【展望】3歳G1に向けたステップレースのおさらい(その3:3歳2月)

●エルフィンS(2013年以降2R分)

レースレベル:1位/2R

ペースの速さ:1位/2R

 

日付 馬名 GS 3F
220205 10 タナザウィング 83 59.4 37.1
220205 1 アルーリングウェイ 103 59.5 35.0
220205 6 トルナヴァ 96 59.6 35.6
220205 9 エリカフェリーチェ 88 59.7 36.3
220205 2 ママコチャ 101 59.7 35.0
220205 8 シゲルイワイザケ 93 59.8 35.7
220205 4 ルピナスリード 98 59.9 35.1
220205 5 シンシアウィッシュ 96 60.0 35.2
220205 7 ディオサデルソル 93 60.0 35.5
220205 3 ルージュラテール 100 60.1 34.7
210206 1 サルファーコスモス 84 62.4 33.9

2021年がドスローで比較のしようがありません。

ただ、GS自体は出ており、100超えはこの時期の

3歳牝馬のOPなら決して低レベルではありませんでした。

ペースは若干ハイペース気味で、

前目から残したワンツーの馬はがんばったといえます。

6着トルナヴァは、前目にいながらも掲示板外でしたが

次走500万下なら狙えます。

 

●きさらぎ賞(2013年以降2R分)

レースレベル:1位/2R

ペースの速さ:1位/2R

 

日付 馬名 GS 3F 皐月 桜花 DB OA NM
220206 3 メイショウゲキリン 105 84.7 36.2
220206 8 セルケト 97 84.8 36.9
220206 5 ストロングウィル 100 85.1 36.3
220206 10 エアアネモイ 79 85.1 38.4
220206 2 ダンテスヴュー 107 85.3 35.4
220206 9 シェルビーズアイ 97 85.3 36.4
220206 1 マテンロウレオ 107 85.6 35.1
220206 4 アスクワイルドモア 105 85.7 35.2
220206 6 フォースクエア 98 85.8 35.8
210207 1 ラーゴム 101 85.9 35.5 13 12
220206 7 トーセンヴァンノ 98 85.9 35.7
220206 11 ショウナンマグマ 62 86.2 39.0

 

去年今年と中京開催で、本筋のきさらぎ賞とは比較できません。

(ついでに距離も違いますし)

GS自体はそこそこ出ており、ペースもかなり引き締まっていました。

3着したメイショウゲキリンは、ハイペースでハナを切り

厳しい競馬だったと思います。

次走、弥生賞で惨敗していますが、他の馬にハナを譲り

よそいきの競馬を強いられました。

賞金が足らず皐月賞には出られないと思いますので、

次走身の丈にあったレースならどこかで逃げ切る可能性があります。

 

●クイーンカップ(2013年以降10R分)

レースレベル:8位/10R

ペースの速さ:7位/10R

 

日付 馬名 GS 3F 皐月 桜花 DB OA NM
180212 1 テトラドラクマ 109 58.0 36.0 14
160213 1 メジャーエンブレム 116 58.3 35.0 4 1
150214 1 キャットコイン 107 59.5 34.7 7 12
210213 1 アカイトリノムスメ 102 59.8 34.9 4 2
170211 1 アドマイヤミヤビ 111 60.0 33.8 12 3
200215 1 ミヤマザクラ 99 60.3 34.7 5 7
220212 13 スマイルアップ 85 60.3 36.1
220212 8 モカフラワー 90 60.4 35.5
220212 5 モズゴールドバレル 93 60.6 35.0
220212 2 スターズオンアース 97 60.6 34.6
220212 4 ラリュエル 94 60.6 34.9
220212 7 ロムネヤ 91 60.8 35.0
220212 14 コントディヴェール 82 60.8 35.9
220212 6 ウインエクレール 92 60.9 34.8
220212 12 スタティスティクス 89 61.0 35.0
220212 11 ショショローザ 90 61.0 34.9
140218 1 フォーエバーモア 91 61.2 34.6 8 11
220212 1 プレサージュリフト 98 61.2 33.9
220212 16 ショウナンアメリア 82 61.2 35.5
220212 10 ハピネスアゲン 90 61.2 34.7
130209 1 ウキヨノカゼ 97 61.3 33.9
220212 9 アオイモエ 90 61.4 34.5
220212 15 アメリカンスター 82 61.4 35.3
220212 3 ベルクレスタ 96 61.5 33.8
190211 1 クロノジェネシス 100 61.5 33.4 3 3

 

GS的には物足りない内容でした。

ただ、前残りして当然の展開で、出遅れながら外をまわった

1着プレサージュリフトは、GS以上の評価が必要です。

2着スターズオンアースはそれなりに先行力がありますが、

ここも展開が向いたと考えるべきで

デビューしてから毎走、毎走、展開が向いたレースが続いています。

激流に巻き込まれるとあっさり惨敗もありえ、

個人的には桜花賞のペースでは対応できないと踏みました。

3着のベルクレスタも展開が向かなかった組で、

直線いく先々で前が壁になりました。

勝ち馬との差はないとみます。

 

●共同通信杯(2013年以降10R分)

レースレベル:7位/10R

ペースの速さ:6位/10R

 

日付 馬名 GS 3F 皐月 桜花 DB OA NM
130210 1 メイケイペガスター 117 72.7 34.0 9 11
160214 1 ディーマジェスティ 106 72.8 35.0 1 3
150215 1 リアルスティール 110 73.3 34.1 2 4
170212 1 スワーヴリチャード 103 73.7 34.4 6 2
220213 3 ビーアストニッシド 93 74.1 35.0
180211 1 オウケンムーン 106 74.2 33.6 12 15
190210 1 ダノンキングリー 109 74.4 33.1 3 2
220213 6 レッドモンレーヴ 89 74.4 35.1
220213 4 ジュンブロッサム 91 74.5 34.8
220213 8 アバンチュリエ 85 74.5 35.4
220213 2 ジオグリフ 95 74.6 34.3
220213 1 ダノンベルーガ 97 74.7 34.0
220213 11 エイシンシュトルム 81 74.9 35.4
220213 7 ダノンスコーピオン 88 75.0 34.6
210214 1 エフフォーリア 93 75.2 33.9 1 2
220213 10 サンストックトン 83 75.2 34.9
200216 1 ダーリントンホール 92 75.2 34.0 6 13
220213 9 アケルナルスター 84 75.2 34.8
220213 5 アサヒ 89 75.4 34.1
140224 1 イスラボニータ 94 75.5 33.5 1 2

 

例年、クラシックに直結するレースですが、

今年はレースレベルが低く、 このレースだけでは評価できません。

ただ、去年のエフフォーリアより優秀な内容でした。

(エフフォーリア自体が本番までまったくGSが出ていませんでした)

それでも、2019年のダノンキングリーと比較すると明らかに低レベルで、

本番で一変する必要があります。

このレースの上位馬の取捨が、今年のクラシックの馬券で

一番難しいところだと思いました。

 

●すみれS(2013年以降9R分)

レースレベル:同率5位(他1R)/9R

ペースの速さ:9位/9R

※2015年は馬場差計測不能

 

日付 馬名 GS 3F 皐月 桜花 DB OA NM
170226 1 クリンチャー 104 98.3 35.8 4 13
160228 1 ジョルジュサンク 105 98.6 35.4 16
200301 1 レクセランス 107 98.7 35.1 11 15
180225 1 キタノコマンドール 117 98.7 34.1 5 12
210228 1 ディープモンスター 101 99.3 35.1 7 16
220226 1 ポッドボレット 101 99.5 34.8
220226 2 レヴァンジル 100 99.5 34.9
220226 7 アスクオンディープ 90 99.6 35.8
220226 6 トーセンヴァンノ 93 99.7 35.4
220226 5 シェルビーズアイ 94 99.8 35.2
220226 8 マテンロウボンド 87 99.8 35.9
190224 1 サトノルークス 98 100.0 34.7 14 17
220226 3 ヴェローナシチー 97 100.0 34.7
220226 4 セレシオン 97 100.0 34.7
130224 1 ナリタパイレーツ 86 101.3 34.6 11
140302 1 スズカデヴィアス 75 103.1 33.9 14 9

 

このレース自体がクラシックにつながらないレースで、

阪神芝2200mは、求められる能力が違うように思えます。

レースレベルは高くなく、今年もスローの前残りに見えました。

しいてあげるなら、3着、4着馬は展開が向きませんでしたが、

OPやG3ならともかく、本番でどうのこうのというパフォーマンスではないでしょう。

 

まとめ:2月のレースからの注目馬

・注目馬はなし

・クイーンカップのプレサージュリフト、ベルクレスタが今後の3歳戦の内容次第では、評価上位

・共同通信杯は、GSだけでいえば低レベル、注目馬とするには物足りない。ただ、取捨選択は今後次第

 

 

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