【展望】20231112_エリザベス女王杯

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
191110 -0.6 1 2 ラッキーライラック 1 0.1 1.8 7 8 8 8 102
2 6 クロコスミア 18 0.0 1 1 1 1 100
3 11 ラヴズオンリーユー 12 1.0 2 2 2 2 100
181111 -0.7 1 12 リスグラシュー 1 -0.9 0.9 8 9 10 9 111
2 9 クロコスミア 8 0.0 1 1 1 1 111
3 7 モズカッチャン 8 0.5 5 6 5 5 106
171112 -0.3 1 5 モズカッチャン 7 0.3 0.3 5 5 4 4 103
2 4 クロコスミア 8 0.1 2 2 2 2 103
3 10 ミッキークイーン 1 0.7 12 12 10 11 103
161113 -1.1 1 3 クイーンズリング 1 -0.2 0.9 9 9 9 7 109
2 9 シングウィズジョイ 5 0.4 4 3 3 3 109
3 1 ミッキークイーン 4 0.7 7 7 6 5 107
151115 0.1 1 12 マリアライト 5 -1.3 1.6 9 9 6 6 101
2 18 ヌーヴォレコルト 3 2.0 13 13 14 12 101
3 8 タッチングスピーチ 3 2.0 11 12 12 12 101
141116 -1.3 1 1 ラキシス 5 -0.7 0.7 8 7 7 7 113
2 5 ヌーヴォレコルト 7 0.5 4 3 4 3 113
3 15 ディアデラマドレ 1 1.2 14 14 12 12 111
131110 2.8 1 3 メイショウマンボ 1 0.2 0.4 7 7 8 7 111
2 18 ラキシス 10 0.1 3 3 3 2 109
3 7 アロマティコ 1 0.6 15 17 11 9 109

 

3年ぶりの京都開催となります。

基本的に、G1としては低レベルで、

2019年や2017年、2015年など年によっては

条件戦並の内容になったりします。

昨今、強い牝馬はちゅうちょなく王道G1を使う傾向にありますし

メンバーが手薄になりがちです。

今年も、G1ホースはジェラルディーナのみで、

その実績もエリザベス女王杯(阪神開催)と、あくまで牝馬限定G1です。

やや小粒なメンバー構成といってよく、

3着あたりにどんな馬がきても不思議ではありません。

 

目立つのは前残りで、ペースが速かった2015年は例外として

だいたい4角3番手以内の馬が1頭は残しています。

2018年や2014年のように、多少速くなっても前残りが発生しており

いく馬には十分注意が必要でしょう。

 

 

隊列、ペースは?熱愛彼氏の噂は?身長や年齢、スリーサイズは?

今年の出走馬の脚質をざっとまとめていました。

 

馬名 脚質 近3走
平均位置
アートハウス 2.7
マリアエレーナ 3.3
ククナ 4.3
ディヴィーナ 4.7
ローゼライト 4.7
ビッグリボン 5.3
ルージュエヴァイユ 6.0
ゴールドエクリプス 6.3
ハーパー 6.3
ブレイディヴェーグ 7.0
ジェラルディーナ 7.7
シンリョクカ 8.0
サリエラ 8.7
イズジョーノキセキ 9.7
ライラック 10.3

 

これという逃げ馬はおらず、

しいてあげるなら前走府中牝馬Sを逃げ切ったディヴィーナが

スローに落としてハナを切りそうな気はします。

ポジションをとりそうな馬としてはアートハウス、

マリアエレーナ、ローゼライトが続きそうですが

いずれにせよ、ハイペースになることは考えづらいでしょう。

前残りは十分注意が必要です。

ただし、仮にスローになったとしても、

後方の馬は十分届くレースなので、

差し・追い込み馬にチャンスがないわけではありません。

 

マーメイドS、札幌記念、ローズSがハイレベルだが…

主要と思われるステップレースのレベルとペースをまとめました。

 

レース名 レースレベル ペース 馬名
府中牝馬S 9位/11R 9位/11R 1 ディヴィーナ
2 ルージュエヴァイユ
3 ライラック
9 イズジョーノキセキ
10 シンリョクカ
クイーンS 8位/9R 6位/9R 5 イズジョーノキセキ
10 ローゼライト
11 サトノセシル
マーメイドS 2位/11R 1位/11R 1 ビッグリボン
4 ゴールドエクリプス
宝塚記念 9位/11R 7位/11R 4 ジェラルディーナ
17 ライラック
札幌記念 2位/10R 6位/10R 7 イズジョーノキセキ
オールカマー 7位/20R 7位/20R 4 マリアエレーナ
6 ジェラルディーナ
優駿牝馬 5位/11R 2位/11R 2 ハーパー
5 シンリョクカ
ローズS 1位/8R 2位/8R 2 ブレイディヴェーグ
秋華賞 9位/9R 9位/9R 3 ハーパー

 

まず、府中牝馬Sを振り返ってみましょう。

レースレベルとしては低く、勝ったディヴィーナは

スローに落としたうえに、怒り600m地点で番手に0.7秒も差をつけていました。

これは正直、番手以降はぼんくらな騎乗に思えます。

一方、2着ルージュエヴァイユ、3着ライラックは展開が向かない中

つっこんできていますし、今回巻き返しがあっておかしくありません。

特にルージュエヴァイユは、2走前のエプソムカップで

ハイペースを番手からで2着に残しており、

男馬(騙馬もいましたね)相手に、よくやれています。

今回、人気の盲点になってそうで、5人気前後なら

かなりお買い得にうつります。現状、軸候補最右翼です。

 

ハイレベルだったレースに目を向けると

マーメイドSが、2013年以降2番目にハイレベルでした。

勝ったビッグリボンは、前走京都大賞典で惨敗(8着)していますが

直線で不利がありました。

それがなければ勝っていたとはいえませんが

このレース自体が2013年以降でもハイレベルな方で、

似たような不利を受けたヒートオンビート(9着)が

次走アルゼンチン共和国杯で3着と巻き返しています。

ヒモにはいれておきたい1頭です。

 

札幌記念もハイレベルでしたが、

7着イズジョーノキセキは時計的にも負けすぎで

たまたまハイレベルなレースに出走したというだけでしょう。

 

ローズSは超ハイレベルでした。

1着マスクトディーヴァが次走秋華賞2着、

3着マラキナイアも6着と善戦しており、

出遅れて後方からとなり、よそいきの競馬だったにもかかわらず

馬群を割ってしっかりと2着したブレイディヴェーグは

今回1人気でもしかたないかなと思います。

 

GSトップはマリアエレーナ

1年以上勝ち鞍がありませんが、

今年は牡馬相手に健闘しており、

前走オールカマーは超ハイレベルとはいわないまでも

レベルとしては低くなく、斤量が1kg軽かったとはいえ

ジェラルディーナに背着しており、

タイトルホルダー、ゼッフィーロにつぐ4着なら

今回のメンバーにおいては実績上位といえます。

ジェラルディーナとは大阪杯でもあたっていますがこのときも先着しています。

ルージュエヴァイユか、この馬かで軸を迷います。

 

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. 匿名 より:

    久々の泰蔵節が溢れる展望記事ですな。参考にさせて貰いまする。

タイトルとURLをコピーしました