【反省】2023_8月・古馬・芝・重賞(関屋記念、小倉記念、札幌記念、北九州記念、キーンランドカップ)

●関屋記念
レースレベル:10位(同率1R)/12R

ペースの速さ:8位/11R(2013年は逃げ馬競走中止でペース不明)

年月日 馬名 GS 3F
170813 1 マルターズアポジー 114 58.3 34.5
130811 1 レッドスパーダ 111 58.5 34.6
160814 1 ヤングマンパワー 116 58.6 34.0
140817 1 クラレント 117 58.7 33.8
180812 1 プリモシーン 116 58.8 33.8
210815 1 ロータスランド 110 58.9 34.3
230813 8 セルバーグ 103 59.1 34.9
200816 1 サトノアーサー 114 59.2 33.6
230813 17 コンシリエーレ 93 59.5 35.5
230813 12 ロータスランド 101 59.7 34.5
150816 1 レッドアリオン 109 59.7 33.6
230813 2 ディヴィーナ 108 59.8 33.7
230813 3 ラインベック 108 59.8 33.7
230813 15 ノルカソルカ 96 59.9 34.8
140914 1 クラレント 111 59.9 33.2
230813 9 ララクリスティーヌ 102 60.0 34.1
230813 1 アヴェラーレ 109 60.1 33.3
230813 16 カワキタレブリー 95 60.2 34.6
230813 4 フィアスプライド 106 60.2 33.5
230813 13 フォルコメン 100 60.3 34.0
230813 7 ミッキーブリランテ 104 60.4 33.5
230813 5 メイショウシンタケ 106 60.4 33.3
230813 10 フラーズダルム 102 60.5 33.6
190811 1 ミッキーグローリー 111 60.5 32.6
230813 6 サクラトゥジュール 104 60.6 33.3
230813 11 ビューティフルデイ 102 60.6 33.5
230813 14 アナザーリリック 97 60.8 33.8
220814 1 ウインカーネリアン 100 61.0 33.2

※含む京成杯AH(2014年)

 

ペースは緩くレベルもそれほど高くないレースでした。

ただ、勝ったアヴィラーレは直線で前がごちゃついて、

進路の確保にやや手間取った印象を受けました。

前があいてからはぐんと伸びており、時計はもっと詰まりそうです。

 

2着ディヴィーナ、3着ラインベックは展開が向きました

2015年のレッドアリオンとの比較からも

やや物足りない時計で、G1戦線でどうのという印象はありません。

4着以降には後方の馬がずらりと並んでおり、

スローを背景に前目で残した2着馬、3着馬と比較すると

展開次第ではこのあたりは入れ替わりそうです。

 

●小倉記念
レースレベル:6位(同率1R)/11R

ペースの速さ:4位/11R

年月日 馬名 GS 3F
170806 1 タツゴウゲキ 120 82.5 35.9
150809 1 アズマシャトル 119 82.8 35.8
230813 2 テーオーシリウス 111 83.3 36.0
230813 7 レヴェッツァ 103 83.4 36.7
140810 1 サトノノブレス 121 83.5 34.9
130804 1 メイショウナルト 125 83.5 34.4
230813 4 マリアエレーナ 109 83.7 35.8
230813 1 エヒト 115 83.7 35.2
230813 15 ワンダフルタウン 88 83.8 37.8
220814 1 マリアエレーナ 115 83.9 35.1
230813 8 スタッドリー 101 83.9 36.4
230813 6 ククナ 104 83.9 36.1
230813 10 モズナガレボシ 99 83.9 36.6
200816 1 アールスター 111 84.0 35.3
230813 16 スカーフェイス 80 84.0 38.4
230813 9 エニシノウタ 100 84.1 36.3
230813 14 ヴァンケドミンゴ 95 84.1 36.8
230813 3 ゴールドエクリプス 109 84.1 35.4
230813 13 ザイツィンガー 96 84.1 36.7
230813 11 カテドラル 98 84.3 36.3
230813 12 アップデート 97 84.4 36.3
180805 1 トリオンフ 121 84.4 33.9
230813 5 カレンルシェルブル 108 84.5 35.1
160807 1 クランモンタナ 97 84.5 36.2
190804 1 メールドグラース 106 84.6 35.2
210815 1 モズナガレボシ 101 85.1 35.2

 

やや速いペースで流れました。

勝ち馬エヒトと2着テーオーシリウスは前目で残しており、

展開が向いたとはいえませんが、時計を考えると

58kgを背負ったことを考慮しても

もう少し上がりが出てもよいかなと思いました。

全体的に、あくまで標準的なローカルGIIIレベルかなという印象です。

 

●札幌記念
レースレベル:2位/10R

ペースの速さ:6位/10R

年月日 馬名 GS 3F
220821 1 ジャックドール 120 83.3 37.1
140824 1 ハープスター 129 83.9 35.6
160821 1 ネオリアリズム 119 84.0 36.5
230820 12 アフリカンゴールド 88 84.1 39.6
230820 15 ユニコーンライオン 69 84.1 41.5
150823 1 ディサイファ 119 84.1 36.5
180819 1 サングレーザー 114 84.2 36.8
230820 9 ウインマリリン 99 84.3 38.3
230820 2 トップナイフ 117 84.3 36.5
230820 6 ジャックドール 107 84.5 37.3
230820 1 プログノーシス 124 84.5 35.6
230820 4 ダノンベルーガ 111 84.7 36.7
230820 10 ヤマニンサルバム 99 84.8 37.8
230820 11 シャフリヤール 91 84.8 38.6
210822 1 ソダシ 119 84.8 35.7
230820 3 ソーヴァリアント 112 85.0 36.3
230820 8 ラーグルフ 102 85.1 37.2
230820 13 ウインマイティー 86 85.1 38.8
230820 14 マテンロウレオ 74 85.3 39.8
200823 1 ノームコア 121 85.5 34.8
230820 5 ヒシイグアス 111 85.6 35.8
230820 7 イズジョーノキセキ 106 85.7 36.2
170820 1 サクラアンプルール 111 86.0 35.3
190818 1 ブラストワンピース 109 86.2 35.3

 

やや緩い流れとなり、マクってきた馬たちが上位をしめました。

勝ったプログノーシスはこれまで直線一気の競馬が多かったのですが、

3角で早めに動いてからのロングスパート上がり最速勝利は

脚質の幅が広がったといえるのではないでしょうか。

レースレベル2013年以降2番目に高く、

トップが2014年のハープスターですが、このとき斤量52kgと

参考外に軽かったため、実質プログノーシスがトップと考えてよさそうです。

QE2は馬場などがわからないのでなんともいえませんが、

金鯱賞では、時計自体はたいしたことがありませんでしたが

向かない展開で後方からつっこんできました。

こういう脚質の馬は、頭で買うのはどうなのかなと思っていましたが

後方待機一辺倒でないなら、今後G1戦線でも軽視できない1頭かと思います。

 

2着トップナイフは勝ち馬に4馬身差をつけられており、

斤量も3kgもらいです。

高く見積もってもサングレーザー以上ディサイファ未満といった評価。

3着ソーバリアント、4着ダノンベルーガも、内容としては厳しいレースでした。

 

6着に敗れた1人気ジャックドールですが、

ユニコーンライオンとアフリカンゴールドが出していくのをみつつ

好位での競馬となりました。ただ、ペースがなかなかあがらず、

結果的にこの馬にとって一番きびしいキレ勝負になった点が悔やまれます。

これなら、自らハナを切ってハイペースで引っ張ってもよかったのではないかと思います。

敗因はスローと見ます。

あるいは根拠はありませんが、前走デビュー以来ずっと走ってきた2000mではなく

マイルを使われたことも関係しているかもしれません。

陣営は、馬場が悪かったことを敗因にあげていますが、

去年の同じレースでも、今年ほどではないけれど馬場がよくありませんでした。

去年はさらに速いペースで好位から抜け出しているので、

やっぱりこの馬はハイペースでこそ光り輝くタイプだと思います。

 

●北九州記念
レースレベル:6位(同率2R)/13R

ペースの速さ:10位(同率1R)/13R

年月日 馬名 GS 3F
220703 1 テイエムスパーダ 110 32.6 34.8
170820 1 ダイアナヘイロー 104 33.1 34.8
230820 1 ジャスパークローネ 105 33.2 34.7
210704 1 ファストフォース 105 33.2 34.6
230820 13 テイエムスパーダ 96 33.4 35.4
230820 14 スティクス 95 33.5 35.4
180819 1 アレスバローズ 110 33.5 33.9
140824 1 リトルゲルダ 107 33.5 34.2
230820 10 モズメイメイ 98 33.5 35.1
210822 1 ヨカヨカ 105 33.6 34.2
200823 1 レッドアンシェル 104 33.7 34.3
150823 1 ベルカント 109 33.7 33.8
230820 17 レジェーロ 93 33.7 35.4
130818 1 ツルマルレオン 109 33.7 33.8
230820 2 ママコチャ 104 33.8 34.2
230820 3 ストーンリッジ 104 33.8 34.2
190818 1 ダイメイプリンセス 99 33.8 34.6
230820 12 クリノマジン 97 33.9 34.8
230820 18 サンキューユウガ 92 33.9 35.3
230820 7 ロードベイリーフ 99 33.9 34.6
220821 1 ボンボヤージ 104 33.9 34.0
230820 5 ボンボヤージ 102 34.0 34.2
160821 1 バクシンテイオー 102 34.1 34.0
230820 4 スマートリアン 103 34.2 33.9
230820 6 トゥラヴェスーラ 100 34.2 34.2
230820 15 シゲルピンクルビー 95 34.4 34.5
230820 9 エナジーグラン 98 34.5 34.1
230820 8 ロンドンプラン 99 34.6 33.9
230820 16 デュガ 94 34.6 34.4
230820 11 リプレーザ 97 35.0 33.7

 

レースレベルとしては平均程度でした。

ペースは遅く、勝ったジャスパークローネは

してやったりというところでしょう。

ただ、2着以下より斤量を背負っている面もありましたので

展開が向いたことは事実ですが、完勝と言えます。

 

2着ママコチャ、3着ストーンリッジは一歩及ばずでしたが、

前600mを33.7秒で走った歴代の勝ち馬たちと比較すると上がりが出ていません。

それほど後ろの位置でもありませんでしたし、流れ込みの入着に思えます。

 

後方の馬たちの中でメモしておきたいのがトゥラヴェスーラです。

今回、後方から58kgでつっこんできましたが6着。

この馬の好走条件は比較的わかりやすく、渋った馬場が得意です。

次走も人気は落ち着きそうですし、時計のかかる馬場で狙えます。

 

10着惨敗のモズメイメイは、前走のような超ロケットスタートは不発で、

ハナを切れないと弱そうなタイプに思えます。

 

●キーンランドカップ
レースレベル:2位(同率1R)/11R

ペースの速さ:5位/11R

年月日 馬名 GS 3F
180826 1 ナックビーナス 113 33.3 35.3
210613 1 ビアンフェ 105 33.7 35.7
230827 2 シナモンスティック 108 33.7 35.2
230827 5 ヴァトレニ 105 33.8 35.4
230827 4 シュバルツカイザー 108 33.9 35.0
230827 13 レッドベルオーブ 95 33.9 36.3
190825 1 ダノンスマッシュ 105 34.0 35.4
230827 3 トウシンマカオ 108 34.0 34.9
230827 6 ジュビリーヘッド 104 34.0 35.3
230827 1 ナムラクレア 110 34.1 34.6
230827 8 ゾンニッヒ 100 34.2 35.5
230827 11 ウォーターナビレラ 96 34.3 35.8
230827 9 サトノアイ 99 34.4 35.4
230827 7 キミワクイーン 103 34.5 34.9
230827 12 タイセイアベニール 96 34.5 35.6
230827 14 レイハリア 93 34.6 35.8
230827 15 カイザーメランジェ 92 34.6 35.9
210829 1 レイハリア 100 34.7 35.2
170827 1 エポワス 106 34.7 34.5
140831 1 ローブティサージュ 106 34.7 34.5
160828 1 ブランボヌール 108 34.8 34.3
230827 16 ウインマーベル 87 34.8 36.2
230827 10 ナランフレグ 98 34.9 35.0
200830 1 エイティーンガール 110 35.0 33.8
220828 1 ヴェントヴォーチェ 105 35.2 34.1
150830 1 ウキヨノカゼ 105 35.5 33.9

ハイレベルなレースでした。

午後になってからの雨の影響で、時計のかかる馬場で

4角で大半の馬がインを避けていたところをみると

インはかなりタフな馬場になっていたと考えられます。

大外から差し切ったナムラクレアですが、

馬場のいいところを通ったのは上位の馬も同じことで

むしろその分4角ではいつも以上に膨れていたことを考えると

時計以上の評価が必要でしょう。

スプリングSに向けて視界良好といえます。

 

2着以下も時計としてはがんばっています。

シナモンスティックは、前目からしぶとく粘っており、

3着トウシンマカオとともに2019年のダノンスマッシュを

子ども扱いできる内容でした。

この2頭は実質的には勝ちに等しい内容だったといえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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