【展望】20231203_チャンピオンズカップ_ひっそりと人気していないこの馬を狙う

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
221204 -0.3 1 5 ジュンライトボルト 1 -0.3 0.7 9 9 8 10 111
2 10 クラウンプライド 2 0.2 2 2 2 2 111
3 3 ハピ 2 0.4 3 3 4 4 109
211205 -0.3 1 6 テーオーケインズ 1 -1.6 0.5 5 5 6 6 133
2 13 チュウワウィザード 2 0.8 10 10 11 11 123
3 11 アナザートゥルース 7 0.3 3 3 3 3 122
201206 -0.5 1 11 チュウワウィザード 1 -2.4 0.6 8 7 5 4 135
2 2 ゴールドドリーム 3 0.8 11 10 8 7 131
3 13 インティ 10 0.0 2 2 1 2 131
191201 -0.8 1 5 クリソベリル 2 -1.7 0.3 3 3 4 4 140
2 11 ゴールドドリーム 2 0.3 4 5 4 4 140
3 4 インティ 9 0.0 1 1 1 1 138
181202 -0.7 1 2 ルヴァンスレーヴ 2 -0.4 0.3 2 2 3 3 125
2 12 ウェスタールンド 1 1.9 15 15 15 13 121
3 9 サンライズソア 5 0.4 5 5 5 5 121
171203 -0.5 1 9 ゴールドドリーム 2 -0.8 1.0 9 10 11 11 127
2 13 テイエムジンソク 7 0.1 2 2 2 2 127
3 1 コパノリッキー 13 0.0 1 1 1 1 126
161204 -0.5 1 8 サウンドトゥルー 1 -2.3 1.9 14 14 14 13 127
2 2 アウォーディー 6 0.7 6 6 6 5 127
3 4 アスカノロマン 9 0.4 2 2 3 2 126
151206 -0.5 1 4 サンビスタ 4 -2.2 0.5 9 6 8 6 124
2 1 ノンコノユメ 2 1.4 14 14 15 15 122
3 2 サウンドトゥルー 1 1.6 15 15 16 16 121
141207 0.0 1 8 ホッコータルマエ 6 -0.5 0.1 2 2 2 2 123
2 4 ナムラビクター 4 0.3 5 5 4 4 122
3 12 ローマンレジェンド 8 0.1 5 5 2 2 121

 

まず冒頭でお伝えしておきたいのは、

2013年以降、このレースで上位だった馬の前走は

地方交流重賞が圧倒的に上位をしめています。

当ブログのGS指数が1000万下の時計をベースに算出する以上、

地方競馬の実績を数値化したり、評価することは不可能で

あくまでわかる範囲での考察でしかないことを

あらかじめご了承いただきたいです。

ちなみに2013年以降、チャンピオンズカップで馬券になった馬たちの前走です。

 

前走レース名 勝ち馬 馬券圏内
JBCクラG1 4 10
マイルG1 2 5
JBCLクG1 1 1
シリウスHG3 1 1
日本TG2 1 1
みやこSG3 6
武蔵野SG3 2
JBCスプG1 1
エルムSG3 1

 

圧倒的に地方交流組が優勢です。

 

話をチャンピオンズカップに戻すと、

基本的に前残りするレースという前提があり、

上位3頭は、そこに追い込み馬が1頭くるかこないか、

という構成になるケースが多いです。

前目から馬券になった馬の傾向をみると、

4角3番手以内、残り600mで逃げ馬から0.5秒以内にいる馬が優勢です。

 

ハイペースだった年は2020年、2016年、2015年で

いずれも差し・追い込み馬が連対しています。

特に2015年、2016年は残り600m地点で

逃げ馬からだいぶ離された馬が届いており、

もしハイペースを読むなら、最後方の馬まで

チャンスがあることは頭に入れておいたほうがよさそうです。

また、差してきた馬の枠を見ると、外目の枠が多いようにも見えますが

それほど顕著な傾向とは思えませんでした。

 

馬場は、開幕週で特に雨の影響がなくても、

若干時計の出やすい馬場になるのが通例です。

今年も雨の心配はなさそうなので-0.3秒くらいの馬場になりそうで、

大きく過去傾向からはずれることはないでしょう。

 

同じ中京ダ1800mでは東海ステークスが行われますが、

レベルとペースを比較してみましょう。

 

レース名 GS平均 ペース平均
チャンピオンズC 127.2 -1.36
東海S 120.0 -1.17

 

平均ペースはもちろんGIであるチャンピオンズCのほうが速いですが

大きな差があるとは思えません。

違うのはレベルで、東海Sの平均より秒数にして0.7秒速い時計が求められます。

東海Sにしても立派なGIIですから、シビアなレースといっていいでしょう。

 

ペースはスロー前提で予想してよさそう

馬名 脚質 近3走
平均位置
プロミストウォリア 1.0
アイコンテーラー 1.3
メイクアリープ 2.0
クラウンプライド 2.3
ウィルソンテソーロ 2.7
レモンポップ 3.3
ケイアイシェルビー 3.7
テーオーケインズ 4.0
ノットゥルノ 4.7
ハギノアレグリアス 5.0
グロリアムンディ 5.3
ゼットリアン 6.3
メイショウハリオ 6.3
アーテルアストレア 7.0
セラフィックコール 7.3
クリノドラゴン 9.7
ジオグリフ ※芝
ドゥラエレーデ ※芝
パンサラッサ ※芝

 

プロミストウォリアが回避の見込みで、

これといってゴリゴリの逃げ馬はいません。

芝組を無視するとして、仮にどの馬がハナを切ったとしても

実績ベースでハイペースで逃げるような馬は見当たりません。

そもそも中京ダート1800mは、上り坂にゲートが設置されます。

我先に先手を奪い合う展開は想像しづらく、

ペースは落ち着くのではないかと推測します。

ただ、イコール前の馬を買っておけばいいかというとそうでもなく

過去、スローだったのは2022年と2018年、2014年は

しっかり差し・追い込み馬も馬券になっています。

 

ステップレースが軒並み低レベル

レース名 レースレベル ペース 馬名
武蔵野S 11位/11R 4位/11R 4 ケイアイシェルビー
みやこS 6位/7R 5位/7R 1 セラフィックコール
2 メイクアリープ
シリウスS 4位/8R 5位/8R 1 ハギノアレグリアス
2 アイコンテーラー
10 クリノドラゴン
東海S 4位/10R 8位/10R 1 プロミストウォリア(回避)
2 ハギノアレグリアス
12 クリノドラゴン
平安S 9位/9R 4位/9R 1 グロリアムンディ
2 ハギノアレグリアス
9 ノットゥルノ
フェブラリーS 10位/11R 7位/11R 1 レモンポップ
3 メイショウハリオ
アンタレスS 8位/14R 1位/14R 1 プロミストウォリア(回避)

 

チャンピオンズカップの優先出走権が得られるステップレースとして

位置づけられている武蔵野SとみやこSについては、

そのどちらも低レベルでした。くわしくはこちらにまとめてあります。

 

まず武蔵野Sのケイアイシェルビーについては、

ややペースが速い中、前目から4着なら

3着くらいの評価は必要かもしれません。

ただ、ことGIの舞台においては一切評価に値するレースとはいえないでしょう。

 

みやこSのセラフィックコールは、かわしてから楽な手応えではありましたが、

内容としては例年以下で、斤量恩恵を考えると、

直線力強く差し切った見た目の強さを額面通り受け取るのは危険だと思います。

また、メンバーに恵まれた印象を受けます。

ただ、メンバーという意味では、今回もかなり恵まれてそうで

人気でも切るに至る理由はないと思います。

あとは、地方交流重賞組との力関係でしょう。

 

同じ舞台となる東海Sで2着して、GS120を出している

ハギノアレグリアスは、その後も安定して走れており、

前走シリウスSでは58.5kgを背負って完勝と、

ここでは中穴人気くらいしそうな気はします。

ただ、ここで頭となるとワンパンチ足りない気がします。

 

レモンポップは、前走圧巻でしたが、

明らかにメンバーに恵まれました。

今回ケチをつけるなら、初距離となる1800mもあるのですが

1000万下で足踏みしたときや、武蔵野Sで取りこぼしたときなど

スローで若干パフォーマンスを落とす傾向にあると思っています。

1000万下からペルセウスSまで怒涛の4連勝をしたときは

ほとんどがスローのレースだったので、

重箱の隅をつついているだけかもしれませんが、

さらにいうと、フェブラリーSが2013年以降でも相当な低レベルで

この馬自身、1400m以下のほうがGS指数が高い傾向にあります。

それでも今回のメンバーなら1人気は当然だと思いますが、

オッズを考えるといまいち気乗りしません。

 

なお、JBCLクラシックとJBCクラシックの上位馬たちが出走してきますが、

まるっきりレベル観などを評価する手立てがないため

私としては素直に「わかりません」とだけ書いておきます。

 

人気の盲点になっている1頭が…

グロリアムンディってどうでしょうか。

前走コリアカップで勝ち馬から10馬身離されたのは気になりますが、

前々走平安Sはハイペースを前目からで後続をきっちり振り切っています。

いく馬にはかなり厳しい展開だったはずです。

歴代の平安Sと比較するとレベルは低いのですが、

極端に時計のかかる馬場だったため、補正を入れたとしても

単純には比較できないかなという気はしています。

 

彼のキャリアの中で特筆すべきは、去年の雅Sという1600万下のレースです。

チャンピオンズカップと同じ舞台だったのですが、

このときGS120をマークしています(2着馬はハヤブサナンデクン)。

GIで勝ち負け、という内容ではありませんが、

このコースを連勝していることからも得意であることは間違いなさそうです。

 

とはいえ、「去年のチャンピオンズカップを惨敗しているじゃないか」

という声もきかれそうです。去年はあまりゲートがよくなく、

1枠1番で内に閉じ込められてポジションがとれませんでした。

しかもスローに巻き込まれていますし、参考外とできそうです。

ちなみにこの年、グロリアムンディは2人気でした。

そのあと、それほど落ち度はなくむしろ勝ち鞍を増やしているのに

今年がくりと人気を落とすようなら狙い目な気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. 匿名 より:

    前サイトのようにGS指数がどの距離どの競馬場で出した指数か分かるようになりますか?

    • 高田泰蔵 高田泰蔵 より:

      ご質問ありがとうございます。
      まず、経緯なのですが、スマートフォン表示のために
      項目を減らしてスリム化しました

      先週も、同様のご意見をいただきましたので

      https://takadataizo.com/?page_id=6763

      こちらのページで「○曜日分詳細(PDF)」として
      PDFファイルをアップするようにしています。
      PDF出力のタイミングは、木曜日に出走馬が確定し、
      すべてのレースのGS指数を出したらとさせていただけるとありがたいです

      どうしてもこの馬について知りたいということであれば
      馬名を書いておいていただければ個別に対応させていただきます

    • 高田泰蔵 高田泰蔵 より:

      ひとまず今週末の特別登録の分は、PDFをアップしておきました

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