【コース分析】中山芝2000m_皐月賞

2025年4月4日 / コース分析, 展望

このコースについての公式な見解

1.向こう正面までゆっくり
2.ペースと脚質が連動、スローなら前、ハイなら後ろ
3.内枠有利

ひとまず「3」は違うかなと思いました。

ペース傾向

クラス ペース差
平均(※1)
逃げ切り
ペース差
平均(※2)
未勝利 0.48 0.80
500万下 -0.09 -0.41
1000万下 -0.18 -0.16
1600万下 -1.15 -0.75
OP・重賞 -1.26

(※1)ペース差平均:逃げ馬が残り3Fを通過した平均です。1000万下平均を±0秒とし、マイナスならそれより速く、プラスなら遅いということになります。
(※2)逃げ切りペース差平均:逃げた馬がそのまま勝ったときのペース差の平均です。

クラスに応じてペースが速くなります。1000万下は本来±0秒ですが、
レースを重ねるたびに変動するので、それぞれの数字に0.18秒を足してもらうと
現状のペース差平均となります。

500万下と1000万下では平均ペースの差がほとんどなく、
相対的に見て500万下はハイペースになりがちといえます。
また、逃げて勝った馬のペース平均が1000万下よりも高く、
500万下の成績をみると、逃げ馬が優勢です。
1つの仮説ですが、末脚に自信ニキ・ネキは、
直線の長いコースを選択しがちなのかもしれません。
500万下では逃げ・先行馬を積極的に狙っていきたいです。

 

脚質傾向

※以下、データはすべて2013年以降が対象

クラス別

3歳未勝利
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 15-17-10-86/128 11.70% 25.00% 32.80%
平地・先行 56-57-43-276/432 13.00% 26.20% 36.10%
平地・中団 42-43-54-683/822 5.10% 10.30% 16.90%
平地・後方 4-2-11-598/615 0.70% 1.00% 2.80%
平地・マクリ 4-2-4-16/26 15.40% 23.10% 38.50%
3上・4上500万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 9-5-8-46/68 13.20% 20.60% 32.40%
平地・先行 27-22-20-162/231 11.70% 21.20% 29.90%
平地・中団 23-29-31-294/377 6.10% 13.80% 22.00%
平地・後方 3-9-7-268/287 1.00% 4.20% 6.60%
平地・マクリ 4-1-1-10/16 25.00% 31.30% 37.50%
3上・4上1000万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 7-10-6-57/80 8.80% 21.30% 28.80%
平地・先行 38-33-27-182/280 13.60% 25.40% 35.00%
平地・中団 22-23-34-237/316 7.00% 14.20% 25.00%
平地・後方 9-7-8-240/264 3.40% 6.10% 9.10%
平地・マクリ 1-4-2-10/17 5.90% 29.40% 41.20%
3上・4上1600万下
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 6-1-1-15/23 26.10% 30.40% 34.80%
平地・先行 7-11-4-56/78 9.00% 23.10% 28.20%
平地・中団 7-8-13-72/100 7.00% 15.00% 28.00%
平地・後方 2-1-4-66/73 2.70% 4.10% 9.60%
平地・マクリ 0-1-0-0/1 0.00% 100.00% 100.00%
3上・4上OP・重賞
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 0-1-2-13/16 0.00% 6.30% 18.80%
平地・先行 5-6-5-37/53 9.40% 20.80% 30.20%
平地・中団 10-6-7-74/97 10.30% 16.50% 23.70%
平地・後方 0-1-1-64/66 0.00% 1.50% 3.00%
平地・マクリ 0-1-0-2/3 0.00% 33.30% 33.30%

 

ペース傾向のところでも書いたように、500万下はハイペースでも
逃げ馬が残している傾向にあります。

また、1600万下はOP・重賞並で流れがちにもかかわらず
スローになると逃げ馬が残せています。
ペース差が±0秒より遅いと逃げ馬は(2,0,1,1)で
馬券圏外の馬も4着です。
じゃあもっと速いペース、ここでは1600万下の平均である
-1.15秒を考慮して、ペース差-1.0秒より遅いペース
つまり1000万下平均より1秒速かったとしても
(4,1,1,3)で、単勝回収率、複勝回収率も大幅に+です。
1600万下でスローになりそうなとき、
あるいはそこまでごりごりに速くならなそうなときは
いく馬を買うべきでしょう。

一方で、OP・重賞となるとかんたんには逃げられません。
2013年以降、ただの1頭も勝ち切っておらず、
なんと差し馬が成績トップです。
基本的に脚質傾向は、たいてい逃げ馬がトップで
そうでなくても先行馬がトップになるケースがほとんどです。
これは覚えておいたほうがいい傾向だと思います。

なお、まくりはイメージほど決まっていませんでした。
というよりトライする馬が少ないです。
1600万下でスローの逃げが決まりやすいのは、
道中でちょっかいを出してくる馬がいないというのも
理由の1つとしてあげられると思います。

 

馬場別

良馬場
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 54-45-42-368/509 10.60% 19.40% 27.70%
平地・先行 226-225-176-1095/1722 13.10% 26.20% 36.40%
平地・中団 160-166-202-2067/2595 6.20% 12.60% 20.30%
平地・後方 26-30-51-1872/1979 1.30% 2.80% 5.40%
平地・マクリ 17-17-14-58/106 16.00% 32.10% 45.30%
良馬場以外
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 18-16-9-72/115 15.70% 29.60% 37.40%
平地・先行 47-52-48-261/408 11.50% 24.30% 36.00%
平地・中団 34-35-41-454/564 6.00% 12.20% 19.50%
平地・後方 8-5-11-429/453 1.80% 2.90% 5.30%
平地・マクリ 4-3-2-13/22 18.20% 31.80% 40.90%

 

良馬場での逃げ馬の成績が悪く、
馬場が渋ると途端に優勢となります。
良馬場なら逃げ馬は消し、というほどの傾向ではありませんが
一応、念頭においておいたほうがよいかもしれません。

 

コース区分別

Aコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 29-21-20-191/261 11.10% 19.20% 26.80%
平地・先行 112-119-109-565/905 12.40% 25.50% 37.60%
平地・中団 83-89-94-1062/1328 6.30% 13.00% 20.00%
平地・後方 13-11-21-969/1014 1.30% 2.40% 4.40%
平地・マクリ 10-7-4-25/46 21.70% 37.00% 45.70%
Bコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 23-19-16-119/177 13.00% 23.70% 32.80%
平地・先行 75-74-55-373/577 13.00% 25.80% 35.40%
平地・中団 54-56-73-697/880 6.10% 12.50% 20.80%
平地・後方 8-9-18-628/663 1.20% 2.60% 5.30%
平地・マクリ 7-9-5-24/45 15.60% 35.60% 46.70%
Cコース
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 20-21-15-130/186 10.80% 22.00% 30.10%
平地・先行 86-84-60-418/648 13.30% 26.20% 35.50%
平地・中団 57-56-76-762/951 6.00% 11.90% 19.90%
平地・後方 13-15-23-704/755 1.70% 3.70% 6.80%
平地・マクリ 4-4-7-22/37 10.80% 21.60% 40.50%

Bコースで若干逃げ馬の勝率が高いですが、
全体的にみて大きな差があるとは思えませんでした。

 

枠別成績

全条件
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 63-69-72-680/884 7.10% 14.90% 23.10%
2枠 61-60-72-735/928 6.60% 13.00% 20.80%
3枠 58-63-73-771/965 6.00% 12.50% 20.10%
4枠 79-68-75-785/1007 7.80% 14.60% 22.00%
5枠 83-72-67-823/1045 7.90% 14.80% 21.20%
6枠 74-80-79-853/1086 6.80% 14.20% 21.50%
7枠 79-96-86-980/1241 6.40% 14.10% 21.00%
8枠 97-86-72-1064/1319 7.40% 13.90% 19.30%
良馬場
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 50-60-57-556/723 6.90% 15.20% 23.10%
2枠 51-51-57-600/759 6.70% 13.40% 20.90%
3枠 44-53-60-632/789 5.60% 12.30% 19.90%
4枠 63-51-61-648/823 7.70% 13.90% 21.30%
5枠 69-56-57-671/853 8.10% 14.70% 21.30%
6枠 65-62-65-691/883 7.40% 14.40% 21.70%
7枠 64-81-73-793/1011 6.30% 14.30% 21.60%
8枠 77-69-55-871/1072 7.20% 13.60% 18.80%
良馬場以外
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 13-9-15-124/161 8.10% 13.70% 23.00%
2枠 10-9-15-135/169 5.90% 11.20% 20.10%
3枠 14-10-13-139/176 8.00% 13.60% 21.00%
4枠 16-17-14-137/184 8.70% 17.90% 25.50%
5枠 14-16-10-152/192 7.30% 15.60% 20.80%
6枠 9-18-14-162/203 4.40% 13.30% 20.20%
7枠 15-15-13-187/230 6.50% 13.00% 18.70%
8枠 20-17-17-193/247 8.10% 15.00% 21.90%

 

内枠有利いわれているようですが、そうは思えません。
むしろ、枠による有利、不利はないように思えます。
数字の上で明らかなことなのでここは駆け足でとばします。

 

騎手別成績(2022年以降)

騎手 着別度数 勝率 連率 複率 単回値 複回値 昨年順位
ルメール 18-7-14-34/73 24.70% 34.20% 53.40% 53 75 1
横山武史 21-11-11-59/102 20.60% 31.40% 42.20% 73 71 6
戸崎圭太 15-17-8-74/114 13.20% 28.10% 35.10% 111 91 3
マーカン 3-4-3-15/25 12.00% 28.00% 40.00% 60 75 69
田辺裕信 10-9-9-56/84 11.90% 22.60% 33.30% 116 117 24
津村明秀 9-7-3-62/81 11.10% 19.80% 23.50% 237 81 22
武豊 2-2-3-13/20 10.00% 20.00% 35.00% 92 65 9
松岡正海 4-2-4-33/43 9.30% 14.00% 23.30% 16 59 50
佐々木大 4-2-3-37/46 8.70% 13.00% 19.60% 68 47 11
坂井瑠星 2-0-2-19/23 8.70% 8.70% 17.40% 51 50 4
三浦皇成 7-6-9-60/82 8.50% 15.90% 26.80% 145 88 17
武藤雅 2-0-1-21/24 8.30% 8.30% 12.50% 35 60 74
横山琉人 3-1-1-32/37 8.10% 10.80% 13.50% 152 50 68
石川裕紀 6-8-5-56/75 8.00% 18.70% 25.30% 47 70 30
M.デム 4-7-7-34/52 7.70% 21.20% 34.60% 80 88 23
丹内祐次 6-6-8-76/96 6.30% 12.50% 20.80% 53 66 12
大野拓弥 4-6-2-64/76 5.30% 13.20% 15.80% 40 41 40
原優介 2-1-1-37/41 4.90% 7.30% 9.80% 19 36 42
菅原明良 5-10-9-81/105 4.80% 14.30% 22.90% 41 71 14
横山和生 3-8-5-55/71 4.20% 15.50% 22.50% 35 110 16
北村宏司 2-5-7-39/53 3.80% 13.20% 26.40% 21 59 66
野中悠太 1-0-1-29/31 3.20% 3.20% 6.50% 106 40 81
杉原誠人 1-3-4-26/34 2.90% 11.80% 23.50% 49 210 60
吉田豊 1-2-0-38/41 2.40% 7.30% 7.30% 76 29 45
内田博幸 1-3-3-55/62 1.60% 6.50% 11.30% 8 59 62
柴田大知 1-4-2-73/80 1.30% 6.30% 8.80% 9 26 86
石橋脩 0-6-2-48/56 0.00% 10.70% 14.30% 0 56 49
永野猛蔵 0-2-3-53/58 0.00% 3.40% 8.60% 0 61 38
木幡巧也 0-2-2-57/61 0.00% 3.30% 6.60% 0 29 46
丸山元気 0-1-2-23/26 0.00% 3.80% 11.50% 0 31 47
菊沢一樹 0-0-1-27/28 0.00% 0.00% 3.60% 0 56 43
丸田恭介 0-0-1-30/31 0.00% 0.00% 3.20% 0 3 67
嶋田純次 0-0-1-25/26 0.00% 0.00% 3.80% 0 5 99
江田照男 0-0-0-20/20 0.00% 0.00% 0.00% 0 0 91

※昨年順位は2024年の勝鞍数

 

ざっとみると、まずまず成績通りかなという気がします。
松岡正海が勝ち鞍の数の割にはがんばっている印象があります。

 

OP・重賞検討

皐月賞(2025年)

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
240414 -1.8 1 13 ジャスティンミラノ 6 -3.5 1.1 5 5 4 4 109
2 12 コスモキュランダ 4 1.6 9 8 9 8 113
3 8 ジャンタルマンタル 9 1.0 3 3 3 2 107
230416 0.4 1 1 ソールオリエンス 1 -2.8 1.7 15 15 15 17 104
2 14 タスティエーラ 5 0.8 5 6 6 4 96
3 7 ファントムシーフ 2 1.3 11 10 10 10 96
220417 -1.0 1 14 ジオグリフ 4 -0.6 0.6 5 5 6 3 108
2 18 イクイノックス 8 0.4 7 5 4 3 105
3 12 ドウデュース 1 1.4 15 15 16 14 110
210418 -0.3 1 7 エフフォーリア 2 -2.3 0.3 3 4 4 4 92
2 13 タイトルホルダー 8 0.0 2 2 1 1 85
3 3 ステラヴェローチェ 2 0.8 13 10 10 8 91
200419 0.8 1 1 コントレイル 1 -1.7 0.9 12 12 12 7 110
2 7 サリオス 2 0.5 4 5 6 4 106
3 16 ガロアクリーク 3 0.8 11 11 10 9 102
190414 -1.2 1 12 サートゥルナーリア 1 -1.8 0.6 6 7 7 7 113
2 7 ヴェロックス 2 0.3 5 5 4 4 111
3 4 ダノンキングリー 4 0.2 4 3 4 5 110
180415 -0.1 1 7 エポカドーロ 4 -2.5 2.2 4 4 4 4 104
2 14 サンリヴァル 5 2.4 5 5 5 5 102
3 10 ジェネラーレウーノ 13 0.3 2 2 2 2 85
170416 -1.9 1 11 アルアイン 4 -1.4 0.3 3 4 5 5 110
2 7 ペルシアンナイト 3 0.4 15 15 5 5 110
3 10 ダンビュライト 5 0.3 6 6 5 3 109
160417 -0.9 1 18 ディーマジェスティ 2 -3.1 1.6 14 14 12 10 116
2 3 マカヒキ 1 1.9 17 17 15 13 116
3 11 サトノダイヤモンド 3 1.2 8 8 9 5 109
150419 -1.3 1 2 ドゥラメンテ 1 -1.7 0.8 13 13 11 7 114
2 5 リアルスティール 2 0.4 4 5 5 3 109
3 7 キタサンブラック 8 0.1 2 2 2 2 103
140420 -0.4 1 2 イスラボニータ 3 -1.5 0.7 8 8 7 4 109
2 17 トゥザワールド 10 0.3 3 3 3 3 104
3 18 ウインフルブルーム 13 0.0 1 1 1 1 101
130414 -1.1 1 7 ロゴタイプ 3 -3.2 0.6 7 7 8 5 106
2 14 エピファネイア 4 0.4 7 7 5 3 103
3 12 コディーノ 7 0.4 5 5 5 5 101

 

前述したように、OP・重賞の平均ペースが-1.26です。
例年、それを上回るハイペースになりがちで、
ポジションをとりにいく馬にとっては厳しいレースとなります。
逃げ馬を買うには勇気のいるレースです。

特にペースが速くなった2024年、2023年、2021年、
2018年、2016年、2013年は高い確率で差し・追い込みが決まっています。
例外は2021年ですが、この年はレースレベルが低い年でした。
ただ、逃げが決まらない理由がコースにあるかというと
2013年以降逃げた馬の中に1人気はおらず、平均人気は8.4人気。
2016年のリオンディーズが一応3角4角先頭で逃げ馬にカウントしていますが
スタート直後にハナを切ったのは15人気の馬でした。
ただ、かつてはキャプテントゥーレ、ヴィクトリー、セイウンスカイ、
サニーブライアン、そしてミホノブルボンと
逃げて勝った馬もいるにはいます。

基本的には、ペースと脚質傾向がリンクするレースなので
明らかにペースが速いか遅いかなら予想も立てやすいのですが
後述するように今回はどちらにころんでも不思議ではありません。

天気も気になります。
東京は、週の頭に雨がふりそうですが、
週末にかけては晴れそうです。
ただ、日曜日に雨が降りそうで、これがどのタイミングで
どのくらいふるのか、当日まで予断を許しません。

ペースはどうなる? 先行馬の可能性は?
熱愛彼氏の噂は? スリーサイズやカップ数は?

近走にいたるまでしっかりと逃げているのはジーティーアダマンだけです。
アダマンのすみれSはそこそこハイペースでした。
あとはヴィンセンシオが弥生賞でそこそこハイペースで逃げています。
ただ、超ハイペースになる要素はないかなという気がします。
とはいえ、前残りしまくるペースにもならないと思うし、
逆に人気薄の追い込み馬の台頭もあまり期待できない気がします。
ペース読みとしてはミドル~ややハイくらいと予想します。
なので、脚質で絞り込むのはやや危険かなという気がします。

ところで名前の出たヴィンセンシオ、弥生賞ではハイペースな上に
勝ち馬に3角でちょっかいをだされて4角では番手になっています。
レースとしてはきびしかったはずで、葉牡丹賞では中団から
GS100で勝ち切っています。

●葉牡丹賞(2013年以降)

年月日 馬名 GS 3F N
191130 1 グランデマーレ 96 84.0 36.5
131130 1 キングズオブザサン 97 85.3 35.9 3 15
221203 1 ミッキーカプチーノ 106 85.4 35.0
141206 1 トーセンバジル 96 85.8 35.8
211204 1 ボーンディスウェイ 96 85.8 35.9 14
241130 1 ヴィンセンシオ 100 85.9 35.5
181201 1 シークレットラン 104 86.2 35.0
201205 1 ノースブリッジ 101 87.0 35.0
161203 1 レイデオロ 101 87.0 35.0 5 1
171202 1 ジェネラーレウーノ 97 87.2 35.3 3 16 9
231202 1 トロヴァトーレ 103 87.9 34.5
151205 1 メートルダール 100 89.0 34.4

 

時計はやや物足りず、位置取りが同じだった馬たちのその後を考えても
特に超優秀な時計とは思えないのですが、
ゴール前でハナづらをそろえた馬たちがその後そこそこやれており
メンバーレベルは決して低くなかったといえます。
大型馬なのですが、前走は+10kgと芝馬としては
いくらなんでもな馬体重で、調整途上だったことも考えられます。
2歳GIに出走しておらず、まだホープフル組との勝負付けはすんでいません。
今のところ本命まであると思っていて期待しています。

 

ステップレースの評価

まずは、各レースのレベル観です。

●2025年3歳OP・重賞(皐月賞登録馬の実績のみ)

レース名 レースレベル ペース 馬名
京成杯 10/13 3/13 1 ニシノエージェント
2 ドラゴンブースト
若駒S 2/4 2/4 1 ジュタ
きさらぎ賞 6/10 1/10 1 サトノシャイニング
共同通信杯 5/13 3/13 1 マスカレードボール
2 カラマティアノス
すみれS 8/12 3/12 1 ジーティーアダマン
弥生賞 13/13 1/13 1 ファウストラーゼン
2 ヴィンセンシオ
3 アロヒアリイ
4 ミュージアムマイル
6 アスクシュタイン
10 ジュタ
スプリングS 不明 不明 1 ピコチャンブラック
2 フクノブルーレイク
3 キングスコール
4 マテンロウバローズ
若葉S 3/13 6/13 1 ジョバンニ
2 ローランドバローズ
毎日杯 1/13 12/13 4 アスクシュタイン

 

王道路線が全体的に不振or平凡で、
よかったのが若葉Sと毎日杯でした。
このうち、毎日杯からはアスクシュタインがまわってきますが
4着なのでたまたまレベルの高いレースに出走したとみなします。
若葉Sは2013年以降3位とそこそこいいのですが、あくまで若葉Sです。
勝ったジョバンニのパフォーマンスは、
2013年のレッドルーラー(皐月賞18着)と比較すると
0.3秒先着した程度の計算で、胸を張れるものではありません。
ただ、ハイペースを前目から残した点は評価できますし、
何よりホープフルSで2着の実績が光ります。
頭狙いをしたいとは思いませんが、人気でもヒモには入れたいです。
また、弥生賞やスプリングSのレースレベルが低いので、
ホープフルSともまじえて評価します。

●2024年ホープフルS出走馬のその後(赤字は皐月賞登録馬)

着順 馬名 戦績1 戦績2 戦績3
1 クロワデュノール
2 ジョバンニ 若葉S1着
3 ファウストラーゼン 弥生賞1着
4 ジュタ 弥生賞10着 若駒S1着
5 クラウディアイ 弥生賞11着
6 アスクシュタイン 毎日杯4着 弥生賞6着
7 ジェットマグナム NZT8着 スプリングS8着 きさらぎ賞7着
8 レーヴドロペラ フラワーC7着
9 デルアヴァー 若葉S4着 500万下1着
10 ショウナンマクベス 共同通信杯6着
11 マスカレードボール 共同通信杯1着
12 ジュンアサヒソラ 若葉S8着 500万下9着
13 ピコチャンブラック スプリングS1着
14 ヤマニンブークリエ 500万下2着 すみれS4着
15 リアライズオーラム 500万下3着 500万下5着
16 マジックサンズ
17 アマキヒ 500万下1着 500万下3着
18 アリオーンスマイル 500万下13着 500万下13着 ジュニアC14着

 

ホープフルSは新基準GSでのレース振り返りを更新してあるので
そちらも見てきただきたいのですが、
基本的に4角の時点でクロワデュノールとジョバンニより
後ろにいて上がりも出ていない馬は、
今回皐月賞で逆転するには相当な上積みが必要です。

 

各馬の取捨選択は?

前述したように、まずホープフルS1着のクロワデュノールは
1人気になると思いますが、切る要素は見当たりません。
ただ、盤石の軸候補とも思っていません。
今回は、この馬を基準とし、他の馬が負かせるだけの実績があるかないか
というテーマで検証したいです。

前述したように弥生賞からは展開の向かなかったヴィンセンシオのみ、
まだ逆転の可能性が残っていると思います。
勝ったファウストラーゼンについては、2走続けてまくっている点に注目したいです。
コース分析の概要にあるので確認していただきたいのですが、
コース区分がA→B→Cとどんどんまくりの成功確率が下がります。
また、ファウストがまくって馬券にからむかどうかはともかく
今回、何がなんでも逃げるという馬がいない以上、
もし道中落ち着いた場合、この馬が早めに動き出す可能性があります。
その場合、俗に「掃除される」などといいますが
一般的に前にいる馬には厳しい展開となります。
ファウストラーゼンは、まくって結果を出している以上、
馬券にからむ前提では考えたいですが、
ホープフルの結果を見ると頭まではどうかなと思います。
弥生賞3着アロヒアリイは展開がむいてこれなので
本番ではさらなる苦戦が予想されます。
ミュージアムマイルは朝日杯FSが展開利で、
メンバー強化でクラシック戦線からは脱落して印象があります。
その他アスクシュタイン、ジュタは買い要素が見当たらず。

一方、スプリングSは馬場差が出せなかったので、
ある程度与えられた数字からペースを推測してみます。

 

●スプリングSのペースの推測

年月日 馬場差 1000m通過 ペース差 走破時計 GS
250316 不能 61.7 不能 1515
240317 -1.0 63.1 2.4 1494 104
230319 0.5 59.4 -2.6 1489 101
220320 0.1 60.8 -0.9 1484 102
210321 不能 62.5 不能 1520
200322 -0.5 63.2 1.9 1498 102
190317 -0.8 60.0 -1.3 1478 102
180318 -0.2 59.6 -2.1 1481 109
170319 -0.4 60.3 -1.6 1484 98
160320 0.1 60.3 -2.1 1481 101
150322 -0.7 62.6 1.2 1491 100
140323 0.7 60.3 -1.9 1484 106
130317 -0.5 60.1 -1.3 1478 102

 

まず、同じ馬場差不能だった2021年と比較すると
逃げ馬の1000m追加は今年の方が0.8秒速い流れでした。
また、1400m通過を比較すると、スプリングS平均で73.2秒です。
これは馬場差±0秒でその時計で通過すれば
平均的なペースであるという計算です。
今年の生時計は73.4秒で、馬場差は少なくとも+2.0秒以上と想像できるので
ペースはハイペースだったと考えてよさそうです。
となると、3角で先頭に立ちそのままゴールしたピコチャンブラックは
厳しい流れをしのぎきったと考えられそうです。
一方で、2着~4着の馬たちは展開利があったと考えられ、
この3頭は馬券対象から除外でいいかなと思いました。
ただ、ピコチャンも、ホープフルできびしくもない流れを
やや前目から13着ですからクロワデュノールとの勝負付けはすんだかなと思います。

共同通信杯はまずまずのレベルで、ハイペースでした。
勝ったマスカレードボールはにとっては厳しい展開で、
2015年のリアルスティールとほぼ同程度のパフォーマンス。
ただ、ホープフルSが11着で、スローに巻き込まれたとはいえ
クロワやジョバンニより道中後方にいながら上がりで劣っています。
ただ、もともとアイビーSを先行して勝っていますし、
ホープフルは大外枠でポジションをとるのが困難でした。
共同通信杯を先行したことで、再評価する手はあります。

きさらぎ賞はハイペースで、サトノシャイニングは展開利にプラスして
馬場が悪く、外のいいところを走れたのも大きかったと思います。
時計は出ていませんが、しまいの手応えを考えると
まだまだ奥がありそうです。
東スポ杯ではクロワデュノールと差のない競馬で、
逆転がありえるかという意味では、人気するのは仕方ないかと思います。

クロワデュノールとまだ一緒に走ってない組としては
京都2歳S勝ち馬のエリキングがあげられます。
こちらにまとめたように、この実績自体は高い評価はできないと思います。
ジョバンニを負かしているのでそこそこ人気はしそうですが
個人的に人気どころで切るならこの馬かなと思っています。

取捨選択をまとめると

暫定王者:
クロワデュノール

逆転あるか:
ヴィンセンシオ
サトノシャイニング
マスカレードボール

ヒモでは買いたい:
ファウストラーゼン
ジョバンニ
(ピコチャンブラック)

あたりでオッズを見つつになるかと思います。
人気上位だと、エリキング、ミュージアムマイルは消します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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