【反省】2024_2月・3歳・芝・オープン&重賞(エルフィンS、きさらぎ賞、クイーンC、共同通信杯、すみれS、マーガレットS)

●エルフィンS
レースレベル:5位/9R
ペースの速さ:5位/9R

年月日 馬名 GS 3F N
200208 1 デアリングタクト 108 59.5 33.9 1 1 1
180203 1 レッドサクヤ 94 59.7 35.1 7 4
240203 5 ナムラエデン 85 60.7 35.0
240203 8 チークタイム 83 60.9 35.0
240203 2 スウィープフィート 88 61.1 34.3
240203 3 エリカエスティーム 87 61.1 34.4
240203 1 ライトバック 89 61.3 34.0
240203 6 マーシーラン 85 61.3 34.4
240203 9 ブルーアイドガール 83 61.3 34.6
240203 4 モモンウールー 85 61.5 34.2
240203 11 ギヴイットアゴー 80 61.5 34.7
130202 1 トーセンソレイユ 94 61.5 33.3 7 15 7
240203 10 チルカーノ 82 61.7 34.3
190202 1 アクアミラビリス 93 61.8 33.1 13 8
150207 1 クルミナル 87 61.9 33.6 2 3
240203 7 ニシノコマチムスメ 84 62.0 33.8
140208 1 シャイニーガール 77 62.2 34.4 13 14
170204 1 サロニカ 74 62.2 34.6
160206 1 レッドアヴァンセ 78 63.0 33.4 7 7 5

 

レベルとしては真ん中位でした。

エルフィンSの真ん中なので、クラシック戦線において

留意すべきレースだったかというと疑問です。

2013年のトーセンソレイユと比較すると

ライトバック:61.3-34.0

トーセンソレイユ:61.5-33.3

ですから、軽くひとひねりされていた計算です。

デアリングタクトが走ったレースで、それを根拠に

GIシーズンになると、スポーツ紙の穴記者が

名前をあげてくる可能性がありますが、 デアリングのパフォーマンスは

比較にならないくらい優秀でした。

今年のエルフィンSは、ひとまず軽視でいいと思います。

 

●きさらぎ賞
レースレベル:1位/9R
ペースの速さ:4位/9R

年月日 馬名 GS 3F N
240204 3 シヴァース 102 72.5 34.5
240204 9 テイエムリステット 96 72.5 35.1
140209 1 トーセンスターダム 101 72.6 34.5 11 16 8
240204 7 ブエナオンダ 97 72.6 34.9
240204 8 レガーロデルシエロ 97 72.6 34.9
170205 1 アメリカズカップ 94 72.7 35.1 18 17
240204 5 ジャスティンアース 100 72.7 34.5
240204 10 ナムラエイハブ 95 72.7 35.0
180204 1 サトノフェイバー 93 72.8 35.1
240204 6 ファーヴェント 99 72.8 34.5
160207 1 サトノダイヤモンド 100 72.9 34.3 3 2 1
240204 4 インザモーメント 102 72.9 34.1
240204 2 ウォーターリヒト 102 73.1 33.9
240204 1 ビザンチンドリーム 102 73.2 33.8
130203 1 タマモベストプレイ 99 73.5 33.8 5 8 8
240204 11 ピエナオルフェ 77 73.6 35.9
190203 1 ダノンチェイサー 90 73.7 34.5 5
150208 1 ルージュバック 87 74.1 34.4 9 2
200209 1 コルテジア 92 74.2 33.8 7 12

 

2013年以降、きさらぎ賞としてはもっとも優秀でした。

去年の3歳がひどかった分、今年はよく見えますが、

実際数字の上でもどんどんいいレースを連発しています。

1着ビザンチンドリーム、2着ウォーターリヒトは

2016年のサトノダイヤモンドをしのでいる計算です。

サトノのクラシックでの活躍を考えると、

この2頭は皐月賞にまわってきたら馬券から外すべきではないでしょう。

2013年のタマモベストプレイが皐月賞で5着で

タマモより前目から同じ上がりを使っていることからも

皐月賞確勝と言い切るのは早急ですが、馬券圏内は見えてきました。

ただ、今年は世代的にレベルが高い可能性があるので

本番までのレースは1つずつ丁寧に見ていくことが重要でしょう。

この世代は、まだまだ強い馬が隠れていそうです。

 

●クイーンC
レースレベル:6位(同率1R)/12R
ペースの速さ:8位/12R

年月日 馬名 GS 3F N
180212 1 テトラドラクマ 106 58.0 36.0 14
160213 1 メジャーエンブレム 113 58.3 35.0 4 1
230211 1 ハーパー 103 59.4 35.0 4 2
150214 1 キャットコイン 104 59.5 34.7 7 12 16
240210 5 モリノレッドスター 94 59.7 35.5
210213 1 アカイトリノムスメ 99 59.8 34.9 4 2 1
240210 4 サクセスカラー 95 59.9 35.2
240210 7 テリオスサラ 92 59.9 35.5
240210 12 ブライトアゲイン 80 59.9 36.7
170211 1 アドマイヤミヤビ 108 60.0 33.8 12 3
240210 9 サフィラ 89 60.2 35.5
240210 13 ガビーズシスター 79 60.2 36.5
240210 2 アルセナール 98 60.2 34.6
200215 1 ミヤマザクラ 96 60.3 34.7 5 7 14
240210 6 サンセットビュー 93 60.5 34.8
240210 8 コスモディナー 90 60.5 35.1
240210 10 カレンナオトメ 87 60.5 35.4
240210 1 クイーンズウォーク 99 60.7 34.0
240210 11 ルージュサリナス 82 60.9 35.5
240210 3 ルージュスエルテ 96 60.9 34.1
140218 1 フォーエバーモア 88 61.2 34.6 8 11
220212 1 プレサージュリフト 95 61.2 33.9 11 5 9
130209 1 ウキヨノカゼ 94 61.3 33.9
190211 1 クロノジェネシス 97 61.5 33.4 3 3 1

 

このレースとしてはスローで前有利な展開でした。

勝ったクイーンズウォークはこのゾーンとしては、優秀な内容でした。

ただ、フォーエバーモアやプレサージュリフトより優秀だからといって

クラシック即通用とはいいがたいでしょう。

それでも前が速くならない中、後方から差してきたことは評価すべきだと思います。

しかも時計の出る馬場で外を通っていますし、本番でも注意が必要かもしれません。

 

2着アルセナール、ついでに4着馬、5着馬も展開利といえるでしょう。

ルージュスエルテは、2勝をあげた逃げの手を捨て、追い込む競馬での3着でした。

ただ、どちらかというと先行策のほうが合っているような気もします。

まず出走できるかどうかという問題がありますが桜花賞なら切ります。

NZTだと迷います。

 

●共同通信杯
レースレベル:12位/12R
ペースの速さ:12位/12R

年月日 馬名 GS 3F N
130210 1 メイケイペガスター 108 72.7 34.0 9 11
160214 1 ディーマジェスティ 97 72.8 35.0 1 3 4
150215 1 リアルスティール 101 73.3 34.1 2 4 2
170212 1 スワーヴリチャード 94 73.7 34.4 6 2
230212 1 ファントムシーフ 90 74.0 34.5 3 8 15
180211 1 オウケンムーン 97 74.2 33.6 12 15 18
190210 1 ダノンキングリー 100 74.4 33.1 3 2
220213 1 ダノンベルーガ 88 74.7 34.0 4 4
210214 1 エフフォーリア 84 75.2 33.9 1 2
200216 1 ダーリントンホール 83 75.2 34.0 6 13
140224 1 イスラボニータ 85 75.5 33.5 1 2
240211 3 パワーホール 73 76.1 34.1
240211 9 エンヤラヴフェイス 64 76.6 34.5
240211 1 ジャスティンミラノ 77 76.6 33.2
240211 2 ジャンタルマンタル 75 76.8 33.2
240211 5 エコロヴァルツ 70 76.8 33.7
240211 10 ショーマンフリート 61 77.0 34.4
240211 6 ベラジオボンド 69 77.1 33.5
240211 7 ミスタージーティー 68 77.1 33.6
240211 8 フォスターボンド 64 77.4 33.7
240211 4 ディマイザキッド 70 77.4 33.1

 

近年スローばかりでしたが、今年は輪をかけたスローでした。

なので、単純に他の年と比較することはできません。

参考までに、2013年の府中牝馬Sを勝ったホエールキャプチャですが、

このときドスローで77.1-33.0でした。

ジャスティンミラノは、0.5秒前から33.2秒の上がりですから

GSは出ていませんが、ある程度の評価は必要かなと思います。

新馬、共同通信杯とドスローを勝ってきましたが、

前が速くなったときに対応できるかどうかがカギとなるでしょう。

 

2着ジャンタルマンタルは、ここを本気でとりにきたのかどうかわかりませんが、

すでにハイペースへの対応力は証明済みで

実績のある馬ですから評価は変わらず高いです。

こちらにまとめたように、デイリー杯2歳Sの内容を高く評価します。

 

●すみれS
レースレベル:2位/11R
ペースの速さ:9(同率3R:実質最遅)位/11R
2015年は馬場差計時不能

年月日 馬名 GS 3F N
240224 6 ミカエルパシャ 89 98.2 36.5
240224 1 サンライズアース 99 98.2 35.5
170226 1 クリンチャー 95 98.3 35.8 4 13 2
240224 8 ヴィレム 87 98.5 36.4
160228 1 ジョルジュサンク 96 98.6 35.4 16 15
200301 1 レクセランス 98 98.7 35.1 11 15 16
180225 1 キタノコマンドール 108 98.7 34.1 5 12
240224 10 ウィープディライト 83 98.7 36.6
240224 4 ジンセイ 91 98.7 35.8
240224 3 メリオーレム 91 98.8 35.7
240224 7 ホウオウプロサンゲ 88 98.9 35.9
240224 2 ジューンテイク 96 99.1 34.9
210228 1 ディープモンスター 92 99.3 35.1 7 16 5
240224 5 カーメルタザイト 90 99.3 35.3
240224 9 ショウナンハウル 84 99.4 35.8
220226 1 ポッドボレット 93 99.5 34.8 16
190224 1 サトノルークス 89 100.0 34.7 14 17 2
130224 1 ナリタパイレーツ 77 101.3 34.6 11 12
230225 1 シャザーン 80 102.5 33.1 6 9
140302 1 スズカデヴィアス 66 103.1 33.9 14 9

 

勝ち馬サンライズアースはペースが緩いと見るや、

向こう正面から一気にポジションをあげての勝利でした。

2017年に勝ったクリンチャーの少し前の位置から

0.3秒速い上がりを使っており、そのクリンチャーは皐月賞4着。

本番でも、馬券圏内は警戒したほうがいいように思えます。

 

一方2着のジューンテイクは、脚をためる形での直線一気。

展開に泣いた部分もあり、例年なら勝ち負けどころか

圧勝まであった内容でした。

ただ、本番でどうのという時計はあげておらず

朝日杯4着もクラシックではワンパンチ不足の印象を受けます。

●マーガレットS
レースレベル:3位/7R
ペースの速さ:3位(同率1R)位/7R

年月日 馬名 GS 3F N
240225 2 ピューロマジック 98 33.9 35.5
220227 1 ジャングロ 103 34.0 34.8 7
240225 10 ジャスパーノワール 80 34.1 37.1
240225 1 ナナオ 102 34.1 34.9
230226 1 ビッグシーザー 104 34.2 34.6
240225 6 クリスアーサー 91 34.3 35.8
240225 11 ロードフロンティア 78 34.3 37.1
240225 8 ビッグドリーム 86 34.5 36.1
240225 7 クランフォード 90 34.6 35.6
240225 3 スピリットガイド 96 34.8 34.8
240225 5 ゼルトザーム 93 34.8 35.1
200229 1 エレナアヴァンティ 91 34.8 35.3
180224 1 アンフィトリテ 94 35.0 34.7
190223 1 ディアンドル 94 35.2 34.5
240225 4 ミルテンベルク 94 35.3 34.5
210227 1 アスコルターレ 95 35.4 34.3
240225 9 ベント 81 35.5 35.6

このレースとしてはまずまずのパフォーマンスでした。

ペースも引き締まっていましたし、 前で残したナナオと

ピューロマジックは、一定の評価が必要かと思います。

ただ、3歳戦はスプリント路線が整備されているとはいえず、

距離延長してGIにまわるか、夏の北海道開催を待つかの二択で

しばらくは活躍の場がまわってこないかもしれません。

 

勝ったナナオは、時計のかかる馬場を苦にしないタイプのようで、

馬場が良かった阪神JFは単純に能力差だとしても、

馬場差-0.7秒とそこそこ速い馬場の新馬戦の取りこぼしは

馬場と関係している可能性もあります。

次走、良馬場なら疑ってかかるのも手かもしれません。

 

3着以下で、特に控えた馬は展開を考えても時計を考えても

OPでは頭打ちの印象を受けます。

1人気ビッグドリームはGS指数的には謎人気で

この着順は不思議でもなんでもありません。

 

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