【反省】2023_4月・古馬・芝・重賞(ダービー卿CT、大阪杯、阪神牝馬S、福島牝馬S、マイラーズC)

●ダービー卿CT
レースレベル:19位/20R(京成杯AH含む)
ペースの速さ:19位/20R(京成杯AH含む)

年月日 馬名 GS 3F
190908 1 トロワゼトワル 125 56.7 35.7
190330 1 フィアーノロマーノ 124 57.3 35.1
140406 1 カレンブラックヒル 114 57.4 36.1
130331 1 トウケイヘイロー 115 57.9 35.4
200404 1 クルーガー 113 58.0 35.5
210403 1 テルツェット 115 58.3 35.0
200913 1 トロワゼトワル 111 58.5 35.2
180331 1 ヒーズインラブ 118 58.6 34.4
130908 1 エクセラントカーヴ 118 58.7 34.4
170910 1 グランシルク 120 59.0 33.9
220402 1 タイムトゥヘヴン 118 59.0 34.0
210912 1 カテドラル 111 59.2 34.5
160403 1 マジックタイム 116 59.3 34.0
160911 1 ロードクエスト 110 59.3 34.5
150405 1 モーリス 120 59.6 33.2
180909 1 ミッキーグローリー 109 59.8 34.1
230401 14 ベレヌス 91 59.9 35.9
170401 1 ロジチャリス 105 59.9 34.5
230401 6 ミッキーブリランテ 100 60.2 34.7
230401 5 ウイングレイテスト 100 60.3 34.6
150913 1 フラアンジェリコ 105 60.3 34.0
220911 1 ファルコニア 96 60.4 34.8
230401 3 ゾンニッヒ 102 60.5 34.2
230401 12 ファルコニア 96 60.5 34.8
230401 9 タイムトゥヘヴン 99 60.6 34.4
230401 1 インダストリア 104 60.6 33.9
230401 2 ジャスティンカフェ 103 60.7 33.9
230401 8 ミスニューヨーク 99 60.7 34.3
230401 15 ソロフレーズ 88 60.9 35.2
230401 10 アナザーリリック 99 61.0 34.0
230401 4 マテンロウオリオン 100 61.2 33.7
230401 11 ルプリュフォール 96 61.2 34.1
230401 7 レッドモンレーヴ 100 61.4 33.5
230401 13 スカーフェイス 94 61.6 33.9
230401 16 トーラスジェミニ 63 62.1 36.5

 

ひとまずペースが遅すぎて、

ほかのレースとに比較が付けづらいレースでした。

しまいが11.6-11.3-11.2の加速ラップで、

いく馬にとっては楽なレースだったといえます。

ただ、2015年の京成杯AHのフラアンジェリコと比較すると、

このゾーンならもう少し上がりがでてもおかしくないようにも思えます。

勝ったインダストリアの60.6-33.9は、

このコースでのオープン特別と比較しても平凡な時計でした。

展開が向かなかったことを考えても、

G3レベルと評価するのが妥当だと思います。

 

●大阪杯
レースレベル:1位/7R(G1格上以降)
ペースの速さ:1位(同率2R)/7R(G1格上以降)

年月日 馬名 GS 3F
230402 1 ジャックドール 133 83.2 35.8
210404 1 レイパパレ 126 83.2 36.1
230402 15 ノースザワールド 111 83.4 37.5
230402 3 ダノンザキッド 133 83.5 35.5
230402 4 マテンロウレオ 126 83.5 35.9
230402 7 ヒシイグアス 123 83.7 35.9
230402 8 ノースブリッジ 122 83.7 36.0
230402 10 ポタジェ 120 83.7 36.0
220403 1 ポタジェ 126 83.7 35.6
230402 9 ヴェルトライゼンデ 121 83.9 35.8
230402 5 マリアエレーナ 125 84.0 35.5
230402 16 ヒンドゥタイムズ 109 84.0 37.1
230402 2 スターズオンアース 133 84.1 34.9
230402 6 ジェラルディーナ 124 84.2 35.4
230402 13 キラーアビリティ 123 84.2 35.7
230402 11 ラーグルフ 121 84.4 35.4
230402 12 モズベッロ 122 84.4 35.4
230402 14 ワンダフルタウン 115 84.6 35.9
170402 1 キタサンブラック 127 84.8 34.4
180401 1 スワーヴリチャード 124 85.0 34.5
200405 1 ラッキーライラック 127 85.1 34.1
190331 1 アルアイン 105 86.1 35.3

 

2021年、2022年と同じハイペースでした。

レースレベルも高く、逃げて勝ったのですから

ジャックドールは完勝といえます。

ひるまずにハイペースを演出し

後方の馬にも脚を使わせて自分の形にもっていったのが勝因に思えます。

結果的にはきっちりハナ差しのいだわけですから

ユタカマジックと呼ぶべきでしょう。

コース形態、鞍上のファインプレーがかさなったことも事実ですが、

GS指数としても優秀で、フロックでもなんでもありません。

才能開花、という感じがします。

 

2着スターズオンアースは、やはりこのコースだと割り引きで

それでも猛然と追い込んでの2着ですから、やはりただものではありません。

もっとこの馬に合うコースだと、G1タイトルの1つや2つ、

上乗せしてくることは間違いないでしょう。

 

ダノンザキッドはいろいろな方向から探っても、

自分のような馬券検討をするタイプには買い時がわかりません。

ただ、今回のパフォーマンスは高く評価すべきで

ジャックドールについていって直線でも垂れなかったのですから優秀です。

 

4着マテンロウレオも、G2、G3なら十分やれる内容で、

控える競馬よりも、先行力をいかす競馬の方が合っていると思います。

 

●阪神牝馬S
レースレベル:7位/8R
ペースの速さ:6位/8R

年月日 馬名 GS 3F
160409 1 スマートレイアー 111 59.3 34.5
170408 1 ミッキークイーン 118 59.6 33.6
200411 1 サウンドキアラ 114 59.6 33.9
220409 1 メイショウミモザ 110 59.8 34.1
230408 4 ウインシャーロット 101 60.1 34.7
230408 1 サウンドビバーチェ 104 60.2 34.3
230408 9 ママコチャ 97 60.3 34.9
230408 2 サブライムアンセム 102 60.4 34.3
230408 10 イズジョーノキセキ 95 60.5 34.9
190406 1 ミッキーチャーム 107 60.6 33.6
230408 3 コスタボニータ 101 60.6 34.2
230408 11 ピンハイ 94 60.6 34.9
210410 1 デゼル 111 60.6 33.2
230408 6 ルージュスティリア 99 60.7 34.3
230408 7 テンハッピーローズ 99 60.8 34.2
230408 8 フラーズダルム 99 61.0 34.0
230408 5 アンドヴァラナウト 100 61.1 33.8
180407 1 ミスパンテール 99 61.1 33.9

スローで低レベルなレースでした。

勝ったサウンドビバーチェ、サブライムアンセムともに

位置取りがよかっただけのフロックでしょう。

(差してくると思ったサブライムが先行しました。私の的中もある意味フロックです)

3着コスタボニータは、 位置取りを考えるとがんばったほうですが

とはいえ、という感じで時計が出ていません。

VMで注目すべき馬は見当たりませんでした。

 

●福島牝馬S
レースレベル:7位(同率1R)/10R
ペースの速さ:8位/10R

年月日 馬名 GS 3F
180421 1 キンショーユキヒメ 120 71.1 35.2
150425 1 スイートサルサ 117 71.5 35.1
170422 1 ウキヨノカゼ 110 71.8 35.5
140426 1 ケイアイエレガント 111 71.9 35.3
220423 1 アナザーリリック 120 72.0 34.4
130420 1 オールザットジャズ 114 72.2 34.7
200425 1 フェアリーポルカ 113 72.4 34.6
230422 9 ストゥーティ 106 72.5 35.3
230422 5 ストーリア 108 72.6 35.0
230422 13 ウインピクシス 104 72.7 35.3
230422 15 ニシノラブウインク 97 72.7 36.0
230422 3 クリノプレミアム 111 72.8 34.5
230422 6 パーソナルハイ 108 72.8 34.8
230422 2 ビッグリボン 111 73.0 34.3
230422 14 スライリー 103 73.0 35.1
230422 1 ステラリア 111 73.0 34.3
230422 4 ジネストラ 109 73.2 34.3
230422 7 エイシンチラー 107 73.2 34.5
230422 8 ホウオウイクセル 107 73.3 34.4
230422 10 エリカヴィータ 105 73.4 34.5
230422 12 ホウオウエミーズ 105 73.4 34.5
230422 11 ミスニューヨーク 105 73.7 34.2
160423 1 マコトブリジャール 97 73.7 34.9
190420 1 デンコウアンジュ 97 74.6 34.0

 

スローの低レベルレースでした。

上位3頭ともそこそこ前目の位置におり、

このペースですら残せなかったいく馬が垂れたところに

流れ込んできたという印象です。

道中、ストーリアが前目の馬にからんだことも

好位にいた上位3頭にとっては展開が向きました。

今年から斤量1kg増の55kgになったことを加味しても

今後につながるレースだったとは思えません。

 

●マイラーズカップ
レースレベル:5位/9R
ペースの速さ:3位(同率1R)/9R

年月日 馬名 GS 3F
130421 1 グランプリボス 120 57.9 34.9
230423 4 シャイニーロック 114 58.5 34.9
180422 1 サングレーザー 125 58.7 33.6
230423 6 ビーアストニッシド 112 58.8 34.8
230423 15 ダイメイフジ 99 58.9 36.0
230423 7 キングエルメス 111 59.0 34.7
230423 5 マテンロウオリオン 113 59.1 34.4
160424 1 クルーガー 113 59.2 34.3
230423 3 ソウルラッシュ 114 59.2 34.2
230423 10 サヴァ 109 59.2 34.7
140427 1 ワールドエース 116 59.3 33.9
230423 2 ガイアフォース 115 59.4 33.9
230423 8 エアロロノア 110 59.4 34.4
230423 14 ゴールデンシロップ 107 59.4 34.7
230423 9 ジャスティンスカイ 110 59.7 34.1
230423 1 シュネルマイスター 115 59.7 33.6
170423 1 イスラボニータ 118 59.8 33.2
230423 11 ザイツィンガー 109 59.9 34.0
230423 12 グラティアス 109 60.0 33.9
230423 13 トリプルエース 108 60.1 33.9
200426 1 インディチャンプ 110 60.3 33.5
150426 1 レッドアリオン 107 60.6 33.5
190421 1 ダノンプレミアム 108 61.3 32.7

 

そこそこ前が流れるレースで、差し馬にとっては向く展開でした。

開幕週で馬場がよく、1600mで1.8秒速い時計の出る馬場でしたので

勝ち時計をそのまま鵜呑みにはできません。

勝ったシュネルマイスターは、2017年のイスラボニータと

ほぼ同じ位置取りで、上がりが見劣りします。

2着ガイアフォースが2014年のワールドエースのときと同じ馬場差で

ほぼ同じ位置取りですから、ワールドエースに若干劣るパフォーマンス。

そのワールドエースは次走安田記念で5着に敗れており、

このレースだけに限って評価するなら、

シュネルマイスターとガイアフォースが

次走以降G1で活躍と言い切るには物足りない内容です。

 

●天皇賞・春
レースレベル:7位(同率1R)/9R
ペースの速さ:4位/9R

 

この条件の1000万下のレースがないのでGSは出せないのですが

天皇賞同士で比較してみると、レベルが高いとはいいがたいレースでした。

ペースはやや速く、2着したディープボンドが一番厳しいレースをしたように思えます。

ただ、レースレベルと勝ち馬との着差を考えると胸を張れる内容ではありません。

また、1人気タイトルホルダーが競走中止したことも大きいでしょう。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました