【展望】20231202_チャレンジカップ_ガイアが俺にもっと輝けと囁いている

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 1角 2角 3角 4角 GS
221203 -1.5 1 10 ソーヴァリアント 3 -4.2 0.9 3 4 4 3 129
2 2 ルビーカサブランカ 4 1.1 9 7 7 5 126
3 3 エヒト 6 1.0 6 6 6 5 126
211204 -1.1 1 11 ソーヴァリアント 1 1.1 0.1 1 2 2 2 98
2 6 ヒートオンビート 4 0.6 5 5 6 6 92
3 7 ペルシアンナイト 1 0.7 7 7 8 8 92
201205 -1.1 1 7 レイパパレ 3 0.0 0.0 2 2 2 1 109
2 11 ブラヴァス 1 0.5 4 5 6 6 107
3 1 ヒンドゥタイムズ 3 0.3 4 4 5 3 106
191130 -2.1 1 4 ロードマイウェイ 1 -0.1 0.6 10 9 9 7 107
2 7 トリオンフ 7 0.0 1 1 1 1 107
3 1 ブレステイキング 5 0.5 6 6 7 7 106
181201 -1.8 1 9 エアウィンザー 1 -1.9 1.5 4 4 4 3 118
2 2 マウントゴールド 6 1.2 3 3 3 3 113
3 10 ステイフーリッシュ 4 1.7 7 6 6 6 111
171202 -1.4 1 3 サトノクロニクル 4 -1.9 0.3 3 4 3 4 119
2 8 デニムアンドルビー 2 0.6 11 10 8 6 119
3 6 ブレスジャーニー 2 0.7 7 7 8 9 118

 

阪神芝2000mといえば、全場の芝2000mの中でも

2番目に逃げやすく、内回りで前有利というのが定説です。

ただ、チャレンジカップにかんしては、

なんとも脚質傾向と呼べるものが見当たらず

ペースも年によってがちゃがちゃです。

ただ、ペースの速かった2017年、2018年、2022年は

少なくとも残り3F地点で逃げ馬から離れていた馬が馬券になっており

ペースの落ち着いた2019年~2021年は、前目の馬が馬券になっています。

ある程度、ペースと連動すると思ってよさそうです。

 

レベルは年によってまちまちで、去年はGIIIとは思えないハイレベルなレースでしたが

その前は条件戦並の低レベルなレースでした。

そのどちらも勝ち馬がソーヴァリアントというのは興味深いですが、

GSで120もあれば勝ち負けに持ち込めるでしょう。

 

テーオーシリウスの刻むペースは?

馬名 脚質 近3走
平均位置
テーオーシリウス 3.3
フェーングロッテン 4.3
ガイアフォース 4.7
エピファニー 5.3
アドマイヤビルゴ 5.7
エヒト 6.3
ベラジオオペラ 6.7
リカンカブール 7.3
ボッケリーニ 7.7
フリームファクシ 8.0
ウインマイティー 9.0
マテンロウレオ 9.3
イズジョーノキセキ 10.0

 

ペースのカギを握るのがテーオーシリウスで、

おそらくこの馬がハナを切るのではないかと思います。

この馬、逃げるとなると高い精度で一定のペースで逃げており、

3走前は逃げられなかったり、福島民友杯ではスローに落としたりと

いくつか例外もあるのですが、だいたい-1.3~-1.8秒の間くらいで逃げるのが定番です。

GIIIでそのくらいのペースなら速すぎず、遅すぎず、といったところで

チャレンジカップ基準だとまずまず標準的な範囲だと思います。

差しが届くペースですが、前が全滅するほどでもないくらい。

個人的には展開によって極端に不利を受ける位置取りの馬はいない、

という前提で予想してしまいます。

 

ガイアフォースの1人気は妥当か

前走天皇賞・秋で5着したガイアフォースがおそらく1人気。

この人気が妥当かどうかでいえば妥当でしょう。

前走、天皇賞・秋でジャックドールが刻んだペースは

ペース差:-5.1秒と激流でした。

0.2秒後ろからついていって、5着に残しているのは

いくら少頭数とはいえだいぶがんばっています。

ましてや今回、先行馬にとって有利になりこそすれ、

不利にはならない阪神芝2000m、しかも別定なら

今回はこの馬でしょうがないかなという感じがします。

ついでに2走前のオールカマーでも、

エヒトやマテンロウレオとは勝負付けがすんでいると見ます。

軸にするかどうかは別として、ケチをつける馬ではないと思います。

 

エピファニーの前走の評価は

エピファニーの前走は、例年のケフェウスSの中では秀逸な内容でした。

今回と同じ舞台ですし、歴代のチャレンジカップ、鳴尾記念を比較してみましょう。

 

●2023ケフェウスSと同舞台GIIIの比較

年月日 馬名 GS 3F
221203 1 ソーヴァリアント 129 83.5 35.6
180602 1 ストロングタイタン 130 83.6 35.3
230916 1 エピファニー 124 83.8 35.7
160604 1 サトノノブレス 126 84.0 35.3
150606 1 ラブリーデイ 123 84.6 35.0
171202 1 サトノクロニクル 119 84.7 35.3
230603 1 ボッケリーニ 112 84.9 35.8
130601 1 トウケイヘイロー 116 85.2 35.1
190601 1 メールドグラース 119 85.3 34.7
200606 1 パフォーマプロミス 104 85.4 36.1
140607 1 エアソミュール 115 85.7 34.7
181201 1 エアウィンザー 118 85.9 34.2
201205 1 レイパパレ 109 86.3 34.7
170603 1 ステイインシアトル 109 86.4 34.6
191130 1 ロードマイウェイ 107 86.8 34.4
211204 1 ソーヴァリアント 98 87.9 34.2

 

ケフェウスS同士の比較なら優秀だったのですが、

さすがにGIIIと比較すると若干見劣りします。

これが単勝20倍以上つく馬なら、狙ってみてもいいかなというレベルですが

人気の一角となると躊躇します。

今回、斤量も増えますし、同じだけ走れば馬券圏内は見えてくるものの

確勝級と言い切るにはワンパンチ足りないと思いました。

 

ベラジオオペラのクラシック2走はどちらも展開向かず

ベラジオオペラのクラシックは2走ともかわいそうな内容でした。

皐月賞は2013年以降3番目に速いペースで、

番手につけていた同馬は当然にように垂れています。

一方でダービーは2013年以降、2番目に遅いペースを後方からで脚を余しました。

展開が向けば勝ち切ったとは言い切れませんが、

タイム差なしの上位馬の中では一番厳しい位置取りだったといえます。

3人気見当でしょうか。買うとなれば頭で買いたいオッズでしょうし

あとはガイアフォースとの力関係となります。

 

結論:高配当を狙うレースとは思えず

エピファニー、ベラジオオペラ、以上の2頭が

妥当ガイアフォースとして自分が考えた馬でしたが

頭で狙いたいかというと疑問でした。

馬券購入自体、非常に消極的な気持ちです。

 

しいて1頭あげるとすると

ウインマイティーがこのコースでそこそこやれており、

去年のマーメイドSではGS122をマークしています。

今年のマーメイドSでは116までさがっていますが、

基本的にこのコースが得意なことは間違いありません。

おそらくとんでもなくオッズはつくと思うので、

ケンするくらいなら見物料がわりに複勝を数百円、という感じでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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