日付 | 馬場差 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 3F順 | P差 | 残3F差 | 3角 | 4角 | GS |
221105 | -1.5 | 1 | 10 | オオバンブルマイ | 8 | -0.1 | 0.3 | 4 | 4 | 97 |
2 | 7 | フロムダスク | 13 | 0.0 | 1 | 1 | 95 | |||
3 | 16 | スピードオブライト | 12 | 0.1 | 2 | 2 | 95 | |||
211106 | -1.1 | 1 | 3 | キングエルメス | 8 | 0.5 | 0.0 | 2 | 2 | 97 |
2 | 8 | トウシンマカオ | 7 | 0.3 | 4 | 3 | 95 | |||
3 | 11 | ラブリイユアアイズ | 4 | 0.5 | 5 | 5 | 94 | |||
201107 | -0.7 | 1 | 6 | モントライゼ | 9 | 0.1 | 0.2 | 2 | 2 | 96 |
2 | 17 | ロードマックス | 1 | 1.0 | 10 | 11 | 96 | |||
3 | 16 | ユングヴィ | 3 | 0.8 | 7 | 8 | 95 | |||
191102 | -1.5 | 1 | 4 | タイセイビジョン | 1 | 0.2 | 0.6 | 6 | 6 | 98 |
2 | 8 | ビアンフェ | 3 | 0.0 | 1 | 1 | 95 | |||
3 | 5 | ヴァルナ | 2 | 0.4 | 4 | 3 | 92 | |||
181103 | -1.3 | 1 | 1 | ファンタジスト | 2 | 4.6 | 0.3 | 3 | 3 | 61 |
2 | 5 | アウィルアウェイ | 1 | 0.7 | 5 | 7 | 61 | |||
3 | 6 | カルリーノ | 4 | 0.3 | 3 | 3 | 58 | |||
171104 | -0.6 | 1 | 1 | タワーオブロンドン | 1 | 1.1 | 0.6 | 6 | 7 | 96 |
2 | 6 | カシアス | 4 | 0.3 | 3 | 3 | 93 | |||
3 | 8 | アサクサゲンキ | 7 | 0.1 | 2 | 2 | 92 | |||
161105 | -0.4 | 1 | 13 | モンドキャンノ | 1 | 0.6 | 0.5 | 9 | 8 | 98 |
2 | 8 | レーヌミノル | 4 | 0.1 | 2 | 2 | 97 | |||
3 | 9 | ディバインコード | 8 | 0.2 | 4 | 2 | 92 | |||
151107 | -0.7 | 1 | 18 | ボールライトニング | 3 | 2.1 | 0.1 | 3 | 2 | 88 |
2 | 15 | アドマイヤモラール | 7 | 0.2 | 5 | 4 | 86 | |||
3 | 4 | シャドウアプローチ | 3 | 0.3 | 3 | 4 | 86 | |||
141108 | -0.7 | 1 | 3 | セカンドテーブル | 6 | 0.4 | 0.0 | 1 | 1 | 99 |
2 | 1 | サフィロス | 1 | 0.8 | 10 | 7 | 97 | |||
3 | 9 | ニシノラッシュ | 3 | 0.7 | 7 | 7 | 96 | |||
131109 | -0.6 | 1 | 13 | カラダレジェンド | 8 | 1.8 | 0.3 | 2 | 2 | 84 |
2 | 7 | クインズハリジャン | 7 | 0.5 | 3 | 3 | 83 | |||
3 | 6 | ラブリープラネット | 8 | 0.4 | 3 | 3 | 83 |
例年、前目の馬が残す傾向にあります。
理由の1つとしてペースがあげられます。
この時期の2歳馬にとっての適正なペースがどのくらいかにもよりますが、
少なくとも1000万下平均よりは遅くなる傾向にあり、
年によっては新馬並のペースまでゆっくりになることもあります。
2013年以降、馬券になった30頭中、3頭が逃げ馬、
11頭が4角2番手以内、18頭が4角3番手以内に位置しており、
半数以上が4角3番手以内にいたことになります。
●京王杯2歳Sで馬券になった馬の位置取り(2013年以降)
4角位置 | 頭数 | 先頭からの累計 |
先頭 | 3 | 3 |
番手 | 8 | 11 |
3番手 | 7 | 18 |
4番手 | 3 | 21 |
5番手 | 1 | 22 |
6番手 | 1 | 23 |
7番手 | 4 | 27 |
8番手 | 2 | 29 |
9番手 | 0 | 29 |
10番手 | 0 | 29 |
11番手 | 1 | 30 |
前につける馬には要注意といえます。
今年の隊列は
登録馬から隊列を予想してみましょう。
▼逃げ
ジャスパーノワール
タイガードラゴン
レディーエンジェル
▼番手・先行
アンバーニードル
オーキッドロマンス
コラソンビート
セントメモリーズ
ゼルトザーム
ミルテンベルク
ロジリオン
▼中団以降
アグラード
アスクワンタイム
タヤスロンドン
バロン
バンドシェル
まず、逃げそうな3頭のうち、
ジャスパーノワールの前走はかなり優秀でした。
スタートも、いきっぷりもそれほどよくありませんでしたが
インからハナを奪うとそのまま上がり最速から余裕の1着でした。
距離延長も問題ないように思えます。
ただ、気になるのが新馬で、前走より楽なペースで番手でしたが
内容としては平凡でした。
強い競馬ができるのはハナを切ったときだけ、
という注文がつくとなると安定感に欠けます。
今回のメンバーならハナを切ること自体は難しくなさそうで
レースの脚質傾向からも最低限、相手には入れたい1頭でしょう。
同型をみると、タイガードラゴンは前走1600mでドスローでした。
1400mでハナを切れるかどうか。
レディーエンジェルは2走続けて逃げており、
新馬はそこそこ速いペースでした。
時計的に勝ち負けは別として、ジャスパーノワールの逃げに
待ったをかける可能性はあります。
GS指数トップはオーキッドロマンス
先行勢からは、オーキッドロマンスが注目に値すると思います。
前走カンナSは、2013年以降もっともハイレベルでした。
●前走カンナS組の成績(2013年以降)
日付 | 馬名 | 着順 | 前着 | 前3角 | 前4角 |
221105 | フロムダスク | 2 | 10 | 7 | 9 |
211106 | コラリン | 4 | 1 | 8 | 8 |
211106 | シゲルファンノユメ | 11 | 2 | 10 | 10 |
201107 | クムシラコ | 11 | 2 | 3 | 3 |
191102 | アポロニケ | 10 | 11 | 10 | 10 |
161105 | タイムトリップ | 7 | 1 | 3 | 4 |
161105 | ダノンハイパワー | 10 | 2 | 12 | 12 |
151107 | ヒルダ | 10 | 4 | 9 | 9 |
151107 | ボーダレス | 11 | 1 | 7 | 7 |
141108 | コウソクコーナー | 9 | 4 | 9 | 9 |
131109 | アポロスターズ | 8 | 1 | 7 | 6 |
苦戦しています。
前走実績としてはゼロに等しいフロムダスクが2着したのみで
あとは惨敗という馬が多いです。
なお、2014年にサフィロスがカンナSを勝って
京王杯2歳Sで2着していますが、この年のカンナSは新潟開催でした。
●カンナS勝ち馬の京王杯2歳S成績
日付 | 馬名 | 着順 | 前着 | 補・前 | 補・上 |
230923 | オーキッドロマンス | ? | 1 | 34.0 | 35.3 |
161105 | タイムトリップ | 7 | 1 | 34.0 | 35.7 |
131109 | アポロスターズ | 8 | 1 | 34.4 | 35.3 |
151107 | ボーダレス | 11 | 1 | 34.7 | 34.6 |
211106 | コラリン | 4 | 1 | 35.2 | 34.8 |
ただし、上記の表のように、
オーキッドロマンスのパフォーマンスは最も高く
今年のカンナS勝ち馬は物が違うといえます。
その他GS上位馬の取捨選択は
オーキッドロマンスに続くGS上位馬は以下の通りです。
アスクワンタイム
ミルテンベルク
ジャスパーノワール
バンドシェル
アスクワンタイムは小倉2歳Sをすでに制しており実績上位。
あとは1400mへの対応だけでしょう。
その小倉2歳S、時計的には平凡で、ペースが2013年以降
3番目に速く、いく馬には厳しいレースでした。
アスクワンタイムは後方からの競馬で天下が向いた格好で、
2着ミルテンベルクにしても、不利な位置からの競馬ではありませんでした。
●小倉2歳S組の前走着順と3角、4角位置(2013年以降)
日付 | 馬名 | 着順 | 前着 | 前3角 | 前4角 |
181103 | ファンタジスト | 1 | 1 | 3 | 2 |
201107 | モントライゼ | 1 | 2 | 2 | 2 |
141108 | セカンドテーブル | 1 | 7 | 13 | 14 |
161105 | レーヌミノル | 2 | 1 | 2 | 1 |
201107 | ロードマックス | 2 | 7 | 3 | 3 |
171104 | アサクサゲンキ | 3 | 1 | 3 | 2 |
131109 | ラブリープラネット | 3 | 3 | 8 | 5 |
191102 | グランチェイサー | 4 | 16 | 7 | 7 |
181103 | シングルアップ | 7 | 6 | 4 | 4 |
161105 | ダイイチターミナル | 8 | 2 | 8 | 6 |
151107 | サイモンゼーレ | 8 | 2 | 6 | 3 |
201107 | ブルーシンフォニー | 8 | 2 | 7 | 3 |
191102 | マイネルグリット | 9 | 1 | 5 | 3 |
201107 | ファルヴォーレ | 9 | 4 | 9 | 10 |
221105 | ロンドンプラン | 14 | 1 | 13 | 13 |
小倉2歳組自体が、このレースで活躍しているのですが
前走の3コーナー、4コーナーの位置取りをみると
先行した馬が京王杯2歳Sでも活躍しています。
一方で位置取りが後ろになるほど、着順を落としている傾向にあり、
今年の1着馬、2着馬はあくまで例年のパターンとしては
京王杯2歳Sでは上位にこない方のグループになるでしょう。
そこへきて、レースレベルは真ん中くらいで決して高くなかったことを考えると
人気になるこの2頭はヒモにまわしたいなというのが個人的な見解です。
ジャスパーノワールは冒頭でふれましたので割愛します。
バンドシェルの前走は、重馬場で前58.2秒(生時計)で
ペース差-1.3秒とかなりのハイペースでした。
中団から差すかっこうとなり、展開が向いた感は否めません。
その他人気馬について
1人気になりそうなのがコラソンビートです
(ネット競馬の予想オッズでは水曜日時点で1人気)。
前走ダリア賞は、2013年以降で2番目に高いパフォーマンスでした。
GSでは上位になりませんでしたが、前走が6月の頭なので、
まだ時計の出る時期ではありませんでした。
未勝利では、1600mをハイペースで逃げきっており、
位置取りに注目がつくタイプでもなさそうです。
GSは低いですが、人気でも切れません。
函館2歳Sを勝ったゼルトザームも当然人気でしょう。
馬場が悪く、GS指数は出せないのですが、
どちらかというとポジションをとった馬は
展開が向いた印象を受けます。
ゼルトザームは4角5番手、残り3F地点で逃げ馬から0.5秒差ですから
楽な展開だったとは言い切れませんが、
特に厳しい位置取りでもありませんでした。
2着以下の上位馬は、その後OPでそこそこやれていますので
一応、及第点のレースだったかなとは思います。
まとめると、個人的にはGSトップ・オーキッドロマンスより
ジャスパーノワールが気になります。
枠とオッズ次第なところはありますが、そこから
GS上位&人気どころに流す感じかなあと思っています。
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