【反省】2024_3月・古馬・芝・重賞(オーシャンS、中山牝馬S、金鯱賞、日経賞、高松宮記念、 ダービー卿CT、大阪杯)

●オーシャンS
レースレベル:7位(同率3R)/12R
ペースの速さ:5位/12R

年月日 馬名 GS 3F
190302 1 モズスーパーフレア 113 32.7 35.2
130302 1 サクラゴスペル 108 33.2 35.1
240302 7 グレイトゲイナー 101 33.5 35.5
240302 12 オタルエバー 99 33.6 35.6
200307 1 ダノンスマッシュ 111 33.7 34.3
240302 16 シナモンスティック 93 33.7 36.1
240302 14 ジュビリーヘッド 97 33.8 35.6
160305 1 エイシンブルズアイ 111 33.9 34.2
220305 1 ジャンダルム 107 34.0 34.5
240302 1 トウシンマカオ 107 34.0 34.4
140308 1 スマートオリオン 106 34.0 34.5
240302 4 ヨシノイースター 105 34.0 34.6
180303 1 キングハート 106 34.1 34.4
210306 1 コントラチェック 107 34.1 34.3
240302 2 ビッグシーザー 105 34.2 34.4
150307 1 サクラゴスペル 109 34.3 34.0
240302 3 バースクライ 105 34.3 34.3
170304 1 メラグラーナ 108 34.4 33.9
240302 5 キミワクイーン 102 34.4 34.5
240302 11 ダディーズビビッド 99 34.5 34.7
240302 15 ボンボヤージ 95 34.5 35.1
240302 6 ショウナンハクラク 101 34.6 34.4
240302 13 シュバルツカイザー 97 34.6 34.8
230304 1 ヴェントヴォーチェ 107 34.6 33.8
240302 8 マテンロウオリオン 99 34.7 34.5
240302 10 カイザーメランジェ 99 34.7 34.5
240302 9 バルサムノート 99 34.9 34.3

 

ほぼ最下位に近いレベルでした。

比較対象も、高松宮記念で馬券になったような馬はおらず

ここから活躍する馬が現れるかどうかは微妙です。

勝ったトウシンマカオはGII以上になるとがくりと成績をさげる

OP・GIII番長で、今回も特に際立つ時計ではありませんでした。

 

2着ビッグシーザーは、おそらく時計の出る速い馬場が得意ではなく

本番では馬場次第で注意sちあほうがいいかなと思いました。

ただ、現状でGIで通用するだけのパフォーマンスを見せたことはありません。

 

●中山牝馬S
レースレベル:7位/11R
ペースの速さ:5位/12R
※2021年は馬場差計時不能

年月日 馬名 GS 3F
200314 1 フェアリーポルカ 111 71.2 36.1
240309 4 フィールシンパシー 96 72.5 36.3
240309 16 ヒップホップソウル 81 72.5 37.8
240309 1 コンクシェル 99 72.5 36.0
240309 9 フィアスプライド 95 72.5 36.4
150315 1 バウンスシャッセ 105 72.8 35.1
240309 3 シンリョクカ 98 72.9 35.7
240309 5 コスタボニータ 96 72.9 35.9
190309 1 フロンテアクイーン 104 72.9 35.1
140316 1 フーラブライド 106 72.9 34.9
240309 2 ククナ 98 73.0 35.6
240309 12 グランスラムアスク 93 73.0 36.1
220312 1 クリノプレミアム 109 73.0 34.5
240309 11 ラヴェル 93 73.1 36.0
240309 7 クリノプレミアム 95 73.1 35.8
240309 10 ルージュエクレール 94 73.3 35.7
240309 13 ルージュリナージュ 92 73.3 35.9
240309 8 アレグロモデラート 95 73.3 35.6
180310 1 カワキタエンカ 96 73.5 35.3
240309 6 タガノパッション 96 73.5 35.3
230311 1 スルーセブンシーズ 105 73.6 34.3
240309 14 キタウイング 90 73.8 35.6
240309 15 ファンタジア 89 74.0 35.5
130310 1 マイネイサベル 97 74.3 34.4
170312 1 トーセンビクトリー 87 75.1 34.6
160313 1 シュンドルボン 76 76.1 34.7

 

やや時計のかかる馬場でしたが、

それを考慮してもそれほど高いレベルのレースではありませんでした。

勝ったコンクシェルは逃げる形になると強く、

また今回は53kgという軽斤量の恩恵もあったかと思います。

次走以降、大きいところで…という期待を残す結果ではないと思います。

2着ククナ、3着シンリョクカは違う年なら掲示板がせいいっぱいという内容で

特に次走に向けて気になる馬はいませんでした。

 

●金鯱賞
レースレベル:1位/12R
ペースの速さ:3位(同率1R)/12R

年月日 馬名 GS 3F
210314 1 ギベオン 110 83.5 36.1
240310 8 エアサージュ 106 83.5 36.5
220313 1 ジャックドール 120 83.6 35.0
131130 1 カレンミロティック 113 83.6 35.7
240310 3 ヨーホーレイク 113 83.7 35.6
240310 13 シーズンリッチ 85 83.7 38.4
240310 10 ヤマニンサルバム 98 83.8 37.0
240310 1 プログノーシス 122 83.9 34.5
240310 7 ブレイヴロッカー 109 83.9 35.8
240310 2 ドゥレッツァ 114 84.0 35.2
240310 12 ノッキングポイント 95 84.1 37.0
141206 1 ラストインパクト 119 84.1 34.6
240310 11 バラジ 96 84.2 36.8
240310 4 ハヤヤッコ 111 84.3 35.2
240310 5 アラタ 111 84.3 35.2
240310 9 レッドジェネシス 103 84.3 36.0
151205 1 ミトラ 117 84.3 34.6
240310 6 ワイドエンペラー 110 84.7 34.9
170311 1 ヤマカツエース 109 84.9 34.9
190310 1 ダノンプレミアム 106 85.9 34.1
230312 1 プログノーシス 102 86.3 34.1
200315 1 サートゥルナーリア 112 86.9 32.5
180311 1 スワーヴリチャード 93 87.6 33.7
161203 1 ヤマカツエース 94 87.7 33.6

 

2013年以降、最もハイレベルな金鯱賞でした。

連覇したプログノーシスは、昨年に比べて大幅にパフォーマンスをあげており

時計の上では、ジャックドールを差し切った計算です。

しかも最後は流す余裕もあり、大きいところでの活躍が期待できます。

 

ドゥレッツァは5馬身離されての2着。

勝ち馬より斤量が1kg重かったこともありますが完敗です。

2023年の3歳世代が低レベルだったことはすでに定説ですが、

トップどころは決して弱くありません。ただ、強くもなさそうで、

ちょいちょい2着、3着あたりなら馬券にからんでくるのが厄介です。

 

むしろ3着のヨーホーレイクがあなどれません。

前走が2022年1月で、前々走が2021年5月。

強かったシャフリヤール世代でクラシック戦線でもそこそこやれていました。

今回、ペースとしては厳しかったはずで、前目から唯一残しています。

久々の+14kgでこの内容なら次走要注意でしょう。

予定通り新潟大賞典にまわってくるなら勝ち負けだと思います。

 

●日経賞
レースレベル:3位/12R
ペースの速さ:2位/12R

年月日 馬名 GS 3F
240323 4 マテンロウレオ 116 116.4 36.8
240323 6 アドマイヤハレー 114 116.6 36.8
240323 5 ボッケリーニ 115 116.7 36.6
240323 7 ヒートオンビート 110 116.8 37.0
240323 3 マイネルウィルトス 116 117.0 36.2
240323 8 サザンナイツ 108 117.0 37.0
240323 2 クロミナンス 117 117.1 36.0
150328 1 アドマイヤデウス 131 117.1 34.6
230325 1 タイトルホルダー 116 117.3 35.9
240323 10 ホウオウリアリティ 106 117.3 36.9
240323 1 シュトルーヴェ 118 117.3 35.7
200328 1 ミッキースワロー 113 117.7 35.8
240323 9 ウインエアフォルク 106 117.7 36.5
170325 1 シャケトラ 116 118.1 35.1
180324 1 ガンコ 109 118.3 35.6
130323 1 フェノーメノ 119 118.4 34.5
210327 1 ウインマリリン 114 118.7 34.7
190323 1 メイショウテッコン 105 118.9 35.4
140329 1 ウインバリアシオン 107 120.3 33.8
220326 1 タイトルホルダー 93 120.8 34.7

 

ボッケリーニが1人気というやや小粒なメンバー構成でしたが、

2013年以降3番目に良い内容でした。

勝ったシュトルーヴェは、2020年のミッキースワロー、

2023年のタイトルホルダーと似たような位置取りで

3頭中最も速い上がりを使いました。

耳慣れない馬名でしたが、一気に注目すべき1頭となりました。

若干、出は悪かったにもかかわらず、

ペースが速くなりかえって展開が向いたことも事実なのですが、

それにしても優秀な内容です。

しかもひるまずせまいところにつっこんでの勝利で、

強かった現5歳に、まだこんな強い馬がいたのかという驚きがあります。

長いところを使われてきましたが、初の中山で一気に時計を詰めてきました。

坂下からの加速はいかにも中山向きという感じがします。

 

なお、勝ち馬の強さでかすみますが、2着~4着馬も優秀な内容でした。

特にマンテンロウレオは、初めてハナを切りましたが、

超ハイペースの中よくやっています。

次走注意とまではしませんが、次もこの形をとるなら要注意でしょう。

●高松宮記念
レースレベル:3位(同率1R)/10R
ペースの速さ:10位/10R
※2014年、2023年は馬場差計時不能
※2020年のモズスーパーフレアは2着入線し、勝ち馬が4着降着で繰り上げ1着

年月日 馬名 GS 3F
200329 2 モズスーパーフレア 109 33.9 34.2
180325 1 ファインニードル 107 33.9 34.4
160327 1 ビッグアーサー 111 33.9 34.0
170326 1 セイウンコウセイ 108 33.9 34.2
150329 1 エアロヴェロシティ 108 34.0 34.1
190324 1 ミスターメロディ 108 34.1 34.0
220327 1 ナランフレグ 107 34.4 33.9
240324 3 ビクターザウィナー 104 34.5 34.1
210328 1 ダノンスマッシュ 106 34.5 33.9
240324 4 ウインカーネリアン 102 34.6 34.2
240324 8 ママコチャ 99 34.7 34.4
240324 1 マッドクール 109 34.8 33.3
130324 1 ロードカナロア 110 34.8 33.1
240324 9 メイケイエール 98 34.9 34.3
240324 10 ルガル 97 34.9 34.4
240324 7 ビッグシーザー 100 35.0 34.0
240324 18 テイエムスパーダ 82 35.1 35.7
240324 6 トウシンマカオ 101 35.1 33.8
240324 13 シュバルツカイザー 92 35.2 34.6
240324 2 ナムラクレア 109 35.3 32.8
240324 14 ソーダズリング 92 35.4 34.4
240324 5 ロータスランド 102 35.5 33.3
240324 12 ウインマーベル 93 35.5 34.2
240324 11 ディヴィーナ 96 35.7 33.7
240324 17 シャンパンカラー 85 35.8 34.7
240324 16 マテンロウオリオン 89 35.8 34.3
240324 15 モズメイメイ 90 36.0 34.0

 

時計のかかる馬場でしたが、それを考慮した上でも条件戦並のペースでした。

レベルはまずまずなのですが、勝ち馬には展開利があったといえます。

もちろん上がりが出ている以上、フロックではないのですが

展開1つで勝ち馬は変わっていたかと思います。

マッドクールは2013年のロードカナロアと同じ位置取りで

上がりは0.2秒劣っています。たかが0.2秒というなかれ、

スプリント戦の0.2秒は重いといえます。

あくまでマッドクールは目下暫定スプリント王とすべきでしょう。

 

ナムラクレアは、上位勢ではポジションが悪く、

直線これ以上の上がりは出せないだろうというレベルで追い込みましたが2着。

強い馬だと思うのですが、どうしてもGIに手が届きません。

 

3着ビクターザウィナー、4着ウインカーネリアンは展開利で、

5着ロータスランドは向かない展開でがんばりました。

ただ、3頭とも時計はGIレベルに達していません。

 

 

 

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