【反省】2023_8月・2歳・芝・オープン&重賞(ダリア賞、コスモス賞、フェニックス賞、クローバー賞、ひまわり賞、新潟2歳S)

●ダリア賞

レースレベル:2位(同率1R)/11R

ペースの速さ:4位/11R

年月日 馬名 GS 3F JF FS
130803 1 マキャヴィティ 79 47.1 36.1
230806 4 ニシノオウジョ 76 47.1 36.4
200808 1 ブルーバード 88 47.2 35.1
230806 2 アトロルーベンス 86 47.3 35.2
140809 1 ワキノヒビキ 90 47.4 34.7 12
230806 8 マジックオブラブ 59 47.6 37.6
230806 3 マスクオールウィン 85 47.6 35.0
230806 6 ジュントネフ 68 47.7 36.6
220806 1 ミシシッピテソーロ 81 47.7 35.3 5
230806 1 コラソンビート 88 47.8 34.5
170805 1 タイセイプライド 80 48.1 35.0
190803 1 エレナアヴァンティ 79 48.1 35.1 15
150808 1 ペルソナリテ 75 48.1 35.5 6
230806 5 ハッピーサプライズ 69 48.3 35.9
180804 1 アウィルアウェイ 85 48.8 33.8
230806 7 クラート 60 48.8 36.3
210807 1 ベルウッドブラボー 78 49.2 34.1
160806 1 リンクスゼロ 69 49.5 34.7 16

 

この時期の2歳OPにしては、速いペースで流れました。

勝ったコラソンビート内容は優秀で、

過去残り3F地点まで47.7-48.1秒で通過した馬の中では

別次元の上がりを使っています。

次走以降、要注意でしょう。

 

●コスモス賞
レースレベル:3位/10R

ペースの速さ:2位(同率1R)/10R

年月日 馬名 GS 3F JF FS
180811 1 ナイママ 94 72.4 37.3
230813 1 エコロヴァルツ 91 74.0 36.0
220813 1 モリアーナ 89 74.0 36.2 12
210814 1 トーセンヴァンノ 81 74.1 36.9
230813 5 ゴードンテソーロ 68 74.4 37.9
230813 2 コスモディナー 81 74.5 36.5
170812 1 ステルヴィオ 92 74.6 35.3 2
230813 3 タガノデュード 78 74.7 36.6
230813 4 シュンプウ 72 74.7 37.2
200815 1 ウインアグライア 88 75.0 35.3 13
160813 1 サトノアリシア 84 75.3 35.4 7
230813 6 ベレニーチェ 66 75.3 37.2
230813 8 リエラ 50 75.4 38.7
150815 1 ラヴアンドポップ 74 75.4 36.3
230813 7 マコトロクサノホコ 64 75.6 37.1
190810 1 ルーチェデラヴィタ 80 75.6 35.5 16
140816 1 マイネルサクセサー 70 75.8 36.3

 

このレースとしてはまずまずのレベルでした。

ペースは2番目に速かったのですが、

超ハイペースだった2018年が突出しており、

っここ4年では平均的なペースだったといえます。

勝ったエコロヴァルツは抜け出してからしまいは余裕があり、

まだまだ時計は詰めてきそうです。

去年のモリアーナより良い内容で、

そのモリアーナはクイーンS3着、NZT4着、NHKマイル6着と

ワンパンチ不足している印象がありますが、

相手関係次第では次走も十分注目に値すると思います。

 

一方、2着以下は残り600m地点までこれだけ楽をしたら

上がりで36秒は切っていないと今後きびしいのではないかと思います。

 

●フェニックス賞
レースレベル:10位/10R(2021年は馬場差計時不能)

ペースの速さ:10位/10R(2021年は馬場差計時不能)

年月日 馬名 GS 3F JF FS
160813 1 クインズサリナ 88 33.1 36.5 15
200815 1 ヨカヨカ 93 33.5 35.6 5
180811 1 シングルアップ 91 33.7 35.5
190810 1 マイネルグリット 88 34.0 35.6 13
130810 1 クーファナイン 82 34.0 36.1
140816 1 レオパルディナ 92 34.1 35.1 7
150815 1 コウエイテンマ 88 34.1 35.4
170812 1 ゴールドクイーン 83 34.3 35.7
220813 1 ミカッテヨンデイイ 95 34.6 34.3
230813 3 マクッテソフィア 67 36.0 35.7
230813 1 シカゴスティング 73 36.1 35.0
230813 2 フタバ 68 36.2 35.4
230813 9 フェノーウルフ 58 36.2 36.4
230813 5 ハヤブサソンタクン 64 36.2 35.8
230813 11 フライトブルー 47 36.4 37.3
230813 7 トゥールリー 61 36.5 35.8
230813 4 ジョウゲンノツキ 65 36.6 35.3
230813 6 グッドタイミング 62 36.7 35.5
230813 8 フェブソラーレ 60 36.9 35.5
230813 10 ヒロアプリオリ 50 37.1 36.3

 

2013年以降もっとも低レベルなレースとなりました。

ペースももっとも遅く、9位からだいぶ離れたスローです。

前にいれば残せるレースで、未勝利戦並の内容だったといえます。

そしてあまりにもペースが遅すぎて、ほかの年と比較できません。

 

ただし、勝ったシカゴスティングは

2着以下に着差をつけており、しまいの手ごたえをみると

さらに時計を詰めてくることは可能でしょう。

ただ、このレース、きっちり中央で勝ちあがっている馬は

シカゴスティングただ1頭で、あとは地方馬か未勝利馬たちでした。

着差自体を鵜呑みにはできません。

未勝利を勝ちあがったときもペースにめぐまれており、

次走、それなりのペースになったとき真価が問われます。

 

●クローバー賞
レースレベル:8位/10R

ペースの速さ:7位/10R

年月日 馬名 GS 3F JF FS
140809 1 トーセンラーク 93 53.7 36.5 17
160821 1 ブラックオニキス 86 54.4 36.5 12
210822 1 ラブリイユアアイズ 96 54.5 35.4 2
220821 1 ジョリダム 85 54.7 36.3
150823 1 マシェリガール 89 54.8 35.8 17
200823 1 カイザーノヴァ 92 54.9 35.4 8
230820 6 モズミギカタアガリ 68 55.1 37.6
230820 5 ドナベティ 72 55.1 37.2
230820 2 カイコウ 76 55.3 36.6
230820 3 ノヴァエクスプレス 74 55.3 36.8
170820 1 ダブルシャープ 80 55.4 36.1 9
230820 1 コスモディナー 78 55.5 36.2
230820 7 オオイチョウ 66 55.6 37.3
230820 4 テラメリタ 72 55.6 36.7
180819 1 ウインゼノビア 74 56.3 35.8 13
230820 8 エイシンジョルト 58 56.4 37.3
190818 1 オータムレッド 68 57.1 35.6 11

 

ペースがゆるく、いく馬にとっては楽な展開でした。

また、このコース自体、逃げ馬の勝率が20%以上で、

前につけていればなんとかなるコースです。

それをふまえると2着カイコウはややフロック臭がします。

 

勝ったコスモディナーは、しまいやや余裕がありましたので

さらに時計は詰まりそうな気はします。

ただ、2017年のダブルシャープと同じようなレベルで

ここから時計を詰めたとしても、今後重賞戦線で馬券圏内確定、

という印象は受けませんでした。

 

●ひまわり賞
レースレベル:3位(同率1R)/11R

ペースの速さ:1位/11R

年月日 馬名 GS 3F JF FS
230826 1 テイエムチュララン 89 33.6 35.9
230826 12 エイヨーカルム 57 33.7 39.0
230826 2 アイタカ 83 33.8 36.3
230826 3 ユメカナウケン 82 33.8 36.4
230826 11 エイシンチョンパ 58 33.9 38.7
220827 1 サツマノオンナ 84 33.9 36.0
160827 1 カシノマスト 91 34.0 35.3
230826 5 キリシマジョイナー 71 34.1 37.2
140830 1 エフェクト 89 34.1 35.3 16
230826 4 ヒマワリクン 80 34.2 36.2
190824 1 イロゴトシ 82 34.2 35.9
200829 1 ヨカヨカ 86 34.3 35.5 5
150829 1 キリシマオジョウ 81 34.3 35.9 18
230826 13 テイエムサガドン 56 34.4 38.4
170826 1 レグルドール 85 34.4 35.4 15
230826 14 ウエルカムキリシマ 56 34.6 38.2
230826 16 アベベ 41 34.6 39.7
230826 9 ラブショータイム 62 34.6 37.6
130824 1 テイエムキュウコー 93 34.7 34.3 16
180825 1 カシノティーダ 83 34.8 35.2
230826 6 カシノルーカス 70 35.1 36.3
230826 8 タイバ 62 35.3 36.9
230826 7 カシノフロイデ 63 35.5 36.6
210828 1 ヒノクニ 77 35.6 35.1 18
230826 15 フォーザウィン 55 35.9 37.0
230826 17 コウジョウノツキ 34 36.1 38.9
230826 10 カシノディーバ 59 36.3 36.2

 

九州産馬限定ということで、なかなかここから

活躍馬が出てくることは珍しいのですが、

ペースは2013年以降もっとも速く、1000万下平均とほぼ同じでした。

逃げ切って3馬身1/2ですから強い内容だったといえます。

前が止まらないというほど時計の出る馬場でもなかったですし、

しまいは余裕もありました。

 

2013年以降だと、2014年のエフェクトがファンタジーSで4着、

2016年のカシノマストが小倉3歳Sで3着、

2017年のレグルドールがクリスマスRSで3着、

2歳時はファンタジーS、阪神JFともに5着でしたが

3歳時に単距離戦線でそこそこやれて、

最後は北九州記念を制した2020年のヨカヨカは

記憶に新しいところだと思います。

名前が出た馬たちはいずれもあくまでこのレースについてですが

GS上位の馬たちで、今年のテイエムチュラランも

遜色ない内容で勝ち切りました。

このあと、重賞で本命軸にするまでにはいたらないと思いますが

馬券圏内という意味では注意が必要です。

 

●新潟2歳S
レースレベル:5位/11R

ペースの速さ:4位/11R

年月日 馬名 GS 3F N
200830 1 ショックアクション 102 60.1 33.9 13
140831 1 ミュゼスルタン 104 60.3 33.6 3 6
230827 2 ショウナンマヌエラ 93 60.4 34.5
230827 12 ニシノクラウン 49 60.5 38.8
230827 4 ルクスノア 88 60.7 34.7
230827 8 ヒヒーン 84 60.9 34.9
150830 1 ロードクエスト 104 61.0 32.8 2 8 11
230827 3 クリーンエア 92 61.1 33.9
230827 1 アスコリピチェーノ 95 61.1 33.6
230827 9 ルージュスタニング 84 61.4 34.4
210829 1 セリフォス 98 61.4 33.0 4
230827 6 ヴァンヴィーヴ 87 61.5 34.0
230827 11 ホルトバージ 74 61.5 35.3
160828 1 ヴゼットジョリー 92 61.5 33.5 10 11
230827 7 エンヤラヴフェイス 86 61.6 34.0
170827 1 フロンティア 92 62.0 33.1 13
230827 5 シリウスコルト 87 62.0 33.5
130825 1 ハープスター 93 62.3 32.7 1 2
190825 1 ウーマンズハート 86 62.6 33.0 16 12
180826 1 ケイデンスコール 82 62.7 33.3 2
230827 10 ジューンテイク 80 62.8 33.4
220828 1 キタウイング 77 63.3 33.2 12 15

 

ペースは3位からやや離されての4位、

レースレベルは真ん中くらいでした。

勝ったアスコリピチェーノはこのゾーンだと

2015年のロードクエストとだいたい同じ位置取りで

上がりはまったく勝負になっていません。

似たような位置取りから3着に終わったクリーンエアは推してしるべしで

今年だから馬券圏内だったといえます。

2着ショウナンマヌエラは(一応)ややハイの流れで先行した分

しまいが甘くなるのはしかたないですが

それより前の位置で残り600mをむかえた2014年ミュゼスルタン、

2020年ショックアクションに比べると、上がりは出ていません。

総じて、このあと活躍するとなるともっともっと時計を詰める必要があります。

4着以下の馬には語るほどの敗因はなく、

よほど巻き返さないと今後はきびしいでしょう。

 

 

 

 

 

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