【展望】20230326_高松宮記念

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 3角 4角 GS
220327 0.1 1 2 ナランフレグ 2 -0.9 1.0 15 14 108
2 9 ロータスランド 6 0.6 7 8 108
3 10 キルロード 10 0.2 3 3 108
210328 0.9 1 14 ダノンスマッシュ 1 -0.6 0.8 10 9 107
2 16 レシステンシア 4 0.6 6 7 107
3 9 インディチャンプ 4 0.7 11 9 106
200329 0.7 2 16 モズスーパーフレア 11 -0.4 0.0 1 1 110
3 8 グランアレグリア 1 1.4 13 12 110
4 3 ダイアトニック 4 0.8 4 4 110
190324 -0.8 1 3 ミスターメロディ 4 -0.7 0.5 4 5 109
2 4 セイウンコウセイ 7 0.3 3 2 108
3 7 ショウナンアンセム 2 0.8 13 11 108
180325 0.3 1 9 ファインニードル 6 -1.1 0.7 6 6 108
2 8 レッツゴードンキ 8 0.6 8 6 108
3 7 ナックビーナス 10 0.6 6 6 107
170326 0.6 1 6 セイウンコウセイ 3 -0.8 0.4 4 4 109
2 3 レッツゴードンキ 1 1.2 13 12 107
3 7 レッドファルクス 6 0.6 8 6 106
160327 -1.1 1 4 ビッグアーサー 4 -1.0 0.6 4 4 112
2 6 ミッキーアイル 13 0.3 3 3 111
3 8 アルビアーノ 4 1.0 8 10 108
150329 0.4 1 4 エアロヴェロシティ 4 -0.5 0.2 2 3 109
2 15 ハクサンムーン 7 0.1 2 2 108
3 16 ミッキーアイル 2 0.4 4 4 108
140330 不能 1 5 コパノリチャード 10 不能 0.5 2 2
2 17 スノードラゴン 2 2.1 13 13
3 9 ストレイトガール 7 1.4 7 8
130324 0.2 1 11 ロードカナロア 1 -0.1 0.6 9 7 111
2 12 ドリームバレンチノ 4 0.7 12 11 109
3 13 ハクサンムーン 10 0.0 1 1 109

 

スプリント戦だから前目の馬が残って当たり前なのですが

そこはG1だけあって、差しや追い込みがばしばし決まります。

そもそも、芝1200mの中でも、中京は中山についで逃げ成功率が低いです。

 

●芝1200mの逃げ成功率

逃げ成功率
阪神 28.7%
新潟 26.6%
函館 24.7%
札幌 22.4%
京都 22.4%
小倉 22.0%
福島 21.7%
中京 20.1%
中山 17.5%

 

また、毎年のように馬場が悪く、今年も馬場がよくなることは考えられないので

過去傾向を参考にしてよさそうです。

馬場が悪いことも、差し・追い込み馬の活躍を後押ししているように見えます。

馬場のよかった2016年、2019年は内枠、前目の馬が優勢ですが

全体的に外枠の馬がよく馬券にからんでおり、枠も加味したほうがよさそうです。

これらをふまえつつ、今年の登録馬の脚質を見てみましょう。

 

▼前目

アグリ

ウォーターナビレラ

オパールシャルム

キルロード

ピクシーナイト

ファストフォース

メイケイエール

ロータスランド

 

▼中団以降

ウインマーベル

グレナディアガーズ

ダエィーズビビッド

ディヴィナシオン

ドゥラヴェスーラ

トウシンマカオ

ナムラクレア

ナランフレグ

ホープフルサイン

ボンボヤージ

レディバランタイン

ヴェントヴォーチェ

 

1200mにしては、控えるタイプが多いように思えます。

また、何よりなにがなんでも逃げる!というタイプがおらず

ペースはスローまで想定しておいたほうがよいかなと思いました。

ただ、過去スローになったとしても上位が前目の馬で構成される、

という結果になった年はほぼなく、控える形の馬に魅力を感じます。

 

前走の評価は

各馬のステップレースの内容をざっと見てみましょう。

 

▼シルクロードS(詳細はこちら

ひとことでいうとナムラクレアの充実っぷりが伝わるレースでした。

良馬場でスローという前目の馬にとってはうってつけの状況で

56.5kgを背負って上がり最速で差し切るという内容で

2013年以降のこのレースとしてはもっともハイレベルでした。

ナムラクレアが今回単1倍台の1人気でも極めて極めて妥当といえます。

アクシデントがあった、あるいは能力以外の理由で実力を発揮できなかった、

以外の理由でこの馬が馬券を外すことは考えづらいです。

2着ファストフォースも今回0.5kg増ながら、ヒモにはいれておきたいです。

 

▼オーシャンS(詳細はこちら

内容としては平凡でした。

勝ったヴェントヴォーチェは、ペースが速いと脱落するようで

オーシャンS、キーンランドS、春雷Sはいずれも

この距離としてはぬるいペースでした。

今回、ペースはそれほどきびしくならなそうで、

展開自体は向くかもしれません。

 

▼阪急杯(詳細はこちら

2013年以降、2番目にハイレベルなレースで、

前目から勝ったアグリは高く評価すべきでしょう。

また、2着ダディーズビビッドについても、

楽なレースだったとは思えません。

また、ペースも速く、1400mとはいえ

スプリント戦の前哨戦としては十分だったといえます。

ただ、この手の馬はペースが落ちると、

がくりとパフォーマンスを落とすパターンが多く、

なんなら後続を突き放して単騎で逃げてしまってもおもしろいと思います。

上で、差し・追い込み馬が優勢であると書きましたが、

もし逃げる可能性があるならこの馬から入りたいくらいです。

G1の舞台でそのような大胆な騎乗をするかどうか(すべきかどうか)、

判断がつきかねますが。

 

▼京都牝馬S(詳細はこちら

特筆すべきレースではなく低レベルでした。

ただ、スローで馬場もよく、前が残して当然だったので

3着ロータスランドにとっては、もろもろ向きませんでしたし、

そもそもこの馬は先行馬です。出遅れで、よそいきのレースをさせられました。

ただ、去年宮記念で2着したあと、2022年の内容を見ると、

ピークは過ぎたかなという印象があります。

 

▼阪神カップ(詳細はこちら

ハイペースで前目の馬にとっては厳しいレースといえます。

2着したグレナディアガーズは、通過順位こそ4角7番手ですが

逃げ馬からは0.5秒しか離れておらず、楽なレースではありませんでした。

ただ、G1でどうのというレベルのレースではないように思えます。

 

枠順を見てからになりますが、

基本的にはナムラクレアがどういう勝ち方をするのか

競馬ファンとして眺めるレースかなと思います。

相手探しという意味なら、アグリかヴェントヴォーチェ、

人気しないようならファストフォース、ダディーズビビッドあたりでしょうか。

特にダディーズビビッドはそこまで人気しないでしょうし、少し気になります。

 

最後に、賞金最下位でおそらく出走できませんが

レディバランタインという1600万下を勝ったばかりの馬についてです。

前走アクアマリンSと、オーシャンSを比較してみます。

 

●2023年アクアマリンSとオーシャンSの比較

年月日 馬名 GS 3F
190302 1 モズスーパーフレア 113 32.7 35.2
130302 1 サクラゴスペル 108 33.2 35.1
200307 1 ダノンスマッシュ 111 33.7 34.3
160305 1 エイシンブルズアイ 111 33.9 34.2
220305 1 ジャンダルム 108 34.0 34.5
140308 1 スマートオリオン 106 34.0 34.5
180303 1 キングハート 106 34.1 34.4
210306 1 コントラチェック 107 34.1 34.3
150307 1 サクラゴスペル 109 34.3 34.0
170304 1 メラグラーナ 108 34.4 33.9
230304 1 ヴェントヴォーチェ 108 34.6 33.8
230311 1 レディバランタイン 109 34.8 33.6

 

初めての1200mだったのですが、後方から前の馬をまとめて面倒みました。

G3でも遜色のない内容で、今後スプリント路線でいくならおもしろい1頭です。

ただ、このとき斤量53kgだった点に注意が必要で、

次走以降斤量が増えてくると割り引きです。

今回、万が一G1に出走できたとしても厳しいとは思いますが、

次走がOPやG3なら、勝ち負けできるだけの馬ではないかなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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