【展望】20231209_中日新聞杯_スローでもハイでも対応できるこの馬を軸にする

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
221210 -1.2 1 1 キラーアビリティ 3 -0.9 1.1 12 13 12 13 108
2 16 マテンロウレオ 9 0.5 5 5 5 4 108
3 9 アイコンテーラー 12 0.3 3 3 3 3 107
220604
(鳴尾記念)
-1.9 1 2 ヴェルトライゼンデ 3 -1.3 0.6 5 6 5 5 118
2 9 ジェラルディーナ 1 0.8 7 7 7 7 117
3 3 サンレイポケット 1 0.8 7 7 7 7 117
211211 -0.9 1 2 ショウナンバルディ 13 -0.6 0.0 1 1 1 1 107
2 6 アフリカンゴールド 13 0.1 2 2 2 2 106
3 9 シゲルピンクダイヤ 5 0.5 4 5 5 5 105
210605
(鳴尾記念)
-1.3 1 3 ユニコーンライオン 2 1.5 0.0 1 1 1 1 95
2 8 ショウナンバルディ 6 0.3 2 2 2 2 89
3 1 ブラストワンピース 1 0.8 8 9 9 8 88
201212 -1.3 1 2 ボッケリーニ 1 0.6 0.9 6 6 8 7 101
2 14 シゲルピンクダイヤ 9 0.5 5 4 3 3 100
3 9 ヴェロックス 5 0.7 6 6 5 6 99
191207 -1.3 1 4 サトノガーネット 1 -0.4 1.2 14 14 13 14 110
2 9 ラストドラフト 4 0.7 6 6 8 8 110
3 7 アイスストーム 3 0.9 12 12 10 11 110
181208 -1.0 1 7 ギベオン 2 -2.5 1.2 8 8 8 7 112
2 10 ショウナンバッハ 1 1.4 10 11 11 9 112
3 12 ストロングタイタン 7 1.0 6 6 6 5 105
171209 -0.8 1 13 メートルダール 3 -0.5 0.7 11 11 10 8 114
2 10 ミッキーロケット 6 0.5 6 6 6 6 112
3 12 ロードヴァンドール 12 0.0 1 1 1 1 111
160312 0.1 1 5 サトノノブレス 10 0.3 0.5 4 5 6 6 103
2 15 ファントムライト 12 0.3 2 3 3 3 102
3 13 レコンダイト 7 0.7 9 9 8 8 102
150314 1.3 1 1 ディサイファ 1 -1.8 0.7 7 7 10 7 116
2 10 デウスウルト 5 0.5 5 6 6 4 114
3 4 マイネルミラノ 12 0.0 1 1 1 1 113
140315 0.5 1 17 マーティンボロ 2 0.4 0.8 11 10 8 10 103
2 6 ラキシス 9 0.5 6 5 4 4 103
3 13 ラブリーデイ 4 0.7 6 8 8 7 103
130309 0.3 1 13 サトノアポロ 1 -2.3 0.8 10 12 9 8 122
2 7 アドマイヤタイシ 5 0.4 4 4 4 3 122
3 2 トウカイパラダイス 11 0.2 3 3 2 2 121

 

比較的ペースの遅かった2021年、2021年(鳴尾記念)、

2020年、2016年は前目の馬が残せています。

2019年や2014年などの例外もあるのですが、

2019年は人気薄の逃げたランドネが6着と健闘しており、

2014年は馬場が悪すぎました。

ある程度、ペースと脚質が連動するレースで、

ペース読みが重要になってくると思います。

 

ペース読みは難解

各馬の脚質実績を見てみましょう。

馬名 脚質 近3走
平均位置
ホウオウビスケッツ 2.7
ヤマニンサルバム 3.3
リューベック 3.7
ジャンカズマ 4.3
スパイダーゴールド 5.0
ユニコーンライオン 5.3
ハヤヤッコ 7.0
ピンハイ 7.0
サトノエルドール 7.3
カントル 8.3
マイネルファンロン 8.3
シュヴァリエローズ 9.0
ドルチェモア 9.3
ワンダフルタウン 10.0
キラーアビリティ 12.0
カレンルシェルブル 12.7
ユーキャンスマイル 13.3

 

どの馬がいくのでしょうか

まずホウオウビスケッツはどんなペースでもついていくタイプですが

自らハイペースを演出するタイプには思えません。

ヤマニンサルバムは、前走ハイペースで逃げ切ったことで味をしめれば

ここでもある程度とばしていくでしょう。

ユニコーンライオンは、出していくとなるとそれなりにとばすこともありますが

その場合たいてい自滅します。

福島記念がペース差-1.1秒、宝塚記念(2着)が-1.2秒、

鳴尾記念が+1.5秒と、結果が出たレースは、それなりにおさえつつの逃げでした。

近2走、番手からの競馬になっていますが、

枠やメンバーを考えるとおさえる形で逃げることは十分考えられます。

ただし、そこにヤマニンサルバムがかぶせてくるとなると、

応戦することで前が速くなることもまた十分考えられます。

また、これは想像の範囲でしかありませんが、

ドルチェモアの存在も気になります。

近2走短いところを使われて後方からになっていますが

もともとはマイルで先行する馬でした。

2000mならポジションをとることは可能でしょうし、

馬券的には単なる早熟馬だったといえばそれまでですが、

勝ち負けは別として先行争いに名乗りをあげる可能性はあります。

いずれにせよ、逃げる馬とペースを事前に読みづらく、

ペース読みがキモとなるレースにおいて、

ミドル以下とハイペース、どちらを前提にするかで

だいぶ検討内容がかわってきます。難解なレースといえます。

 

ハンデ戦なので一応斤量をチェック

2013年以降の斤量と成績を見てみましょう。

 

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率
    ~49kg   0- 0- 0- 0/
0
49.5~51kg   0- 0- 0- 3/
3
0.00% 0.00% 0.00%
51.5~53kg   1- 0- 1-16/ 18 5.60% 5.60% 11.10%
53.5~55kg   5- 9- 4-69/ 87 5.70% 16.10% 20.70%
55.5~57kg   5- 2- 7-67/ 81 6.20% 8.60% 17.30%
57.5~59kg   1- 1- 0- 6/
8
12.50% 25.00% 25.00%
59.5~   0- 0- 0- 0/
0

 

頭数が違うのでなんともいえませんが、

単純に数字の上では斤量が重くても馬券にはなっています。

背負わされるということは強いということなので当然といえば当然ですが

斤量によって惑わされる必要はないと思います。

逆に軽いから一発あっても…という考えは捨てたほうがよいように思えます。

 

GS上位馬の取捨選択は

GSトップは1人気になりそうなヤマニンサルバム。

前走だけ走れればここでも勝ち負けです。

ただ、OP入りしてからは、上がりで見劣りするのも事実で

スローになると直線案外というケースもありえます。

前走のようにいききって、後続に脚を使わせて直線粘りこむというような

前走のような競馬があってそうです。

 

スパイダーゴールドは近2走さっぱりだめで

それでも人気はしていたのですが今回そろそろ見限られそうです。

アメジストSの内容が圧巻で、逃げ馬からはだいぶ離された番手でしたが

それを考えてもハイペースを前目からでよく粘りこみました。

新潟大賞典は馬場が理由かなとも思えますが、にしても負けすぎです。

関越Sは、前が壁で全力で追えてない点は少しかわいそうでしたが、

それがなければ、という感じもしませんでした。

外から差してきた馬で決着していますが、この日の新潟の芝は内外の差はありません。

今回、大きく条件が好転する要素もなく、買い材料としてはオッズ妙味でしょうか。

 

GS3位はキラーアビリティ。

GIホースなので当然ですが、今回59kgを背負っての出走です。

去年の覇者で、くわしくはこちらにまとめてありますが、

低レベル戦で斤量恩恵もあり、どうにかこうにかの勝利でした。

人気で買う馬なのか?という印象です。

 

正直、3頭とも心底から買いたい!と思う要素は見当たりませんでした。

 

しいて1頭あげるなら

GS的には下位なのですが、ホウオウビスケッツが

前が速くなっても遅くなっても、好位置から対応できるかなと思いました。

自分は皐月賞で本命にしたのですが、その理由は

こちらでまとめたように今年はスプリングSは超ハイペースで、

前目からかなり厳しい競馬を強いられています。

一方でダービーではスローペースに落ち着きましたが、

番手からヨーイドン競馬になってもそれなりに対応できています。

今回のメンバーなら頭まで十分考えらると思います。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました