【展望】20221105_京王杯2歳ステークス

日付 馬場差 着順 馬番 馬名 3F順 P差 残3F差 3角 4角 GS
211106 -1.1 1 3 キングエルメス 8 0.5 0.0 2 2 97
2 8 トウシンマカオ 7 0.3 4 3 95
3 11 ラブリイユアアイズ 4 0.5 5 5 94
201107 -0.7 1 6 モントライゼ 9 0.1 0.2 2 2 96
2 17 ロードマックス 1 1.0 10 11 96
3 16 ユングヴィ 3 0.8 7 8 95
191102 -1.5 1 4 タイセイビジョン 1 0.2 0.6 6 6 98
2 8 ビアンフェ 3 0.0 1 1 95
3 5 ヴァルナ 2 0.4 4 3 92
181103 -1.3 1 1 ファンタジスト 2 4.6 0.3 3 3 61
2 5 アウィルアウェイ 1 0.7 5 7 61
3 6 カルリーノ 4 0.3 3 3 58
171104 -0.6 1 1 タワーオブロンドン 1 1.1 0.6 6 7 96
2 6 カシアス 4 0.3 3 3 93
3 8 アサクサゲンキ 7 0.1 2 2 92
161105 -0.4 1 13 モンドキャンノ 1 0.6 0.5 9 8 98
2 8 レーヌミノル 4 0.1 2 2 97
3 9 ディバインコード 8 0.2 4 2 92
151107 -0.7 1 18 ボールライトニング 3 2.1 0.1 3 2 88
2 15 アドマイヤモラール 7 0.2 5 4 86
3 4 シャドウアプローチ 3 0.3 3 4 86
141108 -0.7 1 3 セカンドテーブル 6 0.4 0.0 1 1 99
2 1 サフィロス 1 0.8 10 7 97
3 9 ニシノラッシュ 3 0.7 7 7 96
131109 -0.6 1 13 カラダレジェンド 8 1.8 0.3 2 2 84
2 7 クインズハリジャン 7 0.5 3 3 83
3 6 ラブリープラネット 8 0.4 3 3 83

 

圧倒的に前目の馬が馬券になっています。

ペースは1000万下の逃げ馬が残り600mを通過した平均を±0秒とすると

すべてプラス方向に傾いていますが、

この時期の2歳戦ですから、少なくとも近3年の

+0.5秒、+0.1秒、+0.2秒というペースは

決してスローとはいえないでしょう。

ただ、近3年はちらほらと差し追い込みが決まっており、

多少の注意は必要ですが、ハイペースでも前が残せるレース、

と考えてよさそうです。

 

前走距離に注目

2013年以降の全出走馬の前走距離と成績です。

 

●京王杯2歳S前走距離と成績

前走平地距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
同距離   3- 2-  3- 35/ 43 7.00% 11.60% 18.60%
±200以内   9- 9-  9- 87/114 7.90% 15.80% 23.70%
±400以内   9- 9-  9- 91/118 7.60% 15.30% 22.90%
±600以内   9- 9-  9- 91/118 7.60% 15.30% 22.90%
今回延長   5 -4-  3- 34/ 46 10.90% 19.60% 26.10%
今回短縮   1 -3-  3- 22/ 29 3.40% 13.80% 24.10%
前走平地距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1200m   5 -4-  3- 34/ 46 10.90% 19.60% 26.10%
1400m   3 -2-  3- 35/ 43 7.00% 11.60% 18.60%
1500m   1 -0-  1-  1/  3 33.30% 33.30% 66.70%
1600m   0 -3-  2- 17/ 22 0.00% 13.60% 22.70%
1800m   0 -0-  0-  4/  4 0.00% 0.00% 0.00%

 

距離短縮組の成績が振るいません。

特にマイル以上となると勝ち切った馬はいません。

一方、距離延長…すなわち1000~1200mからの

距離延長組が好成績をおさめています。

1400mですが、スプリント戦に近い能力が問われると考えてよさそうです。

今年の登録馬の前走距離を見てみましょう。

 

●2022年京王杯2歳S登録馬の前走距離

馬名 前走距離 予想人気
アスクドリームモア 1400 人気
アンタノバラード 1600
エナジーチャイム 1600 人気
オオバンブルマイ 1400
サイモンオリーブ 1400
シェーンプリマー 1400
ショッキングブルー 1400
スピードオブライト 1200
デイドリームビーチ 1200
ノーブルラン 1400
フロムダスク 1200
ブーケファロス 1600
ペースセッティング 1200 人気
マーブルマカロン 1200
ミシェラドラータ 1600
ミスヨコハマ 1200
ヤクシマ 1400 人気
ロッソランパンテ 1400
ロンドンプラン 1200 人気

 

前走1600mの馬が4頭おり、

中でも危険なかほりがするのがエナジーチャイムです。
前走、新馬を逃げて、差してくるショウナンアレクサと直線で叩きあい

頭差制しての勝ち上がりでしたが、3着以下に6馬身つけたものの

追って追ってのものでGS的には評価できません。

むしろ、この馬場でこのペースなら前の馬が残して当然で

先行したその他の馬たちが次走以降ふるわないのも納得です。

 

目下、全2歳でGS2位のペースセッティング中心視

どのくらいの方が御覧になっているかわかりませんが、

こちらの記事で毎週2歳馬のGSを比較しています。

この記事を書いている22/10/31現在は、

まだ先週分のGSの集計がすんでおらず、1週遅れのランキングですが

2位にいるのがペースセッティングという馬で、

新馬は出遅れて惜敗したのですが、

未勝利で相当いい競馬をしました。

ペース差-0.2秒は1000万下の平均を上回るペースで

ハナを切ってそのまま楽勝でした。

直線での余裕を見ると、距離延長は問題ないと思います。

オッズもおいしいことになりそうで、

少なくとも3人気以下くらいに落ち着きそうです。

今年はこの馬を中心視して馬券を組み立てたいです。

 

もう1頭、不気味なのがブーケファロスです。

「前走1600mはこないんだろ」とのお声をいただきそうですが、

そもそも勝ち上がりが1200mで、ダリア賞(1400m)まで

1200~1400mを使われてきました。むしろ前走がイレギュラー。

7月時点でGS93をたたきだしており、

再び1400mに戻ってくればあなどれません。

軸はペースセッティングとして、ヒモには入れたいところです。

 

1人気ロンドンプランの取捨は?

前走小倉2歳Sを快勝し、当然1人気はロンドンプランでしかたありません。

その小倉2歳Sはこちらの記事で振り返っていますが、

ことしはそこまでハイレベルではありませんでした。

ただ、勝ったロンドンプランは蹄鉄打ち直し、出遅れ、スローと

最悪の条件がそろった中での差し切りで、

時計以上の評価が必要です。

 

●小倉2歳S勝ち馬のその後

日付 馬名 GS 京2歳成績 備考
220904 ロンドンプラン 96
210905 ナムラクレア 101 ファンタジーS2着
200906 メイケイエール 97 ファンタジーS1着
190901 マイネルグリット 9
180902 ファンタジスト 93 1
170903 アサクサゲンキ 90 3
160904 レーヌミノル 102 2
150906 シュウジ 93 デイリー杯2歳2着
140907 オーミアリス 96
130901 ホウライアキコ 101 デイリー杯2歳1着

 

GS的にも、その後活躍しておかしくないだけの内容で、

今回まともならあっさりでもおかしくありません。

軸にするしないは別として、人気でも相手からははずせないでしょう。

 

その他相手候補として、以下の馬が前走のしまいに若干余裕があるように見えました。

・オオバンブルマイ

・ノーブルラン

次走、時計を詰めてくれば馬券圏内が考えられます。

 

シェーンプリマーは圧勝でしたが、時計が出ておらず

スローで展開が向きました。相手に恵まれた可能性があります。

 

ヤクシマ、ミスヨコハマは堅実に走れているので一応押さえたいかなと思いました。

 

※最後になりましたが、先週は週末体調を崩して競馬どころではありませんでした

もうよくなったので、今週は大好きな2歳戦、がんばりたいと思います

 

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. 匿名 より:

    体調が戻ったとの事で安心しました。先週は泰蔵さんの予想が見れず残念でしたが今週期待してます。

    • 高田泰蔵 takadataizo より:

      ありがとうございます
      先週は、買っていたらはずれてたレースも多く
      体調不良GJという感じで今週頑張ります

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