 35.3
231104 6 キャプテンネキ 97 47.1 35.1
231104 2 ドナベティ 101 47.3 34.5
231104 3 シカゴスティング 101 47.3 34.5
231104 4 セントメモリーズ 101 47.3 34.5
231104 16 キャンシーエンゼル 86 47.3 36.0
231104 5 ヒヒーン 99 47.5 34.5
231104 14 テラメリタ 88 47.6 35.5
231104 7 クイックバイオ 97 47.6 34.6
231104 18 クリノハレルヤ 81 47.7 36.1
231104 12 バロン 93 47.9 34.7
231104 13 ロータスワンド 91 48.0 34.8
231104 17 イツモニコニコ 83 48.1 35.5
231104 10 ワイドラトゥール 95 48.2 34.2
141108 1 クールホタルビ 91 48.4 34.4 14
181103 1 ダノンファンタジー 93 48.5 34.1 1
151107 1 キャンディバローズ 93 48.6 34.0 9
161105 1 ミスエルテ 93 48.7 33.9 4
171103 1 ベルーガ 86 49.2 34.1

 

去年と同率で、2013年以降もっともハイペースになりました。

レースレベルも、去年についでハイレベルです。

勝ったカルチャーデイは、前走たいして前が速いわけでもないし、

上がりが速いわけでもなく、単に数字だけ見て消していましたが

VTRをしっかり見ると、直線で前ががっつり壁になって

ほとんど追えない状態から、進路を確保したとたん伸びてきました。

結果的にスムーズなら2歳のこの時期に

1000万下以上のパフォーマンスを見せたわけですし、

最低限、ヒモには入れるべきだったかもしれません。

少なくとも買えなかった穴馬ではなかったように思えます。反省。

 

2着以下は展開が向いたことも事実ですが、

5着ヒヒーンあたりまでは、例年でも勝ち負けできる時計なので

次走以降も展開が向くなら要注意でしょう。

 

●デイリー杯2歳S
レースレベル:1位/8R

ペースの速さ:2位/8R

年月日 馬名 GS 3F JF FS
131005 1 ホウライアキコ 98 59.2 35.8 7
231111 5 メイショウサチダケ 96 59.6 35.6
231111 11 テイエムチュララン 81 59.6 37.1
231111 7 ジューンブレア 94 59.8 35.6
231111 1 ジャンタルマンタル 101 59.9 34.8
231111 2 エンヤラヴフェイス 98 60.0 35.0
231111 9 ダノンキラウェア 92 60.0 35.6
231111 4 ナムラエイハブ 96 60.2 35.0
231111 8 クリーンエア 94 60.2 35.2
231111 10 フルレゾン 91 60.2 35.5
231111 6 カンティアーモ 95 60.4 34.9
231111 3 ナムラフッカー 96 60.6 34.6
191109 1 レッドベルジュール 97 61.1 34.0 10
161112 1 ジューヌエコール 95 61.4 33.9 11
151114 1 エアスピネル 93 61.7 33.9 2
181110 1 アドマイヤマーズ 88 61.9 34.1 1
141115 1 タガノエスプレッソ 87 61.9 34.2 6
171111 1 ジャンダルム 83 62.0 34.5 2

 

今月の2歳戦はハイレベルレースラッシュです。

2013年以降、最も高いパフォーマンスで

この時期の2歳戦で、古馬1000万下勝ち負けレベルの内容でした。

ペースもそれなりに引き締まっており、

勝ったジャンダルマンタルは次走人気でも軽視は無謀です。

ハイペースで前目から追い込み馬並の上がりですから

完全に他を圧倒しています。しかも土曜日に雨がふっていますし、

馬場差はかろうじてマイナスだったにせよ、

ジャンダルが通った内が伸びたとは思えません。

 

今回は相手が悪く2着でしたが、

エンヤラヴフェイスも例年比較なら勝ち負けの内容でした。

一応、次走以降大きいところでも、ヒモで一考すべきでしょう。

 

●福島2歳S
レースレベル:5位/10R

ペースの速さ:3位(同率1R)/10R

年月日 馬名 GS 3F JF FS
231112 13 クールベイビー 81 33.5 37.5
231112 14 ニシノオウジョ 77 33.6 37.8
231112 15 マーゴットファブ 62 33.6 39.3
171112 1 アンヴァル 98 33.6 35.6
231112 8 レガテアドール 84 33.8 36.9
231112 9 オンザヴィーナス 84 33.8 36.9
231112 2 クリスアーサー 93 33.8 36.0
211114 1 ウインマーベル 95 33.9 35.6
231112 10 ドナヴィーナス 83 34.0 36.8
161113 1 メイソンジュニア 97 34.1 35.3
141116 1 ペイシャオブロー 100 34.2 34.9 16
231112 1 エトヴプレ 93 34.2 35.6
231112 11 レオエンプレス 82 34.3 36.6
231112 6 ルクスパラディ 84 34.4 36.3
231112 5 キョウエイカンセ 87 34.4 36.0
191110 1 テーオーマルクス 86 34.5 36.0
231112 7 サフランヒーロー 84 34.6 36.1
231112 4 アサギリ 89 34.7 35.5
181111 1 ジャカランダシティ 83 34.8 35.9
231112 3 ヴェルトラウム 90 34.9 35.2
131117 1 エルカミーノレアル 92 34.9 34.9 15
231112 12 アートフォーム 81 35.1 35.9
201115 1 ルクシオン 91 35.1 34.9 10
221113 1 ビッグシーザー 92 35.2 34.6

 

(24/03/07追記)

レースレベルは並でしたが、ペースがそこそこ速く

差し・追い込み決着となりました。

前で唯一がんばったのが2着クリスアーサーで、展開に泣いたといえます。

ただ、あくまで福島2歳Sの並レベルとなると、

このあと重賞での活躍を予感させる実績とはいえません。
 

●東スポ杯2歳S
レースレベル:7位(同率1R)/11R

ペースの速さ:2位(同率1R)/11R

年月日 馬名 GS 3F JF FS
231118 10 テリオスルル 86 71.9 37.9
231118 2 シュバルツクーゲル 98 72.4 36.2
171118 1 ワグネリアン 108 72.7 34.9
191116 1 コントレイル 119 72.7 33.8 1
131116 1 イスラボニータ 111 72.7 34.6
231118 1 シュトラウス 101 72.8 35.5
221119 1 ガストリック 106 73.1 34.7 16
231118 3 ファーヴェント 98 73.3 35.3
231118 7 シャンパンマーク 95 73.5 35.4
231118 9 サークルオブジョイ 87 73.7 36.0
181117 1 ニシノデイジー 102 73.8 34.4 3
231118 6 ガイアメンテ 96 73.9 34.9
231118 5 ミカエルパシャ 96 74.1 34.7
231118 4 ショウナンラプンタ 96 74.3 34.5
231118 8 フォルラニーニ 89 74.3 35.2
211120 1 イクイノックス 105 74.4 33.5
161119 1 ブレスジャーニー 101 74.6 33.7
201123 1 ダノンザキッド 98 74.7 33.9 1
141124 1 サトノクラウン 94 74.8 34.2
151123 1 スマートオーディン 92 76.4 32.8

 

2013年以降2番目にハイペースでした。

前目の馬にとっては厳しいペースだったといえます。

ただ、結果的に4角2-4番手の馬が1-3着をしめましたが、

番手が逃げ馬から0.5秒離されており、

3頭とも実質差してきたようなものです。

また、内容がともなっておらず、レースレベルは

2013年以降でも真ん中より下でした。

前目の馬が残したというよりも

後ろの馬がだらしなかったと評価すべきでしょう。

たとえばシュトラウスは残り600m地点を

72.8秒で通過しましたが、のちにGI馬となる

ワグネリアン、コントレイル、イスラボニータは

似たような位置で上がりが段違いです。

それどころか、去年の勝ち馬ガストリック相手でも話になっていません。

そのガストリック、ホープフルSでは4人気でした。

1-3着の馬にしても、今後、東スポ杯上位ということで人気するなら、

疑ってかかっていいかもしれません。

 

●京都2歳S
レースレベル:1位/7R

ペースの速さ:1位/7R

年月日 馬名 GS 3F JF FS
231125 10 カズゴルティス 97 84.5 37.0
231125 7 オールナット 100 84.7 36.5
231125 3 サトノシュトラーセ 105 84.8 35.9
231125 9 ホウオウプロサンゲ 99 84.9 36.4
231125 11 ギャンブルルーム 97 84.9 36.6
231125 14 コスモエスメラルダ 87 84.9 37.6
231125 2 プレリュードシチー 105 85.0 35.7
231125 8 コスモキュランダ 100 85.1 36.1
231125 12 パワーホール 94 85.1 36.7
231125 1 シンエンペラー 106 85.1 35.5
231125 4 ダノンデサイル 105 85.3 35.4
231125 5 キープカルム 105 85.3 35.4
231125 6 ディスペランツァ 104 85.4 35.4
231125 13 ルカランフィースト 91 85.7 36.4
191123 1 マイラプソディ 96 85.7 35.9
171125 1 グレイル 100 87.3 33.9
151128 1 ドレッドノータス 90 87.9 34.3
181124 1 クラージュゲリエ 87 88.4 34.1
161126 1 カデナ 87 88.9 33.6
141129 1 ベルラップ 69 89.7 34.7

 

例年、少頭数で、ドスローになりがちなレースなのですが

今年は引き締まったハイペースとなりました。

レースレベルが段違いに高いですが、

ペースがまるっきり違うことを考えると単純には比較できません。

ただ、「京都2歳S」としての縦の比較はともかく、

GS106というのは古馬1600万下でも馬券圏内くらいの内容で

この時期の2歳としてはハイレベルと考えてよいでしょう。

 

6着馬までが0.2差におさまっており、

ひとまずこの6頭は次走重賞だとしても有望です。

特に1頭あげるとなると、3着サトノシュトラーセでしょう。

ハイペースを前目からでこの6頭ではもっとも厳しい競馬をしていたといえます。

今回の実質的な勝ち馬といってもさしつかえないと思います。

賞金が加算できず、次走500万下にまわってくる可能性もありますが

人気でもさからう手はないと思います。

さからうくらいならケンしたほうが賢明です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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